JPH0640658B2 - 文字画像デ−タの再生方式 - Google Patents

文字画像デ−タの再生方式

Info

Publication number
JPH0640658B2
JPH0640658B2 JP58246457A JP24645783A JPH0640658B2 JP H0640658 B2 JPH0640658 B2 JP H0640658B2 JP 58246457 A JP58246457 A JP 58246457A JP 24645783 A JP24645783 A JP 24645783A JP H0640658 B2 JPH0640658 B2 JP H0640658B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
row
start pixel
image
image start
gradation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58246457A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60136792A (ja
Inventor
真一郎 福田
茂 布施
Original Assignee
株式会社写研
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社写研 filed Critical 株式会社写研
Priority to JP58246457A priority Critical patent/JPH0640658B2/ja
Publication of JPS60136792A publication Critical patent/JPS60136792A/ja
Publication of JPH0640658B2 publication Critical patent/JPH0640658B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、2次元文字画像データの再生方式に関するも
のである。
[発明の背景技術] 従来より文字・画像(以下、文字と称す)を種々ドット
マトリクスに分解し(文字のデジタル化)表示あるいは
記録しようとする方式が考えられている。例えば、比較
的低品質が許容される欧文・数字表示装置では8×8ド
ットマトリクス程度に、邦文ワードプロセッサでは16
×16乃至24×24ドットマトリクス程度に、CRT
写真植字機やレーザ写真植字機では最低100×100
ドットマトリクス、多い場合には800×800乃至1
000×1000ドットマトリクスを越えるデジタル化
も要求される。このように文字をドットに分解して求め
た2値データは、分解能が上るに従い極めて冗長性の高
いデータであることは周知である。
そこで従来、この冗長性を軽減するために種々のデータ
処理方式が提案され、本願出願人はデータ処理方式の1
つである輪郭法(特開昭58−134745号〜134
748号公報)を既に出願した。
その概要は、例えば文字の形状を輪郭で把握し、その輪
郭特定情報を記憶することによってデータ量の圧縮を計
るようにした。そして、この圧縮データを解読して文字
像を再生する際は、補間処理ないしベクトルの倍率変換
処理を実施することによって、種々の倍率の文字像再生
に対処し得るというものである。
例えば、第1図(a)はドットマトリクス上に分解した
オリジナル文字データである。但し、図では40×40
ドットマトリクスで示したが、実際は800×800乃
至1000×1000ドットマトリクスに分解する。
(b)は前記オリジナル文字データに対して、行方向を
主走査方向として非画像部から画像部に変化する一連の
画像開始画素列、及び画像部から非画像部に変化する一
連の非画像開始画素列を抽出しブロック化したものであ
り、図中の1〜3は画像開始画素列、4〜6は非画像開
始画素列である。そして、各ブロックは前述の輪郭法に
より圧縮コード化され、再生の際は該圧縮コードを解読
し所望倍率の輪郭に再生し、前記画像開始画素及び非画
像開始画素情報に従い、光,レーザ,CRT等のビーム
を走査することにより所望倍率の文字像を再生すること
ができる。
しかし、文字像再生の際、特に低画素の文字像を再生す
る場合、第1図(c)のように量子化誤差の影響で線
幅,線間の不均一や輪郭部の歪が目立ち、例えば、図に
おいて横線幅が2ドットのところと1ドットのところが
現われ、文字像を忠実に再現することができなかった。
そこで、従来より文字像を忠実に再現するために階調情
報を付加して再生する方式が考えられている。
以下、従来の階調情報を付加して再生する方式の一例に
ついて説明する。例えば、M×Nドットマトリクスの再
生画像に対して1画素をp階調で出力するため、i×j
ドットマトリクス(以下、階調マトリクスと呼ぶ)を再
生画像の1画素に対応させ(M×i)×(N×j)ドッ
トマトリクスの2値文字像の再生を行なう。そして、前
記階調マトリクス内に存在する黒画素数によって該階調
マトリクスに対応する再生画像の各画素の階調を決定す
る。以上のようにして階調が求まると、前記同様に画像
開始画素及び非画像開始画素情報に従いビームを走査す
ることによって、M×Nドットマトリクスの多値文字像
が再生される。
[背景技術の問題点] しかし、従来の方式では再生画像の各画素の階調を設定
するために、先ず再生画像に対し階調マトリクスに応じ
た倍率の文字像を再生し、該文字像を再生した後に、該
階調マトリクス内に存在する黒画素数で再生画像の各画
素の階調を設定していた。よって、該階調に従いビーム
を走査して所望倍率の文字像を再生していたので、文字
像を再生するのに非常に時間がかかるという問題が生じ
ていた。
[本発明の目的] 本発明の目的は、圧縮して記憶した文字画像データを高
速かつ忠実に再生できるようにした文字画像データの再
生方式を提供するものである。
[発明の概要] 本発明は、x,y座標上に展開した文字画像輪郭を主走
査方向に走査して、非画像部から画像部に変化する一連
の画像開始画素列、及び画像部から非画像部に変化する
一連の非画像開始画素列を抽出し、該抽出した画像開始
画素列及び非画像開始画素列の形状を符号化データとし
て記憶すると共に、該符号化データを解読してもとの文
字画像を再生するようにした文字画像データの再生方式
において、主走査方向と垂直な方向に対しては、前記画
像開始画素列及び非画像開始画素列の始点及び終点画素
に、倍率変換の際の量子化誤差分を階調情報として付加
し、その他の画素には予め設定した階調情報を与え、再
生の際は、再生行と隣接する行の画像開始素列及び非画
像開始画素列の階調情報とに基づいて該再生行の階調を
求め、該階調に従い文字画像を再生するようにしたこと
を第1の特徴とし、主走査方向に対しては、前記画像開
始画素列及び非画像開始画素列の各々に主走査方向に対
する量子化誤差分を階調情報として付加したことを第2
の特徴とする文字画像データの再生方式を提供するもの
である。
第2図は所望倍率に再生した画像開始画素列及び非画像
開始画素列を示したものである。図において、□は再生
画像の1ドットを、斜線部は黒画素を白部は白画素を示
す。また、◎は画像開始画素、○は非画像開始画素を示
し、この画像開始画素及び非画像開始画素情報に従いビ
ームをオン・オフして走査を行なう。
図示の如く、主走査方向と垂直な方向に対して、倍率変
換により量子化誤差(図中の点線部)の影響を受けるの
は、画像開始画素列及び非画像開始画素列の始点及び終
点の画素である。よって、量子化誤差(画像開始画素列
及び非画像開始画素列の始点及び終点の画素に対してD
LTの誤差が生じた場合)を補正するためには、画像開
始画素列及び非画像開始画素列の始点及び終点の画素に
量子化誤差量(DLT)を階調データとして与え、それ
以外の画素については一定の階調で出力するようにし
た。このように階調データは、所望倍率に倍率変換する
ことによって画像開始画素列及び非画像開始画素列の始
点及び終点画素の位置と、正規化された座標との誤差を
階調データとして与えるのである。そして、再生の際は
再生行に対して隣接する行の階調データを加味して、再
生行の階調を設定し出力するよにした。
第3図を用いて詳細に説明する。説明の前提条件とし
て、画像開始画素では階調データを+1して出力し、非
画像開始画素では階調データを−1して出力する。但
し、階調データが+1を越えたときは階調データを+1
とし、階調データが0以下のときは階調データを0とす
る。
(1)(a)のように、量子化誤差DLT<0.5の黒画素の
とき、 圧縮データを解読した結果は、 第1行…画像開始画素及び非画像開始画素なし 第2行…画像開始画素及び非画像開始画素なし 第3行…第2列目 画像開始画素 (+DLT) 第9列目 非画像開始画素(−DLT) 第4行…第2列目 画像開始画素 (0) 第9列目 非画像開始画素(0) となり、第3行第2列目の画像開始画素及び第3行第9
列目の非画像開始画素に、第2行の階調情報が付加され
る。
階調出力の際、再生行に対して隣接する行の階調データ
を加算して、該階調データに対応した輝度のビームで出
力を行なう。
第1行出力…第1行及び第2行とも画像開始画素及び非
画像開始画素が存在しないので階調データは0、よって
出力輝度は“0”で何も出力されない。
第2行出力…第1行及び第2行には画像開始画素及び非
画像開始画素が存在しないが、第3行第2列目の画像開
始画素の階調情報(+DLT)の階調情報が存在するの
で、階調データ+DLTのビームが出力される。そし
て、同様に第3行第9列の非画像開始画素には(−DL
T)の階調情報が存在し、前記階調データに−DLTを
加算することにより階調データは0となり、出力輝度は
“0”となる。
第3行出力…第3行第2列目の画像開始画素に(+DL
T)により、階調データは11+(+DLT)となる。
同時に、第4行第2列目の画像開始画素の階調データも
加算されるが、階調データは0であるので結果として階
調データは1+(+DLT)となり、階調データが+1
を越えるので階調データ+1のビームが出力される。同
様に第3行第9列の非画像開始画素には階調情報(−D
LT)が存在するので、前記階調データに−1+(−D
LT)を加算することにより、階調データは0となり出
力輝度は“0”となる。
尚、画像開始画素列及び非画像開始画素列の終点画素に
ついても同様にして処理を行なう。
(2)(b)のようにDLT≧0.5の黒画素のとき、 圧縮データを解読した結果は、 第1行…画像開始画素及び非画像開始画素なし 第2行…画像開始画素及び非画像開始画素なし 第3行…第2列目 画像開始画素 (−DLT) 第9列目 非画像開始画素(+DLT) 第4行…第2列目 画像開始画素 (0) 第9列目 非画像開始画素(0) となり、この階調情報に従い階調出力を行なう。
第1行出力…前記(a)の場合と同様、出力輝度は
“0”である。
第2行出力…第3行第2列目の画像開始画素に(−DL
T)の階調情報が存在するが、階調データは−DLTと
0以下になるので出力輝度は“0”となる。同様に第3
行第9列目の非画像開始画素には(+DLT)の階調情
報が存在し、前記階調データに+DLTを加算すること
により、階調データは0となり出力輝度は“0”のまま
である。
第3行出力…第3行第2列目の画像開始画素の階調情報
(−DLT)により、階調データは1+(−DLT)と
なり、同時に、第4行第2列目の画像開始画素の階調デ
ータを加算するが、階調データは0なので階調データ1
−DLTのビームが出力される。そして、第3行第9列
の非画像開始画素に(−DLT)の階調情報が存在する
ので、前記階調データに−1+(−DLT)を加算する
ことにより、階調データは0となり出力輝度は“0”と
なる。
尚、画像開始画素列及び非画像開始画素列の終点画素に
ついても同様にして処理を行なう。
(3)(b)のようにDLT<0.5の白画素のとき、 圧縮データを解読した結果は、 第1行…第2列目 画像開始画素 (0) 第9列目 非画像開始画素(0) 第2行…第2列目 画像開始画素 (0) 第9列目 非画像開始画素(0) 第3行…第2列目 画像開始画素 (0) 第4列目 非画像開始画素(−DLT) 第7列目 画像開始画素 (+DLT) 第9列目 非画像開始画素(0) 第4行…第2列目 画像開始画素 (0) 第4列目 非画像開始画素(0) 第7列目 画像開始画素 (0) 第9列目 非画像開始画素(0) となり、この階調情報に従い階調出力を行なう。
第1行出力…第1行及び第2行各第2列目の画像開始画
素の階調情報は(0)なので、階調データ+1のビーム
が出力される。
第2行出力…第2行第2列目の画像開始画素では、第1
行,第2行及び第3行の画像開始画素の階調情報は共に
(0)なので階調データ+1のビームが出力される。ビ
ームが第2行第2列目にくると、第3行第4列目の非画
像開始画素に(−DLT)の階調情報が存在するので、
前記階調データに−DLTを加算し、第2行第4列目よ
り階調データ1−DLTのビームが出力される。更に、
ビームが第2行第7列目にくると、第3行第7列目の画
像開始画素に(+DLT)の階調情報が存在するので、
前記階調データに+DLTを加算することにより階調デ
ータは+1となり、階調データ+1のビームが出力され
る。そして、第2行第9列の非画像開始画素では前記階
調データを−1して階調データは0となり、出力輝度は
“0”となる。
第3行出力…第3行第2列目の画像開始画素では、第2
行,第3行及び第4行第2列目の画像開始画素の階調情
報は共に(0)なので階調データ+1のビームが出力さ
れる。ビームが第3行第4列の非画像開始画素にくる
と、前記非画像開始画素には階調情報(−DLT)が存
在するので、前記階調データに−1+(−DLT)を加
算することにより階調データは−DLTとなり出力輝度
は“0”となる。そして、第3行第7列目の非画像開始
画素では前記画像開始画素に(+DLT)の階調情報が
存在するので、前記階調データに1+DLTを加算する
ことにより階調データは+1となり、階調データ+1の
ビームを出力する。そして、第3行第9列目の非画像開
始画素で階調データは0となり、出力輝度は“0”とな
る。以下、第4行出力についても同様である。
尚、画像開始画素列及び非画像開始画素列の終点画素に
ついても同様にして処理を行なう。
(3)(d)のようにDLT≧0.5の白画素のとき、 圧縮データを解読した結果は、 第1行…第2列目 画像開始画素 (0) 第9列目 非画像開始画素(0) 第2行…第2列目 画像開始画素 (0) 第4列目 非画像開始画素(−DLT) 第7列目 画像開始画素 (+DLT) 第9列目 非画像開始画素(0) 第3行…第2列目 画像開始画素 (0) 第4列目 非画像開始画素(0) 第7列目 画像開始画素 (0) 第9列目 非画像開始画素(0) 第4行…第2列目 画像開始画素 (0) 第4列目 非画像開始画素(0) 第7列目 画像開始画素 (0) 第9列目 非画像開始画素(0) となり、この階調情報に従い階調出力を行なう。
第1行出力…第1行及び第2行各第2列目の画像開始画
素の階調情報は(0)なので、階調データ+1のビーム
が出力される。
第2行出力…第2行第2列目の画像開始画素では、第1
行,第2行及び第3行各第2列目の画像開始画素の階調
情報は共に(0)なので階調データ+1のビームが出力
される。ビームが第2行第4列目にくると、前記非画像
開始画素に(+DLT)の階調情報が存在するので、前
記階調データに1+DLTを加算することにより階調デ
ータは+DLTとなり、第2行第4列目より階調データ
+DLTのビームが出力される。
更に、ビームが第2行第7列目にくると、第2行第7列
目の画像開始画素に(−DLT)の階調情報が存在する
ので、前記階調データに1+(1−DLT)を加算する
ことにより階調データは+1となり、第2行第7列目よ
り階調データ+1のビームが出力される。そして、第2
行第9列目の非画像開始画素で前記階調データを−1す
ることにより、階調データは0となり出力輝度は“0”
となる。
第3行出力…第3行第2列目の画像開始画素では、第2
行,第3行及び第4行第2列目の画像開始画素の階調情
報は共に(0)なので階調データ+1のビームが出力さ
れる。ビームが第3行第4列目の非画像開始画素にくる
と、前記非画像開始画素の階調情報は(0)なので前記
階調データを−1することにより、階調データは0とな
り出力輝度は“0”となる。そして、第3行第7列の画
像開始画素では、前記同様第2行,第3行及び第4行各
第7列目の画像開始画素の階調情報は共に(0)なので
前記階調データを+1することにより、階調データ+1
のビームを出力され、第3行第9列目の非画像開始画素
では前記階調データを−1することにより、階調データ
は0となり出力輝度は“0”となる。以下、第4行出力
についても同様である。
尚、画像開始画素列及び非画像開始画素列の終点画素に
ついても同様にして処理を行なう。
以上、主走査方向と垂直な方向に対する量子化誤差の補
正について説明してきた。次に、主走査線方向に対する
量子化誤差の補正については、輪郭部の画像開始画素列
及び非画像開始画素列の各画素に主走査方向に対する階
調情報を付加し、前記同様に該階調情報に基づいた出力
を行なうことにより、オリジナルに忠実な文字像を再生
することができる。
[発明の実施例] 第4図は、本発明における文字像再生方式を、最適に行
なうための装置の一実施例を示すブロック図である。図
において、40は画像開始画素列及び非画像開始画素列
の各ブロックデータを記憶した圧縮データ記憶部、41
は1ブロックの解読に要する時間の長い順に転送された
1ブロックデータを、後述するデコーダを選択して転送
するセレクタ1、42は別途入力した所望倍率を記憶す
る倍率記憶部、43は前記ブロックデータを倍率相当の
輪郭に復元し、各ブロックデータの始点及び終点画素に
おける階調データ(DLT)を求めて付加するn個のデ
コーダより成るデコーダ群、44は前記デコーダ群43
の内、処理の終了したデコーダを選択し、解読して求め
た画像開始画素列及び非画像開始画素列を後述する1文
字記憶部に転送するセレクタ2,45は前記セレクタ2
(44)より送られた画像開始画素列及び非画像開始画
素列を記憶する1文字記憶部、46は再生行と該再生行
と隣接する行の各階調データを前記1文字記憶部45よ
り順次読み出して記憶し、該3行分の階調データにより
該再生行の階調を求めるラインバッファ、47は前記ラ
インバッファ46からの階調に基づいた文字像を再生す
る出力装置である。
次に、動作について説明する。
圧縮データ記憶部40に記憶されたブロックデータは、
1ブロックの解読に要する時間の長い順にセレクタ1
(41)に転送される。前記セレクタ1(41)は転送
されたブロックデータを、デコーダ群42のデコーダ1
より順にデコーダを選択して転送する。ブロックデータ
の転送が終了したデコーダは、前記ブロックデータと倍
率記憶部42に別途記憶した所望倍率データに基づいて
輪郭の復元処理を開始すると共に、各ブロックの始点及
び終点画素には、始点及び終点画素の量子化誤差を階調
データとして与える。セレクタ2(44)は復元処理の
完了したデコーダを順次選択し、復元した画像開始画素
列及び非画像開始画素列を1文字記憶部45に転送して
いく。そして、1ブロック分の復元処理の完了したデコ
ーダは、セレクタ1(41)に対して次ブロックデータ
の転送を要求し、次の1ブロック分のブロックデータが
転送される。全ブロックの復元終了後、1文字記憶部4
5より1行毎のデータがラインバッファ46へ転送され
る。ラインバッファ46は、再生行及び再生行と隣接す
る行のデータを記憶し、記憶した3行の階調データに基
づいて再生行の階調を求める。そして、出力装置47
は、この階調に基づいて文字像を再生する。
また、主走査方向に対しても同様に、デコーダ群42に
おいて復元された画像開始画素列及び非画像開始画素列
の各画素に、主走査方向に対する量子化誤差を階調デー
タとして夫々付加することにより、主走査方向に対して
の階調出力を行なうことができる。
[発明の効果] 以上のように本発明は文字画像輪郭データである画像開
始画素列及び非画像開始画素列の始点及び終点の画素に
階調情報を付加し、その他の画素は予め設定した階調と
することで、従来のように各画素の階調を全て求めるこ
となく、従来通りの階調結果が得ることができるので、
高速且つ忠実に文字像を再生することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は従来の輪郭法を説明するための図、第
3図は本発明による再生方法を説明するための図、第4
図は本発明を最適に実施するための装置例を示すブロッ
ク図である。 40……圧縮データ記憶部 41……セレクタ1 42……倍率記憶部 43……デコーダ群 44……セレクタ2 45……1文字記憶部 46……ラインバッファ 47……出力装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】x,y座標上に展開した文字画像輪郭を主
    走査方向に走査して、非画像部から画像部に変化する一
    連の画像開始画素列、及び画像部から非画像部に変化す
    る一連の非画像開始画素列を抽出し、該抽出した画像開
    始画素列及び非画像開始画素列の形状を符号化データと
    して記憶すると共に、該符号化データを解読してもとの
    文字画像を再生するようにした文字画像データの再生方
    式において、 主走査方向と垂直な方向に対しては、前記画像開始画素
    列及び非画像開始画素列の始点及び終点画素に、倍率変
    換の際の量子化誤差分を階調情報として付加し、その他
    の画素には予め設定した階調情報を与え、再生の際は、
    再生行と隣接する行の画像開始画素列及び非画像開始画
    素列の階調情報とに基づいて該再生行の階調を求め、該
    階調に従い文字画像を再生するようにした文字画像デー
    タの再生方式。
  2. 【請求項2】主走査方向に対しては、前記画像開始画素
    列及び非画像開始画素列の各々に主走査方向に対する量
    子化誤差分を階調情報として付加したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の文字画像データの再生方
    式。
JP58246457A 1983-12-26 1983-12-26 文字画像デ−タの再生方式 Expired - Lifetime JPH0640658B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58246457A JPH0640658B2 (ja) 1983-12-26 1983-12-26 文字画像デ−タの再生方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58246457A JPH0640658B2 (ja) 1983-12-26 1983-12-26 文字画像デ−タの再生方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60136792A JPS60136792A (ja) 1985-07-20
JPH0640658B2 true JPH0640658B2 (ja) 1994-05-25

Family

ID=17148710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58246457A Expired - Lifetime JPH0640658B2 (ja) 1983-12-26 1983-12-26 文字画像デ−タの再生方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0640658B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2856420B2 (ja) * 1989-04-17 1999-02-10 株式会社リコー 文字パターンデータ発生方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60136792A (ja) 1985-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59132291A (ja) 画像のデイジタル処理方法および装置
US6519365B2 (en) Encoder, decoder, recording medium, encoding method, and decoding method
JPH0777418B2 (ja) 画像処理装置
JPS59156070A (ja) 画像処理装置
JPH01215181A (ja) ファクシミリ画像伝送・蓄積方法及びその装置
EP0351062A1 (en) Method and apparatus for generating composite images
JPH11187264A (ja) 画像処理方法および装置
JPS6333351B2 (ja)
KR890003318B1 (ko) 문자 화상 데이타 처리 시스템
US5926582A (en) Method and system for converting multi-gradated image data into binary image data
JPH06164950A (ja) 画像符号化方法および画像符号化/復号化方法
JPH0640658B2 (ja) 文字画像デ−タの再生方式
KR20020042816A (ko) 화상압축방법
KR890003320B1 (ko) 문자화상 데이타 처리 시스템
JP3223046B2 (ja) 誤差拡散法2値画像の符号化装置
JPH07193809A (ja) 画像データの符号化および復号化方法
JPH0125072B2 (ja)
JP2921720B2 (ja) 符号化による映像信号符号化装置
JPH0129349B2 (ja)
JPH0261832B2 (ja)
JPH03187572A (ja) カラー画像情報処理方法
JP2698382B2 (ja) 画像合成方式
KR900005901B1 (ko) 문자화상 데이타의 처리방법
JP3227237B2 (ja) 符号化装置
KR890003316B1 (ko) 문자화상 데이타 처리 시스템