JPH0641255Y2 - 複写装置における光学装置 - Google Patents

複写装置における光学装置

Info

Publication number
JPH0641255Y2
JPH0641255Y2 JP1987018830U JP1883087U JPH0641255Y2 JP H0641255 Y2 JPH0641255 Y2 JP H0641255Y2 JP 1987018830 U JP1987018830 U JP 1987018830U JP 1883087 U JP1883087 U JP 1883087U JP H0641255 Y2 JPH0641255 Y2 JP H0641255Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
air
light
shielding member
circulation port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987018830U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63128568U (ja
Inventor
辰治 滝沢
信隆 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Katsuragawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Katsuragawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Katsuragawa Electric Co Ltd filed Critical Katsuragawa Electric Co Ltd
Priority to JP1987018830U priority Critical patent/JPH0641255Y2/ja
Publication of JPS63128568U publication Critical patent/JPS63128568U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0641255Y2 publication Critical patent/JPH0641255Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は原稿露光用光源として蛍光ランプを用いる複写
機またはプリンタ等(以下複写装置という)における光
学装置に関する。
[従来の技術] 露光源として蛍光ランプを用いる複写装置においては複
写装置の使用に伴うランプの疲労により経時的に蛍光ラ
ンプの内面に水銀が付着する。この水銀がランプの内面
の原稿側の部分に付着した場合には原稿への適切な露光
の障害となり、結果として複写画像を汚す原因となるの
でランプの交換を予儀なくされる。
そこで、水銀の付着はランプ面の相対的に低温である部
分に生じ易いという性質を利用して、ランプの背面側の
軸線方向中央側の部分に送風器により空気を直接吹付け
て該部分を冷却し、この冷却部分へ水銀の付着を誘導し
て原稿側の他部分への付着を防止し、これにより原稿露
光用としてのランプの寿命を延ばすようにした技術が知
られる。
[考案が解決しようとする問題点] このような従来技術は蛍光ランプが比較的短い場合には
有効に作用する。しかしながら大版原稿を対象とした複
写装置など原稿露光用のランプがかなり長い場合にはラ
ンプの端末側の部分において原稿側の面への水銀の付着
が避けられず前記したような障害を生じる。また、これ
を避ける為にはランプの軸線に沿って多数の送風器を設
け前記冷却部分を増やせばよいが、送風器を設置する為
のスペースが大となり装置の小型化への支障を来たすと
共に経済的にも好ましくない。
一方、蛍光ランプはその管壁の周辺温度に依存して光量
を変化させる為、通常は周辺温度を約55℃前後に設定し
て光量の安定を図っているが、前記の如き冷却を行なう
場合においては、その冷却された部分とそうでない部分
との間に生じる温度差によりランプの軸線方向の光量分
布が著しく変化し、一様に有効な露光を行ない難くなる
という問題を生じる。
[問題点を解決する為の手段] 本考案は上記従来の改良に係わるもので、原稿面に対し
て棒状蛍光ランプの側面及び背面を囲いランプの周面に
沿って湾曲した内面を有する遮光部材と、該遮光部材の
側面に形成され遮光部材の内面によって画成される内方
空間と外方とを連通する空気流通口と、前記遮光部材の
外方に設けられ前記空気流通口を通って前記内方空間に
空気を送風する送風機とを有する複写装置における光学
装置において、前記空気流通口と蛍光ランプとの間にラ
ンプの軸線方向に亘って、前記空気流通口から送風され
た空気をランプの側面に直接当てずに拡散させ、その後
の形成された空気の流れがランプの背面側に向かうよう
に前記遮光部材の下面との間に前記空気流通口の面積よ
り小さい隙間を形成するように誘導部材を設け、これに
よりランプの軸方向への空気の拡散を行うと共にランプ
の水銀の付着をランプの背面側に誘導するようにしたこ
とを特徴とする。
[作用] このような構成により送風機により送られた風は誘導部
材の障害によりランプに直接吹付けられず、誘導部材と
の衝突によってランプの軸線方向に拡散されながら遮光
部材の湾曲した内面に沿ってランプの背面側に送られ、
該背面を広範囲に亘って冷却する。
[実施例] 図において符号1は複写装置の内部に配置され矢印A方
向に回転する感光ドラムであり、その表面はドラムの周
囲に配置された不図示の帯電器により予め特定極性に帯
電されている。この帯電した表面は、原稿ガラス2上を
走行する原稿3の光像が露光され、光像に応じた静電気
的潜像が形成される。潜像は周知の現像装置によりトナ
ー像に変換された後、適当な転写材に転写され、次いで
定着されて永久複写像となる。
原稿露光を行なう光学装置4は複写装置本体より着脱可
能なユニット構造よりなり、対の棒状の蛍光ランプ5、
5′これらランプの側面及び背面を覆う遮光部材6、並
びにセルフォック等で知られる集束性光伝送体アレイ
(以下アレイという)7を含む。ランプ5、5′は互い
に離間し且つほぼ平行して配置されており、図でみて紙
面と垂直の方向に延在している。ランプ5、5′の背面
側周壁は白色塗料により塗布され、その輻射光は主とし
て原稿ガラス2の所定部分に向けられ、その上を通過す
る原稿を露光する。斯かる露光によって形成される原稿
からの反射光像はアレイ7によって感光ドラム1の面上
に結像される。尚、符号8、8′は水平方向に移動調節
可能な対の遮光板であり、その先端間の空間幅により原
稿の露光幅を制限する。符号9、9′は原稿走行用の送
りローラであり、回転軸に対して所定幅のローラを間隔
を隔てて複数個縦列し固定することにより構成されてい
る。後述する送風機20からの風はこれらランプ間の間隙
を通って遮光部材側へと送られる。
遮光部材6はランプ5をほぼ中心としてランプの周面に
沿って湾曲した円弧状の内面を有する左右対象の2分さ
れた形状を成し、その上方及び下方部分をそれぞれロッ
ド11を介して複写装置の固定枠に固定されている。部材
6のそれぞれの下方端部6bは左右に対向して位置して上
方に伸びており、該部分に多孔質柔軟部材12を介してア
レイ7が固定されている。
アレイ7は2つのランプ間のほぼ中央に且つ原稿ガラス
2の上面に対しほぼ垂直な光路を形成するように配置さ
れている。アレイ7の両側面は比較的平滑な面を形成し
ており、同様に平滑な内面を有する対の取付板14により
挟持されている。取付板14は、ランプ5からの光像以外
の光の漏れを防止する為、その上端側部分をアレイ7の
上端位置よりも更に上方に延長し、次いで内側に折り返
して上部ひさし部分を形成し、また、その下端はアレイ
の下端近くで外方に折り返され、遮光部材6と取付板14
の外面との隙間を光学的に覆うに充分な下部ひさし部分
を形成している。
尚、符号31は感光体面とアレイ7の下面との間に位置し
て、感光体面から舞い上るトナー等の粉塵のアレイ下面
への付着を防止し、又、感光体の分光感度特性に適した
光学フィルターである。
遮光部材6の左右の側面に部材6の内面により画成され
る内方空間と外方とを連通する空気流通口6a、6cが一つ
またはそれ以上ランプの軸線方向に亘って形成されてい
る。一方の空気流通口6aには遮光部材6の外方において
複写装置の固定枠に設けられた一つまたはそれ以上の送
風機20により複写装置の外部からの空気が送り込まれ
る。一方、遮光部材6の流通口6a側の側面と蛍光ランプ
5の側面との間でランプの軸線方向に亘って延在する誘
導部材21がその上端を遮光部材6の内面に固定して設け
られている。誘導部材21の下端は遮光部材6の下面との
間に幾分か圧縮された空気を送風するに充分な隙間を形
成するようにそれとは離間して位置する。この隙間は好
ましくは流通口6aよりも小さい面積とされる。こうして
送風機20により流通口6aから送風された空気は誘導部材
21の障害によりランプ5の側面への直接の吹付けを妨げ
られ、下部の隙間を通って遮光部材6の湾曲した内面に
沿ってランプの背面側に拡散しながら誘導され、該部分
を冷却する。この冷却はランプの背面の広域(軸線方向
を含めて)に亘って行なわれるため、問題とするランプ
内面への水銀の付着を背面側に向けて広範囲に効率良く
誘導する。ランプの背面を冷却した空気はアレイ7及び
遮光板8′の上方を通って複写装置の外部へと排出され
る。尚、かかる排出空気が他方のランプ5′の原稿側の
面を冷却することのないようにアレイ取付板14と遮光板
8′とに亘って例えばマイラー(商品名)等の透明な防
風部材22が設けられランプ5′側への空気の流れを防止
している。ランプ5′の背面の冷却は空気流通口6c、6d
を通って外部から送られる空気によって並びに遮光部材
6を外面から空気冷却することによって行なわれる。
[考案の効果] 以上の構成により、本考案によればランプの背面を効率
的に広域に冷却して原稿側の面に対する低温部分を形成
し、以て水銀の原稿側の面への付着を十分に防止し、更
にランプの光量変化を最小としてランプの耐用寿命を延
ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による光学装置を示す断面図である。 4……光学装置、5……蛍光ランプ、 6……遮光部材、6a……空気流通口、 20……送風機、21……誘導部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿面に対して棒状蛍光ランプの側面及び
    背面を囲いランプの周面に沿って湾曲した内面を有する
    遮光部材と、該遮光部材の側面に形成され遮光部材の内
    面によって画成される内方空間と外方とを連通する空気
    流通口と、前記遮光部材の外方に設けられ前記空気流通
    口を通って前記内方空間に空気を送風する送風機とを有
    する複写装置における光学装置において、前記空気流通
    口と蛍光ランプとの間にランプの軸線方向に亘って、前
    記空気流通口から送風された空気をランプの側面に直接
    当てずに拡散させ、その後の形成された空気の流れがラ
    ンプの背面側に向かうように前記遮光部材の下面との間
    に前記空気流通口の面積より小さい隙間を形成するよう
    に誘導部材を設け、これによりランプの軸方向への空気
    の拡散を行うと共にランプの水銀の付着をランプの背面
    側に誘導するようにしたことを特徴とする複写装置にお
    ける光学装置。
JP1987018830U 1987-02-13 1987-02-13 複写装置における光学装置 Expired - Lifetime JPH0641255Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987018830U JPH0641255Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13 複写装置における光学装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987018830U JPH0641255Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13 複写装置における光学装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63128568U JPS63128568U (ja) 1988-08-23
JPH0641255Y2 true JPH0641255Y2 (ja) 1994-10-26

Family

ID=30812865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987018830U Expired - Lifetime JPH0641255Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13 複写装置における光学装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0641255Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4687157B2 (ja) * 2005-03-10 2011-05-25 富士ゼロックス株式会社 フラッシュランプ式定着装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57167442U (ja) * 1981-04-16 1982-10-21
JPS59111143A (ja) * 1982-12-15 1984-06-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 露光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63128568U (ja) 1988-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4540268A (en) Process kit and image forming apparatus using such kit
JPS62244065A (ja) 複写・印刷機の熱遮断空気循環装置
JPH0387843A (ja) 画像形成装置
US5185629A (en) Image forming apparatus provided with a cooling arrangement and ozone filter
JPH0641255Y2 (ja) 複写装置における光学装置
EP0016924A1 (en) A document reproduction machine including an enclosed exposure station
JP2000137425A (ja) 送風装置及びこの送風装置に用いられる送風用ダクト部材、並びにこの送風装置を用いた画像形成装置
JPH0643815Y2 (ja) 画像形成装置
JP3378676B2 (ja) 画像形成装置
JP2004354847A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
US4669865A (en) Cooling device for a light source in a copying machine
JPH0836347A (ja) 静電写真装置
JPS62193247U (ja)
JPS6063528A (ja) 静電複写装置
JP7417189B2 (ja) 機器、及び、画像形成装置
JPS6137002Y2 (ja)
US4320959A (en) Auxiliary exposure device for electrophotographic apparatus
KR100547137B1 (ko) 전자사진방식 화상형성장치
JPH1138859A (ja) 画像形成装置
JP3534500B2 (ja) 画像形成装置
JP2001056588A (ja) 画像形成装置の空気流案内機構
JPS63266467A (ja) 電子写真装置
JPH073552B2 (ja) 複写機光学系の汚れ防止装置
JPS6151164A (ja) 電子写真装置
JP3266324B2 (ja) デジタル複写装置