JPS62289147A - 生地練り込み用チヨコレ−ト - Google Patents

生地練り込み用チヨコレ−ト

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JPS62289147A
JPS62289147A JP61134697A JP13469786A JPS62289147A JP S62289147 A JPS62289147 A JP S62289147A JP 61134697 A JP61134697 A JP 61134697A JP 13469786 A JP13469786 A JP 13469786A JP S62289147 A JPS62289147 A JP S62289147A
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JP
Japan
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chocolate
bread
dough
parts
oil
Prior art date
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Granted
Application number
JP61134697A
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English (en)
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JPH0582177B2 (ja
Inventor
Yasushi Kawabata
康 河端
Hideki Baba
馬場 秀樹
Kohei Ohata
大畠 浩平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oil Co Ltd
Original Assignee
Fuji Oil Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Oil Co Ltd filed Critical Fuji Oil Co Ltd
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Publication of JPS62289147A publication Critical patent/JPS62289147A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業技術分野) 本発明は、生地練り込み用チョコレートに関し、詳しく
は特に食パン、菓子パン又は調理パン等特殊な焼成法或
いは特殊な目的を持った種々なパン類のドウ生地中に、
チョコレートを練り込んだ後醗酵しホイロにて膨化させ
て焼成したとき、チョコレート成分が生地中に均一に分
散し、芳醇なチョコレートの芳香味を有した組織及び浮
きのよいパン類を製造し得る、パン類生地練り込み用チ
ョコレートを提供するものである。
(従来技術及び本発明の解決課題) 従来、チョコレート色を呈した菓子パンが市販されてい
るが、通常このようなチョコレート色したパン類は小麦
粉にココアパウダー及びカラメル色素等の着色料を混合
して製造される。このように、ココアパウダーをそのま
ま混合して焼成される従来のパンは、パン生地中の水分
がココアパウダーに吸収されるためパンの浮きが悪く且
つ風味もココア的であって、チョコレートの芳香味に乏
しいものであった。このような観点から、ココアパウダ
ーに代えて通常のチョコレートを混合すると、非脂肪カ
カオ固型分が少ないため色が薄く風味の乏しいものとな
り、また大量に使用すると浮き及び組織等パンの諸物性
が悪化するという欠点を有する。また、カカオマス、カ
カオ脂を主要成分とするチョコレートは、自体硬いため
に生地中への練り込み作業性が悪い。
(課題解決手段) 本発明者は、如上の諸点に鑑み鋭意研究した結果、カカ
オマスと常温で液状の油脂を使用し、さらに多量のレシ
チンを併用することによって、チヨコレート成分が生地
中に均一に分散し、芳醇なチョコレートの芳香味を有し
た組織及び浮きのよいパン類を製造し得るという知見を
得、本発明を完成するに到った。即ち本発明は、チョコ
レート中に必須成分として、カカオマス20〜80重量
%、常温で液状の油18〜78重量%及びレシチン2〜
20重量%を含有する、生地練り込み用チョコレートで
ある。
以下、本発明について詳述する。
カカオマスは、カカオ脂を約55重量%含みチョコレー
トの芳醇な芳香味を有したチョコレート製造の基本原料
であって、本発明においてけががるカカオマスを必須成
分として20〜80重量%含む。下限未満ではチョコレ
ートの芳香味に乏しく、逆に上限を越えると硬くなり過
ぎるため作業性が悪化する。
本発明における、常温で液状の油脂としては例えばサフ
ラワー油、大豆油、菜種油、ヒマワリ油、コーン曲、綿
実油、米糠油、オリーブ油、カポック油、落花生油等の
天然植物性油脂は勿論のこと、それらの水素添加油、分
別油(例えばパーム油、シア脂、サル脂、マンゴ−核油
等の低融点画分)、エステル交換油或いはこれらの混合
油が例示できる。本発明によれば、これら個々の油脂が
常温で液状でなくても、混合した結果の油脂が常温で液
状を呈していればよく、かがる液状油をチョコレート中
に18〜78重量%含有する。下限未満では硬くなり過
ぎるため作業性が悪化し、逆に上限を越えるとチョコレ
ートの風味が乏しくなる。
また本発明においては、レシチンを2〜20重量%含む
。通常、チョコレートを製造するに際し、テンパリング
し易くするためチョコレート・の粘度を低下させる目的
でレシチンを使用することは常套であるが、その使用量
は通常0.5重量%程度であって極めて少なく、多くて
もせいぜいチョコレート全量に対し1重量%までであっ
て、それ以上の多用は必要なく、却って風味の点で好ま
しくない。これは、チョコレートそのままを食したり、
或いは食品にコーティングされた被覆チョコレートであ
っても部分的には直接チョコレートを食することになり
、その結果レシチン臭を強く感するためであるが、パン
中に分散した場合には直接チョコレートを食するもので
はないからレシチンの風味は全く感じない。本発明によ
れば、レシチンを2〜20重量%使用することによりパ
ンの厚き(物性)を良好ならしめる効果を有する。下限
未満では効果が得られ難く、逆に上限を越えるとパンの
風味に悪影響を与える。このようなレシチンは、大豆か
ら得られるレシチンでよいが、特に大豆レシチンに宋定
されるものでなく、卵黄レシチンであってもかまわない
本発明においては、以上の3成分を必須成分として含有
するものであり、これら3成分の割合はチョコレートの
芳香味と硬さとパンの組織及び浮き等の諸物性とのバラ
ンスから決定されたものであって、これらの割合のどれ
1つが範囲を進段しても、上記バランスがくずれるので
ある。なお、本発明においては上記3成分が規定量の範
囲内で含まれる限り、これにココアや脱脂粉乳及び又は
全脂粉乳が多少含まれていてもよい。ココアの少量添加
は風味にコク味庖もたらせ、また粉乳はパンの風味をマ
イルドにする点で有効である。
本発明におけるチョコレートは、使用に際して該チョコ
レートを融解することなくパンのドウ中に加え、フック
等で適宜混ぜることによって生地中に練り込めばよい。
従って、油脂骨中に約20重量%以上カカオ脂を含有す
るチョコレートにおいては、チョコレート製造時にテン
パリング処理をしておくのがよく、かかるテンパリング
処理をしておかないと、保存中にブルーミング又はグレ
ーニングを生じ易く、使用に際して好ましくない外観を
呈するとともに、生地への分散性が悪く浮き及び組織等
諸物性に態形3を与える原因となる可能性が高い。なお
、本発明においてはチョコレートを融解して生地に混合
してもよく、その場合保存中に発生するブルーミング又
はグレーニング現象にこだわらないのであれば、特にテ
ンバリング処理をする必要のないことは云うまでもない
(効果) 以上の如く、必須成分としてカカオマスと常温で液状の
油脂及びレシチンを特定量含むチョコレ・−トをパン生
地中に練り込み焼成することにより、芳醇なチョコレー
ト芳香味を存した組織及び浮きのよいパン類が得られる
のである。
(製造例) 以下に、製造例を例示して本発明の効果をより−N明確
にするが、これは例示であって本発明の精神がかかる例
示によって限定されるものでないことは言うまでもない
。なお、以下に示す部は重量基準を意味する。
製造例1 ±旦pレートQ!! カカオマス45.6部、ココアパウダー10部、脱脂粉
乳5.4部、大豆油39部、レシチン5部、グリセリン
モノステアレート0.3部、香料0.3部、色素0.5
部を常法どおりロール掛け、コンチング、テンバリング
処理した後、冷却固化してチョコレートを調製した。な
お、参考のため測定したレオメータ値(プランジ+  
: g 10.785 cIll)は21°Cで175
0.24℃で450であった。
、バー乙纏股製(直捏法) 強力粉100部、イースト2.5部、イーストフード0
.1部、食塩2部、砂糖5部、ショートニング5部、脱
脂粉乳3部及び水26部を加えて、ストレート法で菓子
パン生地を作り、その最終段階で上記調製チョコレート
7部を加えて、よくドウ中に練り込み分散させた。しか
る後、醗酵後、340部宛に分割成形し、縦10cm、
横20cm、高さ12cmの容器に入れ約37℃で湿度
80%のホイロに約30分量大れて膨化させた後、約1
80℃にて焼成してチョコレートが生地中に分散したチ
ョコレート色のパンを得た。このパンは高さ15 cm
であって浮きがよく、またパンを割って見たところ、チ
ョコレートが均一に分散していて組織も良好であり、芳
醇なチョコレート香味を呈していて美味であった。なお
、比較のため、チョコレートに代えてココアパウダーを
使用して同様に焼成したものは、高さ14cmで浮きが
悪く、特に側面の生地が密となり巣立ちの悪い組織であ
って、風味もココア的であった。
製造例2 チョコレーヒQ−凋1 実施例1において、大豆油39部の代わりに融点35℃
の菜種硬化油4部、菜種油極度硬化油0゜4部及び大豆
油34.6部を使用し、同様にしてチョコレートを調製
した。
バZ二皿製(中種法) 強力粉70部、イースト3部、イーストフード0.1部
、水40部を常法に従い混合して中種を調製し、醗酵さ
せた後強力粉30部、砂糖12部、食塩1.8部、ショ
ートニング3部、脱脂粉乳3部及び上で調製したチョコ
レート8部と水26部を混合して本捏した。しかる後、
340部宛に分割成形し、縦10cm、横20cm、高
さ12cmの容器に入れ約37°Cで湿度80%のホイ
ロに約30分量大れて膨化させた後、約180℃にて焼
成してチョコレートが生地中に分散したチョコレート色
のパンを得た。このパンは高さ16cmであって浮きが
よく、またパンを割って見たところ、チョコレートが均
一に分散していて組織も良好であり、芳醇なチョコレー
ト香味を呈していて美味であった。なお、比較のため、
チョコレートに代えてココアパウダーを使用して同様に
焼成したものは、高さ14cmで浮きが悪く、また側面
の生地も前例と同様に密となり巣立ちの悪い組織であっ
て、風味もココア的であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、チョコレート中に必須成分として、カカオマス
    20〜80重量%、常温で液状の油18〜78重量%及
    びレシチン2〜10重量%を含有する、生地練り込み用
    チョコレート。
JP61134697A 1986-06-09 1986-06-09 生地練り込み用チヨコレ−ト Granted JPS62289147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61134697A JPS62289147A (ja) 1986-06-09 1986-06-09 生地練り込み用チヨコレ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61134697A JPS62289147A (ja) 1986-06-09 1986-06-09 生地練り込み用チヨコレ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62289147A true JPS62289147A (ja) 1987-12-16
JPH0582177B2 JPH0582177B2 (ja) 1993-11-17

Family

ID=15134479

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JP61134697A Granted JPS62289147A (ja) 1986-06-09 1986-06-09 生地練り込み用チヨコレ−ト

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JP (1) JPS62289147A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008228677A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Nisshin Oillio Group Ltd 風味向上されたチョコレート類及びチョコレートの風味向上方法
JP2011206035A (ja) * 2010-03-31 2011-10-20 Meiji Co Ltd 耐焼成油系クリーム及びそれを使用した複合焼成食品
JP2016002016A (ja) * 2014-06-16 2016-01-12 日清オイリオグループ株式会社 チョコレート
JP2022019102A (ja) * 2020-07-17 2022-01-27 不二製油株式会社 チョコレートの砂糖使用量低減方法
JP2024024734A (ja) * 2022-08-10 2024-02-26 東京フード株式会社 ココアペースト、食品用生地及び食品

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JP2008228677A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Nisshin Oillio Group Ltd 風味向上されたチョコレート類及びチョコレートの風味向上方法
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JP2024024734A (ja) * 2022-08-10 2024-02-26 東京フード株式会社 ココアペースト、食品用生地及び食品

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