JP5105880B2 - 車両状況監視装置及び画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両状況監視装置及び画像処理装置に関する。
従来から、車内又は車外撮影用の監視カメラを設けて、監視カメラの画像をサイクリックに記録する技術が開示されている(例えば、特許文献1等参照)。
特開平11−298853号公報
しかし、上記技術では、車内と車外の画像を、共通の表示手段に同時に表示することはできない。従って、車内の状況と車外の状況とを同時に確認することはできなかった。
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、車内及び車外の状況を同時に確認することはできる車両状況監視装置及び画像処理装置を提供することにある。
上記目的は、車内画像を撮影する車内用カメラと、車両周辺の車外画像を撮影する車外用カメラと、前記車内用及び車外用カメラにより撮影された前記車内画像及び車外画像を合成して車内外合成画像を生成する画像制御手段と、前記車内外合成画像を表示する表示手段と、を備え、前記画像制御手段は、前記車内画像及び車外画像を同一方向から見えるように合成して前記車内外合成画像を生成する、ことを特徴とする車両状況監視装置によって達成できる。
この構成により、車内画像及び車外画像を合成して車内外合成画像を生成し、表示手段に車内外合成画像が表示されるので、搭乗者は車内の状況と車外の状況とを同時に把握することができる。また、車内画像及び車外画像を同一方向から見えるように合成して車内外合成画像を生成するので、車内の状況と車外の状況とが違和感のない様子で表示される。
上記構成において、前記画像制御手段は、車内と車外の位置関係が一致するように前記車内画像及び車外画像を合成して前記車内外合成画像を生成する、構成を採用できる。
この構成によっても、車内の状況と車外の状況とが違和感のない様子で表示される。
上記構成において、前記画像制御手段は、前記車両の状態に応じて前記車内外合成画像を前記表示手段に表示させる、構成を採用できる。
例えば、車両の速度が所定値よりも速い場合には、表示手段に車内外合成画像を表示させ、遅い場合には、表示手段に車内画像を表示させることができる。この構成により、車両の状態に適した表示を行うことができる。
上記構成において、前記画像制御手段は、前記車両の状態に応じて前記車内外合成画像を記憶手段に記憶させる、構成を採用できる。
この構成により、例えば車両に事故が発生した場合には、車内外合成画像を記憶することにより、事故原因の解析などに使用することができる。
上記構成において、前記画像制御手段は、前記車両の状態に応じて前記車内外合成画像を送信手段により外部装置に送信させる、構成を採用できる。
この構成により、例えば駐車中に車両への不正行為がなされた場合には、ユーザの携帯電話などに車内外合成画像を送信することにより、車両の現状を把握することができる。
上記構成において、前記画像制御手段は、前記車両の状態に応じて前記車内外合成画像に表示された車内領域を中心に前記車内外合成画像を拡大表示して前記表示手段に表示させる、構成を採用できる。
この構成により、例えば車両の速度が所定値よりも遅い場合には、車内領域を中心に車内外合成画像を拡大表示することにより、より車両の状態に適した表示を行うことができる。
上記構成において、前記画像制御手段は、前記同一方向から見える前記車両の外観画像を前記車内外合成画像にオーバレイ表示して前記表示手段に表示させる、構成を採用できる。
この構成により、見やすい車内外合成画像を表示することができる。
上記構成において、前記車外用カメラは、前記車両の横側周辺を撮影すると共に前記車両の横側の窓よりも高い位置に設置されている車外用カメラを含む、構成を採用できる。
この構成により、搭乗者が窓から手を出した場合であっても、車外用カメラの撮影範囲を妨げることなく、車両の横側周辺を撮影することができる。
上記構成において、前記車外用カメラは、前記車両の横側周辺を撮影すると共に前記車両の横側の窓の位置を車両の前後方向から挟むように配置された複数の車外用カメラを含む、構成を採用できる。
この構成によっても、搭乗者が窓から手を出した場合であっても、車外用カメラの撮影範囲を妨げることなく、車両の横側周辺を撮影することができる。
上記構成において、前記車内用カメラは、前部座席側を撮影する前部座席側用カメラと後部座席側を撮影する後部座席側用カメラとを含む、構成を採用できる。
この構成により、車内の状況を詳細に表示することができ、特に運転者は後部座席の様子を詳細に把握することができる。
また、上記目的は、複数のカメラにより撮影された車内画像及び車外画像を合成した車内外合成画像を生成する画像制御手段とを備え、前記画像制御手段は、前記車内画像及び車外画像を同一方向から見えるように合成して前記車内外合成画像を生成する、ことを特徴とする画像処理装置によっても達成できる。
この構成により、車内画像及び車外画像を合成して車内外合成画像を生成し、表示手段に車内外合成画像が表示されるので、搭乗者は車内の状況と車外の状況とを同時に把握することができる。また、前記車内画像及び車外画像を同一方向から見えるように合成して車内外合成画像を生成するので、車内の状況と車外の状況とが違和感のない様子で表示される。
本発明によれば、車内及び車外の状況を同時に確認することはできる車両状況監視装置及び画像処理装置を提供できる。
以下に、本発明に係る複数の実施例について説明する。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両状況監視装置の構成図である。
本発明に係る車両状況監視装置は、制御部10、車外カメラ群30、車内カメラ群40、表示部50、操作部51、記憶部52、送信部53、車速センサ54、加速度センサ55、盗難防止装置60などから構成される。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成され、車外カメラ群30及び車内カメラ群40などからの画像に基づき、後述する車内外合成画像を生成する。また、制御部10は、車両状況監視装置全体を制御するものである。
車外カメラ群30は、車両周辺の車外画像を撮影する。車内カメラ群40は、車内画像が撮影する。
図2は、車両に設けられた車外カメラ群30及び車内カメラ群40の配置位置を示した模式図である。
車外カメラ群30は、前方監視カメラ31、左側監視カメラ32、右側監視カメラ33、後方監視カメラ34から構成され、前方監視カメラ31は、車両のボンネットの先端付近に、左側監視カメラ32及び右側監視カメラ33は、ドアミラー付近に、後方監視カメラ34は、後方ピラー付近に配置されている。
車内カメラ群40は、前部座席監視カメラ41、後部座席監視カメラ42から構成され、それぞれ車内に配置されている。前部座席監視カメラ41は、前部座席の天井に、後部座席監視カメラ42は後部座席の天井に配置されている。この構成により、車内の状況を詳細に表示することができ、特に運転者は後部座席の様子を詳細に把握することができる。
表示部50は、液晶ディスプレイなどから構成され、制御部10によって生成された車内外合成画像を表示する。また、表示部50は、車両内のダッシュボード付近に配置されているものであり、ナビゲーション装置と兼用されるものであってもよい。
操作部51は、リモコンなどから構成され、ユーザは車両状況監視装置に対して車内外合成画像の保存や表示部50の表示切替などの指示を出すことができる。
記憶部52は、ハードディスク等から構成され、車内外合成画像を記録・保存する。
送信部53は、所定の場合には、車内外合成画像を、所定の携帯端末、例えばユーザの携帯電話などに送信する。
車速センサ54は、車両の速度を検出する。
加速度センサ55は、車両の加速度を検出する。
盗難防止装置60は、振動センサ61及び音センサ62などから構成され、イグニッションキーのオフ後所定期間経過後に自動で始動する。所定期間経過後に自動で始動するので、搭乗者が車から降りた後自動で始動する。
次に、車内外合成画像の生成処理について説明する。図3は、制御部が実行する車内外合成画像の生成処理の一例を示したフローチャート図である。
制御部10は、車外カメラ群30により撮影された各車外画像を抽出し(ステップS10)、各車外画像を所定の補正処理を行い、所定の方向から見た車両周辺を映し出した、車外合成画像を生成する(ステップS11)。尚、車外合成画像の生成方法については、特許第3300334号公報に詳細に開示されている方法を用いる。
図4は、車外合成画像の例示図である。図4は、自車両の上方から見えるものとして生成された車内外合成画像である。図4に示した、車両前方のエリア1Aは、前方監視カメラ31により撮影された画像であり、車両左側のエリア2Aは、左側監視カメラ32により、車両右側のエリア3Aは、右側監視カメラ33により、車両後方のエリア4Aは、後方監視カメラ34により撮影された画像である。尚、図4に示したエリア1A〜4Aは、各車外カメラにより撮影される、おおよその範囲を示したものである。
次に制御部10は、車内カメラ群40により撮影された各車内画像を抽出し(ステップS12)、各車内画像を所定の補正処理を行い、前記車外合成画像を生成する際に設定された上記方向と同一方向から見えるように、車内合成画像を生成する(ステップS13)。図5は、車内合成画像の例示図である。車両内の前部座席側の画像は前部座席監視カメラ41により、後部座席側の画像は後部座席監視カメラ42により撮影されたものである。
次に制御部10は、上記の車外合成画像と車内合成画像とを合成して、車外合成画像と車内合成画像とが同一方向から見えるように、車内外合成画像を生成する(ステップS14)。図6は、車内外合成画像の例示図である。
次に制御部10は、車内外合成画像に、上記方向と同一方向から見える自車両の外観のイラストを、車内外合成画像にオーバレイ表示して表示部50に表示させる(ステップS15)。図7は、自車両画像の例示図である。
図8は、自車両画像がオーバレイ表示された車内外合成画像の例示図である。尚、自車両のイラストGは、予め撮影され記憶部52に記憶されているビットマップの画像である。
図9は、車外合成画像の例示図である。尚、この場合も、車外合成画像には自車両のイラストgがオーバレイ表示されている。
ユーザは、操作部51により、車内外合成画像又は車外合成画像を選択的に切り替えて表示部50に表示させることができる。例えば、運転手であるユーザは、自分以外に車両内に搭乗者がいない場合には、図9に示した車外合成画像を表示部50に表示させることができる。また、後部座席に搭乗者がいる場合などには、車内外合成画像を表示することにより、車両内と車外との状況を同時に把握することができる。
また、図8に示したように、制御部10は、車外カメラ群30によって撮影された車外合成画像と、車内カメラ群40によって撮影された車内合成画像とを、同一方向から見えるように合成して車内外合成画像を生成する。これにより、車内の状況と車外の状況とが違和感のない様子で表示部50に表示される。
また、図8に示したように、制御部10は、車内及び車外の位置関係が一致するように車内画像及び車外画像を合成して車内外合成画像を生成するので、車内の状況と車外の状況とが違和感のない様子で表示される。
また、制御部10は、前記同一方向から見える車両の外観画像を車内外合成画像にオーバレイ表示して表示部50に表示させる。これにより、見やすい車内外合成画像を表示することができる。
尚、図4乃至図9に示したように、車外合成画像、車内合成画像、車内外合成画像及び自車画像は、それぞれ、自車両の無限遠上部での視点から見えるように生成された画像である。
ユーザは、車速度によって表示部50に表示される画像が切り替えられるモードを選択することもできる。上記モードを選択されたときの切り替え処理について説明する。図10は、制御部が実行する切り替え処理の一例を示したフローチャート図である。尚、この処理は所定の周期で繰り返し実行される。
制御部10は、車速センサ54から車速度を検出し(ステップS20)、は車速度が制御部10m/s以上であるかどうかを判定する。制御部10m/s以上の場合には、制御部10は表示部50に指令を出して、図5に例示したような車外合成画像を表示させる(ステップS21)。
制御部10m/s未満の場合には、制御部10は、表示部50に指令を出して、図8に例示したような車内外合成画像の、車内画像が表示された車内領域を中心として拡大表示された車内外合成画像を、表示部50に表示させる(ステップS22)。従って、停車時や発進時、又は徐行運転時には、表示部50に車内外合成画像が拡大表示される。
このように、制御部10は、車両の速度に応じて車内外合成画像を表示部50に表示させる。これにより、状況に適した表示を行うことができる。例えば、車速が速い場合には、前方車両及び後方車両との車間距離などを把握できると共に、後部座席の搭乗者の様子を把握することができ、車速が遅い場合又は停車中の場合には、車内の様子を十分に把握することができる。例えば停車中に搭乗者が後部座席からの乗り降りを確認することができる。
次に、車両の状態に応じて制御部10により生成された車内外合成画像を記憶する処理について説明する。
図11は、制御部が実行する車内外合成画像を記憶する記憶処理の一例を示したフローチャートである。
制御部10は、イグニッションがオン状態であるか否かを判定する(ステップS30)。
イグニッションがオンの状態では、制御部10によって生成された車内外合成画像を記憶部52にオーバーライト記録を行う(ステップS31)。オーバーライト記録とは、記憶部52に車内外合成画像を記録し、所定の容量まで記録されると、古い画像から順に消去し、新しい画像を記録するものである。
次に、制御部10は加速度センサ55からの検出値が所定値(例えば3G)を超えたか否かを判定する(ステップS32)。超えていない場合には、再度ステップS30の処理を実行する。
超えている場合には、超えた時点をトリガーとし、制御部10は、そのトリガー前後の所定期間の車内外合成画像のデータを記憶部52に記憶・保存させる(ステップS33)。例えば、トリガー前の3秒間及びトリガー後の制御部10秒間を記憶・保存する。これにより、例えば、車両が急停車又は他車両に追突されて事故が発生した場合には、車両の加速度が急激に変化するため、その際の前後の車内外合成画像のデータを記憶・保存することにより、事故原因の解析などに用いることができる。また、そのその際の車内の状況を把握することができるので、車内での安全性を検証することもできる。
ステップS30において、イグニッションがオフの場合、即ち車両が駐車中のような場合には、イグニッションがオフにされてから所定期間経過したか否かを判定する(ステップS34)。所定期間経過後は、制御部10は盗難防止装置60を起動させる(ステップS35)。制御部10は、振動センサ61又は音センサ62から振動又は音を検出したか否かを判定する(ステップS36)。検出していない場合には再度ステップS30の処理を実行する。検出した場合には、制御部10は、車外カメラ群30及び車内カメラ群40により撮影を開始し(ステップS37)、車内外合成画像のデータを記憶部52に記憶・保存させる(ステップS38)。また制御部10は、この車内外合成画像のデータを送信部53に指令を出して外部へ送信する(ステップS39)。
これにより、例えば、車両の窓ガラスが割られた場合には、振動センサ61及び音センサ62からの検出信号に基づいて、制御部10は車外カメラ群30及び車内カメラ群40に撮影を開始して、車内外合成画像を記憶・保存する。このように車両の状況に応じて車内外合成画像を記憶・保存することができ、不正行為者の特定などを図ることができる。また制御部10は、この車内外合成画像のデータを送信部53に指令を出して外部へ送信するので、例えば車両の持ち主の携帯電話にこの画像データを送信することにより、ユーザは現在の車両の状態を把握することができる。或いは、この画像データを警察や警備会社に通報することもできる。
次に、実施例2に係る車両状況監視装置について説明する。尚、実施例1に係る車両状況監視装置と異なる部分についてのみ説明し、同一の部分についてはその説明を省略する。
まず、実施例2に係る車両状況監視装置について説明する前に、従来の車両状況監視装置についても問題点を説明する。図12は、従来の車両状況監視装置についても問題点の説明図である。
図12(a)に示すように、従来、車両の横側を撮影する右側監視カメラ33がドアミラー付近に設置されている場合、後部座席の搭乗者が窓から手を出した場合には、その手よりも後方側は、手の影によって画像が見えにくかった。また、図12(b)に示すように、車両の横側を撮影する右側監視カメラ33を後部座席の窓よりも後方に配置した場合であっても、後部座席の搭乗者が手を出した場合には、その手よりも前方は見えにくかった。これは、後部座席の搭乗者のみならず、前部座席の搭乗者が窓から手を出した場合であっても起こり得る。
そこで、実施例2に係る車両状況監視装置の、車両の右側周辺を撮影する右側監視カメラ33は、図13に示すように、車両の右側の窓よりも高い位置に設置されている。この位置に設置されていることにより、搭乗者の手を見下ろすような位置から撮影することができるので、搭乗者が窓から手を出した場合であっても、右側監視カメラ33の撮影範囲を妨げることなく、車両の右側周辺を撮影することができる。尚、右側監視カメラ33は、前部座席側の横の窓と、後部座席側の横の窓との間の位置に配置するのが望ましい。尚、左側監視カメラ32についても、図示はしないが、車両の左側の窓よりも高い位置に設定されている。
次に、実施例2の車両状況監視装置の変形例について説明する。図14は、実施例2の車両状況監視装置の変形例の説明図である。図14に示すように、車外カメラは、ドアミラー付近に設置された左側監視カメラ32、右側監視カメラ33と、車両の後方の横側に設置された左側補助カメラ32a、右側補助カメラ33aとが設置されている。左側監視カメラ32とその左側補助カメラ32a、及び右側監視カメラ33と右側補助カメラ33aは、共に車両の横側の窓の位置を車両の前後方向から挟むように配置されている。これにより、搭乗者が窓から手を出した場合であっても、車外用カメラの撮影範囲を妨げることなく、車両の横側周辺を撮影することができる。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、車両に舵角センサを設けて、舵角が所定以内の場合には車内外合成画像を表示させ、舵角が所定以上の場合に車外合成画像を表示させるように構成してもよい。これにより、車両が交差点などを曲がる際に、車両周辺の車外の状況を把握することができると共に、直線運転時には車内の状況を把握することができる。
また、車内カメラを運転者の顔を映し出すことができる位置に設定し、運転者の居眠りなどを検出するように構成してもよい。
盗難防止装置として、音センサ及び振動防止センサにより、車両への不正行為を検出するように構成したが、盗難防止装置はこのような構成に限定されず、車両への第3者による不正行為を検出できるものであればよい。
本発明の一実施形態に係る車両状況監視装置の構成図である。 車両に設けられた車外カメラ群30及び車内カメラ群40の位置を示した模式図である。 制御部が実行する車内外合成画像の生成処理の一例を示したフローチャート図である。 車外合成画像の例示図である。 車内合成画像の例示図である。 車外合成画像の例示図である。 自車両画像の例示図である。 自車両画像がオーバレイ表示された車内外合成画像の例示図である。 車外合成画像の例示図である。 制御部が実行する切り替え処理の一例を示したフローチャート図である。 制御部が実行する車内外合成画像を記憶する記憶処理の一例を示したフローチャートである。 従来の車両状況監視装置についても問題点の説明図である。 実施例2に係る車両状況監視装置の、右側監視カメラの位置を示した模式図である。 実施例2に係る車両状況監視装置の変形例の説明図である。
符号の説明
10 制御部
30 車外カメラ群
31 前方監視カメラ
32 左側監視カメラ
32a 左側補助カメラ
33 右側監視カメラ
33a 右側補助カメラ
34 後方監視カメラ
40 車内カメラ群
41 前部座席監視カメラ
42 後部座席監視カメラ
50 表示部
51 操作部
52 記憶部
53 送信部
54 車速センサ
55 加速度センサ
60 盗難防止装置
61 振動センサ
62 音センサ

Claims (5)

  1. 車内画像を撮影する車内用カメラと、
    車両周辺の車外画像を撮影する複数の車外用カメラと、
    前記車内用及び車外用カメラにより撮影された前記車内画像及び車外画像を合成して車内外合成画像を生成し、前記複数の車外用カメラにより撮影された複数の車外画像を合成して車外合成画像を生成する画像制御手段と、
    前記車内外合成画像又は前記車外合成画像を表示する表示手段と、を備え、
    前記画像制御手段は、前記車内画像及び車外画像を同一方向から見えるように合成して前記車内外合成画像を生成し、
    前記画像制御手段は、前記車両の速度が所定の速度未満の場合には前記車内外合成画像を前記表示手段に表示させ、前記車両の速度が前記所定の速度以上の場合には前記車内外合成画像は前記表示手段に表示させずに前記車外合成画像を前記表示手段に表示させる、ことを特徴とする車両状況監視装置。
  2. 前記画像制御手段は、車内と車外との位置関係が一致するように前記車内画像及び車外画像を合成して前記車内外合成画像を生成する、ことを特徴とする請求項1に記載の車両状況監視装置。
  3. 前記画像制御手段は、前記車内外合成画像を記憶手段に記憶させる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両状況監視装置。
  4. 前記画像制御手段は、前記車内外合成画像を送信手段により外部装置に送信させる、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の車両状況監視装置。
  5. 車内用カメラ及び車外用カメラによりそれぞれ撮影された車内画像及び車外画像を合成した車内外合成画像を生成し、複数の前記車外用カメラにより撮影された複数の車外画像を合成して車外合成画像を生成する画像制御手段を備え、
    前記画像制御手段は、前記車内画像及び車外画像を同一方向から見えるように合成して前記車内外合成画像を生成し
    前記画像制御手段は、前記車両の速度が所定の速度未満の場合には前記車内外合成画像を表示手段に表示させ、前記車両の速度が前記所定の速度以上の場合には前記車内外合成画像は前記表示手段に表示させずに前記車外合成画像を前記表示手段に表示させる、ことを特徴とする画像処理装置。
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US20220164958A1 (en) * 2020-11-24 2022-05-26 Panasonic Automotive Systems Company Of America, Division Of Panasonic Corporation Of North America Method Of Using Camera For Both Internal And External Monitoring Of A Vehicle

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