JP2007168701A - 車両用サンシェード装置 - Google Patents
車両用サンシェード装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007168701A JP2007168701A JP2005371979A JP2005371979A JP2007168701A JP 2007168701 A JP2007168701 A JP 2007168701A JP 2005371979 A JP2005371979 A JP 2005371979A JP 2005371979 A JP2005371979 A JP 2005371979A JP 2007168701 A JP2007168701 A JP 2007168701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- vehicle
- shielding
- front window
- movable body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
Abstract
【解決手段】蛇腹状に折り畳まれた一対の遮蔽部材4の各々の一端は、車両のフロントウィンドウMCの左右両端部に固定され、それぞれの遮蔽部材4の他端には可動体5が連結されている。各々の可動体5の上端部は、フロントウィンドウMCの上縁において、左右方向に延びたガイドレール7と係合し、下端部は、インスツルメントパネルPB上に形成されたデフロスターノズルFKの凹部LGと係合している。可動体5がガイドレール7および凹部LGに案内されながら、遮蔽部材4がフロントウィンドウMCの左右端に格納された状態から、フロントウィンドウMC上に引き出された後、一対の可動体5は、フロントウィンドウMCの上端中央部に取り付けられた固定装置8とそれぞれ個別に係合して、フロントウィンドウMCを覆うように固定される。
【選択図】図1
Description
この従来技術によれば、遮光が必要な時に、遮蔽部材によってウィンドウを覆うとともに、車両の走行時等の遮光が不要な場合には、ウィンドウの左右端に遮蔽部材が収容されるため、遮蔽部材をウィンドウに対して取り外しする手間が不要で、車両内に取り外した遮蔽部材を収納するスペースを必要ともせず、使い勝手のよいサンシェード装置であった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、使用時の操作性のよい車両用サンシェード装置を提供することを目的とする。
(1)遮蔽手段は車両のフロントウィンドウの左右端に格納されるとともに、その上端部は、フロントウィンドウの上縁部に左右に延びるように設けられたガイドレールと係合しながら横方向に引き出され、遮蔽手段の下端部は、車両のインスツルメントパネル上において、左右に延びるように溝状に形成されたガイド手段としての空気吹出口と係合することにより、その移動時に案内される。これにより、遮蔽手段の上下端がガイドレールおよび空気吹出口によりいっそう強固に案内され、その移動時の暴れをより確実に防ぐことができる。また、遮蔽手段の下端部の案内のために、既存の空気吹出口を利用したため、下端部と係合する特別なガイド手段を形成する必要がなく、低コストのサンシェード装置にすることができる。
(2)ロック手段は、手動による操作により、窓上における遮蔽手段との係合が解除される第1ロック解除手段を備える。これにより、手動操作で簡単に、遮蔽手段の固定を解除し、遮蔽手段が格納状態へと移動するため、ロック解除時の操作性を向上させることができる。
(3)ロック手段は、車両の走行検知手段が、車両が走行可能な状態にあることを検出した時に、窓上における遮蔽手段との係合が解除される第2ロック解除手段を備える。これにより、遮蔽手段の固定解除を操作者が直接に行わなくても、車両を走行可能な状態にするのみで、遮蔽手段が格納状態へと移動するため、いっそう操作性のよい車両用サンシェード装置とすることができる。
本発明の実施形態1を図1乃至図13によって説明する。車両のフロントウィンドウMC(本発明の車両用窓に該当する)には、その周囲が液密的に嵌合するように、ウィンドウガラスDSが装着され(図4示)、車両用サンシェード装置1は、フロントウィンドウMCを覆うように、ウィンドウガラスDSの車室内側に取り付けられている。サンシェード装置1の左右端には、それぞれ上下方向に延びた一対の取付体2が設けられている。各々の取付体2は平板状に形成され、それぞれの取付体2の上下部位には一対のワインダ3が取り付けられており、ワインダ3を、フロントウィンドウMCの左右端に配置されたフロントピラーガーニッシュKBに対し、両面テープ、接着剤、ビス等にて固定することにより、取付体2はフロントウィンドウMCの両端部に取り付けられる(図7示)。
<実施形態2>
図16乃至図19は本発明の実施形態3を示す。本実施形態においては遮蔽部材14は蛇腹状に折り畳まれておらず、ロール機構10によって、フロントウィンドウMCの左右両端部に巻き取られる構成を採っている。図18に示すように、ロール機構10は、上下一対のマウント部材16によって、その固定芯11がフロントウィンドウMCの左右端にあるフロントピラーガーニッシュKBに対し、回転不能に取り付けられており、固定芯11には両端部をキャップ13によって塞がれた円筒形のロール基体12が、キャップ13とともに回転可能に取り付けられている。固定芯11の周囲にはコイルバネ15が巻回され、その一端部は固定芯11の外周面に固定されている。コイルバネ15の他端部は、下方にあるキャップ13に固定され、常時、ロール基体12を固定芯11に対して一回転方向に付勢している。
図20乃至図23は本発明の実施形態4を示す。本実施形態においては、各々の可動体5の互いの対向面に弾性体17が固定されている(図21示)。弾性体17は、合成ゴム、あるいは発泡性樹脂材料等にて内部が空洞となった筒状に形成され、接着剤等によって可動体5の端面全体に固定されている。本実施形態による遮蔽部材4によって、フロントウィンドウMCを覆うために左右の遮蔽部材4を互いに連結する場合、フロントウィンドウMCの中央上部に、ルームミラーKGが車室内に向けて突出していても、ルームミラーKGのアームGAを挟んだ弾性体17が、空洞を圧縮してともに撓んで、アームGAを大きな隙間なく取り囲むため、アームGAの周囲から光が漏れることがなく、遮光を確実に行うことができる(図22および図23示。また、遮蔽部材4の格納時には、弾性体17が形状復帰するため、見栄えがよく意匠上支障はない。
図24および図25は本発明の実施形態5を示す。本実施形態においては、ガイドレール18がルーフパネルTPに対し、ルーフヘッドライニングHRの先端部とともに、クリップ19にて固定され、ガイドレール18の下面はルーフヘッドライニングHRとほぼ面一とされている(図24示)。ガイドレール18には、実施形態1によるガイドレール7と同様に、ガイド溝18aが形成され、可動体5のスライダ5aが係合している。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本発明によるサンシェード装置は、フロントウィンドウだけでなく、リアウィンドウあるいはサイドウィンドウに取り付けてもよい。
(2)遮蔽部材はウィンドウの上下端から、それぞれ上下方向に引き出すようにしてもよい。
(3)ガイド手段はウィンドウの上縁のみに設けてもよい。
(4)実施形態2において、固定装置の可動体との係合を外すアクチュエータは、電磁アクチュエータに限ったものではなく、電動モータ、油圧アクチュエータ、空気圧アクチュエータ等、あらゆる種類のアクチュエータが適用可能である。
(5)また、実施形態2において、車両が走行可能な状態にあることを検出する手段としては、車両の着座スイッチ、パーキングブレーキスイッチ、あるいはこれらの組合せでもよい。
(6)フロントウィンドウの両端部から可動体を引き出して、フロントウィンドウを覆う場合、フロントウィンドウ上に固定された双方の可動体間に、多少の隙間が存在してもよい。
2…取付体
4、14…遮蔽部材
5…可動体
7、18…ガイドレール
8、9…固定装置
8b、9b…プッシュボタン
8e、9e…解除レバー
9h…電磁アクチュエータ
9i…プランジャ
9j…制御コントローラ
MC…フロントウィンドウ
PB…インスツルメントパネル
FK…デフロスターノズル
LG…凹部
Claims (4)
- 車両用窓の両端部に向けて付勢されることにより、前記端部にそれぞれ格納されるとともに、付勢力に抗して前記端部から引き出された後、前記窓上に固定されることにより前記窓を覆う一対の遮蔽手段を備えた車両用サンシェード装置において、
前記窓の縁部において、前記遮蔽手段が引き出される方向に延び、前記遮蔽手段の端部と係合して、その移動を案内するガイド手段が設けられ、前記窓上には、前記遮蔽手段の各々と個別に係合して、それぞれの進行方向前端を、互いに連続するように前記窓上に固定するロック手段が形成されたことを特徴とする車両用サンシェード装置。 - 前記遮蔽手段は車両のフロントウィンドウの左右端に格納されるとともに、その上端部は、前記フロントウィンドウの上縁部に左右に延びるように設けられたガイドレールと係合しながら横方向に引き出され、前記遮蔽手段の下端部は、前記車両のインスツルメントパネル上において、左右に延びるように溝状に形成された前記ガイド手段としての空気吹出口と係合することにより、その移動時に案内されることを特徴とする請求項1記載の車両用サンシェード装置。
- 前記ロック手段は、手動による操作により、前記窓上における前記遮蔽手段との係合が解除される第1ロック解除手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用サンシェード装置。
- 前記ロック手段は、前記車両の走行検知手段が、前記車両が走行可能な状態にあることを検出した時に、前記窓上における前記遮蔽手段との係合が解除される第2ロック解除手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車両用サンシェード装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005371979A JP2007168701A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 車両用サンシェード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005371979A JP2007168701A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 車両用サンシェード装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007168701A true JP2007168701A (ja) | 2007-07-05 |
Family
ID=38295840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005371979A Pending JP2007168701A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 車両用サンシェード装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007168701A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2009048A2 (en) | 2007-06-27 | 2008-12-31 | Sumtiomo Rubber Industries Ltd | Rubber composition for tire, tire member and tire |
EP2759427A4 (en) * | 2011-09-12 | 2015-05-27 | Honda Motor Co Ltd | SUNSCREEN DEVICE |
USD1016691S1 (en) * | 2022-08-29 | 2024-03-05 | Shenzhen Geruier Technology Co., Ltd. | Car awning |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4886104A (en) * | 1987-02-17 | 1989-12-12 | Eldridge Jr John D | Window shade apparatus |
JPH0496287U (ja) * | 1991-01-22 | 1992-08-20 | ||
JPH0510038U (ja) * | 1991-07-23 | 1993-02-09 | 株式会社住吉金属工業製作所 | 車両用サンシエード |
JPH0640253A (ja) * | 1991-12-26 | 1994-02-15 | Suzuki Motor Corp | 車両用遮光装置 |
JP2000016078A (ja) * | 1998-06-29 | 2000-01-18 | Kiyoshi Sato | 車両用フロントサンシェード |
-
2005
- 2005-12-26 JP JP2005371979A patent/JP2007168701A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4886104A (en) * | 1987-02-17 | 1989-12-12 | Eldridge Jr John D | Window shade apparatus |
JPH0496287U (ja) * | 1991-01-22 | 1992-08-20 | ||
JPH0510038U (ja) * | 1991-07-23 | 1993-02-09 | 株式会社住吉金属工業製作所 | 車両用サンシエード |
JPH0640253A (ja) * | 1991-12-26 | 1994-02-15 | Suzuki Motor Corp | 車両用遮光装置 |
JP2000016078A (ja) * | 1998-06-29 | 2000-01-18 | Kiyoshi Sato | 車両用フロントサンシェード |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2009048A2 (en) | 2007-06-27 | 2008-12-31 | Sumtiomo Rubber Industries Ltd | Rubber composition for tire, tire member and tire |
EP2759427A4 (en) * | 2011-09-12 | 2015-05-27 | Honda Motor Co Ltd | SUNSCREEN DEVICE |
US9073415B2 (en) | 2011-09-12 | 2015-07-07 | Honda Motor Co., Ltd. | Sunshade device |
USD1016691S1 (en) * | 2022-08-29 | 2024-03-05 | Shenzhen Geruier Technology Co., Ltd. | Car awning |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4503978B2 (ja) | 自動車用ウィンドウシェード | |
JP5426384B2 (ja) | カバー部材を移動させる駆動装置、ドアモジュール、および該駆動装置を組み付ける方法 | |
US7503374B2 (en) | Sunshade actuation device | |
KR100744958B1 (ko) | 자동차의 측면창 롤업 블라인드 | |
CN204095462U (zh) | 用于车辆的遮阳屏、汽车以及车辆安全系统 | |
KR101605841B1 (ko) | 롤러 블라인드 잠금장치를 구비한 차양 롤러 블라인드 | |
JP5050793B2 (ja) | 車両用サンバイザ装置 | |
US20080255733A1 (en) | Adjustable Seat Bolster for Easy Access | |
JP2009073485A (ja) | 挿入補助を備えたサイドウインドローラブラインド | |
JP5143468B2 (ja) | 前後移動が可能なコンビネーションタイプカーゴスクリーン | |
JP2007168701A (ja) | 車両用サンシェード装置 | |
US11440477B2 (en) | Guide rail arrangement | |
KR101703151B1 (ko) | 와이어링을 이용한 콘솔 노브 연동의 슬라이딩 암레스트 시스템 | |
JP2011020631A (ja) | サンシェード機能付き自動車用サンバイザー | |
JP5223417B2 (ja) | 自動車のトノカバー装置 | |
KR20130106790A (ko) | 차실용 보호 장치 | |
US20090014135A1 (en) | Lateral guide for shading roller blind, and shading roller blind for motor vehicles | |
JP4357462B2 (ja) | 車両用コンソール装置 | |
JP2007261549A (ja) | 車両用後面扉 | |
JP5098754B2 (ja) | 自動車のトノカバー装置 | |
JP2005212558A (ja) | トノカバー装置 | |
JP4353965B2 (ja) | 自動車 | |
WO2013161628A1 (ja) | シェード装置 | |
JP2019051883A (ja) | サンシェードの取付装置 | |
WO2019043774A1 (ja) | 自動車用トノカバー装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070713 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080215 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100412 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100412 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100430 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100617 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101026 |