JPH0641098A - メラミンを堆積させる装置 - Google Patents
メラミンを堆積させる装置Info
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- JPH0641098A JPH0641098A JP5070537A JP7053793A JPH0641098A JP H0641098 A JPH0641098 A JP H0641098A JP 5070537 A JP5070537 A JP 5070537A JP 7053793 A JP7053793 A JP 7053793A JP H0641098 A JPH0641098 A JP H0641098A
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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- B01D47/02—Separating dispersed particles from gases, air or vapours by liquid as separating agent by passing the gas or air or vapour over or through a liquid bath
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-
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- B01D53/78—Liquid phase processes with gas-liquid contact
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- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低い反応ガス温度でメラミンの堆積が行わ
れ、装置が堆積したメラミンで詰まらない、高温反応ガ
スから洗浄液にメラミンを堆積させる装置を提供する。 【構成】 この発明によるメラミン堆積装置は、延長ノ
ズル4と下端が同軸状の吸収管2に入る高温反応ガス7
用の加熱ガス供給管1で構成されている。吸収管2の上
端とガス供給管1は閉じた容器3によって取り囲まれて
いる。この容器は洗浄液10の貯蔵容器として使用さ
れ、吸収管2の内壁が閉じた容器3から流れる洗浄液1
0によって常時洗浄される。
れ、装置が堆積したメラミンで詰まらない、高温反応ガ
スから洗浄液にメラミンを堆積させる装置を提供する。 【構成】 この発明によるメラミン堆積装置は、延長ノ
ズル4と下端が同軸状の吸収管2に入る高温反応ガス7
用の加熱ガス供給管1で構成されている。吸収管2の上
端とガス供給管1は閉じた容器3によって取り囲まれて
いる。この容器は洗浄液10の貯蔵容器として使用さ
れ、吸収管2の内壁が閉じた容器3から流れる洗浄液1
0によって常時洗浄される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高温反応ガスからメ
ラミンを堆積させる装置に関する。
ラミンを堆積させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第 3 388 533号明細書は、触媒
メラミン合成で得られるメラミンが高温反応ガスから、
例えば冷却によって、冷却された金属壁の上に、あるい
はメラミンの流動層に堆積することを開示している。得
られた粗メラミンは非常に汚染されていて、経費のかか
る再結晶によって純化させる必要がある。米国特許第 3
388 533号明細書に記載された発明によれば、分解や汚
れを防止するため、合成後にメラミンを含む高温の反応
ガスを直接洗浄液中で分離して、純粋なメラミンを付加
的な再結晶なしに得ることができる。この方法では、純
粋なメラミンが簡単に得られるが、この方法には、メラ
ミンの堆積あるいは装置の固体メラミンによる詰まりを
防止するため、反応ガスが蒸着装置に入る時点で約 440
℃の非常に高い反応温度が要求されると言う難点があ
る。
メラミン合成で得られるメラミンが高温反応ガスから、
例えば冷却によって、冷却された金属壁の上に、あるい
はメラミンの流動層に堆積することを開示している。得
られた粗メラミンは非常に汚染されていて、経費のかか
る再結晶によって純化させる必要がある。米国特許第 3
388 533号明細書に記載された発明によれば、分解や汚
れを防止するため、合成後にメラミンを含む高温の反応
ガスを直接洗浄液中で分離して、純粋なメラミンを付加
的な再結晶なしに得ることができる。この方法では、純
粋なメラミンが簡単に得られるが、この方法には、メラ
ミンの堆積あるいは装置の固体メラミンによる詰まりを
防止するため、反応ガスが蒸着装置に入る時点で約 440
℃の非常に高い反応温度が要求されると言う難点があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、低
い反応ガス温度でもメラミンを堆積させることのできる
装置を提供することにある。
い反応ガス温度でもメラミンを堆積させることのできる
装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、底部が開放し、下端が同軸状の吸収管2の中に
入る高温反応ガス7用のガス供給管1と、吸収管2の上
端とガス供給管1を取り囲み、洗浄容器10の貯蔵容器
およびオバーフロー容器として働き、吸収管2の内壁が
常時流れている洗浄液10で洗浄される閉じた容器3と
で構成され、容器3が液面の上に不活性ガス用の供給管
8と、液面の下に洗浄液10の供給管9を有し、ガス供
給管1が加熱可能で、吸収管2に突出する延長ノズル4
がガス供給管1に配設されている、高温の反応ガスから
洗浄液にメラミンを堆積させる装置ことによって解決さ
れている。
により、底部が開放し、下端が同軸状の吸収管2の中に
入る高温反応ガス7用のガス供給管1と、吸収管2の上
端とガス供給管1を取り囲み、洗浄容器10の貯蔵容器
およびオバーフロー容器として働き、吸収管2の内壁が
常時流れている洗浄液10で洗浄される閉じた容器3と
で構成され、容器3が液面の上に不活性ガス用の供給管
8と、液面の下に洗浄液10の供給管9を有し、ガス供
給管1が加熱可能で、吸収管2に突出する延長ノズル4
がガス供給管1に配設されている、高温の反応ガスから
洗浄液にメラミンを堆積させる装置ことによって解決さ
れている。
【0005】この発明による他の有利な構成は、特許請
求の範囲の従属請求項に記載されている。
求の範囲の従属請求項に記載されている。
【0006】
【作用】予期しないことであるが、上記の目的は、一方
で加熱できる装置部品を、また他方で吸収容器から反応
ガスの逆流を禁止する装置部品を使用する、異なった構
造基準の組み合わせによって達成されている。
で加熱できる装置部品を、また他方で吸収容器から反応
ガスの逆流を禁止する装置部品を使用する、異なった構
造基準の組み合わせによって達成されている。
【0007】この発明により、メラミン堆積装置に加熱
手段と延長ノズルが設けてある場合、吸収容器(3)か
らの、あるいは洗浄液(10)によって洗浄されない上
部への反応ガスの逆流がより困難になるか防止される。
従って、この発明による装置を用いて、約 325〜 400℃
の低い反応温度でも固体メラミンによる装置の詰まりを
防止できる。
手段と延長ノズルが設けてある場合、吸収容器(3)か
らの、あるいは洗浄液(10)によって洗浄されない上
部への反応ガスの逆流がより困難になるか防止される。
従って、この発明による装置を用いて、約 325〜 400℃
の低い反応温度でも固体メラミンによる装置の詰まりを
防止できる。
【0008】例えば、G. van der Plaates et al., Pro
c. Second European Synposium onThermal Analysis (C
hem. Abstr. 96 (7): 51647f), 第 215頁に開示されて
いる、メラミンが 300℃以上の温度で、例えばメレメ
(melem)あるいはメラマ (melam)に分解し始めると言う
事実に反して、この発明による装置の加熱部分では、メ
ラミンの熱分解生成物を検出することができなかった。
c. Second European Synposium onThermal Analysis (C
hem. Abstr. 96 (7): 51647f), 第 215頁に開示されて
いる、メラミンが 300℃以上の温度で、例えばメレメ
(melem)あるいはメラマ (melam)に分解し始めると言う
事実に反して、この発明による装置の加熱部分では、メ
ラミンの熱分解生成物を検出することができなかった。
【0009】この発明による装置を使用する場合に可能
となる、反応ガスを堆積装置に導入する低い温度が、通
常のメラミン分解装置に比べて著しく改善された電力利
用をもたらす。触媒炉から約 440℃で出る反応ガスは、
例えば分解装置に入る前に、熱交換機によって約 325〜
400℃に冷却される。回収された熱の大部分は、合成循
環に戻され、相当な電力の節約が達成されると言う結果
になる。
となる、反応ガスを堆積装置に導入する低い温度が、通
常のメラミン分解装置に比べて著しく改善された電力利
用をもたらす。触媒炉から約 440℃で出る反応ガスは、
例えば分解装置に入る前に、熱交換機によって約 325〜
400℃に冷却される。回収された熱の大部分は、合成循
環に戻され、相当な電力の節約が達成されると言う結果
になる。
【0010】
【実施例】以下では、図面に好適実施例を示し、この発
明を更に詳しく説明する。容器(3)の上部のガス供給
配管(1)の周りの空間を加熱装置(6)で加熱できる
ことが保証されるのは有利であると立証されている。加
熱装置(6)は容器(3)の上部に突出していると有利
である。適当な加熱装置(6)は、例えば加熱線材、加
熱棒、加熱コイルおよび他の形状の加熱可能な装置であ
る。加熱装置(6)は、好ましくはガス供給配管(1)
の上部に配設され、容器(3)に向けて下方に突出する
加熱可能なジャケット付き円管の形状をしている。
明を更に詳しく説明する。容器(3)の上部のガス供給
配管(1)の周りの空間を加熱装置(6)で加熱できる
ことが保証されるのは有利であると立証されている。加
熱装置(6)は容器(3)の上部に突出していると有利
である。適当な加熱装置(6)は、例えば加熱線材、加
熱棒、加熱コイルおよび他の形状の加熱可能な装置であ
る。加熱装置(6)は、好ましくはガス供給配管(1)
の上部に配設され、容器(3)に向けて下方に突出する
加熱可能なジャケット付き円管の形状をしている。
【0011】ガス供給配管(1)と加熱装置(6)は、
例えば電気的、あるいは熱媒体によって加熱できる。加
熱は好ましくは電気的、あるいは例えばシリコン油、ヂ
フェニールあるいは溶融塩のような加熱液体で行われ
る。
例えば電気的、あるいは熱媒体によって加熱できる。加
熱は好ましくは電気的、あるいは例えばシリコン油、ヂ
フェニールあるいは溶融塩のような加熱液体で行われ
る。
【0012】反応ガスが吸収管(2)から逆流するのを
もっと困難にするため、あるいは逆流を防止するため、
吸収管(2)の断面を延長ノズル(4)のところで収縮
させると有利であることが立証されている。吸収管
(2)の収縮(5)は、例えば適当な寸法のリングを吸
収管(2)の中に挿入することによって形成される。前
記リングは、例えば図1に示すような漏斗の形の上部で
広がる。断面を狭くするため、あるいは吸収管(2)を
この形状に成形するため、吸収管(2)内部にリング状
の数珠の上で溶接することもできる。吸収管(2)の断
面は収縮(5)によって約 50 〜 80 %程減少すると有
利である。
もっと困難にするため、あるいは逆流を防止するため、
吸収管(2)の断面を延長ノズル(4)のところで収縮
させると有利であることが立証されている。吸収管
(2)の収縮(5)は、例えば適当な寸法のリングを吸
収管(2)の中に挿入することによって形成される。前
記リングは、例えば図1に示すような漏斗の形の上部で
広がる。断面を狭くするため、あるいは吸収管(2)を
この形状に成形するため、吸収管(2)内部にリング状
の数珠の上で溶接することもできる。吸収管(2)の断
面は収縮(5)によって約 50 〜 80 %程減少すると有
利である。
【0013】図1はこの発明によるメラミン分解装置の
可能性のある具体例を示す。この装置では、(1)が高
温反応ガス(7)の加熱可能なガス供給管を表し、吸収
管(2)の中に突出している。(3)は洗浄液体(1
0)を貯蔵する容器を表す。(4)はガス供給管(1)
に取り付けた延長ノズルである。(5)は吸収管(2)
の狭窄点であり、(6′)はガス供給管(1)の容器
(2)の上部にある加熱可能なジャケット付き円管であ
る。(8)はガス導入用の供給管であり、(9)は洗浄
液体(10)用の供給管である。
可能性のある具体例を示す。この装置では、(1)が高
温反応ガス(7)の加熱可能なガス供給管を表し、吸収
管(2)の中に突出している。(3)は洗浄液体(1
0)を貯蔵する容器を表す。(4)はガス供給管(1)
に取り付けた延長ノズルである。(5)は吸収管(2)
の狭窄点であり、(6′)はガス供給管(1)の容器
(2)の上部にある加熱可能なジャケット付き円管であ
る。(8)はガス導入用の供給管であり、(9)は洗浄
液体(10)用の供給管である。
【0014】容器(3)に組み入れる洗浄液体(10)
は吸収管(2)の上端の上を流れ、更に下に向けて、こ
こでは図示していない分解容器に流入し、前記洗浄液体
は吸収管(2)の内壁の上を流れる。洗浄液体は循環し
て貯蔵容器(3)に戻る。高温反応ガス(7)と一緒に
導入されるメラミンは吸収管(2)の内壁を通過して流
れる洗浄液体(10)中で堆積し、この洗浄液体(1
0)と共に、ここに図示しない分離容器に入る。ここで
は、メラミンと反応ガスの他の成分、例えばアンモニヤ
と CO2が分離される。
は吸収管(2)の上端の上を流れ、更に下に向けて、こ
こでは図示していない分解容器に流入し、前記洗浄液体
は吸収管(2)の内壁の上を流れる。洗浄液体は循環し
て貯蔵容器(3)に戻る。高温反応ガス(7)と一緒に
導入されるメラミンは吸収管(2)の内壁を通過して流
れる洗浄液体(10)中で堆積し、この洗浄液体(1
0)と共に、ここに図示しない分離容器に入る。ここで
は、メラミンと反応ガスの他の成分、例えばアンモニヤ
と CO2が分離される。
【0015】延長ノズル(4)は吸収管(2)に、好ま
しくはほぼ収縮部(5)の領域に突出している。この延
長ノズル(4)が更に吸収管(2)に突出すると、それ
だけ反応ガスが流れている洗浄液(10)に接触してい
ない装置の非加熱上部に少なく逆流し、この部分で装置
が固体メラミンで詰まり恐れが少なくなる。しかし、他
方で、延長ノズル(4)は、吸収管を通過する約 50 〜
100℃の温度の周囲にある洗浄液(10)による冷却効
果のため、先端で約 320℃以下に冷却する程度に冷却管
(2)に突出する。そうでなければ、固体メラミンによ
る詰まりの問題が生じる。
しくはほぼ収縮部(5)の領域に突出している。この延
長ノズル(4)が更に吸収管(2)に突出すると、それ
だけ反応ガスが流れている洗浄液(10)に接触してい
ない装置の非加熱上部に少なく逆流し、この部分で装置
が固体メラミンで詰まり恐れが少なくなる。しかし、他
方で、延長ノズル(4)は、吸収管を通過する約 50 〜
100℃の温度の周囲にある洗浄液(10)による冷却効
果のため、先端で約 320℃以下に冷却する程度に冷却管
(2)に突出する。そうでなければ、固体メラミンによ
る詰まりの問題が生じる。
【0016】加熱装置(6)は吸収管(3)の内面を通
過して流れる洗浄液(10)のフィルムの厚さの6分の
1、好ましくは3分の1にほぼ相当する洗浄液面から離
れた距離にある程度に貯蔵容器(3)に突出していると
有利である。洗浄液(10)の層の厚さは特にプラント
の大きさと装填量に関係し、例えば図1に示す実験的な
プランドでは、約1〜5 mm になる。ガス供給管(1)
と吸収管(2)内を下に流れる洗浄液(10)の間の距
離は、吸収管の内部を下に流れる洗浄液の厚さの6分の
1、好ましくは3分の1であると有利である。
過して流れる洗浄液(10)のフィルムの厚さの6分の
1、好ましくは3分の1にほぼ相当する洗浄液面から離
れた距離にある程度に貯蔵容器(3)に突出していると
有利である。洗浄液(10)の層の厚さは特にプラント
の大きさと装填量に関係し、例えば図1に示す実験的な
プランドでは、約1〜5 mm になる。ガス供給管(1)
と吸収管(2)内を下に流れる洗浄液(10)の間の距
離は、吸収管の内部を下に流れる洗浄液の厚さの6分の
1、好ましくは3分の1であると有利である。
【0017】具体例 1:メラミン合成炉から出る反応
ガスは熱交換機を経由して 440℃から 380℃に冷却さ
れ、ガス供給管(1)を経由して連続的に、図1に示す
(縮尺1:1)この発明によるメラミン堆積装置に装填
量 300 l/hで導入される。ガス供給管(1)とジャケト
を付けた管(6′)は電気的に 380℃に加熱される。供
給管(8)では、フラッシュガスとして 150 l/hの窒素
が 380℃の温度で通過し、約 160 l/hの洗浄液(10)
が供給管(9)を介して容器(10)に汲み取られる。
容器内での洗浄液の温度は約 70 ℃になる。洗浄液(1
0)は吸収管(2)の上端の上を流れてこの吸収管に入
り、その内壁に落下する。従って、この内壁は洗浄液の
約2 mm 厚さのフィルムで濡れる。反応ガスと一緒に入
るメラミンは下に流れる洗浄液中で堆積し、洗浄液と一
緒にここでは図示しない独立した容器に入る。この容器
内でメラミンと反応ガスの他の成分が分離される。こう
して、洗浄液は容器(3)に汲み取られて戻される。
ガスは熱交換機を経由して 440℃から 380℃に冷却さ
れ、ガス供給管(1)を経由して連続的に、図1に示す
(縮尺1:1)この発明によるメラミン堆積装置に装填
量 300 l/hで導入される。ガス供給管(1)とジャケト
を付けた管(6′)は電気的に 380℃に加熱される。供
給管(8)では、フラッシュガスとして 150 l/hの窒素
が 380℃の温度で通過し、約 160 l/hの洗浄液(10)
が供給管(9)を介して容器(10)に汲み取られる。
容器内での洗浄液の温度は約 70 ℃になる。洗浄液(1
0)は吸収管(2)の上端の上を流れてこの吸収管に入
り、その内壁に落下する。従って、この内壁は洗浄液の
約2 mm 厚さのフィルムで濡れる。反応ガスと一緒に入
るメラミンは下に流れる洗浄液中で堆積し、洗浄液と一
緒にここでは図示しない独立した容器に入る。この容器
内でメラミンと反応ガスの他の成分が分離される。こう
して、洗浄液は容器(3)に汲み取られて戻される。
【0018】この発明によるメラミン堆積装置は故障な
しに動作する。実験は 48 時間の後に終わっり、プラン
トの操業に検出できる効果はなかった。 比較具体例 2:具体例1と同じように、反応ガスは 3
80℃の温度でメラミン堆積装置に導入される。この装置
は具体例1とは、ガス供給管(1)が加熱されないこ
と、および延長ノズル(4),収縮部(5)およびジャ
ケット付き管(6′)がない点で異なる。この装置は2
時間後に固体メラミンによる詰まりが生じた。従って、
プラントの操業を停止する必要があった。
しに動作する。実験は 48 時間の後に終わっり、プラン
トの操業に検出できる効果はなかった。 比較具体例 2:具体例1と同じように、反応ガスは 3
80℃の温度でメラミン堆積装置に導入される。この装置
は具体例1とは、ガス供給管(1)が加熱されないこ
と、および延長ノズル(4),収縮部(5)およびジャ
ケット付き管(6′)がない点で異なる。この装置は2
時間後に固体メラミンによる詰まりが生じた。従って、
プラントの操業を停止する必要があった。
【0019】
【発明の効果】上に説明したように、この発明による装
置によって、低い反応ガス温度でもメラミンの堆積が行
え、装置に詰まりが生じない点で優れている。
置によって、低い反応ガス温度でもメラミンの堆積が行
え、装置に詰まりが生じない点で優れている。
【図1】この発明によるメラミン堆積装置の縦断面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 ガス供給管 2 吸収管 3 容器 4 延長ノズル 5 収縮部 6 加熱装置 7 高温反応ガス 8 不活性ガス供給管 9 洗浄液供給管 10 洗浄液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ペーター・ヒルデブラント オーストリア国、リンツ、フオーゲルフエ ンガーヴエーク、48
Claims (6)
- 【請求項1】 底部が開放し、下端が同軸状の吸収管
(2)の中に入る高温反応ガス(7)用のガス供給管
(1)と、吸収管(2)の上端とガス供給管(1)を取
り囲み、洗浄容器(10)の貯蔵容器およびオバーフロ
ー容器として働き、吸収管(2)の内壁が常時流れてい
る洗浄液(10)で洗浄される閉じた容器(3)とで構
成され、容器(3)が液面の上に不活性ガス用の供給管
(8)と、液面の下に洗浄液(10)の供給管(9)を
有し、ガス供給管(1)が加熱可能で、吸収管(2)に
突出する延長ノズル(4)がガス供給管(1)に配設さ
れている、高温の反応ガスから洗浄液にメラミンを堆積
させる装置。 - 【請求項2】 容器(3)の上部のガス供給管(1)の
周りの空間は加熱装置(6)によって加熱できることを
特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 加熱装置(6)はガス供給管(1)の上
端に配設され、容器(3)の内部に下向きに突出した加
熱可能なジャケット付き管(6′)であることを特徴と
する請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 ガス供給管(1)と加熱装置(6)は電
気的に加熱されるか、あるいは加熱液体で加熱されるこ
とを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の装
置。 - 【請求項5】 吸収管(1)は延長ノズル(4)のとろ
こに断面積の収縮部(5)を有することを特徴とする請
求項1〜4の何れか1項に記載の装置。 - 【請求項6】 吸収管(2)の断面は収縮部で約 50 〜
80 %減少することを特徴とする請求項5に記載の装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT0063092A AT397214B (de) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | Vorrichtung zur abscheidung von melamin |
AT630/92 | 1992-03-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0641098A true JPH0641098A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=3495681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5070537A Withdrawn JPH0641098A (ja) | 1992-03-30 | 1993-03-29 | メラミンを堆積させる装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5344473A (ja) |
EP (1) | EP0563717B1 (ja) |
JP (1) | JPH0641098A (ja) |
KR (1) | KR930019255A (ja) |
AT (2) | AT397214B (ja) |
DE (1) | DE59300877D1 (ja) |
PL (1) | PL169366B1 (ja) |
TW (1) | TW242119B (ja) |
Families Citing this family (5)
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