JPH0640253A - 車両用遮光装置 - Google Patents

車両用遮光装置

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Publication number
JPH0640253A
JPH0640253A JP35972991A JP35972991A JPH0640253A JP H0640253 A JPH0640253 A JP H0640253A JP 35972991 A JP35972991 A JP 35972991A JP 35972991 A JP35972991 A JP 35972991A JP H0640253 A JPH0640253 A JP H0640253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
vehicle
window
moving member
controller
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP35972991A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Murakami
実 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP35972991A priority Critical patent/JPH0640253A/ja
Publication of JPH0640253A publication Critical patent/JPH0640253A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両のウインドにて遮光するカーテンを自動
的に開閉することのできる車両用遮光装置を提供するこ
と。 【構成】 ウインド1の一側に収容されたカーテン2の
自由端に移動部材5,20を設け、この移動部材5,2
0をガイド7に沿って移動させることによってカーテン
2の開閉が可能とされる。移動部材5,20はコントロ
ーラ8からの制御信号により自動的に移動されるように
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用遮光装置に係り、
さらに詳しくは、夏期等の駐車中における車室内の温度
上昇を抑制するに好適な車両用遮光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、夏期のように外気温の高い季節
では、駐車中に車室内の温度が異常に上昇し、これがた
め、運転開始時にはハンドルが相当に熱せられて当該ハ
ンドルを把握しうる温度まで低下させるに一定の時間を
要する等の不都合があった。
【0003】このような不都合を改善するため、近年に
おいては蛇腹状に折り畳まれたボードを拡げ、これをフ
ロント側のウインドの内面側に設置する等して遮光を行
い、これによって車室内温度の上昇を抑制する光景が見
受けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記ボードによれば、
直射日光を有効に遮ることが可能となり、前述の不都合
を改善することができるものの、近時におけるユーザの
高級化指向による高級車には外観上の体裁等の観点より
やや不向きであるという問題があった。
【0005】また、前記ボードの使用に際しては、駐車
に際して運転者がボードを拡げて所定位置に設定する等
の作業が要求され、、また、運転再開に際して折り畳み
作業が要求されることとなる等面倒であり、特に、時間
当りの駐車回数が多い時に使用したい場合には、その煩
に耐えないという問題があった。
【0006】さらに、ボード不使用時におけるボード収
納箇所は特に設けられていないので、搭乗者が多いとき
にはその取扱に際して邪魔になるという不都合があっ
た。
【0007】
【発明の目的】本発明は前記従来例の不都合に鑑みてな
されたものであり、その目的は、車室内温度の上昇を抑
制するための遮光用のカーテンを自動的に開閉させるこ
とができ、手動によるカーテンの開閉作業を一掃するこ
とができる車両用遮光装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る車両用遮光装置は、ウインドの一側位
置に収容配置された帯状部材の自由端を前記ウインドに
沿って引き出し、巻取可能に設けた遮光用のカーテン
と、このカーテンの前記自由端に固定された移動部材
と、この移動部材をウインド端縁に沿って案内するガイ
ドと、前記移動部材をガイドに沿って移動させる制御信
号を出力するコントローラとを備えたことを特徴として
構成されている。
【0009】
【作用】前記コントローラからカーテンを閉めるための
信号が出力されたときには、前記移動部材がカーテンの
収容位置とは反対側に向かってガイド上を移動し、カー
テンを開けるための信号が出力されたときには、移動部
材は前記収容位置に向かって移動する。
【0010】以下、本発明に係る車両用遮光装置の一実
施例を図面に基づいて説明する。
【0011】図1には、本実施例の概略構成が示されて
いる。この図において、フロント側におけるウインド1
の一側位置である左側には、不使用時はカーンテ2を収
容する所定の空間を備えた収容部3が車室内に形成され
ている。前記カーテン2は、ウインド1の長手方向に沿
って延出可能な帯状部材により構成されているととも
に、樹脂,繊維等容易に破損し難く、かつ、好ましくは
硬質の材料により構成されている。
【0012】前記カーテン2は、図2に示されるよう
に、ロール状に巻回されて前記収容部3内に収容配置さ
れており、その一端である自由端2Aより引き出し可能
になっている。図示の例では特にロール軸は示されてい
ないが、必要に応じてロール軸を設け、これにカーテン
2を巻回させる構成も採用され得る。
【0013】前記カーテン2の自由端2Aには上下に一
対の移動部材としてのリニアモータ5がそれぞれ固定さ
れている。このリニアモータ5は、図3に拡大して示さ
れるように、ウインド1の端縁に沿って敷設されたガイ
ド7上を左右両方向に自走するようになっており、これ
によりカーテン2の開閉が行われるようになっている。
【0014】前記リニアモータ5は、図4に示されるよ
うに、コントローラ8の制御信号により駆動されるよう
構成され、このコントローラ8には後述するキー情報を
受信してこれをコントローラ8に出力する受信器9と、
イグニッションスイッチのON−OFF情報をコントロ
ーラ8に出力する電子制御装置10とが接続されてい
る。また、コントローラ8には前記リニアモータ5の駆
動を自動,手動に切換るためのスイッチ11が併設さ
れ、このスイッチ11の切換によって、外気温がさほど
高くない季節には、手動でカーテン2の開閉を行うこと
が選択的にできるようになっている。
【0015】前記受信器9に与えられるキー情報は、図
示しない発振器を内蔵したキー13を介して与えられる
ようになっており、このキー13をキーシリンダに挿入
した所定位置で所定の信号を出力するとともに、キー1
3を抜き取った状態で信号出力を停止する2種の情報を
含み構成されている。
【0016】次に、本実施例の作用につき図5のフロー
チャートをも参照しながら説明する。
【0017】今、前記スイッチ11が「AUTO」位置
にあるとし(図4参照)、車両は駐車中で前記カーテン
2はウインド1を閉塞している状態にあると仮定する。
ここでキーをシリンダに挿入し、イグニッションスイッ
チがONになったときは、コントローラ8はリニアモー
タ5の位置よりカーテン2が開閉いずれの位置にあるか
を判断するが、前記したように閉塞状態のため、リニア
モータ5を駆動すべく信号を出力し、リニアモータ5を
収容部3方向へ移動させてカーテン2を開放する。この
際、前記ガイド7とリニアモータ5には適宜なリミット
スイッチを設けておけばモータ駆動信号の出力を停止さ
せることが可能である。
【0018】一方、キー13を抜き取ると発振器からの
発信は停止するため、この停止を受信器9が検知してコ
ントローラ8に出力し、同様にしてカーテン状態を検出
して当該カーテン2が開いているときはこれを閉塞すべ
くリニアモータ5に駆動信号を与えるようになってい
る。カーテン2の閉塞完了は前記したようなリミットス
イッチにより検出することが可能である。
【0019】従って、このような実施例によれば、キー
13の状態に応じてカーテン2の開閉を自動的に行える
よう構成したから、従来のように運転者による作業を通
じて遮光する必要は全く要求されず、特に使用頻度の高
い夏期において極めて便利な遮光装置として利用できる
という効果がある。
【0020】また、カーテン2の開放時においては、ウ
インド1の一側位置の収容部3に収容させる構成である
ため、カーテン2の不使用時に当該カーテン2が邪魔に
なる等の従来の問題点は解消される。
【0021】さらに、カーテン2の開閉を制御する条件
として、イグニッションスイッチのON−OFF情報を
も採用し、当該スイッチがONの状態でカーテン2が閉
塞している時は、これを開放すべく制御する構成である
ため、運転中にカーテン2が閉塞するというようなトラ
ブルは回避されるという効果がある。
【0022】なお、前記実施例では、不使用時はカーテ
ン2がロール状に巻回される構成について図示,説明し
たが、図7に示されるように、蛇腹状に折り畳まれる構
成であっても同様の作用,効果を得ることができる。
【0023】また、移動部材はリニアモータ5に限ら
ず、図7に示されるようにガイド7上を移動可能に形成
された可動駒20を用いてもよい。この場合には、可動
駒20に連結されたワイヤ21をモータ22で巻取って
閉塞するように構成し、このモータ22にコントローラ
8の信号を出力して駆動させるようにすればよい。この
際、カーテン2を開放する駆動力は当該モータ22の反
転ではワイヤ21のたるみで吸収されてしまうため、前
記収容部3内にて適宜な付勢手段を設けてカーテン2を
巻取る方向に付勢する手段を講じることで難なく解消さ
れ得る。
【0024】さらに、カーテン2の閉塞は、車室内温度
との相関関係で条件設定してもよく、一定の温度に達し
たことを条件として閉塞されるよう予め温度をコントロ
ーラ8に設定しておく等の手段が考えられる。
【0025】また、キーのボタンを押すことによってド
アロックするタイプの車両にあっては、かかる機構と連
動させてカーテン2の開閉を行うよう構成してもよい。
さらに、本発明はフロント側ウインドに限らず、リヤウ
インド等その他のウインドにも適用可能である。
【0026】また、コントローラ8の信号出力はキー情
報によるものに限らず、単にコントローラ8にモータ駆
動用のスイッチを設け、このスイッチの切換によって移
動部材を移動させるよう構成を簡易にしたものでもよ
い。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、かつ、
作用するので、これによると遮光用のカーテン開閉を自
動的に行うことができるとともに、不使用時においては
予め定められた一定の空間にカーテンを収容することに
よって取扱に煩わされることもなく、車室内の温度上昇
を有効に抑制できるという従来にない優れた効果を奏す
る車両用遮光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用遮光装置の一実施例を示す
概略構成図である。
【図2】前記実施例におけるカーテンを示す斜視図であ
る。
【図3】前記実施例における移動部材とガイドとの関係
を説明するための概略構成図である。
【図4】前記実施例における移動部材の駆動系を示すブ
ロック構成図である。
【図5】前記実施例におけるカーテンの開閉動作例を説
明するフローチャートである。
【図6】前記実施例におけるカーテンの収容時状態の変
形例を示す斜視図である。
【図7】前記実施例における移動部材の異なる例を示す
図3と同様の図である。
【符号の説明】
1 ウインド 2 カーテン 2A 自由端 3 収容部 5 移動部材としてのリニアモータ 7 ガイド 8 コントローラ 20 移動部材としての可動駒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドの一側位置に収容配置された帯
    状部材の自由端を前記ウインドに沿って引き出し、巻取
    可能に設けた遮光用のカーテンと、このカーテンの前記
    自由端に固定された移動部材と、この移動部材をウイン
    ド端縁に沿って案内するガイドと、前記移動部材をガイ
    ドに沿って移動させる制御信号を出力するコントローラ
    とを備えたことを特徴とする車両用遮光装置。
JP35972991A 1991-12-26 1991-12-26 車両用遮光装置 Withdrawn JPH0640253A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35972991A JPH0640253A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 車両用遮光装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP35972991A JPH0640253A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 車両用遮光装置

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Publication Number Publication Date
JPH0640253A true JPH0640253A (ja) 1994-02-15

Family

ID=18466008

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35972991A Withdrawn JPH0640253A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 車両用遮光装置

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JP (1) JPH0640253A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5947544A (en) * 1995-09-22 1999-09-07 Hubeshi; Carmel Electromechanical sun visor for motor vehicle windows
US6407365B1 (en) * 2001-05-18 2002-06-18 De Prete, Iii Frank Joseph Automated sunshade and defrosting assembly
JP2005047343A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Fujitsu Ten Ltd 車両制御装置
JP2007168701A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Toyota Boshoku Corp 車両用サンシェード装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311