JP2518831Y2 - トイレブースの使用表示手段 - Google Patents

トイレブースの使用表示手段

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JP2518831Y2
JP2518831Y2 JP40180490U JP40180490U JP2518831Y2 JP 2518831 Y2 JP2518831 Y2 JP 2518831Y2 JP 40180490 U JP40180490 U JP 40180490U JP 40180490 U JP40180490 U JP 40180490U JP 2518831 Y2 JP2518831 Y2 JP 2518831Y2
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JP
Japan
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toilet booth
door
small
display means
toilet
Prior art date
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JP40180490U
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JPH0489099U (ja
Inventor
久治 岸田
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はトイレブースの使用表示
手段の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】個室型トイレブースが連立した公衆トイ
レにおいては、個人のトイレブースが使用中であるか否
かの表示手段は重要である。一般には、ドアハンドルの
近傍にあるドアロック機構のスライドプレートに赤印を
塗布し、この赤印が外から視認できるときは、トイレブ
ースが使用中であるとされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記ドアロッ
ク機構の赤印はあまり目立たずに見ずらく、又、年少者
にとっては色のみでの区別が難しい。よって、識別能力
や判断能力が十分でない子供にも容易に識別させ得るト
イレブースの使用表示手段が切望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】上記要望に応え
るべく本考案は、トイレブースの外部に取付けられた小
型壁パネルと、この小型壁パネルに開閉可能に取付けら
れた小型ドアと、トイレブースが使用中であれば上記小
型ドアを閉じ、それ以外の場合に小型ドアを開状態にす
る小型ドア駆動機構とからトイレブースの使用表示手段
を構成する。
【0005】なお上記小型ドア駆動機構はトイレブース
のドアに付設されたドアロック機構の施錠信号を入力し
て小型ドアを閉じるようにすると良い。
【0006】また、上記小型ドアを鳩などの動物模型に
替えてもよい。
【0007】
【実施例】本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。図1は本考案に係るトイレブースの使用表示
手段を備えたトイレブースの正面図であり、トイレブー
ス1は便器2(図2参照)を奥壁(図示せず)や左右の
側壁3,4で囲み、前の側壁5にドア6を備えた個室で
ある。
【0008】ドア6はノブ7とドアロック機構8を備
え、利用者の手によって開閉される。
【0009】ドアロック機構8はトイレブース1の内部
からのみ施錠、解錠が可能な公知のドアロック機構に小
型スイッチ9が付設され、例えばドアロック機構8のス
ライドプレート(図示せず)に押されて、ドアロック機
構8の解錠信号を出力するものである。
【0010】一方、トイレブース1の上にはトイレブー
スの使用表示手段10が設けられている。使用表示手段
10はいわゆる鳩時計の小窓と鳩模型とを模した鳩小屋
11、この小屋11の前壁に当る小型壁パネル12、こ
の小型壁パネル12に開閉可能に取付けられた小型ドア
13と、この小型ドア13を強制開閉するための小型ド
ア駆動機構14とからなる。
【0011】以上の構成からなるトイレブース及びトイ
レブースの使用表示手段の作用を次に述べる。
【0012】図2はトイレブースのドアが開いた状態を
示す正面図であり、トイレブース1のドア6が開く時に
は、ドアロック機構8は解錠されているので、小型スイ
ッチ9は解錠信号を小型ドア駆動機構14のコントロー
ラ15に送る。小型ドア駆動機構14は小型ドア13を
強制開放し、鳩模型16を鳩小屋11から突出せしめ
る。鳩模型16は全部が突出しても、一部が突出しても
良い。
【0013】機構を簡素化するために、ヒンジ係止され
た小型ドア13を、バネ(図示せず)で閉止位置に常時
戻るようにしておき、水平に前進動する鳩模型16自身
にて小型ドア13を押し開かせても良い。鳩模型16が
後退すると小型ドア13はバネ力で閉止位置に戻る。
【0014】ドアロック機構8が解錠状態、即ちトイレ
ブース1が未使用状態であれば、トイレブース1のドア
6が閉じていても、上方の鳩小屋11の小型ドア13は
開き、鳩模型16が突出しているので、トイレブース1
外の通路にいる人々(特に、年少者、子供)は当該トイ
レブース1が使用可能であることを容易に知ることがで
きる。
【0015】そして、トイレブース使用者がトイレブー
ス1に入り、そのドアロック機構8を施錠すると、この
施錠信号を受けたコントローラ15は鳩模型16を後退
させ、次に小型ドア13を閉止する。トイレブース1外
の通路にいる人々は、鳩小屋11の小型ドア13が閉じ
ているので、当該トイレブース1は使用中であることを
知ることができる。
【0016】尚、本実施例ではトイレブースの使用表示
手段10に鳩小屋11を当てたが、簡略化するために、
鳩模型16や鳩小屋11の屋根等を省略し、使用表示手
段10は小型ドア13とこれを係止する為の壁パネル1
2と小型ドア駆動機構14のみで構成してもよい(請求
項1)。
【0017】また、トイレブース1のドア6の外表面に
「はとごやのどあが、とじているときはつかえません
!」の如き表示をしておくと良い。
【0018】更に、また、使用表示手段10の作動の為
の信号はドアロック機構8の他、トイレブース1内の床
に埋込んだ圧力センサ、トイレブース1内をモニタし赤
外線で人体の有無を識別する焦電センサ、光軸を遮るこ
とで人体などを検知する光電子スイッチ、便座に埋設さ
れて利用者の腰掛け体重により作動する着座センサ(圧
力センサ)の内の1又は複数の組合せもしくは選択した
ものから得ても良いことは勿論である。しかし、上記ド
アロック機構8から信号を得る方式は簡便であり、確実
性が高いといえる(請求項2)。
【0019】また、本実施例の鳩小屋11と、鳩模型1
6等の動物模型と、この模型16を小屋11の内外に移
動せしめる模型移動機構(小型ドア駆動機構14に相当
する機構なので構造説明は省略する。)とから使用表示
手段10を構成してもよい(請求項3)。
【0020】この場合は、動物模型16が小屋11内に
いればトイレブース1は使用中であり、動物模型16が
小屋11から突出していれば当該トイレブース1は使用
可能である。
【0021】
【考案の効果】以上に述べた通り本考案は、トイレブー
スのドアとは別にトイレブース外から見える位置にトイ
レブースの使用表示手段を設け、この使用表示手段は開
閉式小型ドアもしくは動物模型を主要素としたので、ト
イレブース外の人々は小型ドアの開閉もしくは動物模型
の有無をもって当該トイレブースが使用可能か否かを判
断でき、特に年少者、子供に容易にそのことを徹底させ
ることができ、もって、トイレブースの利用性を大いに
向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るトイレブースの使用表示手段を備
えたトイレブースの正面図
【図2】トイレブースのドアが開いた状態を示す正面図
【符号の説明】
1 トイレブース 10 使用表示手段 11 鳩小屋(小箱状の小屋) 12 小型壁パネル 13 小型ドア 14 小型ドア駆動機構(模型移動機構) 16 鳩模型(動物模型)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器を側壁で囲い、一側壁にドアを備え
    たトイレブースの外部にトイレブースが使用中であるか
    否かを示すトイレブースの使用表示手段において、この
    使用表示手段はトイレブースの外部に取付けられた小型
    壁パネルと、この小型壁パネルに開閉可能に取付けられ
    た小型ドアと、トイレブースが使用中であれば上記小型
    ドアを閉じ、それ以外の場合に小型ドアを開状態にする
    小型ドア駆動機構とからなることを特徴としたトイレブ
    ースの使用表示手段。
  2. 【請求項2】 前記小型ドア駆動機構はトイレブースの
    ドアに付設されたドアロック機構の施錠信号を入力して
    小型ドアを閉じることを特徴とした請求項1記載のトイ
    レブースの使用表示手段。
  3. 【請求項3】 便器を側壁で囲い、一側壁にドアを備え
    たトイレブースの外部にトイレブースが使用中であるか
    否かを示すトイレブースの使用表示手段において、この
    使用表示手段は小箱状の小屋と、この小屋の内外を往復
    する動物模型と、トイレブースが使用中であれば動物模
    型を小屋に入れ、それ以外の場合に動物模型を小屋から
    突出させる模型移動機構とからなることを特徴としたト
    イレブースの使用表示手段。
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JPH0489099U JPH0489099U (ja) 1992-08-03
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