JPH064164A - 料理用図表 - Google Patents

料理用図表

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JPH064164A
JPH064164A JP4186271A JP18627192A JPH064164A JP H064164 A JPH064164 A JP H064164A JP 4186271 A JP4186271 A JP 4186271A JP 18627192 A JP18627192 A JP 18627192A JP H064164 A JPH064164 A JP H064164A
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JP
Japan
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cooking
procedure
grams
time
elements
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Application number
JP4186271A
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English (en)
Inventor
Kenzo Nakagawa
憲造 中川
Muneaki Maeda
宗晃 前田
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BOLT NATSUTSU SUTAJIO KK
REDATSUKU KK
Original Assignee
BOLT NATSUTSU SUTAJIO KK
REDATSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時系列的に手順を表記し、この手順に料理要
素、経時的要素および作業要素を表記して、これら要素
が互いに融合し合って所定の料理が誰にでもできるよう
にした料理用図表を提供すること。 【構成】 時系列的に表記されたそれぞれの料理手順2A
から2Jに対応して温度、材料、量などの料理要素3、4
と経時的要素6および作業要素5を表記する。これによ
り各時系列に対応した目的の料理手順2を得ることがで
き、そしてこの料理手順2は時系列的に表記されている
ので、料理要素3、4と経時的要素6および作業要素5
により得られた料理手順2を時系列にしたがって作業を
進めていくことにより所定の料理を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は専門家のみならず一般の
人が料理しても一定の味覚を有する料理ができるように
した料理用図表に関するものである。
【0002】
【従来の技術】料理の仕方は音楽を演奏するオーケスト
ラに例えることができる。例えばベートーベンの第9
(所定の料理)を演奏する場合に管楽器、打楽器、弦楽
器など(料理要素)が楽譜に表現された時系列的な手順
によって演奏者により演奏され、この演奏に際しての手
順の中にはゆっくりと、激しく、弱く、強くといった具
合に演奏の要素(料理の作業要素)が内在し、これらの
各要素が互いに融合しあってベートーベンの第9の演奏
が完結される。ここで例えば、弦楽器の演奏部分である
のに打楽器が演奏されるといった具合に時系列的な順番
がずれたり、あるいはゆっくり演奏するところを激しく
演奏したりした場合にはその音楽は全く意図しない別の
ものとなるのと同様に、料理の場合においても全く意図
しない別の料理になる。
【0003】このように、料理には音楽の時間的な流れ
と同様に経時的な要素を内在した時系列的な手順があ
り、この手順には材料、材料の量、温度、料理時間、調
理具などの料理要素が内在すると共に、ゆっくりと攪拌
あるいは激しく攪拌するなどの作業要素が更に内在し、
これら各要素が互いに融合しあって所定の味覚を有する
料理が完結される。
【0004】従来の料理の作り方を表現したものとし
て、例えば卵白 100グラムとグラニュー糖20グラム(料
理要素)を混合し(手順)、その後にこの混合したもの
に(時系列的要素)グラニュー糖を更に(時系列的要
素)10グラムを混合し(手順)、このように混合したも
のに(時系列的要素)粉糖45グラムとアーモンドパウダ
75グラム(料理要素)を混合したものを(時系列的要
素)混ぜ合わせる(手順)、といった具合に文章により
表現されている。あるいはこの内容を図3に示すように
図式化し、これを上記のように文章により説明したもの
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の文章による
ものや図式化してこれを文章で説明したものには時系列
的に料理要素を内在した形で手順が表記されているが、
手順に内在している筈の経時的な要素および作業要素が
表記されておらず、更に料理要素のなかには材料とその
量が表記されてはいるが温度、調理具、調理所要時間な
どが表記されていないので次の通りの問題がある。
【0006】まず、経時的な要素について説明する。例
えば、卵白 100グラムにグラニュー糖20グラムを混合す
る場合に、まずグラニュー糖1/3(略7グラム)を3
ないし4回に分けて卵白を掻き混ぜながら混合し、次に
残りのグラニュー糖2/3を一度に入れて攪拌する。こ
のように、卵白 100グラムにグラニュー糖20グラムを混
合するという手順の中には経時的な要素が含まれてお
り、グラニュー糖1/3(略7グラム)を3ないし4回
に分けて卵白を掻き混ぜながら混合し、次に残りのグラ
ニュー糖2/3を一度に入れて攪拌するという経時的な
要素が無視された状態で掻き混ぜた場合に、グラニュー
糖が卵白内に一様に混ざらないことになり、またグラニ
ュー糖以外の粉を卵白に混ぜた場合に粉の固まりができ
て口ざわりが悪くなり、例え卵白 100グラムにグラニュ
ー糖20グラムを混合するという手順が表記されていて
も、この経時的要素を知らない限り表記されているよう
な料理を作ることができないという問題がある。
【0007】経時的な要素として更に他の例を説明す
る。粉ゼラチンは料理全体を均一に固めて料理全体をま
ろやかな口ざわりの固さにまとめ上げる材料として使用
されるのであるが、液状の料理に粉ゼラチンを直接混入
して掻き混ぜながら混合しても部分的に固まりができ全
体を均一に固めることができない。そこで、粉ゼラチン
を料理に混合して料理全体を固めるという手順におい
て、粉ゼラチンの性質を利用するために予め粉ゼラチン
を水で溶かして粉ゼラチンをふやかした状態にし、この
ようにふやかした粉ゼラチンを料理に混入して攪拌混合
するという経時的要素を経ることにより料理全体を均一
に固めることができ、この経時的要素を取り入れた場合
と無視した場合とでは料理上全く異なったものとなる。
したがって、粉ゼラチンを使用して料理全体を均一にま
とめるという手順が表記されていても、この経時的要素
を知らない限り粉ゼラチンを使用して料理全体を均一に
固めたまろやかな口ざわりの料理を得ることができず、
表記されている料理を実際に作ることができないという
問題がある。
【0008】次に料理要素としての温度を一例として説
明する。卵白に他の素材を混合する場合に卵白は80℃で
固化するという性質があるので、卵白と他の素材を混合
する場合には80℃以下で混合しなければならない。例え
ば卵白自体は常温であっても混合される他の料理要素の
温度が高い場合には混合された時の温度が80℃以上にな
る場合があるので、混合される他の料理要素の温度を下
げてから混合しなければならない。
【0009】例えば生クリームとチョコレートとを混合
する場合に、チョコレートの融点は28℃である。したが
って、生クリームとチョコレートとを混ぜ合わせた時の
温度が28℃以上でなければならない。また、温度を必要
以上に高くした場合には生クリームおよびチョコレート
が変質する。また、熱力学的かつ物理的な要素として、
生クリームおよびチョコレートの量、温度、比熱により
両者が混合された時の温度が決まるので、その料理に適
した両者の混合比とそれぞれの温度の表記が必要にな
る。例えば、両者を混合した時の温度が28℃以下であっ
た場合にはチョコレートの固まりができてなめらかな舌
ざわりの料理を得ることができず、生クリームとチョコ
レートとを一定の混合比で混合するという手順が表記さ
れていても、また、十分に過熱するという手順が表記さ
れていても、料理要素である温度条件を知らない限り表
記通りの料理を作ることができないという問題がある。
【0010】次に作業要素について説明する。例えば木
べらを使用して卵をときほぐしたものと粉を混ぜる場合
に、卵を切るように混ぜても混ざらないが、ときほぐし
た卵に流れを起こしてそこに粉を散らすようにするとよ
く混ざる。したがって、卵と粉を混ぜるという手順にお
いて、ときほぐした卵に流れを起こしてそこに粉を散ら
すように混ぜるという作業要素が表記されておらず、こ
の作業要素を知らない場合には卵と粉を混ぜることがで
きないという問題がある。また、別の例として例えば卵
白を泡立てる場合に卵白の掻き混ぜが足りないときには
泡立ちが少なくなってまろやかな舌ざわりが得られず、
また、逆に掻き混ぜ過ぎると卵白の水分と蛋白質とが分
離してしまい、他の料理要素との混合ができなくなる。
したがって、卵白を泡立てる場合には掻き混ぜの程度が
非常に重要になる。
【0011】そこで、卵白を泡立てるという手順におい
て、ビーター2本、速度目盛り3で一分間掻き混ぜ引き
続きビーター3本、速度目盛り3で一分三十秒掻き混ぜ
るという作業要素を取り入れることにより水分と蛋白質
とが分離せず、かつ、良好な泡立てが得られるのである
が、この作業要素を知らない場合には良好な泡立てをす
ることができないという問題がある。
【0012】本発明は時系列的に手順を表記し、この手
順に料理要素、経時的要素および作業要素を表記して、
これら要素が互いに融合し合って所定の料理ができるよ
うにした料理用図表を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る手段は、料理手順を時系列的に配列表記
し、時系列的に表記されたそれぞれの料理手順に対応し
て温度、材料、量などの料理要素、経時的要素および作
業要素を表記したことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】本発明はこのように構成したので次の通りの作
用がある。すなわち、時系列的に表記されたそれぞれの
料理手順に対応して温度、材料、量などの料理要素、経
時的要素および作業要素を表記したので、目的の料理手
順を得ることが可能であり、そしてこの料理手順は時系
列的に表記されているので、料理要素、経時的要素およ
び作業要素により得られた料理手順を時系列にしたがっ
て作業を進めていくことにより所定の料理を得ることが
可能になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、横に時系列線1を表記し、この
時系列線1に対して時系列的に手順2が表記されてい
る。本実施例では手順2は2Aから2Jまで表記されてい
る。本実施例において、基本的な表記の仕方として時系
列線1の上側に料理要素4である調理具、作業要素5お
よび経時的要素6が表記され時系列線1の下側に料理要
素3である材料および量が表記されている。そして、料
理要素4である調理具、材料はそれぞれその特長を表す
シンボルマークを使用して表記し、料理要素4である量
や温度は具体的な数値をもって表記している。
【0016】また、時系列的に表記された手順2にはそ
れぞれその時に対応した料理要素4(材料、材料の量、
調理具、温度など)、経時的要素6および作業要素5が
表記されている。これについて具体的に説明すると、手
順2Aでは料理要素4として調理具(手付き鍋)、料理要
素3としてローマジパン(アーモンド66%)63グラム+
粉糖67グラムおよび作業要素5として手でちぎって混ぜ
合わせることが表記され、手順2Bでは料理要素4である
調理具(ビーター1本と手順2Aの手付き鍋をそのまま使
用)、調理要素3である全卵60グラム+卵黄45グラムを
1/2および経時的要素6(最初に速度目盛り2で掻き
混ぜ、粉糖と混ざったら速度目盛り3にして高速にす
る)が表記され、手順2Aと2Bは時系列的に表示されてい
るから全卵60グラム+卵黄45グラムを1/2にした料理
要素3は手順2Aで掻き混ぜたものに混ぜることを表記し
ている。
【0017】手順2Cにおいて、手順2Bで使用した料理要
素4である調理具および料理要素3において手順2Bで半
分にした全卵60グラム+卵黄45グラムを1/2にしたも
のが表記され、作業要素5(ビーター1本、速度目盛り
3で3分)が表記され、そして手順2A、2B、2Cは時系列
的に表示されているから手順2Cにおいては手順2A、2B、
で調理されたものに表記された作業要素5により表記さ
れた料理要素3である全卵60グラム+卵黄45グラムの1
/2が同じ調理具で掻き混ぜることを表記していること
になる。この手順2Bから2Cに至る間において、経時的要
素6′が表記されている。
【0018】手順2Dにおいて、手順2Cまで使用してきた
共通の料理要素4としての調理具および料理要素3とし
てクルミ56グラム+皮むきアーモンド22グラムが表記さ
れ作業要素5(ビーター1本、速度目盛り3で15秒)が
表記されている。そして、手順2は時系列的に表示され
ているから手順2Dで表記された料理要素3と4および作
業要素5により手順2Cまでに料理されたものに料理要素
3を掻き混ぜることが表記されたことになる。
【0019】次に手順2Eにおいて、手順2Aから2Dで使用
してきた料理要素4である調理具とは別の調理具(ボー
ル)を使用することが表記され、料理要素3として卵白
72グラム+グラニュー糖11グラムが表記され、ビーター
二本速度目盛り2で1分した後に引き続き速度目盛り3
で2分15秒間掻き混ぜるという経時的要素6が表記され
ている。そして、手順2Fにおいて手順2Aから2Dで調理し
たものと手順2Eで調理したものとを混合する。この手順
2Fで表記されている作業要素5は特殊なシンボルマーク
で表記されており、図1では省略されているがこのシン
ボルマークには経時的要素6や作業要素5が内在されて
おり、このシンボルマークによりこれらの要素が把握さ
れるようになっている。
【0020】次に、手順2Gでは料理要素3として薄力粉
18グラム+コーンスターチ35グラムが表記され、手順2F
で調理したものに加えることが時系列的に表示され、続
いて手順2Hでは料理要素3である溶かしバター(略40
℃)21グラムを更に加えることが時系列的に表記され、
手順2Iでは料理要素4である型および作業要素5が時系
列的に表記され、手順2Jでは料理要素4としてオーブン
が表記され作業要素5である 180℃45〜50分が時系列的
に表記されている。7は完成された料理である。
【0021】このように構成した本実施例の作用につい
て説明する。手順 2A においてローマジパン(アーモン
ド66%)63グラムと粉糖67グラムを手付き鍋4に入れて
手で掻き混ぜる。次に手順2Bにおいて全卵60グラムと卵
黄45グラムを手順2Aで混ぜた手付き鍋に略半分入れハン
ドミキサーのビーターを一本にし速度目盛りを2に合わ
せ最初に低速で混ぜ合わせ粉糖と混ざった段階で次に速
度目盛りを3に合わせて混ぜ合わせる。このようにハン
ドミキサーのビーターの本数、回転数、時間を表示し、
かつ、経時的要素6として表記することにより、例え素
人であっても過不足なく掻き混ぜることが可能になる。
そして、全卵と卵黄の残りの半分を手鍋4に入れてハン
ドミキサーの条件を手順2Bのまま継続させて手順2Cに表
記されている作業要素5の通りハンドミキサーのタイマ
ーを3分にセットし混ぜ合わせる。そしてこれにクルミ
56グラムと皮むきアーモンド22グラムを手付き鍋4に入
れ、手順2Dに表記されている作業要素にしたがいハンド
ミキサーのタイマーセットを15秒にし混ぜ合わせる。こ
のように時系列的に表記された手順2Aから2Dに対応した
料理要素3、4、作業要素5および経時的要素6を実行
することにより、ローマジパンとクルミ及び皮むきアー
モンドの持つ風味を維持し、水分と蛋白質とが分離しな
い状態で泡立てしてローマジパンとクルミ及び皮むきア
ーモンドとを均一に混ぜ合わせ、まろやかな口ざわりの
料理素材を作ることが可能になる。
【0022】次に手順2Eで卵白72グラムとグラニュー糖
11グラムとを別のボールに入れてハンドミキサーのビー
ターを二本にし速度目盛りを2にセットして1分間混ぜ
続けて速度目盛りを3にし2分15秒間混ぜ合わせる。こ
のように料理要素3、4と経時的要素6により卵白72グ
ラムとグラニュー糖11グラムが均一に混ぜることがで
き、かつ、卵白の水分と蛋白質とを分離させることなく
泡立たせた状態でまろやかな口ざわりの料理素材を作る
ことが可能になる。
【0023】このようにして手順2Aから2Dまでで作った
料理素材と手順2Eで作った料理素材とを手順2Fにて作業
要素5により混ぜ合わせ、手順2Gで薄力粉18グラムとコ
ーンスターチ35グラムを加え、次に手順2Hで溶かしバタ
ー(略40℃)を21グラム加え、これを手順2Iで型4に流
し込みこれを手順2Jでオーブン4に 180℃、45〜50分の
作業要素5で焼き上げることにより所定の完成された料
理7を作ることが可能になる。
【0024】図2は別の料理の作り方の具体的な例を示
したものであり、手順を時系列的に表記してそれぞれの
手順に対して料理要素、作業要素および経時的要素を表
記している基本は図1に示した実施例と同じである。す
なわち、図2に示した具体例では手順2が2Aから2Lまで
時系列的に時系列線1に対して表記されており、それぞ
れの手順2に対して料理要素3、4、作業要素5および
経時的要素6が表記されている。
【0025】具体的に説明すると、手順2Aにおいて料理
要素3には卵黄18グラム+グラニュー糖29グラムが表記
され、料理要素4には耐熱ガラスボール(シンボルマー
ク)が表記されており、作業要素5にはホイッパー(シ
ンボルマーク)を直線反復方向に動かして混ぜることが
表記されている。
【0026】手順2Bには料理要素3としてソーテルヌ36
グラム+レモン汁4グラムを料理要素4として手順2Aの
耐熱ガラスボール内に加えることが表記され、手順2Cに
は料理要素4として手順2Aの耐熱ガラスボールをそのま
ま火にかけて使用することが表記され、作業要素5には
手順2Aで使用したホイッパーを円を描くように動かして
掻き混ぜることが表記されており、経時的要素6には70
℃〜75℃になったら火からおろして30秒間泡立てること
が表記されている。
【0027】手順2Dには料理要素4として裏ごし器(シ
ンボルマーク)が表記され、作業要素として裏ごしする
ことが表記されている。手順2Eには料理要素4としてボ
ール(シンボルマーク)が表記され作業要素5としてビ
ーター 1本速度目盛り3で2分30秒掻き混ぜることが表
記されている。手順2Fには料理要素4として一回り大き
なボールに氷水をはってボールをあてる(シンボルマー
ク)が表記され、作業要素5として氷水にあててビータ
ー 1本速度目盛り2で1分間混合することが表記されて
いる。
【0028】手順2Gには料理要素3としてフォン.ドゥ
ニュートラル 8.8グラム+グラニュー糖5.4 グラム加え
ることが表記され、手順2Hには料理要素3としてソーテ
ルヌ(甘口ワイン)26グラム+1/2 に煮詰めたソーテル
ヌ13グラムが表記されると共に経時要素6として二回に
分けて入れることが表記されており、手順2Iには料理要
素4として一回り大きなボールに氷水をはってボールを
あてる(シンボルマーク)が表記され、作業要素5とし
て氷水につけることが表記されている。
【0029】手順2Jには作業要素5としてビータ 1本速
度目盛り3で15秒間掻き混ぜることが表記され、手順2K
には料理要素3として生クリーム(40〜50%) 176グラ
ムが表記され、作業要素5としてホイッパー(シンボル
マーク)ですくい上げるようにして掻き混ぜることが表
記され、手順2Lには料理要素3として白桃(缶詰)半割
1個分+パイナップルのシロップ漬け70グラムが表記さ
れ、作業要素5として木べらを90度に立てて掻き混ぜる
ことが表記されている。
【0030】この図2に示された具体例について作用を
説明すると、手順2Aにおいて料理要素3に表記された卵
黄18グラムとグラニュー糖29グラムを耐熱ガラスボール
に入れてホイッパーを直線反復移動して掻き混ぜる。こ
のようにホイッパーを直線反復移動して掻き混ぜるのは
卵黄を切りながら掻き混ぜるためであり、卵白の掻き混
ぜのようにホイッパーを円を描くように動かして掻き混
ぜるのとは異なる。また、卵黄であるので泡立てはなく
したがって作業要素5の条件により掻き混ぜに違いは現
れないので作業要素5はホイッパーの使い方、すなわち
卵黄とグラニュー糖の混ぜ方のみを表記している。
【0031】手順2Bにおいて、手順2Aで掻き混ぜた耐熱
ガラスボールにソーテルヌワインとレモン汁を加え、手
順2Cでこの耐熱ガラスボールを火にかけ70℃〜75℃にな
ったら火からおろしてホイッパーを円を描くように動か
しながら30秒間かき混ぜながら泡だてる。このようにホ
イッパーを円を描くように動かしながら30秒間というよ
うに作業要素5を表記することにより、ホイッパーの動
かす動作と時間との関係により素人でも泡立ての目安に
なり、過不足なく泡立てすることが可能になる。
【0032】このようにして泡立てしたものを手順2Dに
おいて裏ごし器で裏ごしをし、この裏ごしをしたものを
手順2Eにおける料理要素4であるボールに入れてビータ
ー 1本速度目盛り3で2分30秒間掻き混ぜる。このよう
にビータの本数、回転速度および時間を作業要素5とし
て表記することにより例え素人であっても過不足なく掻
き混ぜることが可能になる。次に手順2Fにおいて氷水で
冷しながらビータ 1本速度目盛り2で1分間掻き混ぜ
る。
【0033】このようにして、手順2Aから2Fで料理素材
を作った後に手順2Gで料理要素3に表記されたフォンド
ゥニュートラルとグラニュー糖を混ぜ、これに1/2 に煮
詰めたソーテルヌを加え、手順2Iでこれを氷水につけて
冷し、手順2Jで手順2Aから2Fで作った料理素材と手順2
G、2Iで作った料理素材とをビータ1本速度目盛り3で1
5秒間掻き混ぜる。このようにして掻き混ぜた料理素材
に手順2Kで生クリームを加えてホイッパーにてすくい上
げるようにして静かに掻き混ぜ、手順2Lにてこれに白桃
とパイナップルのシロップ漬を加え、木へらを90度に立
てて掻き混ぜる。これにより一定の味覚を有する完成さ
れた料理7を得ることが可能となる。
【0034】図1および図2に示した具体例では時系列
線1を横にして各要素を表記したがこの時系列線1を縦
にして表記してもその作用は異ならない。また、図1お
よび図2にはケーキ(洋菓子)を具体例として示したが
これに限らず例えば懐石料理や一般の和食、あるいはフ
ランス料理などでも同様に表記することが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、手順
を時系列的に表記し、この手順に対応して料理要素、作
業要素および経時的要素を表記するようにしたので、こ
れに従う限りにおいては例え素人であっても一定した味
覚を有する料理を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図表である。
【図2】本発明の他の実施例を示す図表である。
【図3】従来例の図表である。
【符合の説明】
1 時系列線 2 手順 3 料理要素 4 料理要素 5 作業要素 6 経時的要素

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 料理手順を時系列的に配列表記し、時系
    列的に表記されたそれぞれの料理手順に対応して温度、
    材料、量などの料理要素、経時的要素および作業要素を
    表記したことを特徴とする料理用図表。
JP4186271A 1992-06-18 1992-06-18 料理用図表 Pending JPH064164A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104497924A (zh) * 2014-11-25 2015-04-08 四川大学 一种新型抗静电热熔胶及其制备方法

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