JP2005047343A - 車両制御装置 - Google Patents

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Satoru Harumoto
哲 春本
Toshitaka Yamato
俊孝 大和
Hiroshi Takeuchi
博 竹内
Yoshihiko Maeno
義彦 前野
Kazuhiro Sakiyama
和広 崎山
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Abstract

【課題】車両への忘れ物を検知し、盗難を効果的に防止すること。
【解決手段】主制御部301は、通信処理部201によってユーザからの車室確認要求を受けつけた場合に、カメラ104によって車室の画像を撮影してユーザに送信する。また、ユーザによって指示された動作内容に基いて、シート制御部203に制御命令を出力し、シート103の位置調整、背もたれ角度の調整、回転を行うことで忘れ物を隠蔽し、盗難(車上荒らし)を防止する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の状態に基いて該車両の制御をおこなう車両制御装置に関し、特に車両への忘れ物を検知し、車室の隠蔽を行う車両制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両にはフロントガラスや窓などが多用されており、車室内から外部を視認可能となっている。しかし同時に、車両外部からも車室内を視認可能であるため、車室に荷物を置き忘れた場合などには荷物の盗難(車上荒らし)が生じる危険があった。
【0003】
このような車両への忘れ物を検知する技術として、特許文献1は、乗車時および降車時に撮影した画像を比較することで忘れ物の有無を自動的に監視する技術を開示している。なお、特許文献2には、車両の状態を検出し、通信ネットワークを介して通知する技術を開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−285842号公報
【特許文献2】
特開2002−19548号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術では、忘れ物の有無を確認し、所定の連絡先に通知するに留まっていた。
【0006】
荷物の盗難(車上荒らし)は、車外から荷物があることを確認して行われるものであるが、忘れ物があることを通知したとしても、車外から荷物が確認可能であることは変わらない。
【0007】
すなわち、従来の技術では、忘れ物を検知したとしても荷物の盗難を防止することができないという問題点があった。そのため、忘れ物の盗難を如何に防止するかが重要な課題となっていた。
【0008】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消し、課題を解決するためになされたものであり、車両への忘れ物を検知し、盗難を効果的に防止する車両制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る車両制御装置は、車両の状態に基いて該車両の制御をおこなう車両制御装置であって、車室を車外から隠蔽する隠蔽手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
この請求項1の発明によれば、車両制御装置は、車外から見えないように車室を隠蔽する。
【0011】
また、請求項2の発明に係る車両制御装置は、請求項1の発明において、前記隠蔽手段は、座席の状態を制御することで車室の隠蔽を行うことを特徴とする。
【0012】
この請求項2の発明によれば車両制御装置は、座席の状態を制御することで車外から見えないように車室を隠蔽する。
【0013】
また、請求項3の発明に係る車両制御装置は、請求項1または2の発明において、前記隠蔽手段は、車室に設けたカーテンの開閉状態を制御することで車室の隠蔽を行うことを特徴とする。
【0014】
この請求項3の発明によれば車両制御装置は、車室に設けたカーテンの開閉状態を制御することで車外から見えないように車室を隠蔽する。
【0015】
また、請求項4の発明に係る車両制御装置は、請求項1,2または3の発明において、車両外部との通信を行う通信手段および/または車室内の状態を検知する状態検知手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0016】
この請求項4の発明によれば車両制御装置は、車両外部との通信や、車室内の状態を検知し、通信や車室の状態に基いて車室の隠蔽を行う。
【0017】
また、請求項5の発明に係る車両制御装置は、請求項4の発明において、前記隠蔽手段は、前記通信手段が隠蔽要求を受信した場合に車室の隠蔽を行うことを特徴とする。
【0018】
この請求項5の発明によれば車両制御装置は、通信ネットワークを介して車室の隠蔽要求を受信した場合に、車室の隠蔽動作をおこなう。
【0019】
また、請求項6の発明に係る車両制御装置は、請求項4または5の発明において、前記通信手段は、前記状態検知手段が検知した車室内の状況を送信することを特徴とする。
【0020】
この請求項6の発明によれば車両制御装置は、車室の状態を検知するとともに、検知した車室の状態を通信ネットワークを介して送信する。
【0021】
また、請求項7の発明に係る車両制御装置は、請求項4,5または6の発明において、前記隠蔽手段は、前記状態検知手段が車室内の状況の変化を検出した場合に車室の隠蔽を行うことを特徴とする。
【0022】
この請求項7の発明によれば車両制御装置は、車室の状態を検知し、車室の状態に変化が有った場合に車室の隠蔽を行う。
【0023】
また、請求項8の発明に係る車両制御装置は、請求項7の発明において、前記隠蔽手段は、運転開始前の車室内の状況と、運転終了後の車室内の状況との変化を検出することを特徴とする。
【0024】
この請求項8の発明によれば車両制御装置は、運転開始前の車室の状況と、運転終了後の車室の状況とを比較し、状況に変化が有った場合に車室の隠蔽をおこなう。
【0025】
また、請求項9の発明に係る車両制御装置は、請求項4〜8の発明において、前記状態検知手段は、車室の画像を撮影することを特徴とする。
【0026】
この請求項9の発明によれば車両制御装置は、運転開始前の車室と運転終了後の車室とをそれぞれ撮影して比較し、画像に変化が有った場合に車室の隠蔽をおこなう。
【0027】
また、請求項10の発明に係る車両制御装置は、請求項4〜9の発明において、前記状態検知手段は、座席に加わる重量を取得することを特徴とする。
【0028】
この請求項10の発明によれば車両制御装置は、運転開始前の座席の加重状況と、運転終了後の座席の加重状況とを比較し、加重状況に変化が有った場合に車室の隠蔽をおこなう。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照し、この発明に係る車両制御装置の好適な実施の形態について説明する。
【0030】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1である車両制御装置の概要構成を示す概要構成図である。図1において、主制御部301は、通信ECU201、画像処理部202、シート制御部203、記憶部310、表示制御部401、音声制御部402、および車両運転制御系400などと接続している。
【0031】
通信処理部201は、無線ネットワークを介して一般通信網101に接続され、通信の内容を主制御部301に送信する。また、主制御部301は、この通信処理部201を用いて所定の連絡先に通知処理を実行する。
【0032】
画像処理部202は、車室内を撮影するカメラ102と接続され、カメラ102が撮影した画像に対して画像処理を実行して主制御部301に送信する。シート制御部203は、シート103に接続され、主制御部301からの制御を受けてシートの位置調整、背もたれ角度の調整、シートの回転などを実行する。
【0033】
表示制御部401は、車両内における各種表示機器を制御する処理部であり、モニタ501や図示しないタッチパネルなどと接続される。また、音声制御部402は、車両内における各種音声出力機器を制御する処理部であり、スピーカ502や図示しないスイッチなどと接続される。
【0034】
車両運動制御系400は、エンジン制御部406、ブレーキ制御部408などによって構成され、主制御部301の動作命令に基づいて、もしくは自律的に各制御部を動作させる。エンジン制御部406は、スロットル506やセルスタータ507などと接続され、エンジンの始動や回転数の制御を行う。またブレーキ制御部408は、ブレーキ508と接続され、ブレーキ圧やブレーキのタイミングを制御する。
【0035】
主制御部301は、車両を全体制御する処理部であり、その内部に車室管理部10を有する。この車室管理部10は、物理的に構成された回路であってもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。また、記憶部310は、HDD(Hard Disk Drive)などによって実現され、各種データの記憶に用いられる。
【0036】
車室管理部10は、通信処理部201を介して車室の確認要求を受信した場合に、カメラ102に車室の画像を撮影させ、要求元に送信する処理をおこなう。また、車室管理部10は、通信処理部201を介して車室の隠蔽要求を受信した場合に、シート制御部203を介してシート103の状態を操作し、車室の隠蔽処理を行う。
【0037】
ここで、カメラ102が撮影した画像の具体例を図2に示す。図2に示した画像P1は、忘れ物が無い状態の車室画像であり、運転席21、助手席22、後部座席23が写っている。一方、画像P2は、忘れ物が有る状態の車室画像であり、運転席21、助手席22、後部座席23に加え、鞄24が写っている。ユーザは、一般通信網101を介して車室画像を取得し、忘れ物が有る場合には必要な隠蔽動作を指示することとなる。なお、一般通信網101としては、携帯電話を介したデータ通信ネットワークや、インターネットなどを利用することができる。
【0038】
つぎに、本実施の形態1において忘れ物を確認し、隠蔽する場合の処理動作について説明する。図3は、忘れ物確認と隠蔽の処理動作を説明する説明図である。同図に示すように、まず、ユーザ側の端末が車室確認要求を送信する(ステップS101)。車両制御装置は、この車室確認要求を受信し(ステップS201)、車室の撮影を実行し(ステップS202)、撮影した車室画像をユーザ端末に送信する(ステップS203)。
【0039】
ユーザ端末は、この車室画像を受信し(ステップS102)、車室画像をもとに制御内容を決定して(ステップS103)、制御内容を送信する(ステップS104)。車両制御装置は、この制御内容を受信し(ステップS204)、その内容に従ってシート制御を実行する(ステップS205)。
【0040】
車両制御装置は、シート制御を実行したあと再度車室を撮影し(ステップS206)、撮影した画像を送信して(ステップS207)、処理を終了する。ユーザ端末側は、車室画像を受信し(ステップS105)、忘れ物が隠蔽されたことを確認して処理を終了する。
【0041】
このように、車室の画像に基いてシートの制御内容を決定し、車両制御装置側に送信することで、車内に忘れ物をした場合であっても遠隔操作で忘れ物の隠蔽を行うことができ、盗難(車上荒らし)を防止することができる。
【0042】
また、シート制御実行後、再度撮影を行うことで、忘れ物の隠蔽状態をユーザに確認させることができるので、この盗難防止をさらに確実に行うことができる。
【0043】
ここで、シート制御の具体例について説明する。画像P2に示したように後部座席23の左側に鞄24がある場合に、助手席22を動作させて鞄24を隠蔽する制御を図4に示す。ここでは、後部座席の左側、すなわち助手席の後ろに鞄24を置いているので、まず、助手席22の位置を制御して後部座席22側にスライドさせ(画像P3)、さらに、助手席22の背もたれ角度を制御して後ろに倒すことで(画像P4)、鞄24を隠すことができる。
【0044】
なお、後部座席23左側の鞄24を隠蔽する方法はこれに限られるものではない。図5に示すように、後部座席23を回転させることで、鞄24を隠すようにしても良い。このような後部座席の回転による隠蔽は、後部座席の窓や、リアウィンドウにカーテンやスモークをかけている場合に特に有効である。
【0045】
ところで、忘れ物の隠蔽方法は、忘れ物の位置や大きさ、車両のシート稼動範囲などによって適宜選択することができるものである。たとえば、運転席21や助手席22に忘れ物がある場合には、座席を前側に倒すことが隠蔽方法として有効である。
【0046】
上述してきたように、本実施の形態1に示した車両制御装置では、通信処理部201によってユーザ側端末による車両制御装置の遠隔操作を可能にし、車室の画像をカメラ102によって撮影してユーザ側端末に送信し、ユーザからの指示に基いてシート103の位置調整、背もたれ角度の調整、回転を行うことで忘れ物を隠蔽し、盗難(車上荒らし)を防止することができる。
【0047】
(実施の形態2)
つぎに、本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態1では、ユーザからの遠隔操作によってシートを制御し、忘れ物を隠蔽していたが、本実施の形態2では、忘れ物の有無を自動で検知し、自律的に隠蔽処理を実行する車両制御装置について説明する。
【0048】
図6は、本発明の実施の形態2である車両制御装置の概要構成を示す概要構成図である。なお、実施の形態1に示した車両制御装置と同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0049】
図6において、主制御部301aは、座席状況認識部204およびカーテン制御部205と接続している。座席状況認識部204は、シートセンサ104と接続され、各座席に加わる重量を取得して主制御部301に出力する。カーテン制御部205は、主制御部301からの制御を受けて車室に設けたカーテン105の開閉状態を制御する。
【0050】
主制御部301内部の車室管理部10aは、車両の運転開始前と運転終了後にカメラ102およびシートセンサ104によって車室の状況を取得し、運転前後の車室の状況を比較することで忘れ物の有無を確認し、忘れ物が有る場合にはカーテン制御部205を動作させてカーテンを閉め、車室の内部を視認不可能とする。
【0051】
この車室管理部10aの処理動作を、図7を参照して詳細に説明する。まず、車室管理部10aは、運転開始前の車室の状況をカメラ102およびシートセンサ104によって取得し(ステップS301)、取得した車室状況を記憶部310に記憶する(ステップS302)。
【0052】
その後、運転が終了したならば、運転終了後の車室の状況をカメラ102およびシートセンサ104によって取得し(ステップS303)、運転前後の車室状況を比較する(ステップS304)。この運転前後の車室状況に変化がなければ(ステップS305,No)、車室管理部10aは、忘れ物が無いと判断し(ステップS306)、処理を終了する。
【0053】
一方、運転前後の車室状況に変化が有れば(ステップS305,Yes)、車室管理部10aは、カーテン制御部205を動作させてカーテン105を閉め(ステップS308)、ユーザに忘れ物が有るためにカーテンを閉めた旨を通知して(ステップS309)、処理を終了する。
【0054】
このように、画像処理やシートの加重状態によって車室の状況を取得し、運転前後で変化が有る場合には忘れ物が有ると判断し、カーテンを自動的に閉めることで、忘れ物の検知から隠蔽までを自律的に実行させることができ、盗難(車上荒らし)を防止することができる。
【0055】
つぎに、画像処理による忘れ物検知の具体例について図8を参照して説明する。図8に示した画像P6は運転開始前に撮影した車室画像であり、運転席21、助手席22、後部座席23が写っている。一方、画像P7は運転終了後に撮影した車室画像であり、運転席21、助手席22、後部座席23に加え、鞄24が写っている。
【0056】
この画像P6と画像P7との差分を取って差分画像P8を作成すると、差分画像P8には忘れ物である鞄24が得られることとなる。このように、運転開始前後の画像を撮影し、差分画像を作成することで、車両内における忘れ物の有無を自動で判定することができる。
【0057】
上述してきたように、本実施の形態2に示した車両制御装置では、カメラ102およびシートセンサ104を使用し、運転開始前と運転終了後の車室の状況をそれぞれ取得し、運転前後での状況変化によって忘れ物の有無を自動的に検知するとともに、忘れ物を検知した場合にはカーテンを自動的に閉めることによって忘れ物を隠蔽し、盗難(車上荒らし)を防止することができる。
【0058】
なお、実施の形態1,2においては忘れ物の隠蔽にシート制御やカーテン制御を利用しているが、本発明の利用はこれに限定されるものではなく、任意の手段を忘れ物隠蔽のために用いることができる。
【0059】
また、実施の形態1,2では、車両に予め備えられたシート、カーテンなどを有効利用することで構成を簡略にし、コスト低減を期しているが、忘れ物隠蔽のために専用の隠蔽手段を設けてもよいことは言うまでも無い。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、車両制御装置は、車外から見えないように車室を隠蔽するので、盗難を効果的に防止する車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【0061】
また、請求項2の発明によれば車両制御装置は、座席の状態を制御することで車外から見えないように車室を隠蔽するので、簡易な構成で盗難を防止する車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【0062】
また、請求項3の発明によれば車両制御装置は、車室に設けたカーテンの開閉状態を制御することで車外から見えないように車室を隠蔽するので、盗難を確実に防止する車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【0063】
また、請求項4の発明によれば車両制御装置は、車両外部との通信や、車室内の状態を検知し、通信や車室の状態に基いて車室の隠蔽を行うので、車両への忘れ物を通知し、盗難を効果的に防止する車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【0064】
また、請求項5の発明によれば車両制御装置は、通信ネットワークを介して車室の隠蔽要求を受信した場合に、車室の隠蔽動作をおこなうので、ユーザからの要求に基いて忘れ物を隠蔽し、盗難を効果的に防止する車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【0065】
また、請求項6の発明によれば車両制御装置は、車室の状態を検知するとともに、検知した車室の状態を通信ネットワークを介して送信するので、車両への忘れ物を通知し、盗難を効果的に防止する車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【0066】
また、請求項7の発明によれば車両制御装置は、車室の状態を検知し、車室の状態に変化が有った場合に車室の隠蔽を行うので、車両への忘れ物を検知し、忘れ物の隠蔽を自動的に実行して盗難を効果的に防止する車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【0067】
また、請求項8の発明によれば車両制御装置は、運転開始前の車室の状況と、運転終了後の車室の状況とを比較し、状況に変化が有った場合に車室の隠蔽をおこなうので、車両への忘れ物を自動的に検知し、忘れ物の隠蔽を自動的に実行して盗難を効果的に防止する車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【0068】
また、請求項9の発明によれば車両制御装置は、運転開始前の車室と運転終了後の車室とをそれぞれ撮影して比較し、画像に変化が有った場合に車室の隠蔽をおこなうので、車両への忘れ物を確実に検知し、忘れ物の隠蔽を自動的に実行して盗難を効果的に防止する車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【0069】
また、請求項10の発明によれば車両制御装置は、運転開始前の座席の加重状況と、運転終了後の座席の加重状況とを比較し、加重状況に変化が有った場合に車室の隠蔽をおこなうので、車両への忘れ物を簡易な構成で検知し、忘れ物の隠蔽を自動的に実行して盗難を効果的に防止する車両制御装置が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である車両制御装置の概要構成を示す概要構成図である。
【図2】図1に示したカメラ102が撮影した画像の具体例を示す図である。
【図3】忘れ物確認と隠蔽の処理動作を説明する説明図である。
【図4】助手席を動作させて鞄を隠蔽する制御を説明する説明図である。
【図5】後部座席席を動作させて鞄を隠蔽する制御を説明する説明図である。
【図6】本発明の実施の形態2である車両制御装置の概要構成を示す概要構成図である。
【図7】図6に示した車室管理部の処理動作を説明するフローチャートである。
【図8】画像処理による忘れ物検知の具体例について説明する説明図である。
【符号の説明】
21 運転席
22 助手席
23 後部座席
24 鞄
101 一般通信網
102 カメラ
103 シート
201 通信処理部
202 画像処理部
203 シート制御部
301 主制御部
310 記憶部
400 車両運転制御系
401 表示制御部
402 音声制御部
406 エンジン制御部
408 ブレーキ制御部
501 モニタ
502 スピーカ
506 スロットル
508 ブレーキ
P1〜P7 画像
P8 差分画像

Claims (10)

  1. 車両の状態に基いて該車両の制御をおこなう車両制御装置であって、車室を車外から隠蔽する隠蔽手段を備えたことを特徴とする車両制御装置。
  2. 前記隠蔽手段は、座席の状態を制御することで車室の隠蔽を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記隠蔽手段は、車室に設けたカーテンの開閉状態を制御することで車室の隠蔽を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の車両制御装置。
  4. 車両外部との通信を行う通信手段および/または車室内の状態を検知する状態検知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1,2または3に記載の車両制御装置
  5. 前記隠蔽手段は、前記通信手段が隠蔽要求を受信した場合に車室の隠蔽を行うことを特徴とする請求項4に記載の車両制御装置。
  6. 前記通信手段は、前記状態検知手段が検知した車室内の状況を送信することを特徴とする請求項4または5に記載の車両制御装置。
  7. 前記隠蔽手段は、前記状態検知手段が車室内の状況の変化を検出した場合に車室の隠蔽を行うことを特徴とする請求項4,5または6に記載の車両制御装置。
  8. 前記隠蔽手段は、運転開始前の車室内の状況と、運転終了後の車室内の状況との変化を検出することを特徴とする請求項7に記載の車両制御装置。
  9. 前記状態検知手段は、車室の画像を撮影することを特徴とする請求項4〜8のいずれか一つに記載の車両制御装置。
  10. 前記状態検知手段は、座席に加わる重量を取得することを特徴とする請求項4〜9のいずれか一つに記載の車両制御装置。
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