JPH0640119Y2 - 注出ノズル - Google Patents

注出ノズル

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JPH0640119Y2
JPH0640119Y2 JP11222588U JP11222588U JPH0640119Y2 JP H0640119 Y2 JPH0640119 Y2 JP H0640119Y2 JP 11222588 U JP11222588 U JP 11222588U JP 11222588 U JP11222588 U JP 11222588U JP H0640119 Y2 JPH0640119 Y2 JP H0640119Y2
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JP
Japan
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perforated plate
pouring
spout
bubbles
bracket
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11222588U
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English (en)
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JPH0234457U (ja
Inventor
勉 岡部
早川  茂
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Lion Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Lion Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は注出ノズルに係り、特に泡を拡散して注出する
ことができるようにした形式のものに関する。
〔従来の技術〕
一般に、シェービングフォーム等の泡状物を注出する加
圧容器にはその頂部に比較的小径の注出口が設けられて
いる。そしてこの注出口から注出したシェービングフォ
ームを手の平にとり、顔に塗布するようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前記した従来のものにおいては、注出口の径
が細いため、一旦手の平にとってから顔に塗布する必要
がある。このため、塗布後手を洗う必要がある等面倒な
面がある。
そこで実開昭60-161908号公報に記載されているよう
に、すり鉢状のノズルから泡を注出して直接皮膚に塗布
できるようにしたものもあるが、すり鉢状部分に多量の
泡が残余することとなり、無駄を生ずることとなる。
また、残余分を完全に洗浄しなかった場合には次回の使
用時に前回使用分が注出されることとなるため不衛生と
なる虞れがある。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、直接皮膚に
塗布できるのは勿論、泡の無駄がなく、また使用時に前
回使用し残した古い泡が注出してしまうことがないよう
にした注出ノズルを提供することを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、泡状物を注
出する加圧容器1の注出口2に取り付けられる注出ノズ
ルにおいて以下のような構成とした。
即ち、注出口2に漏斗状に拡開したブラケット3を取り
付け、このブラケット3の開口部4を覆うよう操作部5
a,5cを有する多孔板5を設けるとともに、この多孔板5
の下面と開口部4との間の間隙を可変にすべく多孔板5
をブラケット3に突没自在に取り付けて注出ノズルとし
た。
また、第2請求項では、前記した構成に加え、多孔板5
の前記注出口2に対向する部位に、前記注出口2へ密接
してこれを閉塞し得る密閉部6を形成した。
〔作用〕
本件請求項1記載の考案は、注出口2に漏斗状に拡開し
たブラケット3を取り付け、このブラケット3の開口部
4を覆うよう多孔板5を設けたことにより、多孔板5か
ら注出した泡を直接皮膚に塗布できて手が汚れない。
そして、多孔板5の下面と開口部4との間の間隙を可変
にすべく、多孔板5をブラケット3に突没自在に取り付
けたことにより、操作部5a,5cを操作して多孔板5を引
き出すと、多孔板5の下面と開口部4間の間隙が大きく
なり、流動抵抗の大きい泡も広がって流出し易い。
また、多孔板5を押し込むと、多孔板5の下面と開口部
4間の間隙が小さくなり、この間隙内に残留した泡は小
さな間隙の毛管現象によって間隙内に保持され、多孔板
5の外部に流出し難くなる。そして、請求項2記載の考
案は、多孔板5の注出口2に対向する部位に、前記注出
口2へ密接してこれを閉塞し得る密閉部6を形成したこ
とにより、前記作用に加えて、注出口2内の泡が間隙内
に流入しないので泡の無駄がなく、また使用時に前回使
用した古い泡が注出してしまうことはない。さらに、使
用後に注出口2に残留した泡がノズル外に流出しない。
〔実施例〕
本考案の実施例について説明するに際し、説明の都合
上、第2請求項にかかる第1実施例ないし第5実施例か
ら説明する。
〈第1実施例〉 第1実施例を第1図ないし第3図により説明する。加圧
容器1内には泡状物が充填されており、その頂部に注出
口2fが設けられている。
前記注出口2fには漏斗状に拡開したブラケット3が取り
付けられている。このブラケット3は基台部3aに押しボ
タン部3bを突設してあり、この押しボタン部3bからさら
に管状部3cが延出されている。そしてこの管状部3cの先
端には漏斗状部3dが形成されている。
前記漏斗状部3dの中央部は注出口2fに連通した注出口2
となっており、この漏斗状部3dの前面に展開する開口部
4を覆うよう多孔板5を嵌合してある。この多孔板5は
突没自在に取り付けられ、その側面には操作部としての
指掛け部5a,5aが突設してある。一方、漏斗状部3dには
前記指掛け部5a,5aに対応した逃げ部3g,3gが設けられて
いる。前記漏斗状部3dは盆状をなしており、前記多孔板
5はその内側に位置している。
前記多孔板5の裏面には、前記注出口2側へ密接してこ
れを閉塞し得る密閉部6が突設してあり、多孔板5の嵌
入状態では注出口2を閉塞し、多孔板5の引き出し状態
では注出口2を開口させるようになっている。
使用に際しては、指掛け部5a,5aを持って多孔板5を押
し引きする。そして、多孔板5の引き出し状態で押しボ
タン部3bを押して泡を噴出させると、泡は多孔板5から
外部に押し出される。ここで多孔板5を皮膚に押し当て
泡を塗布する。
塗布を終了するときは多孔板5を押し込み余剰の泡を塗
布する。ここで注出口2は図示しない密閉部により閉塞
される。
〈第2実施例〉 第4図及び第5図は第2実施例を示し、多孔板5が漏斗
状部3dに外嵌するように形成したものであり、多孔板5
の外側面5cを操作部として露出させたものである。他の
構成及び動作については前記実施例と同様のため省略す
る。
〈第3実施例〉 第6図ないし第8図は第3実施例を示し、多孔板5と漏
斗状部3dとに相互に係合する段部5b,3eを夫々形成した
ものであり、多孔板5の外側面5cが外部に露出するよう
にしたものである。段部5bは第8図に示すように波形に
形成してあり、多孔板5を回動させると、段部3eの内側
に形成された突起3fを乗り越えて多孔板5全体が上下動
するようになっている。
〈第4実施例〉 第9図及び第10図は第4実施例を示し、密閉部6を管状
とするとともに、この密閉部6に所定角度でスリット6a
を設けてある。このスリット6aは密閉部6の基部より少
許高い位置から形成されており、多孔板5の押し込み状
態では注出口2が閉塞されるが、多孔板5の引き出し時
では第10図に示すようにスリット6aを介して連通するよ
うになっている。
この実施例では密閉部6が常に注出口2に嵌入している
ため、注出口2の開閉動作が円滑になる。
〈第5実施例〉 第11図ないし第13図は第5実施例を示し、多孔板5の裏
面に傾斜を付ける一方、開口部4にもこの傾斜に対応し
た傾斜を付けたものである。
次に、第1請求項にかかる実施例を第14図及び第15図に
基づいて説明する。
加圧容器1内には泡状物が充填されており、その頂部に
注出口2が設けられている。
前記注出口2には漏斗状に拡開したブラケット3が取り
付けられている。このブラケット3は基台部3aに押しボ
タン部3bを突設してあり、この押しボタン部3bからさら
に管状部3cが延出されている。そしてこの管状部3cの先
端には漏斗状部3dが形成されており、前記注出口2が漏
斗状部3dの中央まで延出されている。
前記漏斗状部3dの中央部は注出口2に連通しており、こ
の漏斗状部3dの前面に展開する開口部4を覆うよう多孔
板5を嵌合してある。この多孔板5は突没自在に取り付
けられている。
この多孔板5の最大引き出し位置では、多孔板5と漏斗
状部3dとの間隔H1は4mm、押し込み位置では間隔H2は1mm
となるようになっている。
前記多孔板5と漏斗状部3dとに相互に係合する段部5b,3
eを夫々形成してあり、多孔板5の外側面5cが外部に露
出するようになっている。
使用に際しては、多孔板5の引き出し状態で押しボタン
部3bを押して泡を噴出させると、泡は多孔板5から外部
に押し出される。ここで多孔板5を皮膚に押し当て泡を
塗布する。
塗布を終了するときは多孔板5を押し込み余剰の泡を塗
布する。
押し込み後は間隔H2が1mmとなり多孔板5の裏面には0.7
5ccの空間ができる。この場合、シェービングフォーム
は毛細管現象により多孔板5の裏面に広く分散し、外に
流出することはなかった。
また、間隔H2を2mmとした場合には同1.5ccとなったが、
外に流出することはなかった。間隔H2を3mmとした場合
には同2.25ccとなり、この場合はシェービングフォーム
が外部に流出した。これは間隔が広がったため、毛細管
現象によっては液体を保持できなくなったことによるも
のと思量される。
〔考案の効果〕 本考案によれば、ブラケット3の開口部4を覆うよう操
作部5a,5cを有する多孔板5を設けるとともに、この多
孔板5の下面と開口部4との間の間隙を可変にすべく多
孔板5をブラケット3に突没自在に取り付け、注出時に
操作部5a,5cを操作して多孔板5を引き出し、使用後は
押し込むようにしたので、直接皮膚に塗布できるのは勿
論、泡の無駄がない。そして、多孔板5を引き出すと、
泡が流出し易くなり、塗布がし易く、多孔板5を押し込
むと多孔板5と開口部4間の間隙が小さくなってその間
隙内の泡の毛細管現象により泡が外部に流出し難くな
る。
また、第2請求項の構成では、注出口2に対向する部位
に、前記注出口2へ密接してこれを閉塞し得る密閉部6
を形成したので、前記請求項1記載の効果に加えて一層
古い泡の注出を防止できる効果がある。このため快適な
使用感が得られる。さらに、使用後に注出口2に残留し
た泡がノズル外に流出する虞れはない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第13図は第2請求項の実施例を示し、第1
図ないし第3図は第1実施例を示し、第1図は多孔板5
の押し込み状態を示す斜視図、第2図は多孔板5の引き
出し状態を示す斜視図、第3図は多孔板5を取り外した
状態を示す斜視図、第4図及び第5図は第2実施例を示
し、第4図は断面図、第5図は多孔板5を取り外した状
態を示す断面図、第6図ないし第8図は第3実施例を示
し、第6図は多孔板5の押し込み状態を示す断面図、第
7図は多孔板5の引き出し状態を示す断面図、第8図は
要部の分解斜視図、第9図及び第10図は第4実施例を示
し、第9図は多孔板5の押し込み状態を示す断面図、第
10図は多孔板5の引き出し状態を示す断面図、第11図な
いし第13図は第5実施例を示し、第11図は多孔板5の押
し込み状態を示す断面図、第12図は多孔板5の引き出し
状態を示す断面図、第13図は全体の断面図、第14図及び
第15図は第1請求項の実施例を示し、第14図は要部の断
面図、第15図は断面図である。 1……加圧容器、2……注出口、3……ブラケット、4
……開口部、5……多孔板、5a……指掛け部(操作
部)、5c……外側面(操作部)、6……密閉部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】泡状物を注出する加圧容器1の注出口2に
    取り付けられる注出ノズルであって、 注出口2に漏斗状に拡開したブラケット3を取り付け、
    このブラケット3の開口部4を覆うよう操作部5a,5cを
    有する多孔板5を設けるとともに、この多孔板5の下面
    と開口部4との間の間隙を可変にすべく多孔板5をブラ
    ケット3に突没自在に取り付けたことを特徴とする注出
    ノズル。
  2. 【請求項2】多孔板5の注出口2に対向する部位に、前
    記注出口2へ密接してこれを閉塞し得る密閉部6を形成
    したことを特徴とする請求項1記載の注出ノズル。
JP11222588U 1988-08-26 1988-08-26 注出ノズル Expired - Lifetime JPH0640119Y2 (ja)

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JP11222588U JPH0640119Y2 (ja) 1988-08-26 1988-08-26 注出ノズル

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JP11222588U JPH0640119Y2 (ja) 1988-08-26 1988-08-26 注出ノズル

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Publication Number Publication Date
JPH0234457U JPH0234457U (ja) 1990-03-05
JPH0640119Y2 true JPH0640119Y2 (ja) 1994-10-19

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ID=31350969

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JP11222588U Expired - Lifetime JPH0640119Y2 (ja) 1988-08-26 1988-08-26 注出ノズル

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JP7169103B2 (ja) * 2018-06-29 2022-11-10 株式会社吉野工業所 吐出容器

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