JPH0641087Y2 - 湯沸器の給排水・給湯装置 - Google Patents

湯沸器の給排水・給湯装置

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JPH0641087Y2
JPH0641087Y2 JP15122787U JP15122787U JPH0641087Y2 JP H0641087 Y2 JPH0641087 Y2 JP H0641087Y2 JP 15122787 U JP15122787 U JP 15122787U JP 15122787 U JP15122787 U JP 15122787U JP H0641087 Y2 JPH0641087 Y2 JP H0641087Y2
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JP
Japan
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water
hot water
water supply
pipe
drainage
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Application number
JP15122787U
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JPH0158041U (ja
Inventor
亨 伊藤
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Nihon Itomic Co Ltd
Original Assignee
Nihon Itomic Co Ltd
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は湯沸器の給排水・給湯装置に関し、特に湯槽内
の水(湯)の入れ替え、排水、使い切り給湯をコンピュ
ータ等を用いたプログラム運転によって自動制御できる
ように改良したものである。
【考案が解決しようとする課題】
最近は週休二日制が普及し、事業所の休日は長期にわた
ることが多くなってきており、このような場合、調理場
や給湯室に設置されている湯沸器内の湯や水は湯槽に長
期間滞留することになる。 一度沸点近くに達した湯は消毒薬が消失しているので、
低温に下がると細菌の発生する心配があり、また、温度
的にゴキブリ等の害虫が排水口から侵入するとか、長期
間滞留した湯(水)によって重金属等の溶出が発生する
といった衛生上の問題が生ずる。このため、従来は湯沸
器を長期間休止した後で使用する場合は、使用前に湯槽
に設けた手動排水弁を開いて水を抜き、湯槽内の水の入
れ替え作業を行なう必要があった。しかしながら、湯沸
器の管理者等が不注意によって水の入れ替えを忘れてし
まったり、手間がかかるために故意に行なわないことも
往々にしてある。 更にまた、大型であってタイマー機能を有する湯沸器の
場合、使用時の数時間前にオンするように予めセットし
ておき、使用時には素早く給湯できるように用いるのが
通常である。このため、例えば事業所の給湯室等に設置
された湯沸器では、水の入れ替えのための早出出勤が必
要となるが、現実には余り行なわれていない。 本考案は上記の問題に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は湯槽内の水の入れ替えや経済的な使い切り給湯
を計画的に自動制御により行なうことができる湯沸器の
給排水・給湯装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とする湯沸器
の給排水・給湯装置は湯槽へ給水するための給水管、湯
槽内の水位が異常に高くなることを防止する溢水管、湯
槽の底部に設けた排水口に接続された排水管及び湯槽か
ら給湯するための給湯管とを備えた湯沸器の給排水・給
湯装置において、上記給水管の水路を開閉する電動弁を
設ける一方、上記排水管と給湯管との間の水路及び上記
溢水管と排水管との間の水路を択一的に開閉できる電動
弁を設けて成るものである。
【実施例】
以下に、本考案の実施例を添付図面を参照しながら説明
する。 図示するように、湯槽1には給水管2、溢水管3及び給
湯管4が配管されており、給水管2は給水源(図示せ
ず)から湯槽1に給水するための部材であって、この給
水管2には水路を開閉する電動弁(例えば電磁弁)5が
付設されている。溢水管3は湯槽1内の水位が異常に高
くなった場合に排水するための部材であり、また、給湯
管4は湯槽1から給湯栓(図示せず)側へ給湯するため
の部材であった。湯槽1の底部1aには排水口6を設けて
あり、一方、湯槽1の底部1aの下側に設置した電動弁
(例えば電磁弁)7には排水管8、枝管9,10を介して排
水口6、溢水管3、給湯管4がそれぞれ接続されてい
る。この電動弁7は、排水管8からの水路を枝管9と10
に対して、連通或いは遮断の何れかに択一的に切り替え
ることができる3方弁型のものである。 図中、11はボールタップ、12は電熱その他による加熱
器、13は給水管2の湯槽1内開口端2aの直下に設けた導
水管である。なお、ボールタップ11に代えて、電動弁5
は水位検出センサーにより制御してもよい。 次に、上記構成に係わる本湯沸器の動作制御について説
明する。 本湯沸器は、例えばマイクロコンピュータ(図示せず)
によって電動弁5,7を制御し、給排水・給湯動作を行な
わせるもので、通常時は電動弁5を開、電動弁7を閉に
切り替えてあり、ボールタップ11によって水位を制御し
ながら給水を行なうようになっている。また、本湯沸器
では経済的な使い切り給湯が可能であり、この場合は、
電動弁5を閉、電動弁7を枝管10側に切り替えておく
と、給湯は排水口6から排水管8、枝管10、給湯管4を
通して行なわれる一方、給水は停止し、湯槽1内の湯を
使い切ることができる。この使い切り給湯では、湯槽1
内に給水されないので湯沸し上げが不要であり、いわゆ
るカルキの抜けた湯を有効に使用できる。更にまた、湯
槽1内の水(湯)を入れ替える場合は、電動弁5を閉、
電動弁7を枝管9側に切り替えると、給水が停止した状
態で湯槽1内の水が排水口6から排水管8、枝管9、溢
水管3を通って排出される。そして、排水が完了する
と、電動弁5を開、電動弁7を閉に切り替えて給水を行
ない、満水になるとボールタップ11の動作(或いは水位
検出センサーの検出)により給水が停止する。 以上の動作はタイマー機能によるブログラム制御と組合
わせて自動化できるものであって、次に、その一態様を
説明する。 先ず、加熱器12は月曜日から金曜日までは事業所の始業
時、例えば午前6時にオンし、湯温は温度センサー(図
示せず)で検出して95℃前後を保持できるように制御
し、午後6時にオフするようにプログラムする。そし
て、その後は前述した使い切り給湯が行なわれるように
する。なお、この場合、午後10時に加熱器12がオフする
ようにプログラムしておき、使い切り給湯中も湯温制御
が行なわれるようにしてもよい。一方、土曜日や日曜日
等の休日は加熱器12を終日オフとしておくが、前述した
水の入れ替えを月曜日(或いは休日の翌日)の午前5時
に行なうようにプログラムする。これによって、午前6
時に加熱器12がオンする前に水の入れ替えを行なうこと
ができる。
【考案の効果】
本考案は上記の如くであって、湯沸器の作動をプログラ
ム運転により全自動化することが可能であり、使用者の
不注意による湯や水の入れ替え作業等を忘れるといった
問題も解消できて、湯沸器の管理上有効であり、また、
給湯を衛生的かつ経済的に行なうことができるものであ
って、その実用的価値は極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す斜視図である。 図中、1は湯槽、1aは底部、2は給水管、3は溢水管、
4は給湯管、5は電動弁、6は排水口、7は電動弁、8
は排水管、9,10は枝管、15は電動弁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】湯槽へ給水するための給水管、湯槽内の水
    位が異常に高くなることを防止する溢水管、湯槽の底部
    に設けた排水口に接続された排水管及び湯槽から給湯す
    るための給湯管を備えた湯沸器の給排水・給湯装置にお
    いて、上記給水管の水路を開閉する電動弁を設ける一
    方、上記排水管と給湯管との間の水路及び上記溢水管と
    排水管との間の水路を択一的に開閉できる電動弁を設け
    て成ることを特徴とする湯沸器の給排水・給湯装置。
JP15122787U 1987-10-03 1987-10-03 湯沸器の給排水・給湯装置 Expired - Lifetime JPH0641087Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0158041U JPH0158041U (ja) 1989-04-11
JPH0641087Y2 true JPH0641087Y2 (ja) 1994-10-26

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