JPH0641353Y2 - 防水型端子用圧着工具 - Google Patents
防水型端子用圧着工具Info
- Publication number
- JPH0641353Y2 JPH0641353Y2 JP9056091U JP9056091U JPH0641353Y2 JP H0641353 Y2 JPH0641353 Y2 JP H0641353Y2 JP 9056091 U JP9056091 U JP 9056091U JP 9056091 U JP9056091 U JP 9056091U JP H0641353 Y2 JPH0641353 Y2 JP H0641353Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- crimping
- female
- terminal
- pressurizing
- Prior art date
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、手動式の電線端子圧着
工具、 特に防水型端子を電線端部へ圧着する際の使用に
適した圧着工具に関する。
工具、 特に防水型端子を電線端部へ圧着する際の使用に
適した圧着工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の圧着工具は、電線端部へ嵌
合させた圧着端子の筒形接続部を加圧変形させる雌雄の
加圧体が1対の杆体の一端側にそれぞれに設けられ、 枢
支ピンを介し該加圧体を開閉操作する操作レバーがそれ
ぞれ該杆体の他端側に設けられた構造である。
合させた圧着端子の筒形接続部を加圧変形させる雌雄の
加圧体が1対の杆体の一端側にそれぞれに設けられ、 枢
支ピンを介し該加圧体を開閉操作する操作レバーがそれ
ぞれ該杆体の他端側に設けられた構造である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】したがって、従来のこ
の種圧着工具にあっては、電線軸線方向に伸びた縦割筒
形の金属製接続部と該接続部から延長した円形板形の金
属製接触子とを有した端子が、圧着の際にとる姿勢を一
定にできず、必ずしも常に縦割部位の突合わせ両縁部分
に跨がって該縦割部位の真上から圧着できるとは限らな
かった。そのため一方の縁がめくれ上がり、圧着不十分
となる恐れがあるほか、特に前記筒形接続部の外面に熱
収縮性の防水スリーブを套嵌した防水端子にあっては、
該防水スリーブに対し、めくれ上がった金属製接続部の
縁が損傷を加えて防水作用を損なうという恐れがあっ
た。そのため、手動式の圧着工具の例えば下方に位置す
る雌型加圧体へ、固定式かつ相当に大寸の端子保持具を
取付けることも考えられるが、その場合には、その分だ
け工具が重くなり操作性を損なうという問題がある。
の種圧着工具にあっては、電線軸線方向に伸びた縦割筒
形の金属製接続部と該接続部から延長した円形板形の金
属製接触子とを有した端子が、圧着の際にとる姿勢を一
定にできず、必ずしも常に縦割部位の突合わせ両縁部分
に跨がって該縦割部位の真上から圧着できるとは限らな
かった。そのため一方の縁がめくれ上がり、圧着不十分
となる恐れがあるほか、特に前記筒形接続部の外面に熱
収縮性の防水スリーブを套嵌した防水端子にあっては、
該防水スリーブに対し、めくれ上がった金属製接続部の
縁が損傷を加えて防水作用を損なうという恐れがあっ
た。そのため、手動式の圧着工具の例えば下方に位置す
る雌型加圧体へ、固定式かつ相当に大寸の端子保持具を
取付けることも考えられるが、その場合には、その分だ
け工具が重くなり操作性を損なうという問題がある。
【0004】そこで、本考案は、このような従来の手動
式圧着工具が有していた問題点を解決するために、極力
軽量で指先により楽に操作可能な支持片を、前記雌型加
圧体の外面との間に摺動孔を形成するホルダー内にバネ
付勢状態で取付けることによって、端子の姿勢保持が特
に重要である防水型の場合の使用にも適し、かつ軽量化
と操作性の向上を図ることを目的とし、容易に筒形接続
部の縦割突合わせ両縁の真上から確実に圧着することが
できる工具を提供しようとするものである。
式圧着工具が有していた問題点を解決するために、極力
軽量で指先により楽に操作可能な支持片を、前記雌型加
圧体の外面との間に摺動孔を形成するホルダー内にバネ
付勢状態で取付けることによって、端子の姿勢保持が特
に重要である防水型の場合の使用にも適し、かつ軽量化
と操作性の向上を図ることを目的とし、容易に筒形接続
部の縦割突合わせ両縁の真上から確実に圧着することが
できる工具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
本考案の構成を、実施例に対応する図1及び図2を用い
て説明すると、本考案は、被覆電線の裸端部に連結する
圧着端子の接続部を加圧変形させる上方の雄型加圧体
(1)とこれを受ける下方の雌型加圧体(2)とが対をなして
杆体(R1),(R2)の一端側に設けられ、 枢支ピン(3)を介し
該加圧体を開閉操作する操作レバー(4),(5)がそれぞれ
前記杆体の他端側に設けられた圧着工具において、 前記
の雌型加圧体(2)の側面には上下方向に貫通した溝(6)を
内面に形成したホルダー(7)が固着され、 該溝(6)と前記
雌型加圧体の外面との間に形成される上下方向の貫通孔
(6a)には下向きにバネ付勢されたスライダー(8)が上下
に摺動自在に装着され、 該スライダーの上部からは前記
雌型加圧体(2)の圧着部(2a)に沿って接触子支持片(9)が
延長している構成としたものである。
本考案の構成を、実施例に対応する図1及び図2を用い
て説明すると、本考案は、被覆電線の裸端部に連結する
圧着端子の接続部を加圧変形させる上方の雄型加圧体
(1)とこれを受ける下方の雌型加圧体(2)とが対をなして
杆体(R1),(R2)の一端側に設けられ、 枢支ピン(3)を介し
該加圧体を開閉操作する操作レバー(4),(5)がそれぞれ
前記杆体の他端側に設けられた圧着工具において、 前記
の雌型加圧体(2)の側面には上下方向に貫通した溝(6)を
内面に形成したホルダー(7)が固着され、 該溝(6)と前記
雌型加圧体の外面との間に形成される上下方向の貫通孔
(6a)には下向きにバネ付勢されたスライダー(8)が上下
に摺動自在に装着され、 該スライダーの上部からは前記
雌型加圧体(2)の圧着部(2a)に沿って接触子支持片(9)が
延長している構成としたものである。
【0006】
【作用】本考案は、このような構成としたものであるか
ら、前記バネ付勢に抗して押上力を加え前記スライダー
(8)を押上げた状態では該スライダーの前記支持片(9)の
下面と前記圧着部(2a)との間に前記端子の接続部を挿入
し得る空隙を生じ、 かつ前記押上力を解除すれば支持片
下面と圧着部(2a)の凹部(2b)の底面(2c)との間に前記接
続部から伸びた接触子の厚さよりやや大なる空隙を生じ
る。 したがって、電線端部へ嵌合した圧着端子を加圧体
間へ挿入する際には、 指先でスライダーを押上げ、 挿入
後は指先をスライダーから離せば該スライダーは前記バ
ネ付勢力により自動的に下降し、圧着端子の先端に位置
した接触子を支持片(9)が雌型加圧体(2)の圧着部(2a)と
の間で挟持することになり、 該端子は電線軸線周りに回
動することを阻止されるから、 前記操作レバーを挟圧す
ることにより正規の姿勢で端子を圧着することができ
る。 圧着後は、再びスライダーを押上げ、端子装着ずみ
の電線端部を当該工具の雌雄両加圧体の間から抜き取
る。
ら、前記バネ付勢に抗して押上力を加え前記スライダー
(8)を押上げた状態では該スライダーの前記支持片(9)の
下面と前記圧着部(2a)との間に前記端子の接続部を挿入
し得る空隙を生じ、 かつ前記押上力を解除すれば支持片
下面と圧着部(2a)の凹部(2b)の底面(2c)との間に前記接
続部から伸びた接触子の厚さよりやや大なる空隙を生じ
る。 したがって、電線端部へ嵌合した圧着端子を加圧体
間へ挿入する際には、 指先でスライダーを押上げ、 挿入
後は指先をスライダーから離せば該スライダーは前記バ
ネ付勢力により自動的に下降し、圧着端子の先端に位置
した接触子を支持片(9)が雌型加圧体(2)の圧着部(2a)と
の間で挟持することになり、 該端子は電線軸線周りに回
動することを阻止されるから、 前記操作レバーを挟圧す
ることにより正規の姿勢で端子を圧着することができ
る。 圧着後は、再びスライダーを押上げ、端子装着ずみ
の電線端部を当該工具の雌雄両加圧体の間から抜き取
る。
【0007】つまり、 本考案の圧着工具を用いれば、圧
着端子の接続部における突合わせ両縁を雄型加圧体に正
対させつつ電線端部へ圧着することができる。このこと
は防水シール性の要求される圧着端子の圧着作業を行う
に当たり特に好都合である。
着端子の接続部における突合わせ両縁を雄型加圧体に正
対させつつ電線端部へ圧着することができる。このこと
は防水シール性の要求される圧着端子の圧着作業を行う
に当たり特に好都合である。
【0008】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すると、 拡大図1、 全体図2、および使用状況図7に示
す如く、 本考案の圧着工具にあっては、被覆電線(K)の
裸端部(k)に連結する縦割筒形の金属製接続部(t)と該接
続部から延長した円形板形の金属製接触子(s)とを有し
た防水型端子(T)の前記接続部(t)を加圧変形させる上方
の雄型加圧体(1)と、これを受ける下方の雌型加圧体(2)
とが対をなして杆体(R1),(R2)の一端側に設けられ、 枢
支ピン(3)を介し雌雄両加圧体を開閉操作する操作レバ
ー(4),(5)がそれぞれ前記杆体の他端側に設けられてい
る点においては従来の手動式圧着工具と同様である。
すると、 拡大図1、 全体図2、および使用状況図7に示
す如く、 本考案の圧着工具にあっては、被覆電線(K)の
裸端部(k)に連結する縦割筒形の金属製接続部(t)と該接
続部から延長した円形板形の金属製接触子(s)とを有し
た防水型端子(T)の前記接続部(t)を加圧変形させる上方
の雄型加圧体(1)と、これを受ける下方の雌型加圧体(2)
とが対をなして杆体(R1),(R2)の一端側に設けられ、 枢
支ピン(3)を介し雌雄両加圧体を開閉操作する操作レバ
ー(4),(5)がそれぞれ前記杆体の他端側に設けられてい
る点においては従来の手動式圧着工具と同様である。
【0009】しかし本考案においては、図3〜図6に示
すように、雌型加圧体(2)の側面には上下方向に貫通し
た溝(6)を内面に形成したホルダー(7)が固着され、 該溝
(6)と雌型加圧体(2)の外面との間に形成される上下方向
の貫通孔には下向きにバネ付勢されているスライダー
(8)が上下に摺動自在に装着され、 該スライダーの上部
からは前記雌型加圧体(2)の圧着部(2a)に沿って接触子
支持片(9)が延長していて、 前記バネ付勢に抗して押上
力(Y)を加え前記スライダー(8)を押上げた状態では該ス
ライダーの前記支持片(9)の下面と前記圧着部(2a)との
間に前記端子(T)の接続部(t)を挿入し得る空隙(M)を生
じ、 かつ前記押上力(Y)を解除すれば支持片下面と圧着
部(2a)の凹部(2b)の底面(2c)との間に前記接触子(s)の
厚さよりやや大なる空隙(m)を生じる。
すように、雌型加圧体(2)の側面には上下方向に貫通し
た溝(6)を内面に形成したホルダー(7)が固着され、 該溝
(6)と雌型加圧体(2)の外面との間に形成される上下方向
の貫通孔には下向きにバネ付勢されているスライダー
(8)が上下に摺動自在に装着され、 該スライダーの上部
からは前記雌型加圧体(2)の圧着部(2a)に沿って接触子
支持片(9)が延長していて、 前記バネ付勢に抗して押上
力(Y)を加え前記スライダー(8)を押上げた状態では該ス
ライダーの前記支持片(9)の下面と前記圧着部(2a)との
間に前記端子(T)の接続部(t)を挿入し得る空隙(M)を生
じ、 かつ前記押上力(Y)を解除すれば支持片下面と圧着
部(2a)の凹部(2b)の底面(2c)との間に前記接触子(s)の
厚さよりやや大なる空隙(m)を生じる。
【0010】図1に示すように、本考案の圧着工具も従
来のこの種工具と同様に、 雄型加圧体(1)の下部に形成
された圧着部(1a)には一定間隔に突部(1b)が列設されて
いる。この突部(1b)の下面(1c)は金属製接続部(t)に沿
うよう若干凹入した弧状面となっている。 そして、 前記
雌型加圧体の凹部(2b)は雄型加圧体の突部(1b)に対応し
て列設されているものである。
来のこの種工具と同様に、 雄型加圧体(1)の下部に形成
された圧着部(1a)には一定間隔に突部(1b)が列設されて
いる。この突部(1b)の下面(1c)は金属製接続部(t)に沿
うよう若干凹入した弧状面となっている。 そして、 前記
雌型加圧体の凹部(2b)は雄型加圧体の突部(1b)に対応し
て列設されているものである。
【0011】本考案の特徴をなす各部の詳細は、図1及
び図3〜図5に示す通りである。即ち、前記ホルダー
(7)はビス(11)及び(12)によって雌型加圧体(2)の側面へ
螺止されており、 一方のビス(11)はスライダー(8)にそ
のほぼ全高に亙り穿設した上下方向の長穴(13)を貫通し
ている。 そして前記のバネ付勢力を与えるためのコイル
スプリング(14)の上端は該ビス(11)により固定してある
が、 下端は前記長穴(13)の中へスライダー(8)の下部を
貫き突設された小ピン(8a)に嵌合させてある。 つまり、
一方のビス(11)がホルダー取付とスプリング上端固定、
という2作用をなす合理的な構成である。
び図3〜図5に示す通りである。即ち、前記ホルダー
(7)はビス(11)及び(12)によって雌型加圧体(2)の側面へ
螺止されており、 一方のビス(11)はスライダー(8)にそ
のほぼ全高に亙り穿設した上下方向の長穴(13)を貫通し
ている。 そして前記のバネ付勢力を与えるためのコイル
スプリング(14)の上端は該ビス(11)により固定してある
が、 下端は前記長穴(13)の中へスライダー(8)の下部を
貫き突設された小ピン(8a)に嵌合させてある。 つまり、
一方のビス(11)がホルダー取付とスプリング上端固定、
という2作用をなす合理的な構成である。
【0012】なお、スライダー(8)の下部から前方への
突出部(10)は、 該スライダー(8)の過度の押上げを阻止
すると共に、 指先の接当面を大とし操作を容易にするも
のである。
突出部(10)は、 該スライダー(8)の過度の押上げを阻止
すると共に、 指先の接当面を大とし操作を容易にするも
のである。
【0013】以上に記した通りの本考案の工具は、 既に
「作用」の欄で述べた通りに使用されるものであり、使
用方法については再記しないが、圧着直前の状態を示し
た図7に明らかなように、雌型加圧体の凹部(2b)へ嵌め
底面(2c)に載置した端子(T)の円筒形接続部(t)は従来の
圧着工具であれば回動可能ではあるが、 本考案の圧着工
具にあっては該接続部から延出した接触子(s)の面がス
ライダーの支持片(9)の下面に接当して拘束されている
ため、 該端子(T)は結局回動不可能の状態にある。 なお、
接続部(t)に外套され電線の裸端部(k)から絶縁被覆へ
かけて延びている熱収縮性スリーブ(N)は、 端子圧着後
にシュリンク処理されて前記被覆へ密着し、 当該端子と
電線端部との間の接続部分へ防水性を賦与するためのも
のである。
「作用」の欄で述べた通りに使用されるものであり、使
用方法については再記しないが、圧着直前の状態を示し
た図7に明らかなように、雌型加圧体の凹部(2b)へ嵌め
底面(2c)に載置した端子(T)の円筒形接続部(t)は従来の
圧着工具であれば回動可能ではあるが、 本考案の圧着工
具にあっては該接続部から延出した接触子(s)の面がス
ライダーの支持片(9)の下面に接当して拘束されている
ため、 該端子(T)は結局回動不可能の状態にある。 なお、
接続部(t)に外套され電線の裸端部(k)から絶縁被覆へ
かけて延びている熱収縮性スリーブ(N)は、 端子圧着後
にシュリンク処理されて前記被覆へ密着し、 当該端子と
電線端部との間の接続部分へ防水性を賦与するためのも
のである。
【0014】以上本考案の代表的と思われる一実施例に
ついて説明したが、本考案は必ずしも該実施例構造のみ
に限定されるものではなく、本考案にいう前記の構成要
件を備え、かつ、本考案にいう目的を達成し、以下にい
う効果を有する範囲内において適宜改変して実施するこ
とができるものである。例えば、 前記コイルスプリング
をリーフスプリングに代え、或は前記スライダーに対す
る押上力の印加を下側の操作レバーの手元で行うべくリ
ンク機構を付設する等々の改変が可能である。
ついて説明したが、本考案は必ずしも該実施例構造のみ
に限定されるものではなく、本考案にいう前記の構成要
件を備え、かつ、本考案にいう目的を達成し、以下にい
う効果を有する範囲内において適宜改変して実施するこ
とができるものである。例えば、 前記コイルスプリング
をリーフスプリングに代え、或は前記スライダーに対す
る押上力の印加を下側の操作レバーの手元で行うべくリ
ンク機構を付設する等々の改変が可能である。
【0015】
【考案の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
考案は、手動式圧着工具における被圧着端子の姿勢を極
めて軽量かつ操作容易な機構および構造によって制御可
能としたものであり、特に防水型圧着端子の装着におい
て実用上の効果は甚大である。
考案は、手動式圧着工具における被圧着端子の姿勢を極
めて軽量かつ操作容易な機構および構造によって制御可
能としたものであり、特に防水型圧着端子の装着におい
て実用上の効果は甚大である。
【図1】本考案の一実施例を示した要部拡大斜視図。
【図2】同じく全体正面図。
【図3】同じく要部正面図。
【図4】同じく要部背面図。
【図5】図3におけるV−V線に沿った断面図。
【図6】使用方法を示す要部拡大正面図。
【図7】図6におけるVII−VII線に沿った断面図。
(1) 雄型加圧体 (1a) 圧着部 (1b) 突部 (2) 雌型加圧体 (2a) 圧着部 (2b) 凹部 (2c) 底面 (3) 枢支ピン (4) 操作レバー (5) 操作レバー (6) 溝 (7) ホルダー (8) スライダー (9) 接触子支持片 (K) 被覆電線 (k) 裸端部 (T) 防水型圧着端子 (s) 接触子 (t) 接続部 (R1) 杆体 (R2) 杆体 (M) 空隙 (m) 空隙
Claims (1)
- 【請求項1】 被覆電線(K)の裸端部(k)に連結する縦割
筒形の金属製接続部(t)と該接続部から延長した円形板
形の金属製接触子(s)とを有した防水型端子(T)の前記接
続部(t)を加圧変形させる上方の雄型加圧体(1)とこれを
受ける下方の雌型加圧体(2)とが対をなして杆体(R1),(R
2)の一端側に設けられ、 枢支ピン(3)を介し該加圧体を
開閉操作する操作レバー(4),(5)がそれぞれ前記杆体の
他端側に設けられた圧着工具において、 前記の雌型加圧
体(2)の側面には上下方向に貫通した溝(6)を内面に形成
したホルダー(7)が固着され、 該溝(6)と前記雌型加圧体
の外面との間に形成される上下方向の貫通孔には下向き
にバネ付勢されたスライダー(8)が上下に摺動自在に装
着され、 該スライダーの上部からは前記雌型加圧体(2)
の圧着部(2a)に沿って接触子支持片(9)が延長していて、
前記バネ付勢に抗して押上力(Y)を加え前記スライダー
(8)を押上げた状態では該スライダーの前記支持片(9)の
下面と前記圧着部(2a)との間に前記端子(T)の接続部(t)
を挿入し得る空隙(M)を生じ、 かつ前記押上力(Y)を解除
すれば支持片下面と圧着部(2a)の凹部(2b)の底面(2c)と
の間に前記接触子(s)の厚さよりやや大なる空隙(m)を生
じる構成であることを特徴とする手動式の防水型端子用
圧着工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9056091U JPH0641353Y2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 防水型端子用圧着工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9056091U JPH0641353Y2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 防水型端子用圧着工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0597084U JPH0597084U (ja) | 1993-12-27 |
JPH0641353Y2 true JPH0641353Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=14001807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9056091U Expired - Lifetime JPH0641353Y2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 防水型端子用圧着工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641353Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100438231C (zh) * | 2003-12-25 | 2008-11-26 | 安普泰科电子有限公司 | 手动压接工具 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10454232B2 (en) * | 2016-05-04 | 2019-10-22 | Te Connectivity Corporation | Terminal locator for a terminal crimping device |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP9056091U patent/JPH0641353Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100438231C (zh) * | 2003-12-25 | 2008-11-26 | 安普泰科电子有限公司 | 手动压接工具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0597084U (ja) | 1993-12-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |