JPH0640130Y2 - 振出容器 - Google Patents
振出容器Info
- Publication number
- JPH0640130Y2 JPH0640130Y2 JP1987197066U JP19706687U JPH0640130Y2 JP H0640130 Y2 JPH0640130 Y2 JP H0640130Y2 JP 1987197066 U JP1987197066 U JP 1987197066U JP 19706687 U JP19706687 U JP 19706687U JP H0640130 Y2 JPH0640130 Y2 JP H0640130Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover plate
- base end
- end portion
- edge
- bending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は複数の調味料を収納してその任意の調味料を振
出し可能とした振出し容器に係る。
出し可能とした振出し容器に係る。
「従来の技術」 従来の振出し容器は、単数の調味料を収納しており、又
その容器は容器本体と該容器本体に嵌合させた、振出し
孔付きのキャップとで形成されている。
その容器は容器本体と該容器本体に嵌合させた、振出し
孔付きのキャップとで形成されている。
「考案が解決しようとする問題点」 従来の振出し容器は、容器本体と振出し孔付きキャップ
とに分割形成されているからコスト高となり、又一箇の
振出し容器体内へ単数調味料を入れているから、調味料
の種類の数だけの振出し容器が必要であり、従って複数
の調味料を使用する場合に不便があった。
とに分割形成されているからコスト高となり、又一箇の
振出し容器体内へ単数調味料を入れているから、調味料
の種類の数だけの振出し容器が必要であり、従って複数
の調味料を使用する場合に不便があった。
本考案は一箇の振出し容器内へ複数調味料を収納して、
その任意の調味料を取出せるようにすると共にその振出
し容器は一体成形可能として廉価に製作可能としたもの
である。
その任意の調味料を取出せるようにすると共にその振出
し容器は一体成形可能として廉価に製作可能としたもの
である。
「問題点を解決するための手段」 上記した本考案の目的を達成するために、本考案に係る
振出容器は、底壁１周縁から起立する周壁２内を左右方
向に並ぶ複数の収納室3a…に隔壁4a…で区分すると共
に、各収納室上面前部を前方へ傾斜下降させ、上記周壁
の前縁部から屈折部５を介して突設した蓋板６の基端部
で収納室前部上端の傾斜面部分を閉塞するとともに、該
基端部後方に第４屈折線15を介して延設した蓋板先端部
により収納室後部上端の水平面部分を閉塞させ、上記周
壁後縁部から第２屈折部７を介して突出した覆合板８の
基端部で蓋板先端部上面を覆うとともに、該基端部前方
に第３屈折線13を介して延設した覆合板先端部により蓋
板基端部上面を覆い、蓋板先端部と覆合板基端部との一
方に穿設した嵌合孔９…内へ他方に付設した止栓10…を
着脱自在に嵌合させ、上記各収納室3a…上方の蓋板基端
側部分にそれぞれ振出し孔11a…を穿設すると共に、上
記覆合板の先端縁と第３屈折線13との間の隔壁上方覆合
板部分にそれぞれ切離し線14…を穿設し、且つ、合成樹
脂材により一体成形されたことを特徴とする。
振出容器は、底壁１周縁から起立する周壁２内を左右方
向に並ぶ複数の収納室3a…に隔壁4a…で区分すると共
に、各収納室上面前部を前方へ傾斜下降させ、上記周壁
の前縁部から屈折部５を介して突設した蓋板６の基端部
で収納室前部上端の傾斜面部分を閉塞するとともに、該
基端部後方に第４屈折線15を介して延設した蓋板先端部
により収納室後部上端の水平面部分を閉塞させ、上記周
壁後縁部から第２屈折部７を介して突出した覆合板８の
基端部で蓋板先端部上面を覆うとともに、該基端部前方
に第３屈折線13を介して延設した覆合板先端部により蓋
板基端部上面を覆い、蓋板先端部と覆合板基端部との一
方に穿設した嵌合孔９…内へ他方に付設した止栓10…を
着脱自在に嵌合させ、上記各収納室3a…上方の蓋板基端
側部分にそれぞれ振出し孔11a…を穿設すると共に、上
記覆合板の先端縁と第３屈折線13との間の隔壁上方覆合
板部分にそれぞれ切離し線14…を穿設し、且つ、合成樹
脂材により一体成形されたことを特徴とする。
「作用」 例えば第１図の状態から、複数の収納室3a…内にそれぞ
れ所定の調味料を収納した後、蓋板６を第１屈折部５を
介して閉塞させ、次いで覆合板８を第２屈折部７を介し
て蓋板上面へ覆合させて、止栓10を嵌合孔９内へ嵌合す
る。この後、覆合板の切離し線14を切り離せば、各収納
室に対応した振出孔11a…が上記切離しされた覆合板部
分により個別に開閉される振出容器が出来上がる。
れ所定の調味料を収納した後、蓋板６を第１屈折部５を
介して閉塞させ、次いで覆合板８を第２屈折部７を介し
て蓋板上面へ覆合させて、止栓10を嵌合孔９内へ嵌合す
る。この後、覆合板の切離し線14を切り離せば、各収納
室に対応した振出孔11a…が上記切離しされた覆合板部
分により個別に開閉される振出容器が出来上がる。
「実施例」 以下添付図面に基づいて、本考案容器の一実施例を説明
する。
する。
第１図及び第２図に示すように、左右方向に長い長方形
状底壁１の周縁から起立する周壁２内を左右方向に並ぶ
複数（図中では三箇）の収納室3a,3b,3cに隔壁4a,4bで
区分している。上記隔壁4a,4bを左方寄りに設けて、小
さい容積の二つの収納室3a,3bと大きい容積の一つの収
納室3cを画成している。また、上記周壁２の上端前半部
を前下りに傾斜させている。
状底壁１の周縁から起立する周壁２内を左右方向に並ぶ
複数（図中では三箇）の収納室3a,3b,3cに隔壁4a,4bで
区分している。上記隔壁4a,4bを左方寄りに設けて、小
さい容積の二つの収納室3a,3bと大きい容積の一つの収
納室3cを画成している。また、上記周壁２の上端前半部
を前下りに傾斜させている。
そして、上記周壁２の前縁部から薄肉の第１屈折部５を
介して上記全収納室3a,3b,3c上面を閉塞する蓋板６を、
かつ後縁部から薄肉の第２屈折部７を介して上記蓋板６
上面を覆う覆合板８を、それぞれ突出している。
介して上記全収納室3a,3b,3c上面を閉塞する蓋板６を、
かつ後縁部から薄肉の第２屈折部７を介して上記蓋板６
上面を覆う覆合板８を、それぞれ突出している。
上記蓋板６の先端部には嵌合孔９…を左右方向に複数
（図中では五箇）穿設し、また覆合板８基端部には上記
嵌合孔９…内へ着脱自在に嵌合する止栓10…を同じく左
右方向に複数付設している。
（図中では五箇）穿設し、また覆合板８基端部には上記
嵌合孔９…内へ着脱自在に嵌合する止栓10…を同じく左
右方向に複数付設している。
更に、上記各収納室3a,3b,3c上方の蓋板６基端側部分に
それぞれ振出孔11a,11b,11cを穿設している。左方の収
納室3aに対応する振出孔11aは一箇の長孔状に、かつ中
間の収納室3bに対応する振出孔11bは四箇の小孔群に、
更に右方の収納室3cに対応する振出孔11cは一箇の窓孔
状に、それぞれ形成している。
それぞれ振出孔11a,11b,11cを穿設している。左方の収
納室3aに対応する振出孔11aは一箇の長孔状に、かつ中
間の収納室3bに対応する振出孔11bは四箇の小孔群に、
更に右方の収納室3cに対応する振出孔11cは一箇の窓孔
状に、それぞれ形成している。
また、覆合板８裏面の先端側部分には上記振出孔11a,11
b,11c内へ着脱自在に嵌合する所定形状の栓体12a,12b,1
2cを突設している。
b,11c内へ着脱自在に嵌合する所定形状の栓体12a,12b,1
2cを突設している。
更にまた、上記覆合板８の前後方向中間部に薄肉の第３
屈折線13を横設して、該覆合板８の先端縁と第３屈折線
13との間の隔壁上方覆合板部分にそれぞれ切離し線14…
を穿設している。図示例では、二つの隔壁4a,4bに対応
して二本の切離し線14が穿設されている。また、上記周
壁２の上端前半部を前下りに傾斜させたことに対応し
て、蓋板６の前後方向中間部にも薄肉の第４屈折線15を
横設している。
屈折線13を横設して、該覆合板８の先端縁と第３屈折線
13との間の隔壁上方覆合板部分にそれぞれ切離し線14…
を穿設している。図示例では、二つの隔壁4a,4bに対応
して二本の切離し線14が穿設されている。また、上記周
壁２の上端前半部を前下りに傾斜させたことに対応し
て、蓋板６の前後方向中間部にも薄肉の第４屈折線15を
横設している。
なお、図中16は右方収納室3cの振出孔11c内を出入り自
在な内容物取出用のスプーンで、17a乃至17cは覆合板先
端縁にそれぞれ付設した指掛け片である。
在な内容物取出用のスプーンで、17a乃至17cは覆合板先
端縁にそれぞれ付設した指掛け片である。
このように構成される振出容器は合成樹脂材により一体
成形される。
成形される。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、一箇の容器内へ複
数種類（設ける隔壁の数に応じて２種類でも３種類以上
でも）の調味料を収納することが可能で、その任意の調
味料を個別に取り出すことが出来、また、各収納室の各
振出し孔が傾斜面に設けられることとなり、振り出しを
容易に行えて使用上頗る便利である。
数種類（設ける隔壁の数に応じて２種類でも３種類以上
でも）の調味料を収納することが可能で、その任意の調
味料を個別に取り出すことが出来、また、各収納室の各
振出し孔が傾斜面に設けられることとなり、振り出しを
容易に行えて使用上頗る便利である。
しかも、合成樹脂材の一体成形品であるため、廉価に製
作できる利点も兼ね備えている。
作できる利点も兼ね備えている。
第１図は本考案容器の一実施例を示す展開斜視図、第２
図は組立て状態の斜視図である。 3a,3b,3c……収納室、６……蓋板、８……覆合板、11a,
11b,11c……振出孔、14,14……切離し線
図は組立て状態の斜視図である。 3a,3b,3c……収納室、６……蓋板、８……覆合板、11a,
11b,11c……振出孔、14,14……切離し線
Claims (1)
- 【請求項１】底壁１周縁から起立する周壁２内を左右方
向に並ぶ複数の収納室3a…に隔壁4a…で区分すると共
に、各収納室上面前部を前方へ傾斜下降させ、上記周壁
の前縁部から屈折部５を介して突設した蓋板６の基端部
で収納室前部上端の傾斜面部分を閉塞するとともに、該
基端部後方に第４屈折線15を介して延設した蓋板先端部
により収納室後部上端の水平面部分を閉塞させ、上記周
壁後縁部から第２屈折部７を介して突出した覆合板８の
基端部で蓋板先端部上面を覆うとともに、該基端部前方
に第３屈折線13を介して延設した覆合板先端部により蓋
板基端部上面を覆い、蓋板先端部と覆合板基端部との一
方に穿設した嵌合孔９…内へ他方に付設した止栓10…を
着脱自在に嵌合させ、上記各収納室3a…上方の蓋板基端
側部分にそれぞれ振出し孔11a…を穿設すると共に、上
記覆合板の先端縁と第３屈折線13との間の隔壁上方覆合
板部分にそれぞれ切離し線14…を穿設し、且つ、合成樹
脂材により一体成形されたことを特徴とする振出容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987197066U JPH0640130Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 振出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987197066U JPH0640130Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 振出容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01100784U JPH01100784U (ja) | 1989-07-06 |
| JPH0640130Y2 true JPH0640130Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=31487642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987197066U Expired - Lifetime JPH0640130Y2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 振出容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640130Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220066900A (ko) * | 2019-09-18 | 2022-05-24 | 가부시키가이샤 마나 | 밀폐 용기 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1069123B (it) * | 1976-10-04 | 1985-03-25 | Ferrero & C Spa P | Contenitore per piccoli oggetti..particolarmente pastiglie e simili prodotti dol ciari |
| JPS5656775U (ja) * | 1979-10-03 | 1981-05-16 |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP1987197066U patent/JPH0640130Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01100784U (ja) | 1989-07-06 |
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