JPH063967Y2 - 掃き出し窓サッシ - Google Patents

掃き出し窓サッシ

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Publication number
JPH063967Y2
JPH063967Y2 JP14626987U JP14626987U JPH063967Y2 JP H063967 Y2 JPH063967 Y2 JP H063967Y2 JP 14626987 U JP14626987 U JP 14626987U JP 14626987 U JP14626987 U JP 14626987U JP H063967 Y2 JPH063967 Y2 JP H063967Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
wheelchair
glass
window sash
kick plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP14626987U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0161388U (ja
Inventor
義明 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisash Co Ltd
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は身体障害者や高齢者等車椅子を必要とする人達
のために、室内からバルコニーやテラス等に容易に出入
りできるようにした掃き出し窓サッシの構成に関するも
のである。
(ロ)従来技術 従来から、掃き出し窓サッシの下方に、ガラスが破損し
た場合において、破片により人体を損傷することのない
ように、防護スクリーンを被覆した技術は公知とされて
いるのである。実開昭53−162543号公報に記載
の技術の如くである。
また、内側ガラス窓の外側にも、把手を設ける技術も、
公知とされているのである。実公昭61−20928号
公報に記載の技術の如くである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 掃き出し窓の枠は、ガラス面を大きくとって支えるだけ
のものであるので、車椅子に乗る人がバルコニーやテラ
ス等に出入りするときには、車椅子のステップ等の突出
部が窓ガラスに当たる可能性が高く、破損する恐れがあ
ったのである。
また、窓は室内側からは開け易いように把手が設けられ
ているが、室外側は風雨にさらされるために出来るだけ
簡素な構成にするために把手は設けられておらず、外側
の窓は出っ張り部を持って開けることが容易であるが、
内側の窓は重なり部は内側にあり、窓枠側は窓枠内に収
納される構成であるので、手を押し当ててその摩擦によ
り開けなければならなかったのである。しかし、身体障
害者にとっては開ける時には大きな力が必要となり大変
労力の掛かる作業だったのである。
本考案はこのような不具合を解消するものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような問題点を解消するために、次の如く
構成したものである。
車椅子Aが出入り可能とした掃き出し窓サッシにおい
て、ガラス窓14のガラス枠14aの下部をキックプレ
ート15として枠組架設し、該キックプレート15の高
さを車椅子Aのステップ16の突出部が衝突する位置よ
りも高い高さhとし、該キックプレート15はステップ
16の突出部の衝突によっても破損しない耐衝撃性のプ
レートにて構成し、内側ガラス窓14inの外側の窓枠
に把手17を設けたものである。
(ホ)実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成に基づいて、本考案の構成を説明する。
第1図は身体障害者や高齢者向け住宅の内部を示す斜視
図、第2図は同じく配置の相違する場合の平面図、第3
図は窓サッシを外側から見た正面図、第4図は同じく平
面断面図、第5図は窓を開けた状態の外側から見た一部
斜視図、第6図は窓を閉めた状態の内側から見た一部斜
視図である。
第1図、第2図について説明する。10はスロープであ
り車椅子で楽に玄関まで登り降りできるように配慮さ
れ、室内は車椅子で容易に動き回れるように広く構成さ
れいてる。
1は車椅子に乗りながら開け閉めできる吊り引き戸、2
はトランスファー装置(クレーンのベルトに乗って水平
移動できる装置)が通過できるようにした開き戸、5は
トランスファーレールであり、ベッド6、浴室7、洗面
所8、トイレ9上に連結配置して容易に移動できるよう
に配置されている。12はキッチンであり、11はバル
コニーである。
本考案は該バルコニー11(ベランダ、テラス等)と室
内を仕切り、人が自由に出入りできる掃き出し窓の窓サ
ッシの構成に関するものである。
その構成は第3図〜第6図に示す。窓枠13は従来のも
のと同じであり、家本体の窓開口部の壁に填め込まれて
固定され、内側ガラス窓14inと外側ガラス窓14o
utが取付けられ、ガラス窓14は窓ガラス20の四隅
をゴム等を介してガラス枠14aに固定している。
該ガラス枠14aの下部をキックプレート15として枠
組し、該キックプレート15の高さhは、車椅子Aのス
テップ16等の突出部が当たる位置よりも高くし、その
突出部が当たっても窓が破損しないような合成樹脂また
は金属等の耐衝撃性のプレートにて構成してある。
そして、ガラス枠14aの室内側の窓枠側には把手14
b,14bが設けられており、内側ガラス窓14inと
外側ガラス窓14outの重なり部室内側には、窓をロ
ックするためのロック装置22が設けられている。
該ロック装置22には施錠レバー22aの他に、更にロ
ック固定するための施錠ロック装置22bが設けられ、
従来はツマミを回すように構成していたが、本実施例で
は車椅子Aに乗ったままでも容易にロック固定できるよ
うにレバー22cが設けられている。
また、内側ガラス窓14inのガラス枠14aの外面の
窓枠側中央部に把手17が突設され、窓を閉めてバルコ
ニー11に出た状態であっても外側から容易に開けるこ
とができるようにしてある。
そして、バルコニー11下面と室内下面との間には段差
があるため、この段差をなくして容易に車椅子Aが出入
りできるように、窓枠の敷居部に嵌め込む渡り板21が
バルコニー11側に配置されており、該渡り板21はア
ルミ等の金属でできており、第6図のように折り畳むこ
とができて、窓側中央には把手21aが設けられてい
る。
(ヘ)考案の効果 本考案は上記にように構成したので、次のような効果が
得られるのである。
第1に、車椅子Aに乗った障害者や老人が、室内と室外
との間で出入りするときに誤って車椅子の突出部が窓サ
ッシに当接しても、窓サッシの下部にはキックプレート
が設けられているので、そのような衝撃に対しても破損
等が生じることがなく、安全に出入りできるようになっ
たのである。
第2に、内側ガラス枠の外側部分に把手17を設けたこ
とにより、ベランダに出た後で、内側ガラス窓14in
を閉鎖された場合にも、外側から車椅子に乗ったままで
容易に窓を開けることができるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は身体障害者や高齢者向けの住宅の内部を示す斜
視図、第2図は同じく配置の相違する場合の平面図、第
3図は窓サッシを外側から見た正面図、第4図は同じく
平面断面図、第5図は窓を開けた状態の外側から見た一
部斜視図、第6図は窓を閉めた状態の内側から見た一部
斜視図である。 14…ガラス窓 14a…ガラス枠 14in…内側ガラス窓 14out…外側ガラス窓 15…キックプレート 17…把手

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車椅子Aが出入り可能とした掃き出し窓サ
    ッシにおいて、ガラス窓14のガラス枠14aの下部を
    キックプレート15として枠組架設し、該キックプレー
    ト15の高さを車椅子Aのステップ16の突出部が衝突
    する位置よりも高い高さhとし、該キックプレート15
    はステップ16の突出部の衝突によっても破損しない耐
    衝撃性のプレートにて構成し、内側ガラス窓14inの
    外側の窓枠に把手17を設けたことを特徴とする掃き出
    し窓サッシ。
JP14626987U 1987-09-24 1987-09-24 掃き出し窓サッシ Expired - Lifetime JPH063967Y2 (ja)

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JP14626987U JPH063967Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24 掃き出し窓サッシ

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JP14626987U JPH063967Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24 掃き出し窓サッシ

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JPH0161388U JPH0161388U (ja) 1989-04-19
JPH063967Y2 true JPH063967Y2 (ja) 1994-02-02

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JP14626987U Expired - Lifetime JPH063967Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24 掃き出し窓サッシ

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JP2022059190A (ja) * 2020-10-01 2022-04-13 有限会社金大 戸建て住宅

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JPH0161388U (ja) 1989-04-19

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