JP2504621Y2 - ベロ―ズポンプ - Google Patents

ベロ―ズポンプ

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JP2504621Y2
JP2504621Y2 JP292391U JP292391U JP2504621Y2 JP 2504621 Y2 JP2504621 Y2 JP 2504621Y2 JP 292391 U JP292391 U JP 292391U JP 292391 U JP292391 U JP 292391U JP 2504621 Y2 JP2504621 Y2 JP 2504621Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
upper plate
check valve
bellows
hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP292391U
Other languages
English (en)
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JPH04100080U (ja
Inventor
邦博 星加
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Publication date
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  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はエアーポットの蓋内部
等に組込んで使用されるベローズポンプに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】エアーポットの蓋内部等に組込んで使用
されるベローズポンプは、一般にベローズの上下にそれ
ぞれ上板及び下板を取付け、内部にベローズ復帰用のば
ねを組込み、下板にエアー吐出口を設けたものである。
【0003】図4はエアーポットの蓋に組込まれるベロ
ーズポンプの一例であり、同図において、1はベロー
ズ、2は上板、3は下板、4は下板3に貫通されたロッ
ド弁4であり、加圧されたエアーはロッド弁4のエアー
孔5を通してポットの内容器内部に吐出される。
【0004】上記のごときベローズポンプにおいては、
上板2(場合によっては下板3)に弁孔6が設けられ、
その弁孔6に逆止弁7が装着される。この逆止弁7はゴ
ム等の柔軟な材料で形成され、弁孔6を開閉する弁部8
とその弁部8の一端に一体成形された取付部9とからな
る。取付部9は比較的厚く形成され、その中心に取付孔
10が設けられる。
【0005】上記の逆止弁7は、弁孔6の近くに突設さ
れた取付ピン11に取付孔10を圧入することにより取
付けられ、取付部9の弾性により保持される。この逆止
弁7は、上板2を押し下げ加圧エアーを吐出させるとき
は閉止され、逆に上板2が上昇する際は開放されてエア
ーを吸入する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記の逆止弁7は、弁
部8が弁孔6をぴったり閉塞する位置まで圧入されてい
ることが必要であり、圧入が不十分であると弁の機能が
発揮されない。万一、逆止弁7の圧入が不足している
と、その手直しのためには、ベローズポンプを分解する
必要があるため、困難な作業になることが多い。
【0007】上記のごとき問題が生じる原因は、従来の
場合は図4に示すように、ベローズ1の取付用の壁12
や取付ピン11のように、上板2の下面から下向きに突
出した構成部分の突出高さに比べ取付部9の突出高さが
低いことにある。即ち、取付部9の圧入が不十分である
場合に、図4の二点鎖線で示すように、上板2を最も下
まで押し下げても壁12が下板3に当たるとそれ以上押
し下げることができない。従って、逆止弁7の圧入不足
を上板2の押し下げだけで自己回復させることは不可能
である。
【0008】そこで、この考案は上記のごとき逆止弁の
圧入不足があった場合でも、上板の押し下げにより自己
回復できるようにすることを技術課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案はベローズの上板又は下板のいずれか一
方に設けた弁孔に、エアー吐出時に閉止し、エアー吸引
時に開放される逆止弁を装着したベローズポンプにおい
て、ベローズ押圧時に上記逆止弁の頂面が対向する下板
又は上板に最初に当接する構成としたものである。
【0010】
【作用】上記の構成によると、逆止弁としての作用は従
来と同様であるが、逆止弁取付時の圧入不足があった場
合は、ベローズポンプ操作時に逆止弁が相手方部材(下
板又は上板)に当たるため、これにより正規の位置まで
押し込まれ自己回復する。
【0011】
【実施例】図1はエアーポットの蓋の内部に組込んだ例
である。ベローズポンプ20は、ベローズ21の上下両
端にそれぞれ上板22及び下板23を溶着又は強制嵌合
により取付けたものである。下板23の中心部に設けた
孔24にロッド弁25の下端部を上下動自在に挿通して
あり、ロッド弁25はその筒部分に設けたエアー孔26
により蒸気ケース27の内部と連通している。
【0012】蒸気ケース27は内蓋28と共に下板23
にビス29で固定される。ロッド弁25の下端にはロッ
ドパッキン30が装着され、蒸気ケース27に設けた弁
孔31と対向している。
【0013】また、ベローズポンプ21の内部にはコイ
ルばね32が組込まれ、これにより上板22を上向きに
付勢する。またロッド弁25の上端部分は上板22に設
けた案内筒33内に挿入され、案内筒33の内部に組入
れたコイルばね34によりロッド弁25を下向きに付勢
する。
【0014】上記の上板22にはエアー吸入用の弁孔3
5が設けられ、その上板22の下面にその弁孔35を開
閉する逆止弁36が装着される。逆止弁36はゴム等の
柔軟な材料で形成され、弁孔35を開閉する弁部37
と、その一端に一体成形された比較的厚い取付部38と
からなる。
【0015】取付部38には、図3の(a)に示すよう
に取付孔39が設けられ、その取付孔39を圧入する取
付ピン40が上板21の下面に突設される。取付ピン4
0のまわりにはU形の位置決め用案内壁41が設けられ
る。
【0016】ベローズ21の取付用の壁44、案内筒3
3等、下板23に対向した上板22の部分の下面に下向
きに突出した各構成部分の突出高さに比べ、逆止弁36
の取付部38の突出高さが同等か又は大きくなるよう
に、それぞれの突出高さが定められる。
【0017】実施例のベローズポンプは以上のごときも
のであり、蓋本体42に嵌合した押しボタン43を押し
下げると、上板22がベローズ21を圧縮させながら下
降し、ロッド弁25のエアー孔26及び弁孔31を通し
て加圧エアーを吐出させる。このとき、逆止弁36は閉
弁状態にある。上板22を最も下まで押し下げると、逆
止弁36の取付部38は、図1の二点鎖線で示すように
下板23に接触する。
【0018】次に、押しボタン43から手を離すと、上
板22はコイルばね32のばね力により上昇し、同時に
逆止弁36が開弁され、ベローズポンプ20内にエアー
を吸入する。
【0019】一方、逆止弁36の組込時に取付ピン40
に対する圧入が不足していることがあると、上板22を
最も下まで押し下げた際に取付部38が下板23に接触
するため、圧入の不足分が更に圧入されるため、逆止弁
36は正規の位置まで圧入される。
【0020】なお、取付部38の取付孔39及び取付ピ
ン40は、図3の(b)に示すように、角形のものであ
ってもよく、また、図3の(c)のように、U形の案内
壁41のみでもよい。
【0021】また、逆止弁36は、図2に示すように下
板23に設けてもよい。この場合も上板22の案内壁3
3や壁44の突出高さに比べ、下板23からの取付部3
8の突出高さが同等かそれより大きく形成される(図2
の二点鎖線参照)。従って、上板22が最も下まで押し
下げられると上板22が取付部38に接触するため、も
し取付部38の圧入不足があると上板22により圧入さ
れることになる。
【0022】
【考案の効果】以上のように、この考案によると逆止弁
の組込時に圧入不足があったとしても、ベローズポンプ
の内部を開放して手直しするまでもなく、使用中に自然
に正規の圧入状態に自己回復する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図
【図2】他の実施例の断面図
【図3】(a)〜(c)は一部拡大分解斜視図
【図4】従来例の一部断面図
【符号の説明】
20 ベローズポンプ 21 ベローズ 22 上板 23 下板 24 孔 25 ロッド弁 26 エアー孔 27 蒸気ケース 28 内蓋 29 ビス 30 ロッドパッキン 31 弁孔 32 コイルばね 33 案内筒 34 コイルばね 35 弁孔 36 逆止弁 37 弁部 38 取付部 39 取付孔 40 取付ピン 41 案内壁 42 蓋本体 43 押しボタン 44 壁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベローズの上板又は下板のいずれか一方
    に設けた弁孔に、エアー吐出時に閉止し、エアー吸引時
    に開放される逆止弁を装着したベローズポンプにおい
    て、ベローズ押圧時に上記逆止弁の頂面が対向する下板
    又は上板に最初に当接することを特徴とするベローズポ
    ンプ。
JP292391U 1991-01-31 1991-01-31 ベロ―ズポンプ Expired - Lifetime JP2504621Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP292391U JP2504621Y2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 ベロ―ズポンプ

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JP292391U JP2504621Y2 (ja) 1991-01-31 1991-01-31 ベロ―ズポンプ

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Publication Number Publication Date
JPH04100080U JPH04100080U (ja) 1992-08-28
JP2504621Y2 true JP2504621Y2 (ja) 1996-07-10

Family

ID=31731437

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