JPH0639736A - 研磨布紙 - Google Patents

研磨布紙

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JPH0639736A
JPH0639736A JP13829892A JP13829892A JPH0639736A JP H0639736 A JPH0639736 A JP H0639736A JP 13829892 A JP13829892 A JP 13829892A JP 13829892 A JP13829892 A JP 13829892A JP H0639736 A JPH0639736 A JP H0639736A
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JP
Japan
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abrasive
abrasive grains
polishing
grain
adhesive
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JP13829892A
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English (en)
Inventor
Mikio Shinkai
幹夫 新海
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RIKEN KORANDAMU KK
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RIKEN KORANDAMU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高硬度充填材複合化材料や高硬度無機質材料
などを効果的に研磨でき、その上寿命が長く安価な研磨
布紙を得ること。 【構成】 基板に塗布した一次接着剤上にアルミナ、ア
ルミナジルコニア、エメリー、ガーネット、炭化珪素等
のヌープ硬さ1300〜3200kg/mm2 の主砥粒
3を付着させ、その上に窒化ほう素、炭化ほう素、ダイ
ヤモンド等のヌープ硬さ3500〜8000kg/mm
2 の副砥粒5を均一分散した二次接着剤を塗布し、かつ
主砥粒3の粒度を120〜1000、好ましくは
240〜600とし、副砥粒5の粒度を主砥粒3の粒
径の5〜75%、好ましくは6〜50%としたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は研磨布紙に係り、特に表
面に研磨材入り塗料が塗布された床材(フローリング)
や不燃材の如き高硬度充填材複合化材料、あるいは人造
大理石の如き高硬度無機質材料等の表面研磨に用いて有
効な研磨布紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、建材として使用する床材は、粒
500の炭化珪素やアルミナの如き耐磨材が重量比
で10〜20%程度混入された塗料が表面に塗布されて
おり、その表面を、アルミナ、アルミナジルコニア、エ
メリー、ガーネット、炭化珪素の如き砥粒(例えば粒度
240程度)を付着させた研磨布紙(ベルト)で研磨
し、仕上げを行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような耐磨材が
混入された塗料が塗布された床材の表面を、アルミナ等
の砥粒を付着させた通常の研磨布紙で研磨して仕上げる
と、砥粒の目つぶれが著しく、その寿命はきわめて短
い。例えば、粒度240の炭化珪素砥粒を付着させた
研磨布紙により、幅300mm、長さ1800mmの床
材を仕上げ研磨すると、500枚程度(約270m2
で使用に耐えなくなる。
【0004】このようなことから、ダイヤモンド等の超
硬砥粒を付着させた研磨布紙を使用することが考えられ
る。研磨布紙の最大の特長は、砥石や切削刃物に比べて
一度に広い面積を加工できることであるが、反面1枚の
研磨布紙に使用される砥粒は、これらの工具に比べてき
わめて多いので、高価なダイヤモンド等の超硬砥粒はコ
スト的に実用性に乏しく、現にきわめて限られた用途に
使用されているに過ぎず、このため上記のような多量に
生産する床材等の研磨には好ましくなかった。
【0005】本発明は上記の課題を解決すべくなされた
もので、高硬度充填材複合化材料や高硬度無機質材料な
どを効果的に研磨でき、その上寿命が長く安価な研磨布
紙を得ることを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る研磨布紙
は、基材に塗布した一次接着剤上にアルミナ、アルミナ
ジルコニア、エメリー、ガーネット、炭化珪素等の如く
ヌープ硬さ1300〜3200kg/mm2 の主砥粒を
付着させ、その上に窒化ほう素、炭化ほう素、ダイヤモ
ンド等の如くヌープ硬さ3500〜8000kg/mm
2 の副砥粒を均一分散した二次接着剤を塗布し、かつ主
砥粒の粒度を120〜1000、好ましくは24
0〜600とし、副砥粒の粒度を主砥粒の粒径の5〜
75%、好ましくは6〜50%としたものである。
【0007】また、基材に塗布した一次接着剤の上にア
ルミナ、アルミナジルコニア、エメリー、ガーネット、
炭化珪素等のヌープ硬さ1300〜3200kg/mm
2 の主砥粒を付着させたのち二次接着剤を塗布し、その
上に窒化ほう素、炭化ほう素、ダイヤモンド等のヌープ
硬さ3500〜8000kg/mm2 の副砥粒を均一分
散した三次接着剤を塗布し、かつ主砥粒の粒度を12
0〜1000、好ましくは240〜600とし、
副砥粒の粒度を主砥粒の粒径の5〜75%、好ましくは
6〜50%としたものである。
【0008】さらに、上記の研磨布紙において、副砥粒
の塗布重量は主砥粒重量の1〜70%、好ましくは1〜
40%であり、かつ平坦面積で計算した副砥粒の全面被
覆必要量の30〜100%、好ましくは40〜80%と
したものである。
【0009】
【作用】本発明に係る研磨布紙で研磨ディスクあるいは
研磨ベルトを構成し、研磨機に装着して高硬度充填材複
合化材料や高硬度無機質材料を研磨する。
【0010】
【実施例】図1は本発明実施例の拡大断面図である。図
において、1は紙、布、フィルム等からなる基材、2は
基材1の表面に塗布した例えばフェノール樹脂の如き一
次接着剤、3は一次接着剤2に付着させた例えばアルミ
ナの如き一般砥粒(主砥粒)である。4はフェノール樹
脂の如き接着剤にダイヤモンド砥粒の如き超硬砥粒(副
砥粒)5を混入して塗布した二次接着剤である。
【0011】主砥粒3としては、アルミナ、アルミナジ
ルコニア、エメリー、ガーネット、炭化珪素等で、ヌー
プ硬さ1300〜3200kg/mm2 、粒度120
1000の研磨材を使用し、また、副砥粒5として
は、窒化ほう素、炭化ほう素、ダイヤモンド等で、ヌー
プ硬さ3500〜8000kg/mm2 の研磨材を使用
する。
【0012】発明者等は、第1表に示すように主砥粒3
として120〜1000のアルミナ及び炭化珪素を
使用し、副砥粒5として粒径1μm〜60μmの各種ダ
イヤモンド砥粒を使用して、主砥粒3の各粒度ごとに粒
径の異なる3種類のダイヤモンド砥粒を接着剤に混入し
て42種類の二次接着剤を製作し、主砥粒3の上に塗布
して各種の試験を行なった。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】
【表3】
【0016】第1表から明らかなように、主砥粒3は、
120〜1000、好ましくは240#600
の粒度の研磨材が適当であり、副砥粒5は、主砥粒3の
平均粒径の5〜75%、好ましくは6〜50%の粒度の
研磨材を使用すればよいことがわかる。また、副砥粒5
の塗布量は、主砥粒塗布重量の1〜70%、好ましくは
1〜40%ととし、平坦面積で計算した全面被覆必要量
の30〜100%、好ましくは40〜80%とすればよ
い。
【0017】上記のような本発明に係る研磨ベルトを製
造するには、紙、布、フィルム等の基材の表面に一次接
着剤を塗布し、その上にアルミナの如き主砥粒を塗布し
たのち、その上にダイヤモンド砥粒の如き副砥粒を均一
分散した二次接着剤を塗布し、乾燥固化する。あるい
は、基材の表面に一次接着剤を塗布し、その上に主砥粒
を塗布してさらにその上に二次接着剤を塗布したのち、
副砥粒を均一分散した三次接着剤を塗布して乾燥固化す
る。
【0018】上記のように構成した本発明においては、
寿命が大幅に延長するばかりでなく、710×2500
mmの基材に400の炭化珪素砥粒を主砥粒とし、ダ
イヤモンド砥粒を副砥粒5として本発明を実施した場
合、ダイヤモンド砥粒は約40cts /m2 でよいのに対
し、上記の基材1にダイヤモンド砥粒のみを使用した場
合は、約200cts /m2 のダイヤモンド砥粒を必要と
するので、本発明によれば高価なダイヤモンド砥粒を約
1/5に減ずることができ、コストを大幅に低減するこ
とができる。
【0019】第2表は400の炭化珪素砥粒等を使用
した710×2500mmの通常の研磨ベルト、本発明
に係る710×2500mmの研磨ベルト及びダイヤモ
ンド砥粒のみを使用した710×2500mmの研磨ベ
ルトのコストの比較表で、通常の研磨ベルトの販売価格
に、ダイヤモンド砥粒の価格をそのまま上乗せしたもの
である。
【0020】
【表4】
【0021】このように、本発明においてはダイヤモン
ド砥粒の使用量は約40cts /m2でよいのに対し、ダ
イヤモンド砥粒のみを使用した場合は、約200cts /
2のダイヤモンド砥粒を必要とする。このため、本発
明においては、ダイヤモンド砥粒のみを使用した研磨布
紙に比べて価格を約1/3.5に減ずることができる。
【0022】実施例1 布製基材の表面に一次接着剤を塗布し、その上に主砥粒
として400の炭化珪素砥粒を付着させた素材上に、
フェノール樹脂70gに適量の水を加え、これに副砥粒
として東名ダイヤモンド工業(株)製のダイヤパウダ
(粒径12〜25μm)15gを均一分散させた二次接
着剤(粘度約300cps)をロールコート方式により
塗布し、これを乾燥固化して研磨ディスク素材を得た。
次に、この素材を80φに打抜き、裏面にマジックテー
プ加工を施して研磨ディスクとした。
【0023】上記のように構成した本発明に係る研磨デ
ィスクと、炭化珪素砥粒(400)を付着させた通常
の研磨ディクスを、日立工機(株)製石材ポリシャーに
取付け、セメント板の平面をそれぞれ20分間で合計1
5回の研磨テストを行なった。テスト結果を第3表及び
図2に示す。
【0024】
【表5】
【0025】第3表及び図2から明らかなように、本発
明に係る研磨ディスクは、研磨量がほとんど変化しない
のに対し、従来の研磨ディスクは回を重ねるにしたがっ
て研磨量が低下した。このように、本発明に係る研磨デ
ィスクは、従来の研磨ディスクに比べて約4倍の研磨量
が得られることが明らかになった。
【0026】実施例2 紙製基材の表面に一次接着剤を塗布し、その上に主砥粒
として400又は240の炭化珪素砥粒を付着させ
た素材上に、適量の水を加えたフェノール樹脂に副砥粒
として第4表に示すような割合でダイヤモンド砥粒を均
一分散させた二次接着剤をロールコート方式により塗布
して研磨ベルトを製作した。
【0027】
【表6】
【0028】このようにして製造した研磨ベルトと、炭
化珪素砥粒(240)を付着させた通常の研磨ベルト
により、次の条件で試験を行なった。 使用研磨機 木工試験機 研磨ベルト寸法 150×2100mm ベルトスピード(負荷時) 90m/min ラインスピード 10m/min 負荷 0.5Amp 試料 表面にホワイトアランダム(500) からなる耐磨材を塗布した半完成品の床材カッ ト片、厚さ12×幅60×長さ850mm 上記のような試料の表面を前記研磨ベルトにより300
0回パスさせたときの耐磨材の研磨量を第5表に示す。
【0029】
【表7】
【0030】図3〜図5は上記による試験前の試料の表
面と、試験後の試料の表面とを粗さチャート上にモデル
的に書き重ねたもので、図3は240の炭化珪素砥粒
と、粒径12〜25μmのダイヤモンド砥粒を使用した
本発明に係る研磨ベルトの場合、図4は同じく240
の炭化珪素砥粒と、粒径8〜20μmのダイヤモンド砥
粒を使用した本発明に係る研磨ベルトの場合、図5は従
来の炭化珪素砥粒(240)からなる研磨ベルトの場
合を示す。第5表によれば、本発明に係る研磨ベルトに
よる耐磨材の研磨量は微々たるものであるが、従来の研
磨ベルトの場合は約1000パスで研磨量は0になり、
耐磨材の突出先端部の削り残しが多く認められ、図5か
ら明らかなように表面も凹凸が多いのに対して、本発明
に係る研磨ベルトは3000パスを超えても研磨量はほ
とんど変らず、図3、図4に示すように削り残しが少な
く、表面もより平坦に仕上げられている。なお、主砥粒
400の炭化珪素砥粒を使用した場合も研削効果は
大きかったが、詳細は省略する。
【0031】また、本発明に係る研磨ベルトにおいて、
240の炭化珪素砥粒に粒径が12〜25μmのダイ
ヤモンド砥粒を使用した場合(図3)と、粒径8〜20
μmのダイヤモンド砥粒を使用した場合(図4)とで
は、後者の場合の方がより研磨効果が大きいことが認め
られた。これはダイヤモンド砥粒の絶対数の多少、した
がって、有効切刃数の多少によるものと思われる。な
お、粒径が5〜12μmのダイヤモンド砥粒を使用した
場合は、砥粒が小さいため削り残りが生じ、上記2例に
比べて研削効果が劣ることが認められた。
【0032】実施例3 布製基材に一次接着剤を塗布し、その上に主砥粒として
400の炭化珪素砥粒を付着させた素材上に、適量の
水を加えたフェノール樹脂に副砥粒として粒径5〜12
μのダイヤモンド砥粒を実施例2の場合と同様に均一分
散さたせた二次接着剤をロールコート方式により塗布
し、150×2100mmの研磨ベルトを製造した。
【0033】このようにして製造した研磨ベルトと、
400の炭化珪素砥粒を付着させた通常の研磨ベルトに
より、次の条件で試験を行なった。 使用研磨機 日清紡ハモンド製フラットフイニッシャー ベルトスピード(負荷時) 650m/min ラインスピード 10m/min 負荷 1.0Amp 冷却水 水 試料 幅100mm、長さ600mm、厚さ6mm のソーダガラス板(スヌープ硬さ600〜 700kg/mm2 ) 上記のような試料の表面を上記研磨ベルトによりそれぞ
れ50回パスさせて研磨量を測定した。その結果を第6
表及び図6に示す。
【0034】
【表8】
【0035】第6表及び図6から明らかなように、従来
の研磨ベルトは、当初は研磨量が多いが20パスを超え
ると急激に低下し、30パスを超えると研磨量は0にな
り、以後研磨機能を喪失する。このように、従来の研磨
ベルトはガラス板の如き高硬度材料を研磨する場合は、
研磨量が少なくその上寿命がきわめて短いことがわか
る。これに対して本発明に係る研磨ベルトは、研磨量は
パス回数の増加に伴って徐々に低下するが、50パスを
超えてもまだ相当の研磨機能を有し、従来の研磨ベルト
に比べて研磨量が多いばかりでなく、寿命が大幅に長く
なることが確認された。
【0036】実施例4 布製基材上に一次接着剤を塗布し、その上に主砥粒とし
600のアルミナ砥粒を付着させたのち二次接着剤
を塗布した素材の上に、第7表のように副砥粒を配合し
た三次接着剤をロールコート方式により塗布し、150
×1200mmの研磨ベルトを製造した。
【0037】
【表9】
【0038】このようにして製造した研磨ベルトと、三
次接着剤を塗布しない上記素材と同じ研磨ベルトによ
り、次の条件で試験を行なった。 使用研磨機 菊川鉄工所製「KIKUKAWA−TIME SAVERS M−648W型ミニベルト ベルトスピード(負荷時) 600m/min ラインスピード 4m/min コンタクトドラム 95mmφ 40°ゴム硬度プレーン 負荷 0.5A 試料 プリント基板用穴埋めインク(UV硬化型インク 高硬度タイプ)を塗布した基板のカット片 100×510mm 試験結果を第8表に示す。
【0039】
【表10】
【0040】第8表から明らかなように、従来の研磨ベ
ルトでは、研磨材の目つぶれにより、25枚でインクの
除去残りが発生し、30枚でインクの除去が不能になっ
た。これに対して本発明に係る研磨ベルトでは、80枚
までインクの除去が可能であった。また、その研磨ベル
トの表面を観察したところ、65枚目までは研磨材の目
つぶれはほとんど発生しておらず、ダイヤモンド砥粒を
分散した三次接着剤を塗布した効果が確認された。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、基材に塗布した一次接着剤上にアルミナ等の如くヌ
ープ硬さ1300〜3200kg/mm2 の主砥粒を付
着させ、その上にダイヤモンド等の如くヌープ硬さ35
00〜8000kg/mm2 の副砥粒を均一分散した二
次接着剤を塗布し、あるいは上記主砥粒を塗布した素材
に二次接着剤を塗布し、その上にヌープ硬さ3500〜
8000kg/mm2 の副砥粒を均一分散した三次接着
剤を塗布して研磨布紙を構成したので、高硬度充填材複
合化材料や高硬度無機質材料を長時間に亘って効果的に
研磨することができる。このため、安価な研磨布紙が得
られるばかりでなく、研磨布紙の寿命を大幅に延長する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の拡大断面図である。
【図2】第1の実施例の研磨ディスクによる研磨回数と
研磨量との関係を示す線図である。
【図3】第2の実施例の研磨ベルトによる研磨状態を示
す説明図である。
【図4】第2の実施例の研磨ベルトによる研磨状態を示
す説明図である。
【図5】従来の研磨ベルトによる研磨状態を示す説明図
である。
【図6】第3の実施例の研磨ベルトと従来の研磨ベルト
によるパス回数と研磨量との関係を示す線図である。
【符号の説明】
1 基材 2 一次接着剤 3 主砥粒 4 二次接着剤 5 副砥粒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材に塗布した一次接着剤上にアルミ
    ナ、アルミナジルコニア、エメリー、ガーネット、炭化
    珪素等のヌープ硬さ1300〜3200kg/mm2
    主砥粒を付着させ、その上に窒化ほう素、炭化ほう素、
    ダイヤモンド等のヌープ硬さ3500〜8000kg/
    mm2 の副砥粒を均一分散した二次接着剤を塗布し、か
    つ前記主砥粒の粒度を120〜1000、好ましく
    240〜600とし、前記副砥粒の粒度を主砥粒
    の粒径の5〜75%、好ましくは6〜50%としたこと
    を特徴とする研磨布紙。
  2. 【請求項2】 基材に塗布した一次接着剤上にアルミ
    ナ、アルミナジルコニア、エメリー、ガーネット、炭化
    珪素等のヌープ硬さ1300〜3200kg/mm2
    主砥粒を付着させたのち二次接着剤を塗布し、その上に
    窒化ほう素、炭化ほう素、ダイヤモンド等のヌープ硬さ
    3500〜8000kg/mm2 の副砥粒を均一分散し
    た三次接着剤を塗布し、かつ前記主砥粒の粒度を12
    0〜1000、好ましくは240〜600とし、
    前記副砥粒の粒度を主砥粒の粒径の5〜75%、好まし
    くは6〜50%としたことを特徴とする研磨布紙。
  3. 【請求項3】 副砥粒の塗布重量は主砥粒塗布重量の1
    〜70%、好ましくは1〜40%であり、かつ平坦面積
    で計算した副砥粒の全面被覆必要量の30〜100%、
    好ましくは40〜80%である請求項1又は2記載の研
    磨布紙。
JP13829892A 1992-05-29 1992-05-29 研磨布紙 Pending JPH0639736A (ja)

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