JPH0640942Y2 - エア−ポンプ - Google Patents

エア−ポンプ

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JPH0640942Y2
JPH0640942Y2 JP1986188791U JP18879186U JPH0640942Y2 JP H0640942 Y2 JPH0640942 Y2 JP H0640942Y2 JP 1986188791 U JP1986188791 U JP 1986188791U JP 18879186 U JP18879186 U JP 18879186U JP H0640942 Y2 JPH0640942 Y2 JP H0640942Y2
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JP
Japan
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air
pressing plate
air chamber
packaging material
base
Prior art date
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JP1986188791U
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JPS6393479U (ja
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一夫 小堀
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Achilles Corp
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Achilles Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、2種類の空気圧の空気を注入することができ
るエアーポンプに関する。
〔従来の技術〕
従来、エアーボート等の空気注入成形体に対して空気注
入を行う簡易エアーポンプとして、押圧板を基台に揺動
自在に枢着するとともに該押圧板をバネ部材を介して基
台に弾持し、該押圧板及び基台との間を包材にて囲繞し
て空気室を形成し、該空気室に連通し開閉弁を有する吸
気口及び排気口を押圧板に設けた構造からなるものが知
られており、上記エアーポンプは押圧板を足等により踏
んで押圧することにより吸気口から吸入した空気室内の
空気を排気口を通して空気注入成形体に注入することが
できるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記エアーポンプは空気注入成形体の主
な部分に、最低限必要となる空気圧の空気を一応充填さ
せることができるが、なかには主要部分に注入された空
気の空気圧より高圧の空気を注入する必要がある部分が
存在し(例えば、エアーボートにおけるエアーキールの
ようにボート本体より高圧の空気を注入して高い剛性を
得る必要がある部分)、そのような部分への空気注入は
注入できる空気の空気圧が低いため不可能であった。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、通常の空気圧
の空気を注入できるとともに、上記空気圧よりも高圧の
空気を容易に注入することができるエアーポンプを提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本考案は押圧板を基台に揺動自在に枢着するとと
もに該押圧板をバネ部材を介して基台に弾持してなる押
圧板及び基台と、該押圧板及び基台との間を包材にて囲
繞して形成した空気室と、該空気室に連通するよう押圧
板に設けられ、開閉弁を有する吸気口及び排気口からな
るエアーポンプにおいて、上記空気室内に押圧板に接す
る面積が上記包材より小さい第2包材を押圧板及び基台
に当接させて設けて第2空気室を形成するとともに、該
第2空気室に連通し開閉弁を有する高圧用吸気口及び排
気口を上記押圧板に設けてなることを特徴とするエアー
ポンプを要旨とする。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すもので、本
考案エアーポンプ1は基本的に、押圧板2及び基台3
と、包材4にて囲繞して形成した空気室5と、押圧板2
に設けられた吸気口6及び排気口7と、第2包材8にて
形成した第2空気室9と、押圧板2に設けられた高圧用
吸気口10及び排気口11から構成される。
上記押圧板2及び基台3は、第2図に示すように押圧板
2と基台3の端部相互に蝶番12等を設け、押圧板2を基
台3に蝶番12を支点として揺動自在となるよう枢着さ
せ、それとともに押圧板2を所定箇所に設けたバネ部材
13を介して基台3に弾持させたものである。これにより
押圧板2と基台3は、押圧板に力を加えない場合、バネ
部材13によりV字形状に離間した状態に保持され、一
方、押圧板を押圧した場合、押圧板2が押し込まれて基
台3に折り重なるように動き、押圧後、バネ部材13のバ
ネ力により初期状態の位置に復元する。上記押圧板2及
び基台3は合板、プラスチック板等の材質からなり、形
状、大きさ、厚さ等は適宜選択される。
空気室5はポンプ1により注入する空気を蓄えるもので
あり、押圧板2と基台3との間(空間部)を包材4によ
り気密状態に囲繞して形成される。包材4は気密性を有
しフレキシブルな材質からなるもので、例えば、ゴム引
布、ビニルシート、ターポリン等を用いることができ
る。従って、バネ部材13により離間した状態にある押圧
板2と基台3の周端部の相互に上記包材4をコーナーバ
ンド14等にて固着させることにより、第2図に示される
ように押圧板2、基台3及び包材4により取り囲まれた
空気室5が形成される。
吸気口6及び排気口7は、上記空気室5に空気を吸入
し、該空気を空気室5から排出させるもので、空気室5
に連通するように押圧板2に貫通させて設けられ、第3
図に示すように開閉弁15を備えている。
上記開閉弁15は、押圧板2に設けられ、中央にガイド孔
16が設けられ、該ガイド孔16の周辺に貫通孔17が所定数
設けられた仕切片18を有する枠体19に嵌着されているも
ので、詳しくは、上記仕切片18表面に密着可能で貫通孔
17を開口又は閉口させる弁本体20と、該弁本体20にガイ
ド孔16に対してスライド自在な支軸21を介して設けら
れ、仕切片18に係止される係止部22(尚、貫通孔17を閉
口させるものでない)から構成されている。従って、開
閉弁15は吸気口6には弁本体20が空気室5側に位置する
ように枠体19に嵌着して設けられ、排気口7には弁本体
20が空気室5と反対側に位置するように枠体19に嵌着し
て設けられている。
上記構成からなる開閉弁15の弁機能は、吸気が行われる
場合、吸気口6及び排気口7の開閉弁15が共に図中、矢
印A方向にスライドするため、排気口7における貫通孔
17は弁本体20の仕切片18への密着により塞がれ、一方、
吸気口6における貫通孔17は弁本体20の仕切片18からの
離間により開口され、その結果、吸気口6における貫通
孔17を通して空気室5への吸気が行われ、また排気が行
われる場合、吸気口6及び排気口7の開閉弁15が共に図
中、矢印B方向にスライドするため、吸気口6における
貫通孔17が塞がれ、一方、排気口7における貫通孔17が
開口され、その結果、排気口7における貫通孔17を通し
て空気室5からの排気が行われる。
本考案における第2空気室9は、ポンプ1において前述
の空気室5により注入できる空気の空気圧より高圧の空
気を注入するために用いる空気室であり、空気室5内と
なる位置に第2包材8を押圧板2及び基台3に当接させ
て気密状態となるように設けて形成される。この際、第
2包材8は押圧板2に接する面積(具体的には、押圧板
に接する包材の端部により取り囲まれる範囲)が、上記
包材4の押圧板2に接する面積(本実施例においては、
包材4が押圧板2の周端部に固着されているため、押圧
板の表面積に相当する)に比べて小さくなるように構成
される。本実施例において第2包材8は、バネ部材13を
内包するような位置に設けられているが、この位置に限
定されるものでない。上記第2包材8は包材4と同様の
材質等からなるものを用いることができる。
高圧用吸気口10及び排気口11は、上記第2空気室9に空
気を吸入させ、該空気を排出させるもので、第2空気室
9に連通するように押圧板2に貫通させて設けられ、前
述の吸気口6及び排気口7に設けられている開閉弁15と
同様の機能を有する開閉弁を備えている。尚、エアーポ
ンプ1の使用に際して第2空気室8又は空気室5による
いずれの空気注入時においても、高圧用吸気口10及び排
気口11と前記吸気口6及び排気口7は、常時開口されて
いる(これは、どちらか一方の吸気口及び排気口が塞が
れている場合、排気がなされず押圧板2を押圧すること
ができないためである)。
上記の如き構成からなる本考案エアーポンプ1は、空気
室5による空気注入と、空気室5よりも高圧の空気を注
入することができる第2空気室9による空気注入がで
き、この2種類の空気圧による空気注入は空気注入成形
体に空気注入を行うための注入用接続ホースを、排気口
7又は高圧用排気口11のいずれかに接続することによっ
て行われる。
〔作用〕
次に、本考案の作用について説明する。
本考案エアーポンプ1は、単に注入用接続ホースを該当
する排気口に接続し直せば、空気室5による空気注入
も、第2空気室9よる空気注入も同じ操作により行うこ
とができる。
従って、エアーポンプ1の空気注入の操作は、まず押圧
板2をバネ部材13のバネ力に抗して足等により踏んで押
圧する。これにより、空気室5(第2空気室9)内に存
在する空気が排気口7(高圧用排気口11)から排出さ
れ、その空気が注入用接続ホースを通して空気注入成形
体に注入される。
次いで、押圧板2が基台3に略接するまで押し込まれた
時点で押圧板2を1回押圧することによる空気注入が終
了し、しかる後、押圧板2がバネ部材13のバネ力により
初期の状態まで押し上げられ、これと同時に吸気口6
(高圧用吸気口10)から空気が吸入されて、次に注入す
るための空気として空気室5(第2空気室9)に蓄えら
れる。上述の操作を繰り返すことにより、空気室5(第
2空気室9)による空気注入が行われる。
本考案エアーポンプ1は、第2空気室9による空気注入
が空気室5による空気注入に比べ、高圧の空気を注入す
ることができる。これは、押圧板2に加える押圧力がど
ちらの場合でも同じであるのに対し、第2空気室9を形
成する第2包材8の押圧板と接する面積が、空気室5を
形成する包材4の面積に比べて小さいためである。本考
案者によれば、空気室5により注入される空気の空気圧
が0.15〜0.20kg/cm2であり、且つ第2包材8の押圧板2
に接する面積を包材4のものに比べて半分の面積とした
場合、第2空気室9により注入することができる空気の
空気圧は約0.3〜0.4kg/cm2であることが確認されてい
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案エアーポンプは1つの空気
室を有するとともに、該空気室内に押圧板に接する面積
が上記空気室を形成する包材より小さい第2包材を押圧
板及び基台に当接させて設けて形成した第2空気室を有
するため、空気室により注入する空気の空気圧より高圧
の空気を該2空気室により容易に注入することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案エアーポンプの一実施例を示す斜視図、
第2図はエアーポンプの一部切断側面図(尚、図中の包
材4は透明なものとして描かれている)、第3図は吸気
口及び排気口における開閉弁の1例を示す縦断面図であ
る。 1……エアーポンプ、2……押圧板 3……基台、4……包材 5……空気室、6……吸気口 7……排気口、8……第2包材 9……第2空気室、10……高圧用吸気口 11……高圧用排気口、13……バネ部材 15……開閉弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押圧板を基台に揺動自在に枢着するととも
    に該押圧板をバネ部材を介して基台に弾持してなる押圧
    板及び基台と、該押圧板及び基台との間を包材にて囲繞
    して形成した空気室と、該空気室に連通するよう押圧板
    に設けられ、開閉弁を有する吸気口及び排気口からなる
    エアーポンプにおいて、上記空気室内に押圧板に接する
    面積が上記包材より小さい第2包材を押圧板及び基台に
    当接させて設けて第2空気室を形成するとともに、該第
    2空気室に連通し開閉弁を有する高圧用吸気口及び排気
    口を上記押圧板に設けてなることを特徴とするエアーポ
    ンプ。
JP1986188791U 1986-12-08 1986-12-08 エア−ポンプ Expired - Lifetime JPH0640942Y2 (ja)

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JP1986188791U JPH0640942Y2 (ja) 1986-12-08 1986-12-08 エア−ポンプ

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JP1986188791U JPH0640942Y2 (ja) 1986-12-08 1986-12-08 エア−ポンプ

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JPS6393479U JPS6393479U (ja) 1988-06-16
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JP1986188791U Expired - Lifetime JPH0640942Y2 (ja) 1986-12-08 1986-12-08 エア−ポンプ

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JP2605513Y2 (ja) * 1999-04-27 2000-07-24 ティアック株式会社 ディスクカ―トリッジ装着装置

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JPS6393479U (ja) 1988-06-16

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