JPH0640653Y2 - チェンゲート装置 - Google Patents

チェンゲート装置

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JPH0640653Y2
JPH0640653Y2 JP1989015244U JP1524489U JPH0640653Y2 JP H0640653 Y2 JPH0640653 Y2 JP H0640653Y2 JP 1989015244 U JP1989015244 U JP 1989015244U JP 1524489 U JP1524489 U JP 1524489U JP H0640653 Y2 JPH0640653 Y2 JP H0640653Y2
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JP
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chain
slider
guide rail
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winding device
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Inventor
哲夫 中野
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株式会社桂
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、駐車場の出入口に張ったチェンを、繰出巻取
装置の作動により、チェンを地面に這わせて車の通過を
許し、或は、緩めたチェンを再び張り渡して車の出入り
を禁止するチェンゲート装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、第3図に示すチェンゲート装置が実施されてい
る。
該チェンゲート装置は、無線操縦型のチェン繰出巻取装
置(1)から引出されたチェン(2)の端を該チェン繰
出巻取装置(1)と対向して立設した支持ポスト(7)
に鈎フック(21)等の適宜手段にて係止している。
上記チェンゲート装置は、2点鎖線で示す様に、チェン
繰出巻取装置(1)内にチェン(2)を巻込んで、チェ
ン繰出巻取装置(1)と支持ポスト(7)との間にチェ
ンを張り渡すことに何の支障もないが、実線で示す様に
チェン(2)を緩めた状態では、チェン繰出巻取装置
(1)側のチェンはほぼ真っ直ぐ地面まで垂下するのに
対し、支持ポスト(7)側のチャンは傾斜してしまい、
これにより車が出入り可能な有効開口幅L1はチェン繰出
巻取装置(1)と支持ポスト(7)との対設間隔L2に比
し、著しく狭くなる。
この為、実際には、その低減分を見込んでチェン繰出巻
取装置(1)と支持ポスト(7)との対設間隔L2を広げ
なれけばならない不利があった。
そこで、上記問題を解決すべく、第4図に示すチェンゲ
ート装置が提案された(実公昭57-55380号)。
上記チェンゲート装置は、無線操縦型チェン繰出巻取装
置(1)に対向してチェン案内ポスト(3)を立設し、
チェン繰出巻取装置(1)からのチェン(2)の端にス
ライダー(5)を連結し、該スライダー(5)を案内ポ
スト(3)の傾斜ガイド軌条(4)に載置して、スライ
ダー(5)の上方への滑動はチェン巻取時のチェン張力
により、又、下方の滑動はチェン繰出時の重力により、
夫々自在としている。
上記チェンゲート装置はチェン(2)の端にスライダー
(5)を連結し、支持ポスト(7)には傾斜ガイド軌条
(4)を形成する簡単な構成により、車が出入り可能な
有効開口幅L1と、チェン繰出巻取装置(1)と案内ポス
ト(3)との対設間隔L2とを等しくすることができた。
(本考案が解決しようとする課題) 上記第4図のチェンゲート装置は、スライダー(5)が
滑動するガイド軌条(4)は、傾斜が直線的で且つ急で
あるため、チェン(2)を張り渡す際、スライダー
(5)には、ガイド軌条(4)を垂直方向に押し付ける
分力が強く働き、スライダー(5)の上昇が円滑ではな
く、スライダー(5)が跳ね上がることがあり、危険で
ある。
本考案は、上記実情に鑑み、チェン繰出巻取装置とガイ
ド軌条との対設間隔と、車が出入り可能な有効開口幅と
をほぼ等しく出来ることは勿論のこと、チェンの張り渡
し、及び緩めを円滑に行なうことのできるチェンゲート
装置を明らかにするものである。
(課題を解決する手段) 上記課題を解決するために本考案のチェンゲート装置
は、チェン繰出巻取装置(1)に対向してガイド軌条
(4)を立設し、チェン繰出巻取装置から引出したチェ
ン(2)の先端にスライダー(5)を連結し、該スライ
ダー(5)をガイド軌条(4)に沿って滑動可能に載置
し、スライダー(5)の上方への滑動はチェン巻取時の
チェン張力により、又、下方への滑動はチェン繰出時の
チェン自重により夫々自在となし、前記ガイド軌条
(4)は下部から上部にかけて徐々にチェン繰出巻取装
置(1)側に接近し、且つ少なくとも下部は丸く湾曲し
ている。
(作用及び効果) チェンの先端に係止したスライダー(5)が、湾曲ガイ
ド軌条(4)上を滑動するチェンゲート装置の場合、湾
曲ガイド軌条(4)の少なくとも下部はチェン繰出巻取
装置(1)から離れる方向に丸く湾曲しているため、チ
ェンに張力が作用したとき、スライダー(5)に作用す
るガイド軌条(4)への垂直方向の分力は小さく、スラ
イダー(5)は円滑に軌条(4)を上昇し始める。
一旦スライダー(5)が上昇し始めると、軌条(4)の
上部の傾斜が急で直線的であっても、スライダー(5)
はチェン繰出巻上装置(1)によるチェンの巻上げ力に
よって円滑に軌条(4)を上昇することができ、従来の
様に下部から上部に直線的に傾斜したガイド軌条を滑動
するものに比べて、スライダー(5)は円滑に滑動で
き、チェン(2)の張り渡しを円滑に行なうことが出来
る。
チェン繰出巻取装置(1)は該装置の上部からチェン
(2)を巻取るため、チェン(2)はチェン繰出巻取装
置(1)側が高く、ガイド軌条(4)側が低く傾いた状
態にて引上げられ、ガイド軌条(4)の下部の曲率が小
さくても、スライダー(5)は円滑に軌条(4)上を滑
動して上昇する。
上記の如く、ガイド軌条(4)は曲率が小さくて済むた
め、従来の傾斜ガイド軌条と同程度の大さで済み、チェ
ン繰出巻取装置(1)とガイド軌条(4)との対設間隔
L2と、車が出入り可能な有効開口幅L1をほぼ等しくする
ことができる。
(実施例) 第1図に示す如く、自動車の出入口を挟んで無線操縦型
チェン繰出巻取装置(1)と、チェン案内ポスト(3)
が対向して立設されている。
無線操縦型チェン繰出巻取装置(1)は、駐車場に出入
りする車両の車内から、無線操作によって正逆回転駆動
機構(11)を動作せしめ、チェン(2)を繰出し或は巻
取るものであって、チェンが緊張状態に張り渡されたと
き、該チェンの一部が検出器(12)を作動せしめて正逆
回転駆動機構(11)が停止し、又、チェンが緩んで地面
に這った際も正逆回転駆動装置(11)は停止する様にな
っており、その構成については、公知であるので詳細は
省略する。
チェン(2)の先端には、後記のガイド軌条(4)上を
スライドするスライダー(5)が取り付けられている。
前記チェン案内ポスト(3)は中空筒体に形成され、湾
曲ガイド軌条(4)を内蔵している。
第2図の如く、ポスト(3)には、チェン繰出巻取装置
(1)側に対向する面の中央部に、チェンが少し余裕の
ある状態に嵌まる幅のスリット(31)がポストの略全長
に亘って開設されている。
ガイド軌条(4)は、チャンネル材の両側壁の先端縁を
全長に亘って互いに内向きに対向して屈曲し、両屈曲縁
間に幅狭いスリット(41)を形成している。
ガイド軌条(4)は、該軌条(4)のスリット(41)を
案内ポスト(3)のスリット(31)に対応させて案内ポ
スト(3)内に固定配備され、ガイド軌条(4)は下部
から上部にかけて徐々にチェン繰出巻取装置(1)側に
接近し、且つ下部が緩やかに丸く湾曲している。
前記チェン先端に取り付けたスライダー(5)は、角ブ
ロック(51)の両端にローラ(52)を枢支し、該ブロッ
ク(51)の前面に連結片(53)を介して、チェン(2)
を連結している。
スライダー(5)はガイド軌条(4)内に嵌まり、連結
片(53)を該軌条(4)のスリット(41)から摺動可能
に臨出させている。
然して、湾曲ガイド軌条(4)の下部はチェン繰出巻取
装置(1)から離れる方向に湾曲しているため、チェン
に張力が作用したとき、スライダー(5)に作用する軌
条(4)への垂直方向の分力は小さく、スライダー
(5)は円滑に軌条(4)を上昇し始める。
一旦スライダー(5)が上昇し始めると、軌条(4)の
上部の傾斜が急で直線的であってもスライダー(5)は
チェン繰出巻上装置(1)によるチェンの巻上げ力によ
って円滑に軌条(4)を上昇することができ、従来の直
線的に傾斜したガイド軌条(4)を移動するものに比べ
て、スライダー(5)は円滑に滑動し、チェン(2)の
張り渡しを円滑に行なうことが出来る。
尚、上記実施例のチェンゲート装置において、湾曲ガイ
ド軌条(4)は全長に亘って小さい曲率で湾曲させて
も、従来の直線的な傾斜のガイド軌条よりも、スライダ
ー(4)を円滑に滑動案内することが出来るのは勿論で
ある。
本考案は上記実施例の構成に限定されることはなく、実
用新案登録請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の断面図、第2図は第1実施例の案
内ポスト上部の斜面図、第3図は従来例の正面図、第4
図は他の従来例の正面図である。 (1)…チェン繰出巻取装置、(2)…チェン (3)…案内ポスト、(31)…スリット (4)…ガイド軌条、(5)…スライダー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】チェン繰出巻取装置(1)に対向してガイ
    ド軌条(4)を立設し、チェン繰出巻取装置から引出さ
    れたチェン(2)の端にスライダー(5)を連結し、該
    スライダー(5)をガイド軌条(4)に沿って滑動可能
    に載置し、スライダー(5)の上方への滑動はチェン繰
    出時の張力により、又、下方への滑動はチェン繰出時の
    チェン自重により夫々自在となし、前記ガイド軌条
    (4)は下部から上部にかけて徐々にチェン繰出巻取装
    置(1)に接近し、且つ少なくとも下部は丸く湾曲して
    いるチェンゲート装置。
JP1989015244U 1989-02-10 1989-02-10 チェンゲート装置 Expired - Fee Related JPH0640653Y2 (ja)

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JPH02106014U JPH02106014U (ja) 1990-08-23
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