JPH0639615A - 穿孔工具のアタッチメント - Google Patents

穿孔工具のアタッチメント

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JPH0639615A
JPH0639615A JP20157292A JP20157292A JPH0639615A JP H0639615 A JPH0639615 A JP H0639615A JP 20157292 A JP20157292 A JP 20157292A JP 20157292 A JP20157292 A JP 20157292A JP H0639615 A JPH0639615 A JP H0639615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
force
drilling
attachment
vibration
transmitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP20157292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hachio Masuda
▲はち▼夫 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omi Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Omi Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Omi Kogyo Co Ltd filed Critical Omi Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回転と振動を有する駆動部から振動のみを穿孔
部材に伝達する。 【構成】回転力と振動力との駆動力を伝達する駆動部M
に対し着脱可能に取着され、同駆動部Mの駆動力を伝達
する伝達部材2と、前記伝達部材2に設けられ、穿孔部
材を装着可能な装着部材13と、前記伝達部材2と前記
装着部材13の間に設けられ、前記駆動力のうち伝達部
材2からの振動力を装着部材5に伝達し、回転力を吸収
するベアリング3,6とを設ける。この構成により、駆
動部Mが駆動すると伝達部材2が軸心回りに回転すると
ともに、穿孔方向に対して振動する。そして、この時装
着部材13はベアリング3,6にて回転力のみ吸収さ
れ、振動力のみ伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転と振動を伴う穿孔工
具のアタッチメントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の穿孔工具はモータ軸の先
端に設けられたドリルチャックに対して着脱可能にドリ
ルが取付けられている。そして、穿孔能力を向上させる
ために、ドリルを穿孔方向に沿って振動及び回転するこ
とにより穿孔できるようになっている。このため、コン
クリート、タイル石材等の硬い材質を有するものであっ
ても容易に穿孔できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば穿孔
工具にドリルの代わりにフラットバー形状のクーラ用止
め金具を装着し、建築構造用外壁材であるALCに対
し、この止め金具を打ち込みたい場合には、止め金具が
フラットバー形状であるため、止め金具が回転してはA
LCに打ち込むことができない。又、振動専用の工具に
止め金具を装着し、ALCに打ち込むことも考えられる
が、工具をわざわざ購入しなければならないので高くつ
くという問題がある。このため、ドリルや止め金具等に
ドリルの回転を止めて振動のみを伝達するものが要望さ
れている。
【0004】そこで、本発明は上記問題点を解決するた
めになされたものであって、その目的は回転と振動を有
する駆動部から振動のみを伝達することができる穿孔工
具のアタッチメントを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、ドリル等の穿孔部材に同穿孔部材の軸心回
りの回転力と同穿孔部材の穿孔方向への振動力との駆動
力を伝達する駆動部を備える穿孔工具に対して着脱可能
なアタッチメントであって、前記駆動部に対し着脱可能
に取着され、同駆動部の駆動力を伝達する伝達部材と、
前記伝達部材に設けられ、穿孔部材を装着可能な装着部
材と、前記伝達部材と前記装着部材の間に設けられ、前
記駆動力のうち伝達部材からの振動力を装着部材に伝達
し、回転力を吸収するベアリングとを備えたことを要旨
とするものである。
【0006】
【作用】従って、本発明によれば、駆動部が駆動すると
伝達部材が軸心回りに回転するとともに、穿孔方向に対
して振動する。そして、この時装着部材はベアリングに
て回転力が吸収され、振動力のみ伝達される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図4に従って説明する。図4に示すように、穿孔工具S
の先端部にはアタッチメントTが装着されている。図1
に示すように、穿孔工具Sの先端には回転と穿孔方向に
沿って振動運動をするモータMが設けられている。モー
タMの先端にはモータ軸1が突設され、モータ軸1の先
端は縮径部した雄ねじ部1aが螺刻されている。この雄
ねじ部1aには丸棒状の伝達部材としてのロッド2がそ
の基端に螺刻された雌ねじ部2bに螺入され、ロッド2
の基端面は前記モータ軸1の係合段部1bに当接されて
いる。ロッド2の中央付近から先端にかけては、振動カ
プラ5が取着されている。振動カプラ5の挿入孔5aに
は一対のニードルベアリング3とその間に位置するカラ
ー4が内嵌されている。そして、ロッド2は前記ニード
ルベアリング3とカラー4を介して、中央から先端にか
けて拡径された振動カプラ5の挿入孔5aへ挿入されて
いる。挿入孔5aの先端にはボールベアリング6が収容
された収容孔7が形成され、同ボール6はロッド2の先
端と振動カプラ5の収容孔7の内頂面にボール6は当接
されている。
【0008】振動カプラ5の先端部には図3に示すクー
ラ等をALCの外壁に固定するための、穿孔部材である
取付金具8を装着脱可能なスリット状の着脱溝9が直径
方向に形成されている。板状の取付金具8の基端部には
リベット10にて先端側が折り曲げられた取付片11が
固定され、取付金具8の先端にはボルト挿通孔12が穿
設されている。図1に示すように、着脱溝9の両側面中
央には前記リベット10が嵌合されるリベット嵌合溝1
0aが形成されている。
【0009】そして、前記モータMの先端には前記振動
カプラ5の拡径部5bに外嵌された筒状のカバー13が
ボルト16にて固定されている。すなわち、カバー13
の基端側いおける筒部13bは、基端から三つ割状に三
つのスリット13cが切込み形成され、そのスリット1
3cを交差する方向にボルト16を締め付けすることに
より、モータMに挟着される。カバー13の内側面にお
ける基端部には、モータMの先端に係合する係合段部1
3aが形成され、同カバー13は振動カプラ5の拡径部
5bの長手方向中央付近からモータ軸1を覆っている。
カバー13先端における振動カプラ5の拡径部5bの外
側面には長溝15が形成されている。この長溝15に対
応するカバー13の先端部には、同長溝15内へ突出す
るボルト14が螺入され、このボルト14にて振動カプ
ラ5は周方向への移動が規制される。すなわち、モータ
Mが駆動することによりロッド2は回転するとともに、
前後への往復振動をするようになっており、振動カプラ
5には振動のみが伝達されるようになっている。
【0010】次に、このように構成された穿孔工具に装
着されたアタッチメントの作用について説明する。ま
ず、外壁であるALCに対して取付金具8を打ち込み前
において、穿孔工具へのアタッチメントTの取付作業に
ついて説明する。ロッド2の雌ねじ部2aにモータ軸1
の雄ねじ部1aを螺入する。そして、カバー13の係合
段部13aをモータMの先端に係合するとともに、ボル
ト16にてカバー13とモータMを締付固定する。又、
着脱溝9のリベット嵌合穴9aには取付金具8のリベッ
ト10を嵌合させ、振動カプラ5に取付金具8を装着
し、打ち込み前の準備を整える。
【0011】次に、図示しないスイッチを操作してモー
タMを駆動させると、ロッド2は回転すると同時に前後
方向に振動する。この時、回転ロッド2の周面はボール
6とニードルベアリング3にて回転ロッド2の回転は振
動カプラ5に伝達することなく打ち消される。すなわ
ち、ロッド2から振動カプラ5には前後方向への振動が
伝達され、その振動力にて取付金具8は外壁へ打ち抜か
れる。従って、取付金具8は回転することなく外壁へ打
ち抜かれて打ち抜き作業を完了する。又、ドリル等にて
回転力と振動力にて外壁に孔をあけたい場合には、アッ
タチメントTを交換すればよい。
【0012】このように、本実施例の穿孔工具のアッタ
チメントTについては、モータ2が駆動してロッド2が
回転しても、ボール6とニードルベアリング3にて振動
カプラ5には振動のみが伝達される。この結果、取付金
具8のように板状のものであっても、取付金具8は変形
することなく外壁へ打ち抜くことができる。
【0013】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
となく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で例えば、上
記実施例ではロッド2の振動カプラ5へ伝達される回転
力をボール6及び一対のニードルベアリング3にて回転
力を打ち消したが、これ以外のベアリングを使用する等
して適宜変更してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、穿
孔部材の軸心回りの回転力と穿孔部材の穿孔方向への振
動力との駆動力を伝達する駆動部から振動のみを穿孔部
材に伝達することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるアタッチメントの断面図であ
る。
【図2】同じく、アタッチメントの側面図である。
【図3】同じく、アタッチメントに挿着する取付金具の
全体斜視図である。
【図4】同じく、穿孔工具にアタッチメントを取り付け
た側面図である。
【符号の説明】
2…伝達部材としてのロッド、3…ニードルベアリン
グ、6…ボールベアリング、8…穿孔部材、5…装着部
材、13…装着部材としてのカバー、M…駆動部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドリル等の穿孔部材に同穿孔部材の軸心
    回りの回転力と同穿孔部材の穿孔方向への振動力との駆
    動力を伝達する駆動部(M)を備える穿孔工具に対して
    着脱可能なアタッチメントであって、 前記駆動部(M)に対し着脱可能に取着され、同駆動部
    (M)の駆動力を伝達する伝達部材(2)と、 前記伝達部材(2)に設けられ、穿孔部材(8)を装着
    可能な装着部材(13)と、 前記伝達部材(2)と前記装着部材(13)の間に設け
    られ、前記駆動力のうち伝達部材(2)からの振動力を
    装着部材(5)に伝達し、回転力を吸収するベアリング
    (3,6)とを備えたことを特徴とする穿孔工具のアタ
    ッチメント。
JP20157292A 1992-07-28 1992-07-28 穿孔工具のアタッチメント Pending JPH0639615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20157292A JPH0639615A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 穿孔工具のアタッチメント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20157292A JPH0639615A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 穿孔工具のアタッチメント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0639615A true JPH0639615A (ja) 1994-02-15

Family

ID=16443287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20157292A Pending JPH0639615A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 穿孔工具のアタッチメント

Country Status (1)

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JP (1) JPH0639615A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002346954A (ja) * 2001-05-22 2002-12-04 Uryu Seisaku Ltd 手持工具のプロテクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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