JPH0641174U - はんだ付け装置 - Google Patents

はんだ付け装置

Info

Publication number
JPH0641174U
JPH0641174U JP8141492U JP8141492U JPH0641174U JP H0641174 U JPH0641174 U JP H0641174U JP 8141492 U JP8141492 U JP 8141492U JP 8141492 U JP8141492 U JP 8141492U JP H0641174 U JPH0641174 U JP H0641174U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soldering
wiring board
light beam
electronic components
mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8141492U
Other languages
English (en)
Inventor
俊光 巻
照幸 窪寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP8141492U priority Critical patent/JPH0641174U/ja
Publication of JPH0641174U publication Critical patent/JPH0641174U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】熱に弱い電子部品が搭載されている配線基板に
もそれらの電子部品に悪影響を与えることなく、しか
も、はんだ付け作業を短時間で効率良く行うことができ
るようにされたはんだ付け装置を提供すること。 【構成】赤外線等の光ビームを発生する光ビーム発生装
置20と、電子部品5,6が搭載される配線基板1のは
んだ付けを必要とする箇所に対応させて光透過孔32が
形成されて上記光ビーム発生装置20上に配されたマス
ク30とを有し、上記光ビーム発生装置20からの光ビ
ームが上記光透過孔32を通過して上記配線基板1のは
んだ付けを必要とする箇所にのみ照射されるように構成
されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子部品が搭載される配線基板用のはんだ付け装置に係り、特に非 耐熱部品が搭載されている配線基板に対してはんだ付けを行うのに好適なものに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばチューナー等の電子機器類に内蔵される配線基板にはんだ付けを 行うには、通常、配線基板におけるはんだ付けを必要とする箇所にクリームはん だ等のはんだ材料を塗布し、これをリフロー(温風)等により加熱して溶融・硬 化させる、あるいは、はんだごてと糸はんだを用いて必要箇所を個別にはんだ付 けするようにしていた。
【0003】 なお、電子機器類に内蔵される配線基板において、この種のはんだ付けが必要 とされる箇所は、例えば図3に示される如くに、配線基板1とそれを内蔵する電 子機器類のケースに折曲形成されたアース引出部7との対接部周りPや配線基板 1上面及び下面に配された電子部品8の足部Q、シールド板の足部が接続される 部位(図示省略)等が挙げられ、それらの部位にクリームはんだ等の熱により溶 融・硬化するはんだ材料9が塗布される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記したリフロー方式のはんだ付けは、配線基板にリフロー対応部 品、つまり耐熱性を有する電子部品が搭載されている場合には特に問題は生じな いが、配線基板に非耐熱部品、例えばIC等の黒色樹脂パッケージ部品のような 熱に弱い電子部品が搭載されている場合には、それらの部品がはんだ付け時の熱 により悪影響を受けて故障等を生じてしまうおそれがあるので使用できない。
【0005】 また、はんだごてを用いたはんだ付けは、はんだ付け箇所が多い場合には工数 が多くなり、手間と時間がかかるいう問題がある。
【0006】 かかる点に鑑み本考案は、熱に弱い電子部品が搭載されている配線基板にもそ れらの電子部品に悪影響を与えることなく、しかも、はんだ付け作業を短時間で 効率良く行うことができるようにされたはんだ付け装置を提供することを目的と する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく、本考案に係るはんだ付け装置は、赤外線等の光ビー ムを発生する光ビーム発生装置と、電子部品が搭載される配線基板のはんだ付け を必要とする箇所に対応させて光透過孔が形成されて上記光ビーム発生装置上に 配されたマスクとを有し、上記光ビーム発生装置からの光ビームが上記光透過孔 を通過して上記配線基板のはんだ付けを必要とする箇所にのみ照射されるように 構成される。
【0008】
【作用】
上述の如くの構成とされた本考案に係るはんだ付け装置を用いてはんだ付け作 業を行うには、予め配線基板のはんだ付けが必要とされる箇所にクリームはんだ 等の熱により溶融して硬化するはんだ材料を塗布しておき、それを光ビーム発生 装置上に配されたマスクの上に、スペーサ等を介して配置する。この場合、配線 基板における上記はんだ材料塗布部分とマスクに形成された光透過孔とが合致す るように位置決めする。
【0009】 なお、配線基板とそれが内蔵される機器類のケース(ただし、配線基板の下側 もしくは上側が開口している筒状のもの)のアース引出部等とのはんだ付けが必 要とされる場合には、該配線基板をケース内に配した状態、つまり、上記アース 引出部を配線基板における上記はんだ材料が塗布されている部分に対接させた状 態でそれらをマスク上に位置決めして配置する。
【0010】 そして、配線基板をマスク上に配した後、光ビーム発生装置を作動させてそれ からの赤外線等の光ビームを上記マスクの光透過孔を介して配線基板におけるは んだ材料塗布部分に照射する。それにより、はんだ材料が溶融・硬化して配線基 板におけるはんだ付けが必要とされる箇所、つまり、電子部品,シールド板の足 部やケースのアース引出部等がはんだ付けされることになる。
【0011】 このようにされることにより、配線基板におけるはんだ付けが必要とされる箇 所のみ、すなわち配線基板上の非耐熱部品を避けて光ビ−ムを照射することが可 能となるとともに、はんだ付けが必要とされる箇所全部を同時にはんだ付けする ことが可能となるので、熱に弱い電子部品が搭載されている配線基板にもそれら の電子部品に悪影響を与えることなく、しかも、はんだ付け作業を短時間で効率 良く行うことができる。
【0012】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。 図1及び図2は、それぞれ本考案に係るはんだ付け装置の一実施例を配線基板 1及びそれを内蔵したケース7を配置した状態で示す分解斜視図及び一部切欠し た正面図である。
【0013】 図に示される本実施例のはんだ付け装置10は、近赤外線を発生する赤外線ヒ ーター22が複数段、並列に内蔵された上方開口の角箱状とされた光ビーム発生 装置20と、この光ビーム発生装置20の上方開口を塞ぐように被せられたマス ク30と、を有している。
【0014】 上記マスク30上には、4隅に断面く字状のガイド部45が立設された枠状の スペーサ40が配され、このスペーサ40のガイド部45により位置決めされた 状態で配線基板2とそれを内蔵する筒状のコネクタ8付きのケース3とが配置さ れる。
【0015】 上記配線基板2のはんだ付けが必要とされる箇所、例えば、配線基板1の上面 に搭載された差し込み式の電子部品5や裏面側に表面実装された電子部品6等の 足部廻りQ,シールド板の足部が接続される部位(図示省略)やケース3に折曲 形成されたアース引出部7と基板3との対接部P等には、熱により溶融して硬化 するクリームはんだ等のはんだ材料9が塗布されている(図2)。
【0016】 そして、上記マスク30には、上記配線基板1のはんだ付けを必要とする箇所 P,Qに対応させて光透過孔32,32,━が形成されている。この光透過孔3 2の形状は、特にに限定はされないが、長溝穴又は丸穴等、裏面側に配された電 子部品を避けるように形成する必要がある。
【0017】 上記の如くの構成を有する本実施例のはんだ付け装置10を用いてはんだ付け 作業を行うには、予め配線基板1のはんだ付けが必要とされる箇所P,Qにクリ ームはんだ等の熱により溶融して硬化するはんだ材料を塗布しておき、それを光 ビーム発生装置20上に配されたマスク30の上に、スペーサ40を介して配置 する。この場合、配線基板1における上記はんだ材料塗布部分P,Qとマスク3 0に形成された光透過孔32とが合致するように位置決めする。
【0018】 この場合、本実施例においては、配線基板1とそれが内蔵される筒状のケース 3のアース引出部7等とのはんだ付けも電子部品5,6のはんだ付けと一緒に行 うので、該配線基板1をケース3内に配した状態、つまり、上記アース引出部7 を配線基板1における上記はんだ材料9が塗布されている部分に対接させた状態 でそれらをマスク上に位置決めして配置する。
【0019】 そして、配線基板1及びケース3をマスク30上に配した後、光ビーム発生装 置20を作動させて赤外線ヒーター22からの近赤外線を上記マスク30の光透 過孔32を介して配線基板1におけるはんだ材料塗布部分P,Qに照射する。そ れにより、はんだ材料9が熱により溶融・硬化して配線基板1におけるはんだ付 けが必要とされる箇所P,Qがはんだ付けされることになる。
【0020】 このようにされることにより、配線基板1におけるはんだ付けが必要とされる 箇所のみ、すなわち配線基板1上の非耐熱部品5,6を避けて近赤外線等の光ビ −ムを照射することが可能となるとともに、はんだ付けが必要とされる箇所全部 を同時にはんだ付けすることが可能となるので、熱に弱い電子部品が搭載されて いる配線基板にもそれらの電子部品に悪影響を与えることなく、しかも、はんだ 付け作業を短時間で効率良く行うことができる。
【0021】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな如く、本考案に係るはんだ付け装置によれば、熱に弱 い電子部品が搭載されている配線基板にもそれらの電子部品に悪影響を与えるこ となく、しかも、はんだ付け作業を短時間で効率良く行うことができるという優 れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るはんだ付け装置の一実施例を基板
及びケースと共に示す分解斜視図。
【図2】図1の実施例の組み立て状態を示す一部切欠し
た正面図。
【図3】従来のはんだ付け作業の説明に供される図。
【符号の説明】
1 配線基板 3 ケース 5,6 電子部品 7 コネクタ 9 はんだ材料 10 はんだ付け装置 20 光ビーム発生装置 22 赤外線ヒータ 30 マスク 32 光透過孔 40 スペーサ 45 ガイド部 P,Q はんだ付け必要箇所

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線等の光ビームを発生する光ビーム
    発生装置と、電子部品が搭載される配線基板のはんだ付
    けを必要とする箇所に対応させて光透過孔が形成されて
    上記光ビーム発生装置上に配されたマスクとを有し、上
    記光ビーム発生装置からの光ビームが上記光透過孔を通
    過して上記配線基板のはんだ付けを必要とする箇所にの
    み照射されるように構成されてなる、はんだ付け装置。
JP8141492U 1992-10-30 1992-10-30 はんだ付け装置 Pending JPH0641174U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8141492U JPH0641174U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 はんだ付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8141492U JPH0641174U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 はんだ付け装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0641174U true JPH0641174U (ja) 1994-05-31

Family

ID=13745687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8141492U Pending JPH0641174U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 はんだ付け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0641174U (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6146057B2 (ja) * 1980-12-09 1986-10-11 Tokyo Shibaura Electric Co
JPH0211662B2 (ja) * 1980-12-29 1990-03-15 Allied Signal Inc
JPH03114288A (ja) * 1989-09-28 1991-05-15 Nec Yamagata Ltd 赤外線加熱による半導体装置の半田付け方法
JPH03145193A (ja) * 1989-10-31 1991-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 混成集積回路装置の製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6146057B2 (ja) * 1980-12-09 1986-10-11 Tokyo Shibaura Electric Co
JPH0211662B2 (ja) * 1980-12-29 1990-03-15 Allied Signal Inc
JPH03114288A (ja) * 1989-09-28 1991-05-15 Nec Yamagata Ltd 赤外線加熱による半導体装置の半田付け方法
JPH03145193A (ja) * 1989-10-31 1991-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 混成集積回路装置の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69901281T2 (de) Strahlender Aufbau für Heiz-Element
US4838475A (en) Method and apparatus for EMI/RFI shielding an infrared energy reflow soldered device
US4761881A (en) Single step solder process
DE10211647B4 (de) Verfahren zum Bestücken und Löten einer Leiterplatte
US6538196B1 (en) Electric module structure formed with a polymer shrunk material
KR19980086973A (ko) 전자부품의 제조방법 및 이를 이용한 전자부품
JP2844778B2 (ja) 片面プリント基板に2種類の部品を半田付けする方法
JPH0641174U (ja) はんだ付け装置
JP2734318B2 (ja) 混成集積回路装置の製造方法
JPH11177204A (ja) 電子部品の実装用治具
JPH0225273Y2 (ja)
JPS59110462A (ja) はんだ付け方法
JPH05191029A (ja) プリント基板回路装置の製造方法
JP2874617B2 (ja) ハンダ付け方法
JPS63283189A (ja) 部品の半田付け方法
JP3110655B2 (ja) 連鎖状コンタクトピン部品の組付け方法
JPS59143333A (ja) 素子保護用樹脂の被覆方法
JPS6120788Y2 (ja)
JPH05258828A (ja) コネクタのピン固定治具
JPS63262895A (ja) 電子部品の実装方法
JPH0845624A (ja) 部品接続装置およびその接続方法
JPS5929495A (ja) 多脚電子部品の取り替え方法
JPH05101965A (ja) 電子部品の電極端子およびその半田付け方法
JPH0510399Y2 (ja)
JPS629757Y2 (ja)