JPH0641406Y2 - Fmステレオ受信機 - Google Patents

Fmステレオ受信機

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JPH0641406Y2
JPH0641406Y2 JP1987142228U JP14222887U JPH0641406Y2 JP H0641406 Y2 JPH0641406 Y2 JP H0641406Y2 JP 1987142228 U JP1987142228 U JP 1987142228U JP 14222887 U JP14222887 U JP 14222887U JP H0641406 Y2 JPH0641406 Y2 JP H0641406Y2
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circuit
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stereo
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frequency
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JP1987142228U
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JPS6447132U (ja
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章 椛島
寛次 田中
裕久 鈴木
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、FMステレオ放送とともにテレビジョン音声多
重放送を受信可能なFMステレオ受信機に関するものであ
る。
(ロ)従来の技術 テレビジョン音声多重信号は、メインチャンネル信号と
サブチャンネル信号と制御チャンネル信号とから構成さ
れており、前記制御チャンネル信号の制御信号副搬送波
(3.5fHただしfHは水平周波数:15.734KHz)が第1の周
波数(f1=922.5Hz、二重音声放送の場合)でAM変調さ
れているか又は第2の周波数(f2=982.5Hz、ステレオ
放送の場合)でAM変調されているかに依って放送形態が
ステレオ放送であるか或いは二重音声放送であるかが判
別される。そして、その判別方法として従来は、リード
フィルタが使われていたがIC(集積回路)化に不適であ
る等の理由により現在PLL(フェーズロックドループ)
を使用したものが多用されている。例えば、特公昭60-2
8167号公報には2つのPLL回路を使用して、その判別を
行なった判別回路が記載されている。第2図は、前記判
別回路を示す回路図で、入力端子(1)に印加される制
御チャンネル信号は、AM検波回路(2)でAM検波されそ
の出力として第1又は第2周波数の制御信号が発生す
る。そして、前記制御信号が第1及び第2PLL回路(
及び()に印加される。ここで、前記第1PLL回路
)は二重音声放送の制御信号である922.5Hzを中心
周波数に持つ第1VCO(5)を有し前記第2PLL回路(
はステレオ放送の制御信号である982.5Hzを中心周波数
に持つ第2VCO(6)を有している。その為、今、二重音
声放送の制御信号がAM検波回路(2)の出力端に発生し
ているとすると、前記制御信号と第1VCO(5)の922.5H
zの発振出力信号との位相比較が行なわれ、第1PLL回路
)は前記制御信号にロックする。すると、前記制御
信号に同期した出力信号が、90度位相を行なう位相回路
(50)を介して第1B位相検波回路(8)に印加され、前
記制御信号のレベル検波が行なわれる。すると、第1B位
相検波回路(8)からコンパレータ(9)に「H」レベ
ルの制御信号が加わる。一方、前記制御信号は第2PLL回
路()にも印加されるが、第2PLL回路()はロック
せず、第2B位相検波回路(10)から「L」レベルの制御
信号がコンパレータ(9)に加わる。すると、コンパレ
ータ(9)から「H」レベルの制御信号が発生しインジ
ケータ駆動回路(11)に印加される。その為、インジケ
ータ駆動回路(11)の出力端にも「H」レベルの信号が
発生し、発光ダイオード(13)を点灯させる。従って、
発光ダイオード(13)の点灯に依って二重音声放送を受
信していることが判別される。
逆にAM検波回路(2)の出力端にステレオ放送の制御信
号が発生しているとすると、前述の場合とは逆に第1B位
相検波回路(8)の出力信号は「L」レベル、第2B位相
検波回路(10)の出力信号は「H」レベルとなるので、
コンパレータ(9)の出力端から「L」レベルの出力信
号がインジケータ駆動回路(11)に印加され、インジケ
ータ駆動回路(11)の出力にも「L」レベルの制御信号
が発生する。すると、発光ダイオード(12)が点灯して
ステレオ放送を受信していることが判別される。
従って、第2図の回路に依ればPLL回路を用いて、受信
放送の確実な判別が出来る。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 ところで、第2図の如きテレビジョン音声多重放送の判
別回路をFMステレオ受信機に付加する場合、前記判別回
路内にPLL回路が2個含まれているので素子数が大幅に
増加するという問題があった。又、特にIC(集積回路)
化に際してはVCOの発振周波数を定める為の調整用コン
デンサを外付けとしなければならず外付部品点数及びピ
ン数の増加を招いていた。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、ステレオ副
搬送波を再生する為のPLL回路を有するFMステレオ受信
機において、前記PLL回路内のVCOの発振出力信号を分周
する分周回路と、AM検波回路からのテレビジョン音声多
重信号中の制御チャンネル信号のAM検波を行なうAM検波
回路と、該AM検波回路の出力信号と前記分周回路の分周
出力信号との位相比較を行なう位相比較回路と、該位相
比較回路の出力信号を平滑するローパスフィルタとを設
けたことを特徴とする。
(ホ)作用 本考案に依れば、FMステレオ受信機内のPLL回路のVCOを
テレビジョン音声多重放送の判別回路に兼用しているの
で、前記FMステレオ受信機に前記判別回路を付加したと
してもVCOの増加を招かない。又、本考案に依れば前記V
COのフリーラン周波数を所定値に設定するとともに、テ
レビジョン音声多重放送受信時には前記VCOを別途のPLL
ループ内に形成させて、前記VCOが922.5Hz及び982.5Hz
の両方にロック出来るようにしているので、二重音声放
送とステレオ放送とを正しく受信出来る。
(ヘ)実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で(14)はア
ンテナ、(15)はFMステレオ放送からテレビジョン音声
多重放送まで受信可能なフロントエンド、(16)はIF
(中間周波)増幅回路、(17)はIF増幅回路(16)から
のIF信号をAM検波するAM検波回路、(18)は第1位相比
較回路(19)、第1ローパスフィルタ(20)、VCO(2
1)及び第1分周回路(22)から成り、FMステレオ放送
の副搬送波を再生する為の第1PLL回路、(23)は第1分
周回路(22)の出力信号に応じてFMステレオ放送のステ
レオ差信号(L−R)を復調する(L−R)復調回路、
(24)はステレオ和信号(L+R)を通過させるローパ
スフィルタ、(25)は第2位相比較回路(26)、第2ロ
ーパスフィルタ(27)、VCO(21)及び第2分周回路(2
8)から成る第2PLL回路、(29)は前記第2ローパスフ
ィルタ(27)の出力信号と基準電圧とを比較するコンパ
レータ、(30)は前記コンパレータ(29)の出力信号に
応じてインジケータ(38)を駆動するインジケータ駆動
回路、(32)はテレビジョン音声多重復調回路、(33)
はテレビジョン音声多重放送中の制御信号を抽出するバ
ンドパスフィルタ、及び(34)は前記バンドパスフィル
タ(33)からの制御信号をAM検波するAM検波回路であ
る。
次に動作を説明する。アンテナ(14)で受信された信号
は、フロントエンド(15)及びIF増幅回路(16)を介し
てAM検波回路(17)に印加されAM検波される。今、FMス
テレオ放送を受信しているとすると、AM検波回路(17)
の検波出力信号中の19KHzのステレオパイロット信号
と、第1分周回路(22)からの19KHzの分周出力信号と
が第1位相比較回路(19)で位相比較され、その誤差電
圧が第1ローパスフィルタ(20)を介してVCO(21)に
印加される。従って、第1PLL回路(18)は、前記ステレ
オパイロット信号の位相に同期した38KHzの副搬送波を
再生し、再生された副搬送波が(L−R)復調回路(2
3)に印加される。すると、(L−R)復調回路(23)
で前記副搬送波に応じてステレオ差信号(L−R)の復
調が行なわれ、マトリクス回路(35)に印加される。一
方、マトリクス回路(35)にはローパスフィルタ(24)
からステレオ和信号(L+R)が印加されるので、両信
号のマトリクスが行なわれ、出力端子(36)及び(37)
に左右のステレオ信号が得られる。
従って、第1図の回路によればFMステレオ放送を受信す
ることが出来る。
次に、フロントエンド(15)での選局が切り替わり、テ
レビジョン音声多重放送が受信される様になると、FM検
波回路(17)の検波出力信号中には前述のステレオパイ
ロット信号が含まれていないので、第1PLL回路(18)内
の第1ローパスフィルタ(20)からVCO(21)への制御
が行なわれなくなり、第1PLL回路(18)の動作が停止す
る。前記検波出力信号は、3.5fHを中心周波数とするバ
ンドパスフィルタ(33)に印加され、制御信号のみが抽
出されてAM検波回路(34)に印加されAM検波される。そ
して、AM検波された制御信号が第2位相比較回路(26)
の一方の入力に印加され第2分周回路(28)からの基準
信号と位相比較される。前記制御信号の周波数は、922.
5Hz又は982.5Hzであるので、前記基準信号の周波数はそ
の中間の値に設定する必要がある。例えば、VCO(21)
の中心周波数を456KHzとするならば第2分周回路(28)
の分数比を1/480とすれば良い。そうすれば、2つの制
御信号の周波数のほぼ中間値である950Hzの基準信号が
得られる。
ここで、今二重音声放送を受信しているとすれば、前記
制御信号の周波数は922.5Hzであるので、前記基準信号
の周波数に比べ低い。すると、第2位相比較回路(26)
から前記基準信号の周波数を922.5Hzに低下させる高い
レベルの制御信号が第2ローパスフィルタ(27)から発
生してVCO(21)に印加される。つまり、VCO(21)は第
1PLL回路(18)のループでの動作を停止し、第2PLL回路
25)のループでの動作を開始し、前記922.5Hzの制御
信号にロックする。又、ステレオ放送を受信していると
すれば、その制御信号の周波数は982.5Hzであるので、9
50Hzに比べて高い。すると、第2位相比較回路(26)か
ら前記基準信号の周波数を982.5Hzに上昇させる低いレ
ベルの制御信号が、第2ローパスフィルタ(27)を介し
てVCO(21)に印加され、第2PLL回路(25)は982.5Hzの
制御信号にロックする。その為、コンパレータ(29)の
正入力端子には二重音声放送受信時には「H」レベルの
制御信号が、又ステレオ放送受信時には「L」レベルの
制御信号が印加される。ここで、コンパレータ(29)の
負入力端子の基準電圧のレベルを前記2つの制御信号の
中間値に設定すれば、二重音声放送受信時には「H」レ
ベルの信号がインジケータ駆動回路(30)に印加され、
又ステレオ放送受信時には「L」レベルの信号がインジ
ケータ駆動回路(30)に印加される。すると、インジケ
ータ駆動回路(30)には、二重音声放送受信時は「H」
レベルの信号を発生しインジケータ(38)の発光ダイオ
ード(39)を点灯させ、ステレオ放送受信時は「L」レ
ベルの信号を発生し発光ダイオード(40)を点灯させ
る。従って、第2図の回路によればテレビジョン音声多
重放送が二重音声放送であるかステレオ放送であるかを
確実に判別出来る。
さて、インジケータ駆動回路(30)の出力信号は、テレ
ビジョン音声多重復調回路(32)に印加され、その復調
機能を切り替える。例えば、二重音声放送を示す制御信
号が印加されたならば、内部のマトリクス回路の動作を
停止させ、ステレオ放送を示す制御信号が印加されたな
らば、逆にマトリクス回路を動作させる。
(ト)考案の効果 以上述べた如く、本考案に依ればFMステレオ放送の副搬
送波再生用の第1PLL回路内のVCOをテレビジョン音声多
重放送の放送種類の判別用の第2PLL回路のVCOとして兼
用しているので、判別回路専用のVCOを必要とせず素子
数の削減が計れる。
特に前記VCOの削減は、IC化に際しての外付部品、外付
ピン数の削減にもつながり、IC化に好適である。更に、
本考案に依れば前記VCOの中心周波数を2つの制御信号
の中間値に応じて設定しているので、二重音声放送とス
テレオ放送との確実な判別を行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図、及び第2図
は従来のPLL方式の判別回路を示す回路図。 (18)…第1PLL回路、(21)…VCO、(25)…第2PLL回
路、(28)…第2分周回路、(29)…コンパレータ、
(34)…AM検波回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−55639(JP,A) 特開 昭55−78650(JP,A) 実開 昭55−112967(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステレオ副搬送波を再生する為のPLL回路
    を有するFMステレオ受信機において、前記PLL回路内の
    単一の中心周波数を有するVCOの発振出力信号を分周す
    る分周回路と、FM検波回路からのテレビジョン音声多重
    信号中の制御チャンネル信号のAM検波を行なうAM検波回
    路と、該AM検波回路の出力信号と前記分周回路の分周出
    力信号との位相比較を行なう位相比較回路と、該位相比
    較回路の出力信号を平滑するローパスフィルタとを設
    け、前記分周出力信号の周波数を2つの制御チャンネル
    信号の周波数の間の値に設定するとともに前記ローパス
    フィルタの出力信号で前記VCOを制御し、テレビジョン
    音声多重放送を受信可能にしたことを特徴とするFMステ
    レオ受信機。
JP1987142228U 1987-09-17 1987-09-17 Fmステレオ受信機 Expired - Lifetime JPH0641406Y2 (ja)

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JPS6447132U JPS6447132U (ja) 1989-03-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5934035B2 (ja) * 1978-10-19 1984-08-20 ヤマハ株式会社 受信機の多重変調波復調回路

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JPS6447132U (ja) 1989-03-23

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