JPH064097Y2 - 油圧ユニット用モータ - Google Patents
油圧ユニット用モータInfo
- Publication number
- JPH064097Y2 JPH064097Y2 JP1989055934U JP5593489U JPH064097Y2 JP H064097 Y2 JPH064097 Y2 JP H064097Y2 JP 1989055934 U JP1989055934 U JP 1989055934U JP 5593489 U JP5593489 U JP 5593489U JP H064097 Y2 JPH064097 Y2 JP H064097Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic unit
- eccentric
- rotation
- rotor
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は油圧ユニット用モータに関するものである。
油圧発生用モータは、油圧ユニットのプランジャに往復
運動させ所要の油圧を発生するために自動車のブレーキ
装置等において用いられる。
運動させ所要の油圧を発生するために自動車のブレーキ
装置等において用いられる。
従来のこの種の油圧ユニットにおいては、ロータの回転
軸の回転を偏心回転に変換する手段して、ロータ回転軸
の一端に偏心軸部を設け、その偏心軸部にころがり軸受
を取付けるようにしている。油圧ユニットのプランジャ
は、そのころがり軸受の外輪に接触せしめる。
軸の回転を偏心回転に変換する手段して、ロータ回転軸
の一端に偏心軸部を設け、その偏心軸部にころがり軸受
を取付けるようにしている。油圧ユニットのプランジャ
は、そのころがり軸受の外輪に接触せしめる。
ロータの回転軸の一部に上記のような偏心軸部を有する
軸を切削加工する場合、偏心軸部とそれ以外の軸部は回
転中心が異なるので、ワークのセンター出し作業を2度
行わなければならず、甚だ作業性が低い問題がある。
軸を切削加工する場合、偏心軸部とそれ以外の軸部は回
転中心が異なるので、ワークのセンター出し作業を2度
行わなければならず、甚だ作業性が低い問題がある。
そこで、この考案は偏心回転に変換する手段を軸受に設
けることにより、上記の問題点を解決することを目的と
する。
けることにより、上記の問題点を解決することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕 上記の問題点を解決するために、この考案はロータ回転
軸の一端にころがり軸受の内輪を嵌入固定し、そのころ
がり軸受の外輪外径面に油圧ユニットのプランジャを接
触させ、上記ロータの回転を偏心回転に変換して上記プ
ランジャに伝達する変換手段を備えてなる油圧ユニット
用モータにおいて、上記の変換手段としてころがり軸受
の内輪内径面の中心を偏心させ、その偏心した中心をロ
ータの回転軸の軸心と一致させた構成としたものであ
る。
軸の一端にころがり軸受の内輪を嵌入固定し、そのころ
がり軸受の外輪外径面に油圧ユニットのプランジャを接
触させ、上記ロータの回転を偏心回転に変換して上記プ
ランジャに伝達する変換手段を備えてなる油圧ユニット
用モータにおいて、上記の変換手段としてころがり軸受
の内輪内径面の中心を偏心させ、その偏心した中心をロ
ータの回転軸の軸心と一致させた構成としたものであ
る。
ロータ回転軸の回転によりころがり軸受の内輪が偏心回
転し、外輪に接触した油圧ユニットのプランジャを往復
運動させる。
転し、外輪に接触した油圧ユニットのプランジャを往復
運動させる。
第1図に示すように、実施例の油圧ユニット用モータ
は、ケーシング1と、そのケーシング1の内部において
軸受2、2により回転自在に支持されたロータ3、及び
ケーシング1の内周面に設けられたステータ4とから成
る直流モータを構成している。
は、ケーシング1と、そのケーシング1の内部において
軸受2、2により回転自在に支持されたロータ3、及び
ケーシング1の内周面に設けられたステータ4とから成
る直流モータを構成している。
ロータ3の回転軸5はどの部分も共通の中心線lをも
ち、その一端はケーシング1の外部に突出している。
ち、その一端はケーシング1の外部に突出している。
回転軸5の突出部分には、ころ軸受6が嵌入固定され
る。ころ軸受6は、内輪7と外輪8を有し、その間に保
持器9により保持されたころ10が介在される。上記の
内輪7の内径面の中心は外径面の中心線mから△xだけ
偏心し、回転軸5の中心線lと一致している。内輪7の
厚肉部分と回転軸5との間にキー11を介在し、クリー
プを防止する。また内輪7の両端面に側板12を当て、
これにより保持器9の抜け出しを防止する。更に、内輪
7と回転軸5の端部外径面との間に止め輪13を装着
し、ころ軸受6全体の抜け止めを図る。また油圧ユニッ
トのプランジャ14は、外輪8の外径面に接触させる。
る。ころ軸受6は、内輪7と外輪8を有し、その間に保
持器9により保持されたころ10が介在される。上記の
内輪7の内径面の中心は外径面の中心線mから△xだけ
偏心し、回転軸5の中心線lと一致している。内輪7の
厚肉部分と回転軸5との間にキー11を介在し、クリー
プを防止する。また内輪7の両端面に側板12を当て、
これにより保持器9の抜け出しを防止する。更に、内輪
7と回転軸5の端部外径面との間に止め輪13を装着
し、ころ軸受6全体の抜け止めを図る。また油圧ユニッ
トのプランジャ14は、外輪8の外径面に接触させる。
上記の構成により、回転軸5の回転は、ころ軸受6の内
輪7の回転により偏心回転に変換され、外輪8の外径面
に接触させたプランジャ4に往復運動を与え、油圧ユニ
ットにおいて油圧を発生させる。
輪7の回転により偏心回転に変換され、外輪8の外径面
に接触させたプランジャ4に往復運動を与え、油圧ユニ
ットにおいて油圧を発生させる。
なお、内輪7は回転軸5に対して強固に嵌合せしめるこ
とによりキー11を省略することができる。また、ころ
軸受6に代えて玉軸受を使用することもできる。
とによりキー11を省略することができる。また、ころ
軸受6に代えて玉軸受を使用することもできる。
以上のように、この考案は回転軸の回転を偏心回転に変
換する手段として、回転軸に取付けるころがり軸受の内
輪内径面の中心を偏心させ、その偏心させた中心と一致
させた手段を採用したものであるから、回転軸に偏心軸
部を設けることが不要となる。従って回転軸の加工性が
向上する効果がある。
換する手段として、回転軸に取付けるころがり軸受の内
輪内径面の中心を偏心させ、その偏心させた中心と一致
させた手段を採用したものであるから、回転軸に偏心軸
部を設けることが不要となる。従って回転軸の加工性が
向上する効果がある。
第1図は実施例の断面図、第2図はころ軸受の断面図で
ある。 1……ケーシング、2……軸受、 3……ロータ、4……ステータ、 5……回転軸、6……軸受、 7……内輪、8……外輪、 9……保持器、10……ころ、 11……キー、12……側板、 13……止め輪、14……プランジャ。
ある。 1……ケーシング、2……軸受、 3……ロータ、4……ステータ、 5……回転軸、6……軸受、 7……内輪、8……外輪、 9……保持器、10……ころ、 11……キー、12……側板、 13……止め輪、14……プランジャ。
Claims (1)
- 【請求項1】ロータ回転軸の一端にころがり軸受の内輪
を嵌入固定し、そのころがり軸受の外輪外径面に油圧ユ
ニットのプランジャを接触させ、上記ロータの回転を偏
心回転に変換して上記プランジャに伝達する変換手段を
備えてなる油圧ユニット用モータにおいて、上記の変換
手段としてころがり軸受の内輪内径面の中心を偏心さ
せ、その偏心した中心をロータの回転軸の軸心と一致さ
せたことを特徴とする油圧ユニット用モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989055934U JPH064097Y2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 油圧ユニット用モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989055934U JPH064097Y2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 油圧ユニット用モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02146220U JPH02146220U (ja) | 1990-12-12 |
JPH064097Y2 true JPH064097Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31579323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989055934U Expired - Lifetime JPH064097Y2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 油圧ユニット用モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064097Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS631769A (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-06 | Tokico Ltd | 液圧ポンプ |
JPS631269A (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-06 | Sony Corp | 映像記憶装置 |
-
1989
- 1989-05-15 JP JP1989055934U patent/JPH064097Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS631769A (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-06 | Tokico Ltd | 液圧ポンプ |
JPS631269A (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-06 | Sony Corp | 映像記憶装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02146220U (ja) | 1990-12-12 |
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