JP2008027239A - 忘れ物防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に室内又はトランク内に忘れ物がないかを確認することができる忘れ物防止装置を提供すること。
【解決手段】制御装置70は、駐車されたことを検出した場合(ステップS10〜S30)、車室内ルームランプ20及びトランク内ルームランプ50を点灯させるとともに(ステップS50)、車室内に設置された車室内カメラ30及びトランク内を撮像できる位置に設置されたトランク内カメラ60を起動させる(ステップS60)。そして、インスツルパネルに設置された表示器10に車室内カメラ30及びトランク内カメラ60の撮影画像を表示させる(ステップS70)。
【選択図】図2

Description

本発明は、駐車して車両を降りる際に、車室内又はトランク内に忘れ物を防止する装置に関する。
従来、駐車して車両を降りたときに携行した物品が、乗車した際に揃っていない場合にその旨が通知される技術として特許文献1がある。この特許文献1に記載の技術では、車両の搭乗者が降車前に携行する物品の登録を行う物品登録部を有する。また、搭乗者が再び乗車した後に搭乗者が携行する物品を検出する物品検出部を有する。そして、物品登録部に登録された物品と物品検出部で検出された物品とを比較して不足している物品があるか否かを判定する。不足している物品があると判定したときは、その旨を通知する。
特開2006−53700号公報
上述したように、特許文献1の技術は、降車する際に携行した物品が乗車の際に揃っているか否かを判定し、不足物品がある場合には通知するものである。しかしながら、特許文献1の技術では、降車する際の忘れ物の防止を図ることはできない。
ところで、降車する際に車室内に忘れ物がないかを確認するためには、ユーザーは顔を後ろに向けたりして、車室内を見渡す必要がある。また、トランクに忘れ物がないかを確認するためには、ユーザーはトランクまで移動しなければならない。しかし、このような忘れ物がないかどうかを確認する動作は面倒であり、その動作を怠りがちである。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、容易に室内に忘れ物がないかを確認することができる忘れ物防止装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の忘れ物防止装置は、車両が駐車したことを検出する駐車検出手段と、前記車両の室内に設置され、その室内を撮像するカメラと、前記車両において乗員から視認できる位置に設置された表示器と、前記駐車検出手段が前記車両の駐車を検出したとき、前記カメラを用いて室内を撮像し、撮像した画像を前記表示器に表示する室内表示手段とを備えることを特徴とする。
これによれば、駐車検出手段により車両が駐車したことが検出されると、車両の室内に設置されたカメラによって室内が撮像されて、その撮像された画像が表示器に表示される。そのため、乗員は、表示器に表示された画像を見るだけで、室内に忘れ物があるかないかを容易に確認することができる。従って、室内に忘れ物をしてしまうことが少なくなる。
請求項2の忘れ物防止装置は、前記車両のドアが閉状態から開状態になったことを検出するドア開閉検出手段をさらに備え、前記室内表示手段は、前記ドア開閉検出手段によって前記車両のドアが閉状態から開状態になったことが検出されたときに、前記表示器に表示している室内の画像を消去することを特徴とする。
この請求項2記載の発明では、ドア開閉検出手段により、車両のドアが閉状態から開状態になったことを検出している。車両が駐車したことが検出された後に車両のドアが閉状態から開状態になったということは、ユーザーは降車すると推測でき、もはや表示器に画像を表示している必要はない。そのため、車両のドアが閉状態から開状態になったことを検出すると、室内表示手段は、表示器に表示している室内の画像を消去する。従って、不要な表示をなくすことができる。
請求項3の忘れ物防止装置は、前記室内表示手段は、前記表示器に室内の画像を表示してから所定期間経過した後に、当該画像を消去することを特徴とする。これにより、室内の画像が表示器にいつまでも表示され続けることを防ぐことができる。
請求項4の忘れ物防止装置は、前記室内表示手段が前記表示器に室内の画像を表示する際に、室内に忘れ物がないかを音声によって報知する報知手段を備えることを特徴とする。これにより、ユーザーが表示器を見る確率を高くすることができる。
請求項5の忘れ物防止装置は、車両が駐車したことを検出する駐車検出手段と、前記車両の室内に設置され、その室内を撮像するカメラと、前記駐車検出手段が前記車両の駐車を検出した場合に、前記カメラを用いて前記室内を撮像するカメラ制御手段と、前記車両のユーザーに携帯される携帯受信機と、前記車両から乗員が降車したことを検出する乗員降車検出手段と、前記駐車検出手段により車両の駐車が検出され、且つ、前記乗員降車検出手段により乗員が前記車両から降車したことが検出されたことに基づいて、前記カメラによって撮像された室内の画像を前記携帯受信機に送信する送信機とを備え、前記携帯受信機は表示器を備え、前記送信機が送信した画像を受信して、当該画像を前記表示器に表示させることを特徴とする。
これによれば、駐車検出手段が駐車を検出した場合に、カメラ制御手段はカメラを用いて車両の室内を撮像する。その後、乗員降車検出手段が乗員の降車を検出したことに基づいて、送信機は、ユーザーに携帯される携帯受信機に車両の室内の画像を送信する。ユーザに携帯される携帯受信機では、送信機から送信された車両の室内の画像が受信され、その車両の室内の画像が表示器に表示される。従って、忘れ物の確認をし忘れた場合や、忘れ物の確認をしたが忘れ物を見落とした場合であっても、携帯受信機の表示器を見れば車両に忘れ物をしたかどうかを確認することができる。
請求項6の忘れ物防止装置は、前記表示器制御手段は、前記表示器に前記画像を表示してから所定期間経過した後に、当該画像を消去することを特徴とする。これにより、室内の画像が表示器にをいつまでも表示され続けることを防ぐことができる。
請求項7の忘れ物防止装置は、前記車両において前記カメラが設置されている室内に設けられたルームランプと、前記カメラが前記室内を撮像する際に前記ルームランプを点灯させる点灯手段とを備えることを特徴とする。これにより、室内が暗い場合であっても、その室内を鮮明に撮像することができる。
ここで、カメラは、請求項8のように車両の乗員室に設置されていてもよいし、請求項9のように、車両の荷室に設置されていてもよい。また、その両方に設置されていてもよい。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る忘れ物防止装置の第1実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、駐車時に、車室(すなわち乗員室)内及びトランク(すなわち荷室)内をインスツルパネルに設置された表示器に表示する。以下、詳細に説明する。
図1に示すように、忘れ物防止装置は、表示器10、車室内ルームランプ20、車室内カメラ30、トランク内ルームランプ50、トランク内カメラ60及びこれらと接続する制御装置70から構成される。
表示器10は、例えば液晶ディスプレイが用いられ、インパネ部分に設置されている。また、表示器10には、駐車時に車室内とトランク内の画像が表示される。なお、表示器10は、画像を表示できるものであればよく、ブラウン管ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイを用いることができる。
車室内ルームランプ20は、車室内の天井部分の中心付近に設けられ、ユーザーの操作により点灯、消灯されるスイッチが設けられている。また、本実施形態では、車室内ルームランプ20は、制御装置70に電気的に接続されており、制御装置70の指示信号に基づいて点灯したり消灯したりする。
車室内カメラ30は、車室内の後部座席を含む所定範囲を撮像できる位置に設置されている。また、車室内カメラ30は、制御装置70と電気的に接続されており、制御装置70の指示信号に基づいて起動するとともに、車室内カメラ30の撮影画像は制御装置70に送信される。
音声出力装置40は、報知手段としての機能を有し、制御装置70の指示信号に基づく音声を出力する。
トランク内ルームランプ50は、トランク内に設置されており、トランクが開けられると自動的に点灯するようになっている。また、トランク内ルームランプ50は、制御装置70と電気的に接続されており、制御装置70の指示信号に基づいて、点灯したり消灯したりする。
トランク内カメラ60は、トランク内に設置され、そのトランク内を撮像する。また、トランク内カメラ60は、制御装置70と電気的に接続されており、制御装置70の指示信号に基づいて起動するとともに、トランク内カメラ60の撮影画像は制御装置70に送信される。
制御装置70は通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスライン(いずれも不図示)が備えられている。ROMには、制御装置70が実行するプログラムが書き込まれており、制御装置70はそのプログラムに従って車室内の忘れ物防止に関する処理を実行する。
また、制御装置70は、イグニッションスイッチのオン・オフを検出するセンサ(図示せず)、シフトレバーの状態を検出するセンサ(図示せず)、パーキングブレーキのオン・オフを検出するセンサ(図示せず)が接続されている。さらに、制御装置70には、車両ドアの開閉を検出するセンサ(図示せず)も接続されている。
次に、駐車時に車室内及びトランク内を表示器10に表示する処理を図2のフローチャートを用いて説明する。なお、このフローチャートに示す各処理は制御装置70が行う。
ステップS10では、イグニッションスイッチがオフになったか否かを判定する。この判定は、上述したイグニッションスイッチのオン・オフを検出するセンサに問い合わせることにより行なわれる。ここで、イグニッションスイッチがオフのときは肯定判定し、処理を吸ステップS20に進める。一方、イグニッションスイッチがオンのときは否定判定し、このフローチャートを抜ける。
ステップS20では、シフトレバーがパーキング(P)の位置になっているか否かを判定する。この判定は、上述したシフトレバーの状態を検出するセンサに問い合わせることにより行なわれる。ここで、シフトレバーがパーキング(P)の位置になっているときは肯定判定し、処理をステップS30に進める。一方、シフトレバーがパーキング(P)の位置になっていないときは否定判定し、このフローチャートを抜ける。
ステップS30では、パーキングブレーキがオンになっているか否かを判定する。この判定は、上述したパーキングブレーキのオン・オフを検出するセンサに問い合わせることにより行なわれる。ここで、パーキングブレーキがオンになっているときは肯定判定し、処理をステップS40に進める。一方、パーキングブレーキがオフのときは否定判定し、このフローチャートを抜ける。
上記ステップS10〜S30の処理がすべて肯定判定されるときに、駐車されたとみなすことができる。したがって、ステップS10〜30は、駐車検出手段に相当する。
ステップS40では、タイマをスタートさせる。このタイマは、表示器10に車室内及びトランク内の画像を表示する時間を計測するために用いられる。
ステップS50は、点灯手段に相当し、車室内ルームランプ20及びトランク内ルームランプ50を点灯させる。これは、車室内及びトランク内を明るくして、鮮明に車室内及びトランク内を撮像するためである。
ステップS60では、車室内カメラ30及びトランク内カメラ60を起動させる。
ステップS70および後述するステップS110は室内表示手段に相当する。ステップS70では、ステップS60にて起動した車室内カメラ30及びトランク内カメラ60の撮影画像を表示器10に表示させる。それに伴い、ステップS80では、車室内及びトランク内に忘れ物がないかを、音声出力装置40を用いて、たとえば「忘れ物がありませんか」などの所定のメッセージを出力することによって報知する。
ステップS90では、タイマをスタートしてからX秒(たとえば10秒)経過したか否かを判定する。ここで、X秒経過したしたときは肯定判定し、処理をステップS110に進める。一方、未だX秒経過していないときは否定判定し、処理をステップS100に進める。
ドア開閉検出手段に相当するステップS100では、車両ドアが閉状態から開状態になったか否かを判定する。この判定は、車両ドアの開閉を検出するセンサに問い合わせることにより行う。ここで、車両ドアが閉状態から開状態になったときは肯定判定し、処理をステップS110に進める。一方、車両ドアが閉状態から開状態になっていないときは否定判定し、処理をステップS90に戻す。なお、車両ドアが閉状態から開状態になったということは、車両の乗員が降車しようとしていると推測できる。
ステップS110では、車室内ルームランプ20、トランク内ルームランプ50、車室内カメラ30、トランク内カメラ60及び表示器10を全てオフにする。その後、このフローチャートを終了する。
以上、本実施形態では、ステップS10〜S30が全て肯定判定となり、車両が駐車したことが検出されると、車室内およびトランク内にそれぞれ設置されたカメラ30、60によって車室内およびトランク内が撮像されて、撮像された画像が表示器10に表示される。そのため、乗員は、表示器10に表示された画像を見るだけで、車室内およびトランク内に忘れ物があるかないかを容易に確認することができる。従って、車室内およびトランク内に忘れ物をしてしまうことが少なくなる。
また、車室内カメラ30及びトランク内カメラ60を起動するときには、車室内ルームランプ20及びトランク内ルームランプ50をオンにしているので、車室内及びトランク内が暗くても鮮明に撮影することができる。
また、表示器10に車室内及びトランク内が表示されるときには、音声によって忘れ物がないかの報知がされるので、ユーザーが表示器10を視認する確率を高くすることができる。
また、車室内及びトランク内が表示器10に表示されてからX秒経過したとき、又は車両ドアが閉状態から開状態になったときは、表示器10をオフにしているので、不要な表示をなくすことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る忘れ物防止装置の第2実施形態について図面に基づいて説明する。なお、以下の図面において、第1実施形態と同一の部品及び処理は同一の符号を付している。本実施形態では、駐車して降車後、ユーザーの携帯電話に車室内及びトランク内の画像を表示するようにしたものである。以下、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図3は、本実施形態の忘れ物防止装置を車両に搭載した図を示している。同図に示すように、本実施形態の忘れ物防止装置は、車室内ルームランプ20、車室内カメラ30、トランク内ルームランプ50、トランク内カメラ60、制御装置71、DCM80、携帯電話100から構成される。以下、第1実施形態と異なる部品について説明し、同一の部品については説明を省略する。
DCM80は請求項の送信機に相当するものであり、基地局90を介して双方向通信網と無線で接続されており、車両に備えられている他の機器からの要求に応じて双方向通信網から各種情報を受信する装置である。DCM80で受信した情報は、制御装置70に送られ、制御装置70は、その情報を表示器10の出力画面に表示する。また、DCM80は、送信機としての機能を有し、駐車して乗員が降車後に、基地局90を介して乗員の携帯電話に車室内及びトランク内の画像を送信する。
基地局90は、各種情報をDCM80に送信するとともに、DCM80から送信されてきた車室内及びトランク内の画像を携帯電話100に送信する。
携帯電話100は、通話や電子メールをする機能を有しており、基地局90を介してDCM80と通信することができる。また、携帯電話100は表示器101を有し、DCM80から基地局90を介して送信されてきた車室内及びトランク内の画像をその表示器101に表示する。
制御装置71は、第1実施形態の制御装置70と同様に通常のコンピュータであるが、ROMに書き込まれている忘れ物防止に関する処理のためのプログラムが第1実施形態と異なっている。また、制御装置71は、車両ドアのロックを検出するセンサ(図示せず)と接続されている。
次に、駐車した後に乗員が降車したときに、乗員の携帯電話100に車室内及びトランク内の画像を表示する処理を図4のフローチャートを用いて説明する。なお、このフローチャートに示す各処理は、制御装置71が行う。
ステップS10〜S30では、駐車したか否かを判定する。駐車したと判定したときは、処理をステップS50に進める。一方、駐車していないと判定したときは、このフローチャートを抜ける。ステップS50では、車室内ルームランプ20及びトランク内ルームランプ50を点灯させる。ステップS60では、車室内カメラ30及びトランク内カメラ60を起動させる。
次いでステップS120では、乗員が降車したか否かを判定する。この判定は、駐車検出時に閉状態であった車両ドアが、一旦、開状態となった後に再び閉状態に戻り、その後、車両ドアが車両外部からロックされたか否かを判定することにより行う。なお、このステップS120が乗員降車検出手段に相当する。ここで、乗員が降車したと判定したときは肯定判定し、処理をステップS130に進める。一方、まだ乗員が降車していないと判定したときは否定判定し、このステップS120を繰り返し実行する。
ステップS130では、DCM80を用いて車室内及びトランク内の画像を携帯電話100に送信する。
ステップS140では、車室内ルームランプ20、トランク内ルームランプ50、車室内カメラ30、トランク内カメラ60を全てオフにし、このフローチャートを終了する。なお、ステップS60においてカメラ30、60を起動して、ステップS140においてそれらをオフにしているので、ステップS60とS140とによってカメラ制御手段が構成される。
一方、携帯電話100は、図5のフローチャートに示す処理を所定周期で繰り返し行う。
ステップS1では、DCM80から基地局90を介して車室内及びトランク内の画像を受信したか否かを判定する。なお、画像の受信は、ユーザーの受信操作に基づいて行われる。ここで、車室内及びトランク内の画像を受信したと判定したときは肯定判定し、処理をステップS2に進める。一方、車室内及びトランク内の画像を受信していないと判定したときは否定判定し、このフローチャートを抜ける。
ステップS2では、表示器101にステップS1で受信した画像を表示する。前述のように、画像の受信はユーザーの受信操作に基づいて行われるので、このステップS2において画像を表示した場合には、ユーザーは表示器101に表示されている画像を確実に見ていることになる。
次いで、ステップS3では、所定時間(例えば10秒)経過したか否かを判定する。所定時間経過したと判定したときは肯定判定し、処理をステップS4に進める。一方、未だ所定時間経過していないと判定したときは否定判定し、処理をステップS2に戻す。つまり、所定時間経過するまでは、表示器101に車室内及びトランク内の画像が表示され続けることになる。
そして、所定時間経過したときには、ステップS4において、車室内及びトランク内の画像の表示を解除する。なお、ユーザーの表示終了操作によって画像の表示を解除してもよい。
以上、本実施形態では、ステップS10〜S30が全て肯定判定となり、車両が駐車したことが検出されると、カメラ30、60を用いて車室内およびトランク内を撮像する(ステップS60)。その後、ステップS120において乗員の降車が検出されると、DCM80は、携帯電話100に車室内およびトランク内の画像を送信する。携帯電話100では、DCM80から送信された画像が受信され、その画像が表示器101に表示される。従って、忘れ物の確認をし忘れた場合や、忘れ物の確認をしたが忘れ物を見落とした場合であっても、携帯受信機100の表示器101を見れば車両に忘れ物をしたかどうかを確認することができる。
また、車室内カメラ30及びトランク内カメラ60を起動するときには、車室内ルームランプ20及びトランク内ルームランプ50をオンにしているので、車室内及びトランク内が暗くても鮮明に撮影することができる。
また、携帯電話100の表示器101に表示される車室内及びトランク内の画像は所定期間経過後に消されるので、いつまでも表示され続けてしまうことを防ぐことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、第1実施形態と第2実施とを組み合わせても良い。つまり、駐車直後は、車室内に設けた表示器10に車室内又はトランク内の画像を表示し、降車後は乗員の携帯電話100の表示器101に車室内又はトランク内の画像を表示させるようにしてもよい。
また、上記第2実施形態では、基地局90を介して車室内及びトランク内の画像を携帯電話100に送信していたが、車両から直接携帯電話100に送信してもよい。
また、上記第1実施形態では、表示器10をインスツルパネルに設置していたが、後部座席の乗員が忘れ物を確認しやすいように、前席の後面など後部座席の乗員が確認しやすい位置に表示器10を設置してもよい。
また、前述の実施形態は、荷室としてトランクを有する車両を例に説明したが、ワゴン車など、荷室が乗員室と連通している車両にも当然に本発明は適用できる。
第1実施形態の忘れ物防止装置の全体構成を示した図である。 駐車時に車室内及びトランク内を表示器10に表示する処理を示したフローチャートである。 第2実施形態の忘れ物防止装置の全体構成を示した図である。 駐車した後に乗員が降車したときに、乗員の携帯電話100に車室内及びトランク内の画像を表示する処理を示すフローチャートである。 携帯電話100に車室内及びトランク内の画像を表示する際に、携帯電話100が行う処理を示したフローチャートである。
符号の説明
10・・・表示器、20・・・車室内ルームランプ、30・・・車室内カメラ、40・・・音声出力装置、50・・・トランク内ルームランプ、60・・・トランク内カメラ、70・・・制御装置、71・・・制御装置、80・・・DCM、90・・・基地局、100・・・携帯電話、101・・・表示器

Claims (9)

  1. 車両が駐車したことを検出する駐車検出手段と、
    前記車両の室内に設置され、その室内を撮像するカメラと、
    前記車両において乗員から視認できる位置に設置された表示器と、
    前記駐車検出手段が前記車両の駐車を検出したとき、前記カメラを用いて室内を撮像し、撮像した画像を前記表示器に表示する室内表示手段とを備えることを特徴とする忘れ物防止装置。
  2. 前記車両のドアが閉状態から開状態になったことを検出するドア開閉検出手段をさらに備え、
    前記室内表示手段は、前記ドア開閉検出手段によって前記車両のドアが閉状態から開状態になったことが検出されたときに、前記表示器に表示している室内の画像を消去することを特徴とする請求項1に記載の忘れ物防止装置。
  3. 前記室内表示手段は、前記表示器に室内の画像を表示してから所定期間経過した後に、当該画像を消去することを特徴とする請求項1に記載の忘れ物防止装置。
  4. 前記室内表示手段が前記表示器に室内の画像を表示する際に、室内に忘れ物がないかを音声によって報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の忘れ物防止装置。
  5. 車両が駐車したことを検出する駐車検出手段と、
    前記車両の室内に設置され、その室内を撮像するカメラと、
    前記駐車検出手段が前記車両の駐車を検出した場合に、前記カメラを用いて前記室内を撮像するカメラ制御手段と、
    前記車両のユーザーに携帯される携帯受信機と、
    前記車両から乗員が降車したことを検出する乗員降車検出手段と、
    前記駐車検出手段により車両の駐車が検出され、且つ、前記乗員降車検出手段により乗員が前記車両から降車したことが検出されたことに基づいて、前記カメラによって撮像された室内の画像を前記携帯受信機に送信する送信機とを備え、
    前記携帯受信機は表示器を備え、前記送信機が送信した画像を受信して、当該画像を前記表示器に表示させることを特徴とする忘れ物防止装置。
  6. 前記表示器制御手段は、前記表示器に前記画像を表示してから所定期間経過した後に、当該画像を消去することを特徴とする請求項5に記載の忘れ物防止装置。
  7. 前記車両において前記カメラが設置されている室内に設けられたルームランプと、
    前記カメラが前記室内を撮像する際に前記ルームランプを点灯させる点灯手段と
    を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の忘れ物防止装置。
  8. 前記カメラが前記車両の乗員室に設置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の忘れ物防止装置。
  9. 前記カメラが前記車両の荷室に設置されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の忘れ物防止装置。
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