JPH064141U - 定着アンカー - Google Patents
定着アンカーInfo
- Publication number
- JPH064141U JPH064141U JP5181392U JP5181392U JPH064141U JP H064141 U JPH064141 U JP H064141U JP 5181392 U JP5181392 U JP 5181392U JP 5181392 U JP5181392 U JP 5181392U JP H064141 U JPH064141 U JP H064141U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor
- fixing
- grout
- length
- anchoring
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 永久定着アンカーの定着長及び削孔長をより
短くする。 【構成】 複数本の凸型異形鋼線5をより合わせたPC
鋼より線を引張材2として定着グラウト1中に埋設した
ことを特徴としている。
短くする。 【構成】 複数本の凸型異形鋼線5をより合わせたPC
鋼より線を引張材2として定着グラウト1中に埋設した
ことを特徴としている。
Description
【0001】
この考案は、土留め壁の支持固定用等に用いる定着アンカー、特に永久定着ア ンカーに関するものである。
【0002】
従来、セメントペーストなどの定着グラウト中にPC鋼より線からなる引張材 を埋設し、その周囲をコルゲートシースで被覆し、さらにその周囲に定着グラウ トを一体化した永久定着アンカーが知られている。
【0003】
従来の永久定着アンカーの引張材として用いているPC鋼より線は周面が平滑 な丸鋼線をより線の素材としたものであるため、グラウトに対する丸鋼線そのも のの付着力が小さく、PC鋼より線としても必ずしも充分な付着力が得られない ものであった。
【0004】 ところで、定着アンカーにおいて、引張材の引張力に対して定着グラウトと地 盤との定着力、ならびに引張材と定着グラウトの付着力が充分大きければ、アン カー体の定着長及び削孔長はできるだけ短いことが工費の削減等の面で有利であ るが、従来のPC鋼より線を用いた定着アンカーでは引張材と定着グラウトの付 着力の限界からその定着長及び削孔長を短くすることに限界があった。
【0005】
この考案は前記従来の課題を解決するために、複数本の凸型異形鋼線5をより 合わせたPC鋼より線を引張材2として定着グラウト1中に埋設してなる定着ア ンカーを提案するものである。
【0006】
【作用】 PC鋼より線の素材として定着グラウトに対する付着力の大きい凸型異形鋼線 を用いることにより、PC鋼より線全体として大きな付着力が確保され、定着ア ンカーの定着長及び削孔長をより短くすること可能となる。
【0007】
図1はこの考案に係る永久定着アンカーの概要を示したもので、セメントペー ストなどの内部グラウト1中にPC鋼より線からなる引張材2が埋設され、その 周囲にはコルゲートシース3が被覆され、さらにその周囲に外部グラウト4が一 体化されている。
【0008】 引張材2に用いたPC鋼より線は、周面に突条を設けた複数本の凸型異形鋼線 5をより合わせて形成されている。
【0009】
以上の通りこの考案によれば、PC鋼より線の素材として、周面に突条があっ て定着グラウトに対する付着力の大きい凸型異形鋼線を用いるので、PC鋼より 線全体として大きな付着力が得られ、従来のPC鋼より線では限界があった永久 定着アンカーの定着長及び削孔長をより短くすること可能となった。
【0010】 特に、アンカーの定着長を定める場合、引張材の引張力に対して定着グラウト と地盤との定着力の点では充分で、引張材と定着グラウトの付着力から定着長が 決まる場合に、現場においてアンカー体の定着長及び削孔長を適宜設定して施工 することが可能となる。
【図1】この考案に係る定着アンカーの一態様を示す縦
断側面図。
断側面図。
【図2】この考案に用いるPC鋼より線の側面図。
1 内部グラウト 2 引張材 3 コルゲートシース 4 外部グラウト 5 凸型異形鋼線
Claims (1)
- 【請求項1】 複数本の凸型異形鋼線をより合わせたP
C鋼より線を引張材として定着グラウト中に埋設してな
ることを特徴とする定着アンカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5181392U JP2562072Y2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 定着アンカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5181392U JP2562072Y2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 定着アンカー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH064141U true JPH064141U (ja) | 1994-01-18 |
JP2562072Y2 JP2562072Y2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=12897355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5181392U Expired - Fee Related JP2562072Y2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 定着アンカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562072Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52141292U (ja) * | 1976-04-20 | 1977-10-26 | ||
JPS5834307U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-05 | 岩崎電気株式会社 | 照明器具のグロ−ブ支持構造 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP5181392U patent/JP2562072Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52141292U (ja) * | 1976-04-20 | 1977-10-26 | ||
JPS5834307U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-05 | 岩崎電気株式会社 | 照明器具のグロ−ブ支持構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2562072Y2 (ja) | 1998-02-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |