JPH0640254A - 車両用カーテン装置 - Google Patents
車両用カーテン装置Info
- Publication number
- JPH0640254A JPH0640254A JP19721792A JP19721792A JPH0640254A JP H0640254 A JPH0640254 A JP H0640254A JP 19721792 A JP19721792 A JP 19721792A JP 19721792 A JP19721792 A JP 19721792A JP H0640254 A JPH0640254 A JP H0640254A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curtain
- rail
- vehicle
- runners
- runner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カーテンを開けた場合の後方視界の幅が大き
く、カーテンを半ば開けた状態では、日光の遮蔽と幅の
広い後方視界とが同時に達成でき、カーテンをほぼ閉め
た状態では、ハイマウントストップランプの遮蔽が防止
でき、安全性に優れた車両用カーテン装置の提供。 【構成】 シールドガラスの両側に沿って設置されるカ
ーテンレール1、2と、前記カーテンレールの各々に、
対向的かつ滑動自在に装着された複数のランナ3と、両
端が対向した前記ランナに支持されるとともに、前記シ
ールドガラスの車室側面に近接して配置された複数のリ
ブ4と、前記複数のリブに係止されたカーテン地5と、
前記ランナ3をカーテンレールに沿って移動させるカー
テン開閉機構6とからなる。
く、カーテンを半ば開けた状態では、日光の遮蔽と幅の
広い後方視界とが同時に達成でき、カーテンをほぼ閉め
た状態では、ハイマウントストップランプの遮蔽が防止
でき、安全性に優れた車両用カーテン装置の提供。 【構成】 シールドガラスの両側に沿って設置されるカ
ーテンレール1、2と、前記カーテンレールの各々に、
対向的かつ滑動自在に装着された複数のランナ3と、両
端が対向した前記ランナに支持されるとともに、前記シ
ールドガラスの車室側面に近接して配置された複数のリ
ブ4と、前記複数のリブに係止されたカーテン地5と、
前記ランナ3をカーテンレールに沿って移動させるカー
テン開閉機構6とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車室のリアウインド
シールドガラスへの装着に適した自動開閉式の車両用カ
ーテン装置に関する。
シールドガラスへの装着に適した自動開閉式の車両用カ
ーテン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車室のリアウインドシールドガラスに、
日光の遮蔽などの目的でカーテンが装着される。この車
両用カーテン装置として、リアウインドシールドガラス
の周縁に沿ってカーテンレールを配設し、このレールに
沿って一対のカーテンを左右方向に開閉させる方式が提
案されている(実開平1−114883号公報)。
日光の遮蔽などの目的でカーテンが装着される。この車
両用カーテン装置として、リアウインドシールドガラス
の周縁に沿ってカーテンレールを配設し、このレールに
沿って一対のカーテンを左右方向に開閉させる方式が提
案されている(実開平1−114883号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記考案の車両用カー
テン装置は、カーテンを開けた状態においては、ウイン
ドシールドガラスの両隅にカーテンが重なり、後方視界
の幅が狭まり安全性が低下する欠点があった。また、台
形枠状のレール内にカーテンを張っているため、後部座
席の上部後方のパッケージトレイ上にハイマウントスト
ップランプを装着した車両においては、台形枠の下部材
がストップランプと干渉したり、カーテンを閉じた状態
ではストップランプがカーテンによって遮られるなどの
問題があった。
テン装置は、カーテンを開けた状態においては、ウイン
ドシールドガラスの両隅にカーテンが重なり、後方視界
の幅が狭まり安全性が低下する欠点があった。また、台
形枠状のレール内にカーテンを張っているため、後部座
席の上部後方のパッケージトレイ上にハイマウントスト
ップランプを装着した車両においては、台形枠の下部材
がストップランプと干渉したり、カーテンを閉じた状態
ではストップランプがカーテンによって遮られるなどの
問題があった。
【0004】この発明の目的は、カーテンを開けた場合
の後方視界の幅が大きく、カーテンの下端を半ば持ち上
げた状態では、日射の遮蔽と幅の広い後方視界とが同時
に得られ、カーテンをほぼ閉めた状態では、ハイマウン
トストップランプの遮蔽などの発生が有効に防止でき、
これにより高い安全性が達成できる車両用カーテン装置
の提供にある。
の後方視界の幅が大きく、カーテンの下端を半ば持ち上
げた状態では、日射の遮蔽と幅の広い後方視界とが同時
に得られ、カーテンをほぼ閉めた状態では、ハイマウン
トストップランプの遮蔽などの発生が有効に防止でき、
これにより高い安全性が達成できる車両用カーテン装置
の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の車両用カーテ
ン装置は、シールドガラスの両側に沿って設置されるカ
ーテンレールと、前記カーテンレールの各々に、滑動自
在に装着された複数のランナと、両端が前記ランナに支
持されるとともに、前記シールドガラスに近接して配置
された複数のリブと、前記複数のリブに係止されたカー
テン地と、前記ランナをカーテンレールに沿って昇降さ
せるカーテン開閉機構とからなる。
ン装置は、シールドガラスの両側に沿って設置されるカ
ーテンレールと、前記カーテンレールの各々に、滑動自
在に装着された複数のランナと、両端が前記ランナに支
持されるとともに、前記シールドガラスに近接して配置
された複数のリブと、前記複数のリブに係止されたカー
テン地と、前記ランナをカーテンレールに沿って昇降さ
せるカーテン開閉機構とからなる。
【0006】
【作用および発明の効果】この発明では、カーテンが上
下方向にアコーデオン状にたたまれるので、カーテン下
縁を上縁方向にたたんだ状態において後方視界が広く確
保できる。このため、暗がりでの運転、後進運転などに
おける安全性が高い。また、カーテンのたたみ度合いを
中間に止めた状態においては、日射が車室に深く侵入す
ることを防止しながら後方視界の幅を広く確保できる効
果がある。さらに、カーテンの下縁を少し持ち上げた状
態では、ハイマウントストップランプの遮蔽が防止でき
る。これらより日射の有効な遮蔽とともに高い安全性が
達成できる。
下方向にアコーデオン状にたたまれるので、カーテン下
縁を上縁方向にたたんだ状態において後方視界が広く確
保できる。このため、暗がりでの運転、後進運転などに
おける安全性が高い。また、カーテンのたたみ度合いを
中間に止めた状態においては、日射が車室に深く侵入す
ることを防止しながら後方視界の幅を広く確保できる効
果がある。さらに、カーテンの下縁を少し持ち上げた状
態では、ハイマウントストップランプの遮蔽が防止でき
る。これらより日射の有効な遮蔽とともに高い安全性が
達成できる。
【0007】
【実施例】図1〜図6は、この発明の第1実施例にかか
る車両用カーテン装置100を示す。このカーテン装置
100は、図2に示す如く、車室のリアウインドウに嵌
められたシールドガラスSGに沿って、後部座席の上部
後方のパッケージトレイPTと車両のルーフRFの後端
部との間に装着される。
る車両用カーテン装置100を示す。このカーテン装置
100は、図2に示す如く、車室のリアウインドウに嵌
められたシールドガラスSGに沿って、後部座席の上部
後方のパッケージトレイPTと車両のルーフRFの後端
部との間に装着される。
【0008】カーテン装置100は、前記シールドガラ
スSGの両側に沿って、平行的に配された一対のカーテ
ンレールである右側レール1および左側レール2を備え
る。右側レール1および左側レール2には、それぞれ多
数(この実施例では各7個づつ)のランナ(滑動子)3
が対向して滑動自在に装着されている。各対向したラン
ナ3、3間には、リブ4がその両端を着脱可能に固定さ
れて取り付けられており、これらリブ4群には一枚のカ
ーテン地5が装着されている。カーテン地5は、前記ラ
ンナ3をレールに沿って移動させ、カーテン地5の下端
を昇降させるカーテン開閉機構6により開閉される。
スSGの両側に沿って、平行的に配された一対のカーテ
ンレールである右側レール1および左側レール2を備え
る。右側レール1および左側レール2には、それぞれ多
数(この実施例では各7個づつ)のランナ(滑動子)3
が対向して滑動自在に装着されている。各対向したラン
ナ3、3間には、リブ4がその両端を着脱可能に固定さ
れて取り付けられており、これらリブ4群には一枚のカ
ーテン地5が装着されている。カーテン地5は、前記ラ
ンナ3をレールに沿って移動させ、カーテン地5の下端
を昇降させるカーテン開閉機構6により開閉される。
【0009】右側レール1および左側レール2の外側に
は、シールドガラスSGの両側部の形状に対応して、三
角形ないし台形を呈する固定式の隅部カーテン7および
8が取り付けられている。この実施例では、隅部カーテ
ン7および8は、三角形状のカーテン地71および81
の上端を右側レール1および左側レール2の上端部に締
結し、下端を右側レール1および左側レール2の下端部
に連設した支持骨72および82に係止させてなる。な
お、固定式の隅部カーテン7および8は、下方が広く、
上方が狭い台形度合いの大きいシールドガラスSGに用
いるカーテン装置において有用であり、シールドガラス
SGが矩形に近い場合は不要である。
は、シールドガラスSGの両側部の形状に対応して、三
角形ないし台形を呈する固定式の隅部カーテン7および
8が取り付けられている。この実施例では、隅部カーテ
ン7および8は、三角形状のカーテン地71および81
の上端を右側レール1および左側レール2の上端部に締
結し、下端を右側レール1および左側レール2の下端部
に連設した支持骨72および82に係止させてなる。な
お、固定式の隅部カーテン7および8は、下方が広く、
上方が狭い台形度合いの大きいシールドガラスSGに用
いるカーテン装置において有用であり、シールドガラス
SGが矩形に近い場合は不要である。
【0010】右側レール1および左側レール2の上端に
は、曲管状のコーナー連結具11、21が固着され、該
コーナー連結具11、21は円形断面の連結パイプ12
で連結されている。すなわち、右側レール1、左側レー
ル2、および連結パイプ12は下部材が欠落したコ字形
枠に連結されて、一体のレール枠10となっている。こ
の実施例の如くカーテンレールを一体のレール枠10と
して形成することにより、カーテンレールの装着作業が
容易になるとともに、前記カーテン開閉機構6における
駆動源(モーター)を1つにできる利点がある。
は、曲管状のコーナー連結具11、21が固着され、該
コーナー連結具11、21は円形断面の連結パイプ12
で連結されている。すなわち、右側レール1、左側レー
ル2、および連結パイプ12は下部材が欠落したコ字形
枠に連結されて、一体のレール枠10となっている。こ
の実施例の如くカーテンレールを一体のレール枠10と
して形成することにより、カーテンレールの装着作業が
容易になるとともに、前記カーテン開閉機構6における
駆動源(モーター)を1つにできる利点がある。
【0011】右側レール1および左側レール2の各々
は、押し出し成形されたアルミニウム製であり、図3、
図4に示す如く断面が矩形の筒状を呈し、内側壁13お
よび23の中央には軸方向の欠落溝14、24が形成さ
れている。また、右側レール1、左側レール2の内壁に
はそれぞれ3本の補強突条15、25が長手方向に設け
られている。右側レール1および左側レール2の各々の
下端には、図1に示す如く、底面が傾斜し、前記パッケ
ージトレイPTへの締結用フランジFを有する箱状プー
リーハウジング16、26が固着されている。また、連
結パイプ12には、車両のルーフRFの下面後端部に係
止するためのブラケットBが取り付けられている。
は、押し出し成形されたアルミニウム製であり、図3、
図4に示す如く断面が矩形の筒状を呈し、内側壁13お
よび23の中央には軸方向の欠落溝14、24が形成さ
れている。また、右側レール1、左側レール2の内壁に
はそれぞれ3本の補強突条15、25が長手方向に設け
られている。右側レール1および左側レール2の各々の
下端には、図1に示す如く、底面が傾斜し、前記パッケ
ージトレイPTへの締結用フランジFを有する箱状プー
リーハウジング16、26が固着されている。また、連
結パイプ12には、車両のルーフRFの下面後端部に係
止するためのブラケットBが取り付けられている。
【0012】ランナ3は樹脂製であり、図3、図4に示
す如く、両側面に背向して形成された溝31、31を有
するブロック状の基部32と、該基部32からL字状に
延長された手部33とからなる。手部33にはスリット
34が形成されている。右側レール1、左側レール2へ
のランナ3の取り付けは、前記溝31、31が各レール
の欠落溝14、24に嵌め込まれることによりなされ
る。
す如く、両側面に背向して形成された溝31、31を有
するブロック状の基部32と、該基部32からL字状に
延長された手部33とからなる。手部33にはスリット
34が形成されている。右側レール1、左側レール2へ
のランナ3の取り付けは、前記溝31、31が各レール
の欠落溝14、24に嵌め込まれることによりなされ
る。
【0013】リブ4は、図3〜図5に示す如くT字形の
断面を有し、シールドガラスSGの車室内側面に沿うよ
うに弓状に湾曲している本体41と、その両端に固着さ
れた樹脂製フック42、42とからなる。フック42
は、中間に薄肉部43が形成された各柱状を呈し、該薄
肉部43が前記ランナ3のスリット34に嵌め込まれる
ことにより着脱可能に係止されている。
断面を有し、シールドガラスSGの車室内側面に沿うよ
うに弓状に湾曲している本体41と、その両端に固着さ
れた樹脂製フック42、42とからなる。フック42
は、中間に薄肉部43が形成された各柱状を呈し、該薄
肉部43が前記ランナ3のスリット34に嵌め込まれる
ことにより着脱可能に係止されている。
【0014】図5に示す如く、カーテン地5には、所定
間隔で横方向に帯状地51が逢着され、袋部52が形成
されている。前記リブ4は、袋部52を挿通して配さ
れ、前記カーテン地5を等間隔で係止している。このカ
ーテン地5は、フック42の薄肉部43とランナ3のス
リット34との嵌着を外すことにより、リブ4とともに
レール枠10から簡単に取り外すことができる。リブ4
を袋部52から抜くことによりカーテン地5の洗濯、取
替えが容易にできる。
間隔で横方向に帯状地51が逢着され、袋部52が形成
されている。前記リブ4は、袋部52を挿通して配さ
れ、前記カーテン地5を等間隔で係止している。このカ
ーテン地5は、フック42の薄肉部43とランナ3のス
リット34との嵌着を外すことにより、リブ4とともに
レール枠10から簡単に取り外すことができる。リブ4
を袋部52から抜くことによりカーテン地5の洗濯、取
替えが容易にできる。
【0015】図6、図7に示す如く、カーテン開閉機構
6は、駆動機構61、およびその制御手段62からな
る。駆動機構61は、右側レール1の上部に装着され、
サーボモータMにより駆動される駆動プーリーP0 、該
駆動プーリーP0 を挟んで設けられた2個のテンション
プーリーPt 、前記プーリーハウジング16内に設置さ
れたプーリーP1 、P2 、前記コーナー連結具11内に
設置されたプーリーP3 、P4 、コーナー連結具21内
に設置されたプーリーP5 、P6 、およびプーリーハウ
ジング26内に設置されたプーリーP7 、およびこれら
全てのプーリーに架設されたスパイラルワイヤ60から
なる。
6は、駆動機構61、およびその制御手段62からな
る。駆動機構61は、右側レール1の上部に装着され、
サーボモータMにより駆動される駆動プーリーP0 、該
駆動プーリーP0 を挟んで設けられた2個のテンション
プーリーPt 、前記プーリーハウジング16内に設置さ
れたプーリーP1 、P2 、前記コーナー連結具11内に
設置されたプーリーP3 、P4 、コーナー連結具21内
に設置されたプーリーP5 、P6 、およびプーリーハウ
ジング26内に設置されたプーリーP7 、およびこれら
全てのプーリーに架設されたスパイラルワイヤ60から
なる。
【0016】図8に示す如く、前記駆動プーリーP0 に
はギア状プーリーPg が同軸的に固着されており、スパ
イラルワイヤ60の駆動プーリーP0 に係合する部分に
は螺旋ワイヤ63が巻設され、前記ギア状プーリーPg
と噛み合うようになっている。これにより、スパイラル
ワイヤ60はサーボモータMの回転にともない、前記全
プーリーに支持されてレール枠10内を往復動する。
はギア状プーリーPg が同軸的に固着されており、スパ
イラルワイヤ60の駆動プーリーP0 に係合する部分に
は螺旋ワイヤ63が巻設され、前記ギア状プーリーPg
と噛み合うようになっている。これにより、スパイラル
ワイヤ60はサーボモータMの回転にともない、前記全
プーリーに支持されてレール枠10内を往復動する。
【0017】図3、図4に示す如く、右側レール1およ
び左側レール2の各々に架設された各ランナ3のうち、
最下位のランナ3A、3Aにはリンクプレート35が固
着されている。リンクプレート35の先端は丸められて
スパイラルワイヤ60に外嵌され、スパイラルワイヤ6
0の所定位置には、リンクプレート35を挟む様に一対
のランナ押圧部材64が固着されている。
び左側レール2の各々に架設された各ランナ3のうち、
最下位のランナ3A、3Aにはリンクプレート35が固
着されている。リンクプレート35の先端は丸められて
スパイラルワイヤ60に外嵌され、スパイラルワイヤ6
0の所定位置には、リンクプレート35を挟む様に一対
のランナ押圧部材64が固着されている。
【0018】制御手段62は、図6、図7に示す如く、
車室内の運転席近傍に設けられた操作部65および制御
回路66からなる。操作部65にはカーテン上昇スイッ
チS1 、停止スイッチS2 、およびカーテン降下スイッ
チS3 が設けられおり、所望のスイッチを押すことによ
り、サーボモータMが作動し駆動プーリーP0 が回転制
御される。
車室内の運転席近傍に設けられた操作部65および制御
回路66からなる。操作部65にはカーテン上昇スイッ
チS1 、停止スイッチS2 、およびカーテン降下スイッ
チS3 が設けられおり、所望のスイッチを押すことによ
り、サーボモータMが作動し駆動プーリーP0 が回転制
御される。
【0019】図6は、カーテン地5を閉めた状態を示
し、図7は一部開けて停止させた状態を示す。カーテン
地5を一部開けておくと、図2に示す如く、車室の後部
座席の上部後方のパッケージトレイPT上にハイマウン
トストップランプHSLを装着した車両においては、カ
ーテン地5によりハイマウントストップランプHSLが
遮られることが防止でき、後方からの視認性が確保でき
る。これにより、日光の遮断と安全性の向上とが同時に
達成できる。なお、かかる作用効果は、最下位のリブ4
Aの中央部を上方に曲げておくことにより、カーテン地
5を完全に閉めても達成できる。また、カーテン地5の
引上げ度合いを中間として、上方を除く後方視界を幅広
く確保しながら日射の遮蔽を行うことも可能である。
し、図7は一部開けて停止させた状態を示す。カーテン
地5を一部開けておくと、図2に示す如く、車室の後部
座席の上部後方のパッケージトレイPT上にハイマウン
トストップランプHSLを装着した車両においては、カ
ーテン地5によりハイマウントストップランプHSLが
遮られることが防止でき、後方からの視認性が確保でき
る。これにより、日光の遮断と安全性の向上とが同時に
達成できる。なお、かかる作用効果は、最下位のリブ4
Aの中央部を上方に曲げておくことにより、カーテン地
5を完全に閉めても達成できる。また、カーテン地5の
引上げ度合いを中間として、上方を除く後方視界を幅広
く確保しながら日射の遮蔽を行うことも可能である。
【0020】図9〜図11は第2実施例を示す。この実
施例では、左側(助手席側)の隅部カーテン8が開閉す
る様になっている。車両の後進など後方視界が幅広く必
要な運転時において、運転席側(右側)の後方は固定式
の隅部カーテン7があっても比較的確認し易いが、左側
(助手席側)の隅部カーテン8は後方確認の邪魔になる
度合いが高い。このため、車庫入れなど後進運転時には
少なくとも左側(助手席側)の隅部カーテン8は、開け
られていることが望ましい。よって、この実施例では、
カーテン地5を開閉作動に連動して左側の隅部カーテン
8が開閉する様に構成した。
施例では、左側(助手席側)の隅部カーテン8が開閉す
る様になっている。車両の後進など後方視界が幅広く必
要な運転時において、運転席側(右側)の後方は固定式
の隅部カーテン7があっても比較的確認し易いが、左側
(助手席側)の隅部カーテン8は後方確認の邪魔になる
度合いが高い。このため、車庫入れなど後進運転時には
少なくとも左側(助手席側)の隅部カーテン8は、開け
られていることが望ましい。よって、この実施例では、
カーテン地5を開閉作動に連動して左側の隅部カーテン
8が開閉する様に構成した。
【0021】この実施例では、図9に示す様に、プーリ
ーハウジング26の側方に前記左側レール2と同一構造
の横レール9を連結するとともに、その先端にプーリハ
ウジング91を設ける。また、プーリーハウジング26
内にプーリーP9 を追加し、かつ前記プーリーハウジン
グ91内にプーリーP8 を設置する。スパイラルワイヤ
60は、プーリーP7 、プーリーP8 、プーリーP9 の
順に張る。横レール9には、滑動自在にランナ3Bが滑
動自在に取り付けられ、該ランナ3Bは、隅部カーテン
地81の下端の端が引っ掛けられている。
ーハウジング26の側方に前記左側レール2と同一構造
の横レール9を連結するとともに、その先端にプーリハ
ウジング91を設ける。また、プーリーハウジング26
内にプーリーP9 を追加し、かつ前記プーリーハウジン
グ91内にプーリーP8 を設置する。スパイラルワイヤ
60は、プーリーP7 、プーリーP8 、プーリーP9 の
順に張る。横レール9には、滑動自在にランナ3Bが滑
動自在に取り付けられ、該ランナ3Bは、隅部カーテン
地81の下端の端が引っ掛けられている。
【0022】図10に示す如く、スパイラルワイヤ60
には、ランナ3Bに設けられているリンクプレート36
を、作動のタイミングをとるための所定の遊びWを有し
て挟む様に、一対のランナ押圧部材67、68が固定さ
れている。
には、ランナ3Bに設けられているリンクプレート36
を、作動のタイミングをとるための所定の遊びWを有し
て挟む様に、一対のランナ押圧部材67、68が固定さ
れている。
【0023】隅部カーテン8の開閉は、つぎのようにな
される。ランナ3Bは、前記右側レール1と左側レール
2に取り付けられた最下位のランナ3A、3Aが所定の
高さまで引き上げられたとき、ランナ押圧部材67がリ
ンクプレート36に係合して開く方向に作動される。ま
た最下位のランナ3A、3Aが所定の高さまで引き下げ
られたとき、ランナ押圧部材68がリンクプレート36
に係合して閉じる方向に作動される。
される。ランナ3Bは、前記右側レール1と左側レール
2に取り付けられた最下位のランナ3A、3Aが所定の
高さまで引き上げられたとき、ランナ押圧部材67がリ
ンクプレート36に係合して開く方向に作動される。ま
た最下位のランナ3A、3Aが所定の高さまで引き下げ
られたとき、ランナ押圧部材68がリンクプレート36
に係合して閉じる方向に作動される。
【0024】隅部カーテン8に代えて、または隅部カー
テン8に加えて隅部カーテン7を自動開閉させてもよ
い。また、カーテン開閉機構は、右側レール1と左側レ
ール2との両方にモータを設置し、同期運転させてもよ
く、この場合はカーテン開閉機構の機械的構造がシンプ
ルにできる。
テン8に加えて隅部カーテン7を自動開閉させてもよ
い。また、カーテン開閉機構は、右側レール1と左側レ
ール2との両方にモータを設置し、同期運転させてもよ
く、この場合はカーテン開閉機構の機械的構造がシンプ
ルにできる。
【図1】車両用カーテン装置の斜視図である。
【図2】車両への装着状態図である。
【図3】レール部分の拡大図である。
【図4】レール部分の断面図である。
【図5】カーテンの要部拡大図である。
【図6】作動説明のための概略図である。
【図7】作動説明のための概略図である。
【図8】開閉機構の要部拡大図である。
【図9】第2実施例の概略図である。
【図10】第2実施例の要部拡大図である。
【図11】第2実施例の車両への装着状態図である。
1 右側レール 2 左側レール 3 ランナ 4 リブ 5 カーテン地 6 カーテン開閉機構
Claims (1)
- 【請求項1】 シールドガラスの両側に沿って設置され
るカーテンレールと、 前記カーテンレールの各々に、滑動自在に装着された複
数のランナと、 両端が前記ランナに支持されるとともに、前記シールド
ガラスに近接して配置された複数のリブと、 前記複数のリブに係止されたカーテン地と、 前記ランナをカーテンレールに沿って昇降させるカーテ
ン開閉機構とからなる車両用カーテン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19721792A JPH0640254A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 車両用カーテン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19721792A JPH0640254A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 車両用カーテン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640254A true JPH0640254A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16370786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19721792A Pending JPH0640254A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 車両用カーテン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640254A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6192967B1 (en) * | 1998-10-19 | 2001-02-27 | Sunny En Liung Huang | Collapsible auto shade |
US6705381B2 (en) | 1998-10-19 | 2004-03-16 | Sunny E. L. Huang | Adjustable shade unfoldable in multiple directions |
WO2012090617A1 (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-05 | 芦森工業株式会社 | シェード装置 |
WO2012137716A1 (ja) * | 2011-04-07 | 2012-10-11 | 芦森工業株式会社 | シェード装置 |
WO2013133065A1 (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-12 | 芦森工業株式会社 | シェード装置 |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP19721792A patent/JPH0640254A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6192967B1 (en) * | 1998-10-19 | 2001-02-27 | Sunny En Liung Huang | Collapsible auto shade |
US6705381B2 (en) | 1998-10-19 | 2004-03-16 | Sunny E. L. Huang | Adjustable shade unfoldable in multiple directions |
WO2012090617A1 (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-05 | 芦森工業株式会社 | シェード装置 |
JP2012136162A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Ashimori Industry Co Ltd | シェード装置 |
WO2012137716A1 (ja) * | 2011-04-07 | 2012-10-11 | 芦森工業株式会社 | シェード装置 |
JP2012218545A (ja) * | 2011-04-07 | 2012-11-12 | Ashimori Industry Co Ltd | シェード装置 |
WO2013133065A1 (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-12 | 芦森工業株式会社 | シェード装置 |
JP2013184496A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Ashimori Industry Co Ltd | シェード装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100701118B1 (ko) | 자동차용 다중부품 선루프 | |
US6857693B2 (en) | Sun screen for a motor vehicle | |
JP2001180282A (ja) | サンルーフ | |
JP2001301465A (ja) | 透明ルーフ部分およびサンシェード装置を有する車両ルーフ | |
JPH0813910A (ja) | 自動車用窓ガラスの昇降装置 | |
US4773697A (en) | Sun visor for the side windows of automotive vehicles | |
US4626020A (en) | Retractable vehicle backlight apparatus | |
JPH0640254A (ja) | 車両用カーテン装置 | |
US7780220B2 (en) | Shade providing apparatus for vehicle | |
JP2003341368A (ja) | サンルーフ装置 | |
JPS63263130A (ja) | 自動車日除け装置 | |
KR930006158B1 (ko) | 차량용 슬라이딩가능한 지붕장치 | |
CN219947871U (zh) | 一种轻卡用电动天窗总成装置 | |
KR100435861B1 (ko) | 자동차의 전동식 도어커튼 작동장치 | |
JPS63110022A (ja) | 車両のサンル−フ構造 | |
JP3508145B2 (ja) | スライドルーフ構造 | |
CN221250536U (zh) | 一种汽车顶窗遮阳装置 | |
JP2550085Y2 (ja) | サンバイザ | |
JP2002356113A (ja) | サンルーフ装置 | |
JPH0439985Y2 (ja) | ||
RU76289U1 (ru) | Солнцезащитное оборудование кабины машиниста рельсового транспорта | |
KR20040098366A (ko) | 차량의 자동 차양막 장치 | |
JP2966005B2 (ja) | サンルーフの枠構造 | |
JPH0749025B2 (ja) | 開閉装置 | |
JPS62255222A (ja) | 自動車のスライド式ル−フ構造 |