JPH0641395U - 電磁ブレーキの制御装置 - Google Patents
電磁ブレーキの制御装置Info
- Publication number
- JPH0641395U JPH0641395U JP7422592U JP7422592U JPH0641395U JP H0641395 U JPH0641395 U JP H0641395U JP 7422592 U JP7422592 U JP 7422592U JP 7422592 U JP7422592 U JP 7422592U JP H0641395 U JPH0641395 U JP H0641395U
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- JP
- Japan
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- electromagnetic coil
- stator
- permanent magnet
- magnetic flux
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転体を停止するとき、簡単な操作でより高
い制動力を得るようにすること。 【構成】 固定子6の電磁コイルを制御する補助リレー
2と共に、制動時に電磁コイルに通電する励磁電流の通
電時間を制御するタイムリレー8および電流値を制御す
る可変抵抗器9を設ける。また、電磁コイルを制御する
補助リレー2が解放されたときに閉じる接点12,13を設
ける。
い制動力を得るようにすること。 【構成】 固定子6の電磁コイルを制御する補助リレー
2と共に、制動時に電磁コイルに通電する励磁電流の通
電時間を制御するタイムリレー8および電流値を制御す
る可変抵抗器9を設ける。また、電磁コイルを制御する
補助リレー2が解放されたときに閉じる接点12,13を設
ける。
Description
【0001】
本考案は、たとえば回転体の制動、停止制御を効果的に果たす電磁ブレーキの 制御装置に関する。
【0002】
回転体の制動、停止を精度良く行うために電磁ブレーキが使用される。ここで はディスクブレーキの回転子側に組込まれた永久磁石の吸引力により回転子が固 定子に吸着して制動力を生じる一方、固定子側に設けられた電磁コイルを回転子 側の永久磁石に反発する方向に励磁してディスクブレーキを解放する動作が制御 回路を用いて行われる。従来方式の制御回路の構成を図2に示す。
【0003】 この制御回路は解放時に制御信号で接点1を閉じて、補助リレー2を働かせて 接点3,4を閉じ、回転子5と対峙するする固定子6に設けた電磁コイルを励磁 するようになっている。なお、符号7は電流制限用の抵抗器である。
【0004】
電磁ブレーキの実用例としては停止後においては回転体が静止摩擦トルクで保 持されるので、その停止を確実に保持するために制動力を生じさせるという場合 が多く、制動時には高い制動力(吸引力)が必要であり、それに見合った磁気吸 引力を持つ永久磁石が必要となる。このため、停止保持時には不必要に過剰な磁 気吸引力が作用していることとなる。一方、永久磁石の能力は組み込み前の着磁 力で固定されてしまうので、制動力が不足する場合は分解して再着磁するか、回 転子5と固定子6間の空隙を調整しなければならず、無駄な組み立て作業を強い られる。 本考案は簡単な操作で、より高い制動力を得ることができる電磁ブレーキの制 御装置を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために本考案は、固定子の電磁コイルに回転子の永久磁石 に反発する方向の磁束を発生させてディスクブレーキを解放位置におくように回 路を構成したものにおいて、前記回路の磁束形成部を制動時に該電磁コイルの電 流方向を反転させ、該永久磁石と同方向の磁束を生じさせるように構成したこと を特徴とするものである。
【0006】
回転子に組込まれている永久磁石の磁束と固定子に設けられている解放用の電 磁コイルの磁束が制動時に同方向となるようにしたので、電磁コイルで発生する 電磁力を制動力として利用することができる。
【0007】
図1において、解放用回路(図2)に制動時に電磁コイルに通電する励磁電流 の通電時間を制御するタイムリレー8および電流値を制御する可変抵抗値9を設 ける。このタイムリレー8は補助リレー2が付勢されたときに閉じる接点10と接 続し、また可変抵抗器9はタイムリレー8の動作時に閉じる接点11と接続する。 さらに、固定子6の電磁コイルを制御する補助リレー2は補助リレー2が解放 されたときに閉じる接点12, 13と結ぶようにする。 次に、上記構成による動作を説明する。
【0008】 ブレーキ解放時は、外部からの制御信号により補助リレー2が付勢され、接点 3,4,10が閉じる。これにより固定子6の電磁コイルは回転子5の永久磁石に 反発する方向の磁束を発生し、ディスクブレーキを解放する。
【0009】 一方、ブレーキ制動時は外部からの開信号により補助リレー2、タイムリレー 8が解放され、接点12, 13が閉じる。これにより固定子6の電磁コイルは電流方 向が反転し、回転子5の永久磁石と同方向の磁束を発生し、制動力を生じること ができる。
【0010】 停止後の保持動作は静止摩擦トルクのみで強い制動力(吸引力)を必要としな いため、接点13に直列に接続されているタイムリレー8の接点11が設定された時 限経過後開となり、電磁コイルの電流をしゃ断し永久磁石のみの吸引力で保持す ることができる。 また、可変抵抗器9を加減することにより制動時の制動力を調整することが可 能である。
【0011】
以上述べたように本考案においては永久磁石の磁力の強さのバラツキ、組立時 の空隙のバラツキに起因する制動力のバラツキをなくすことができ、停止精度を 高めることが可能である。
【図1】本考案による電磁ブレーキの制御装置の一実施
例を示す回路図。
例を示す回路図。
【図2】従来の制御装置を示す回路図。
1,2,4,10,12,13…接点 2…補助リレー 5…回転子 6…固定子 8…タイムリレー 9…可変抵抗器
Claims (1)
- 【請求項1】 固定子の電磁コイルに回転子の永久磁石
に反発する方向の磁束を発生させてディスクブレーキを
解放位置におくように回路を構成したものにおいて、前
記回路の磁束形成部を制動時に該電磁コイルの電流方向
を反転させ、該永久磁石と同方向の磁束を生じさせるよ
うに構成したことを特徴とする電磁ブレーキの制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7422592U JPH0641395U (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 電磁ブレーキの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7422592U JPH0641395U (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 電磁ブレーキの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0641395U true JPH0641395U (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=13541034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7422592U Pending JPH0641395U (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 電磁ブレーキの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641395U (ja) |
-
1992
- 1992-10-26 JP JP7422592U patent/JPH0641395U/ja active Pending
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