JP3225163U - 箱体 - Google Patents
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Abstract
【課題】少ない部品点数により構成し易く、且つ、内部空間が収容される物品よりも過大な大きさをなしたものであっても当該物品を好適に収容し得る構成を有した箱体を提供する。【解決手段】箱体Aは、直方体をなす箱体本体1と、この箱体本体1の内部における上下方向中間部に配設された略水平姿勢をなす仕切板2とを備えている。そして、仕切板2の左側端縁2eaが、箱体本体1の底壁11における右側端縁から上方に延設された第一の支持板3の上端縁に接続したものであり、仕切板2の右側端縁2ebが、上下方向に延びてなり下端縁41eが箱体本体1の底壁11の内面に当接し得る第二の支持板4に接続したものとなっている。【選択図】図1
Description
本考案は、種々の物品を収容し得る箱体に関する。
従来から、物品を収容し得る収容空間を有し、外部から物品を視認可能に収容し得る箱体が知られている。
基本的に、製品等の物品が収容される箱体は、その収容空間が収容される物品の大きさに略合致するように寸法設定されているのが通常である(例えば、特許文献1を参照)。
その一方で、収容される物品が小さすぎるような場合には、視認性やボリューム感を高めたり収容作業時や搬送時における効率性や柔軟性を向上させたりする目的で、当該物品よりも過大な外形の箱体を用いて当該物品を収容することが行われている。
収容される物品に対して過大な外形をなす箱体は、その収容空間の大きさも過大なものとなる。従来は、箱体とは別体をなす紙製又はプラスチック製の物品保持部材を用いて、収容された物品を箱体内において動きにくいように保持させていた。
つまり、従来のこの種の箱体は、箱体のみならず、箱体とは別体をなす保持部材を必要としていたため、部品点数を減少させるのに限界が生ずるものとなっていた。
本考案は、以上のような事情に着目してなされたものであり、少ない部品点数により構成し易く、且つ、内部空間が収容される物品よりも過大な大きさをなしたものであっても当該物品を好適に収容し得る構成を有した箱体を提供することにある。
すなわち、本考案は次の構成をなしている。
請求項1に記載の考案は、一枚のシートを折り曲げて形成され、外部から物品を視認可能に収容し得る箱体であって、直方体をなす箱体本体と、この箱体本体の内部における上下方向中間部に配設された略水平姿勢をなす仕切板とを備え、当該仕切板によって前記箱体本体の内部に物品を収容し得る上の物品収容空間及び下の物品収容空間が形成されたものであり、前記箱体本体が、底壁と、この底壁の前端部に立設された前壁と、前記底壁の後端部に立設された後壁と、前記底壁における左右の側端部に立設された左右の側壁と、これら左右の側壁の上端部間に配された天壁とを備えてなり、前記仕切板の一端縁が、前記底壁における一方の側端縁から上方に延設された第一の支持板の上端縁に接続したものであり、前記仕切板の他端縁が、上下方向に延びてなり下端縁が前記底壁の内面に当接し得る第二の支持板に接続したものである箱体である。
請求項2に記載の考案は、前記第二の支持板の上下方向中間部に前記仕切板の前記他端縁が接続されたものであり、前記第二の支持板が、前記他端縁よりも下に位置する下部分と、前記他端縁よりも上に位置する上部分とを備えたものであり、前記下部分の前記下端縁が前記底壁の内面に当接し得るものである請求項1記載の箱体である。
以上説明したように本考案によれば、少ない部品点数により構成し易く、且つ、内部空間が収容される物品よりも過大な大きさをなしたものであっても当該物品を好適に収容し得る構成を有した箱体を提供することができる。
以下、本考案の一実施形態を、図1〜6を参照して説明する。
この実施形態は、本考案を、物品である化粧容器B(アイシャドウクリームを収容した平面視円形状の化粧容器)を収容し得る箱体Aに適用したものである。化粧容器Bは、箱体Aに形成された上の物品収容空間S1に収容されるように構成されている。
箱体Aは、図6に示すように、一枚のシートCを予め設定された所定の折り線部分で折り曲げるとともに所定の部位同士を組み合わせたり接着したりすることにより形成されるものである。
一枚のシートCは、合成樹脂により作られた透明又は半透明のものである。一枚のシートCから作られた箱体Aは、外部から化粧容器Bを視認可能に収容し得るものとなっている。
箱体Aは、直方体をなす箱体本体1と、箱体本体1の内部における上下方向中間部に配設された略水平姿勢をなす仕切板2とを備えている。箱体Aは、仕切板2を設けることによって箱体本体1の内部に物品である化粧容器Bを収容し得る上の物品収容空間S1と、必要な場合に説明書等の物品を収容し得る下の物品収容空間S2が形成されている。換言すれば、箱体本体1の内部空間は、水平板状をなす仕切板2により上下に仕切られることにより、仕切板2の上側に上の物品収容空間S1が形成されるとともに仕切板2の下に下の物品収容空間S2が形成されたものとなっている。なお、下の物品収容空間S2には物品を収容しなくてもよい。
箱体本体1は、直方体をなしたものであり、略矩形状をなす底壁11と、底壁11の前端部に立設された前壁12と、底壁11の後端部に立設された後壁13と、底壁11における左右の側端部に立設された左右の側壁14、15と、左右の側壁14、15の上端部間に配された天壁16を備えたものである。
一枚のシートCにより構成された箱体本体1に関する連設構造をより具体的に説明すれば次の通りである。
すなわち、箱体本体1は、底壁11と、底壁11の右側端縁から連設された右の側壁15と、右の側壁15の上端縁から連設された天壁16と、天壁16の前端縁から連設された前壁12と、天壁16の後端縁から連設された後壁13と、天壁16の左側端縁から連設された左の側壁14とを備えている。
前壁12は、下端部に補助片Jが連設されており、これら前壁12及び補助片Jが協働して、箱体本体1の内部空間を開閉可能な蓋体として機能し得るものとなっている。後壁13は、前壁12と同様に下端部に補助片Jが連設されており、これら後壁13及び補助片Jが協働して、箱体本体1の内部空間を開閉可能な蓋体として機能し得るものとなっている。また、左右の側壁14、15における各前端縁及び後端縁には補強片Kが連設されており、箱体本体1の形状を安定させている。
仕切板2は、箱体本体1を形成する六面すなわち底壁11、前壁12、後壁13、左右の側壁14、15、及び、天壁16により囲まれた内部空間を上下に仕切るものである。仕切板2の前後方向の寸法は、底壁11における前後方向の寸法よりも若干短く設定されている。仕切板2の右部には、後述する第二の支持板4の下部分41を形成するためのコ字状のスリットslが設けられている。
仕切板2の一端縁である左側端縁2eaは、底壁11における一方の側端縁である左側端縁e11から上方に延設された第一の支持板3の上端縁に接続している。第一の支持板3は、上辺が下辺よりも短く設定された略台形状をなしている。第一の支持板3の外面は、接着剤を介して、左の側壁14の内面に接着されている。
仕切板2の他端縁である右側端縁2ebは、上下方向に延びてなり下端縁41eが底壁11の内面に当接し得る第二の支持板4に接続している。すなわち、箱体Aは、第二の支持板4の上下方向中間部に、仕切板2の右側端縁2ebが接続されたものとなっている。
第二の支持板4は、仕切板2の右側端縁2ebよりも下に位置する下部分41と、仕切板2の右側端縁2ebよりも上に位置する上部分42とを備えており、全体として凸を上下逆転したような形状をなしている。
下部分41は、上部分42よりも横幅が狭い板状のものである。下部分41の上下寸法は、第一の支持板3の上下寸法と略同じ寸法に設定されている。下部分41は、上部分42における幅方向中央部から下方に突出したものとなっている。
上部分42は、下部分41よりも横幅が広い板状のものである。上部分42における下部分41と連続していない一対の下端縁42kは、仕切板2の右側端縁2ebに接続するようになっている。
第二の支持板4は、下部分41の下端縁41eが底壁11の内面に当接し得るとともに上部分42の上端縁42eが天壁16の内面から僅かに離れる上下寸法に設定されている。
以上に詳述した通り、本実施形態に係る箱体Aは、一枚のシートCを折り曲げて形成され、外部から物品たる化粧容器Bを視認可能に収容し得るものである。そして、箱体Aは、直方体をなす箱体本体1と、箱体本体1の内部における上下方向中間部に配設された略水平姿勢をなす仕切板2とを備えている。箱体本体1は、仕切板2によって、内部に物品たる化粧容器Bを収容し得る上の物品収容空間S1及び下の物品収容空間S2が形成されたものである。
さらに、箱体本体1は、底壁11と、この底壁11の前端部に立設された前壁12と、底壁11の後端部に立設された後壁13と、底壁11における左右の側端部に立設された左右の側壁14、15と、これら左右の側壁14、15の上端部間に配された天壁16とを備え、仕切板2の一端縁たる左側端縁2eaが、底壁11における一方の側端縁たる左側端縁e11から上方に延設された第一の支持板3の上端縁に接続したものであり、仕切板2の他端縁たる右側端縁2ebが、上下方向に延びてなり下端縁41eが底壁11の内面に当接し得る第二の支持板4に接続したものである。
このため、少ない部品点数すなわち一枚のシートCにより構成し易く、且つ、箱体本体1により形成される内部空間が収容される物品たる化粧容器Bよりも過大な大きさをなしたものであっても仕切板2により特定の物品収容空間すなわち上の物品収容空間S1を形成することにより当該化粧容器Bを好適に収容し得る構成を有した箱体Aを提供することができる。これにより、仕切板2により下支持された化粧容器Bは、その上面が天壁16の内面に対して適切に接し得るものとなる。このため、箱体Aは、収容された化粧容器Bを購入者等に対して見栄えよく収容し得るものとなっている。
第二の支持板4の上下方向中間部に仕切板2の他端縁たる右側端縁2ebが接続されたものであり、第二の支持板4が、仕切板2の右側端縁2ebよりも下に位置する下部分41と、仕切板2の右側端縁2ebよりも上に位置する上部分42とを備えたものであり、下部分41の下端縁41eが底壁11の内面に当接し得るものである。
このため、仕切板2が箱体本体1の内部において安定した姿勢を採り得るものとなっている。
なお、本考案は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
上の物品収容空間や下の物品収容空間に収容される物品はどのようなものであってもよい。また、各物品収容空間に、必ずしも物品を収容しなくてもよいのはもちろんである。
箱体本体の形態である直方体とは、立方体を含む概念であることは言うまでもない。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
A…箱体
1…箱体本体
2…仕切板
3…第一の仕切板
4…第二の仕切板
1…箱体本体
2…仕切板
3…第一の仕切板
4…第二の仕切板
Claims (2)
- 一枚のシートを折り曲げて形成され、外部から物品を視認可能に収容し得る箱体であって、
直方体をなす箱体本体と、この箱体本体の内部における上下方向中間部に配設された略水平姿勢をなす仕切板とを備え、当該仕切板によって前記箱体本体の内部に物品を収容し得る上の物品収容空間及び下の物品収容空間が形成されたものであり、
前記箱体本体が、底壁と、この底壁の前端部に立設された前壁と、前記底壁の後端部に立設された後壁と、前記底壁における左右の側端部に立設された左右の側壁と、これら左右の側壁の上端部間に配された天壁とを備えてなり、
前記仕切板の一端縁が、前記底壁における一方の側端縁から上方に延設された第一の支持板の上端縁に接続したものであり、
前記仕切板の他端縁が、上下方向に延びてなり下端縁が前記底壁の内面に当接し得る第二の支持板に接続したものである箱体。 - 前記第二の支持板の上下方向中間部に前記仕切板の前記他端縁が接続されたものであり、
前記第二の支持板が、前記他端縁よりも下に位置する下部分と、前記他端縁よりも上に位置する上部分とを備えたものであり、
前記下部分の前記下端縁が前記底壁の内面に当接し得るものである請求項1記載の箱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019004615U JP3225163U (ja) | 2019-12-05 | 2019-12-05 | 箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019004615U JP3225163U (ja) | 2019-12-05 | 2019-12-05 | 箱体 |
Publications (1)
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JP3225163U true JP3225163U (ja) | 2020-02-13 |
Family
ID=69412035
Family Applications (1)
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JP2019004615U Active JP3225163U (ja) | 2019-12-05 | 2019-12-05 | 箱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2019
- 2019-12-05 JP JP2019004615U patent/JP3225163U/ja active Active
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