JPS5921095Y2 - 電磁ブレ−キの制御装置 - Google Patents
電磁ブレ−キの制御装置Info
- Publication number
- JPS5921095Y2 JPS5921095Y2 JP9526179U JP9526179U JPS5921095Y2 JP S5921095 Y2 JPS5921095 Y2 JP S5921095Y2 JP 9526179 U JP9526179 U JP 9526179U JP 9526179 U JP9526179 U JP 9526179U JP S5921095 Y2 JPS5921095 Y2 JP S5921095Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic coil
- armature
- electromagnetic brake
- electromagnetic
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はスプリングの力によって制動作用を行わせ、その
スプリングの力に抗する電磁吸引力によって制動を解除
するスプリング作動形電磁ブレーキの制御装置に関する
ものでブレーキの解放速度を早めることができるととも
に小形の電磁ブレーキに拘らず大なる制動力を発生させ
ることのできる装置を提供することを主たる目的とする
。
スプリングの力に抗する電磁吸引力によって制動を解除
するスプリング作動形電磁ブレーキの制御装置に関する
ものでブレーキの解放速度を早めることができるととも
に小形の電磁ブレーキに拘らず大なる制動力を発生させ
ることのできる装置を提供することを主たる目的とする
。
以下図示する実施例について本案を詳細に説明する。
図面において、1は電磁石を構成する部材である円環状
の継鉄で断面がコ字状を呈し、背面において取付板2に
固着され、凹所内に電磁コイル3が収納される。
の継鉄で断面がコ字状を呈し、背面において取付板2に
固着され、凹所内に電磁コイル3が収納される。
4は電磁石部の磁極面に空隙を隔てて対向させた接極子
で外周縁部に複数個の貫通孔が等間隔に設けられ、この
貫通孔の部分において水平状態の各支持ピン5に嵌合さ
せられ、このピン上に摺動可能に支持される。
で外周縁部に複数個の貫通孔が等間隔に設けられ、この
貫通孔の部分において水平状態の各支持ピン5に嵌合さ
せられ、このピン上に摺動可能に支持される。
各支持ピン5は両端に螺子部を有し、一方の螺子部にお
いてナツトを用いて取付板2に取り付けられ、また他方
端には受板6が上記接極子4と平行状態に取り付けられ
る。
いてナツトを用いて取付板2に取り付けられ、また他方
端には受板6が上記接極子4と平行状態に取り付けられ
る。
7は接極子4と受板6の間に配置された円環状の摩擦板
で内周縁部においてハブ8にスプライン係合される。
で内周縁部においてハブ8にスプライン係合される。
ハブ8は被制動軸9に嵌着される。
10は取付板3と接極子4間に挿入された制動用ばねで
接極子4を受板6の方に向って押している。
接極子4を受板6の方に向って押している。
11はリードスイッチ等の磁気感応素子で電磁石部の継
鉄1の外周に設けられ、電磁石部における漏洩磁束に感
応しその素子における接触器12(第2図に示す)が開
くようになっている。
鉄1の外周に設けられ、電磁石部における漏洩磁束に感
応しその素子における接触器12(第2図に示す)が開
くようになっている。
□接触器12は第2図に示すように電磁コイル3と直列
に直流電源に接続される。
に直流電源に接続される。
13は接触器12に並列に接続された抵抗、14は電磁
コイル2の電源開閉器である。
コイル2の電源開閉器である。
本案の実施例は以上で構成され、電磁コイル3に電流が
供給されていないときには摩擦板7は制動用ばね10の
接極子4に対する押圧力によってその接極子と受板6間
に挟圧され、この摩擦板にハブ8のスプラインを介して
動力的に結合された被制動軸9に対して制動がかけられ
、またこの状態では電磁石部は励磁されていないので、
その継鉄1の周辺部には漏洩磁束がなく接触器12は閉
合されている。
供給されていないときには摩擦板7は制動用ばね10の
接極子4に対する押圧力によってその接極子と受板6間
に挟圧され、この摩擦板にハブ8のスプラインを介して
動力的に結合された被制動軸9に対して制動がかけられ
、またこの状態では電磁石部は励磁されていないので、
その継鉄1の周辺部には漏洩磁束がなく接触器12は閉
合されている。
次に電源開閉器14を投入し、電磁コイル3に電流を供
給し、電磁石部を励磁させると接極子4が電磁吸引力を
受け、復帰用ばね10に抗して継鉄1に連らなる磁極部
に向って吸引され、これによって摩擦板7は釈放され、
被制動軸9に対する制動は解除されるのであるが電磁石
部の励磁初期においてはその電磁石部の継鉄1の周辺部
における漏洩磁束は磁気感応素子11を動作させるに至
らず、従って接触器12は閉したままで電磁コイル3に
は電源電圧が直接印加され、次いで磁束の増加に伴なう
継鉄1の周辺部の漏洩磁束の増大につれて磁気感応素子
11が動作し、接触器12が開かれるので電磁コイル3
に抵抗13が挿入され、その電磁コイルに印加される電
圧は降下させられる。
給し、電磁石部を励磁させると接極子4が電磁吸引力を
受け、復帰用ばね10に抗して継鉄1に連らなる磁極部
に向って吸引され、これによって摩擦板7は釈放され、
被制動軸9に対する制動は解除されるのであるが電磁石
部の励磁初期においてはその電磁石部の継鉄1の周辺部
における漏洩磁束は磁気感応素子11を動作させるに至
らず、従って接触器12は閉したままで電磁コイル3に
は電源電圧が直接印加され、次いで磁束の増加に伴なう
継鉄1の周辺部の漏洩磁束の増大につれて磁気感応素子
11が動作し、接触器12が開かれるので電磁コイル3
に抵抗13が挿入され、その電磁コイルに印加される電
圧は降下させられる。
よって本案によれば磁気感応素子11の取付箇所等を選
定して、その素子の動作特性に対する漏洩磁束のレベル
を適宜設定することによりブレーキ解放動作の初期には
高い電圧を電磁コイルに印加してそのブレーキの解放動
作を速かに行わせ、接極子吸引後は磁気感応素子の動作
に基いて電磁コイルに対する印加電圧を接極子に対する
保持可能な最小の値まで引き下げ電磁コイルの温度上昇
を抑えることができ、従って小形の電磁ブレーキに拘ら
ずブレーキ釈放速度の早いブレーキ装置を提供すること
ができ、また励磁初期の電磁吸引力を増大させることが
できるのでそれだけ力の大きい制動ばねを使用すること
ができ、この結果小形で大なる制動効果を発揮させるこ
とができ、更には磁気感応素子は継鉄の近傍に設けるの
でそれの取替或は動作点を設定するための調整作業も容
易である。
定して、その素子の動作特性に対する漏洩磁束のレベル
を適宜設定することによりブレーキ解放動作の初期には
高い電圧を電磁コイルに印加してそのブレーキの解放動
作を速かに行わせ、接極子吸引後は磁気感応素子の動作
に基いて電磁コイルに対する印加電圧を接極子に対する
保持可能な最小の値まで引き下げ電磁コイルの温度上昇
を抑えることができ、従って小形の電磁ブレーキに拘ら
ずブレーキ釈放速度の早いブレーキ装置を提供すること
ができ、また励磁初期の電磁吸引力を増大させることが
できるのでそれだけ力の大きい制動ばねを使用すること
ができ、この結果小形で大なる制動効果を発揮させるこ
とができ、更には磁気感応素子は継鉄の近傍に設けるの
でそれの取替或は動作点を設定するための調整作業も容
易である。
図面は本案の実施例を示す電磁ブレーキの上半部を断面
で示した構造図、第2図は接続図である。 1・・・・・・継鉄、3・・・・・・電磁コイル、4・
・・・・・接極子、11・・・・・・磁気感応素子。
で示した構造図、第2図は接続図である。 1・・・・・・継鉄、3・・・・・・電磁コイル、4・
・・・・・接極子、11・・・・・・磁気感応素子。
Claims (1)
- スプリング作動形電磁ブレーキの継鉄部近傍に開閉機能
を有する磁気感応素子を設け、この素子と抵抗との並列
回路を電磁コイルの電源回路に直列に接続し、接極子吸
引後における上記素子の動作により電磁コイルに直列に
抵抗を挿入させることを特徴とする電磁ブレーキの制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9526179U JPS5921095Y2 (ja) | 1979-07-10 | 1979-07-10 | 電磁ブレ−キの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9526179U JPS5921095Y2 (ja) | 1979-07-10 | 1979-07-10 | 電磁ブレ−キの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5612146U JPS5612146U (ja) | 1981-02-02 |
JPS5921095Y2 true JPS5921095Y2 (ja) | 1984-06-20 |
Family
ID=29328115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9526179U Expired JPS5921095Y2 (ja) | 1979-07-10 | 1979-07-10 | 電磁ブレ−キの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921095Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-10 JP JP9526179U patent/JPS5921095Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5612146U (ja) | 1981-02-02 |
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