JPH08252819A - 穿孔機 - Google Patents

穿孔機

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JPH08252819A
JPH08252819A JP5630795A JP5630795A JPH08252819A JP H08252819 A JPH08252819 A JP H08252819A JP 5630795 A JP5630795 A JP 5630795A JP 5630795 A JP5630795 A JP 5630795A JP H08252819 A JPH08252819 A JP H08252819A
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JP
Japan
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driven shaft
rotation
output shaft
rotary
shaft
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Application number
JP5630795A
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English (en)
Inventor
Koji Kuno
浩二 久能
Akemi Nakayabu
明己 中藪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Industries Ltd
Goei Seisakusyo Co Ltd
Original Assignee
Bab Hitachi Industrial Co
Goei Seisakusyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Bab Hitachi Industrial Co, Goei Seisakusyo Co Ltd filed Critical Bab Hitachi Industrial Co
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Publication of JPH08252819A publication Critical patent/JPH08252819A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/04Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs
    • B28D1/041Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs with cylinder saws, e.g. trepanning; saw cylinders, e.g. having their cutting rim equipped with abrasive particles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置の容易化、取り付け強度の強化を図り、
また、操作性の向上も図る。 【構成】 被穿孔物12を切削穿孔するためのコアビッ
ト24の回転は、ビット回転用電動機26で駆動され、
軸方向への送りは、送りハンドル31を操作して回転従
動軸30を回転させることによって手動で可能である。
穿孔機10を自動で運転制御する場合には、ソケット部
58、60に対してプラグ部52、54が挿入され、一
方のソケット部58とこれに嵌合される一方のプラグ部
52については、操作部66の阻止位置でソケット部5
8に対するプラグ部52の抜去が阻止されて、付属体3
6が穿孔機本体32に装着される。付属体36の装着状
態では、ビット送り用電動機34の回転出力軸44と回
転従動軸30とが同軸上で対向し、ジョイント部材80
を移動させて、回転出力軸44と回転従動軸30とを接
続すれば、回転出力軸44の回転を回転従動軸30に伝
達させることができる。制御部40で穿孔機10が自動
で運転制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コアビットを回転させ
るとともに軸方向へ送ることにより、鉄筋コンクリー
ト、コンクリートアスファルト、岩石等の被穿孔物を切
削穿孔する穿孔機に関する。
【0002】
【従来の技術】穿孔機は、コアビットを回転させるとと
もにコアビットをこの軸方向に送ることにより、鉄筋コ
ンクリート、コンクリートアスファルト、岩石等の被穿
孔物を切削穿孔する。
【0003】穿孔機では、被穿孔物に固定される架台に
支柱が立てられ、支柱にはアームが設けられる。アーム
にはコアビットが第1モータで回転駆動されるように設
けられる。アームと支柱との間には、アームにピニオン
が設けられ、支柱にラックが設けられてラックピニオン
機構が構成され、ピニオンと連動するハンドルを手動で
回転操作することにより、アームを昇降させてコアビッ
トを軸方向へ送ることができる。
【0004】一方、コアビットを手動で送るのではな
く、第1モータとは別途の第2モータを用いて送り駆動
し、そして、第2モータ、また、上記第1モータの両制
御を含めて、穿孔機を自動で運転制御して穿孔能率を高
めることが行われる。
【0005】このために、第2モータと、穿孔機を運転
制御する制御部とを有する付属体を、穿孔機のアームに
装着し、第2モータの回転出力軸の回転力をハンドルの
ハンドル軸に伝達させるように回転出力軸をハンドル軸
に連結する手段が採られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、付属体の穿
孔機のアームへの装着にあたっては、多数のねじを用い
て付属体が穿孔機に締め付け固定される。穿孔機を自動
運転する場合には、穿孔機のアームへ付属体を装着し、
一方、穿孔機を手動で運転する場合には、付属体を取り
外すことが必要である。その度に、多数のねじの着脱を
行うのは面倒であり、特に、現場で行うときは尚更であ
る。
【0007】また、ねじの締め付けによる固定であるた
め、穿孔機の運転によって発生する振動がねじの緩みを
招く恐れがある。
【0008】更に、穿孔機への付属体の取り付け位置が
固定されており、穿孔作業状況によっては、付属体の制
御パネルが操作側から見て逆向きとなるような位置に穿
孔機が位置せざる得ない場合があることが予想される。
【0009】本発明は上記事実を考慮して、請求項1又
は2の発明では、設置の容易化、取り付け強度の強化を
図り、請求項3の発明では、それに加えて、操作性の向
上も図る穿孔機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明の穿孔機は、回転と共に軸方
向への送りによって被穿孔物を切削穿孔するコアビット
と、コアビットを回転駆動する第1駆動手段と、回転従
動軸と、回転従動軸の回転によりコアビットをこの軸方
向へ送る送り機構と、回転従動軸を手動で回転させる送
りハンドルと、を有する穿孔機本体と、前記コアビット
を送り駆動するために回転出力軸を有する第2駆動手段
と、この第2駆動手段と前記第1駆動手段との両制御を
含めて穿孔機を運転制御する制御部と、を有する付属体
と、この付属体と穿孔機本体との間に設けられ、ソケッ
ト部と、このソケット部に対して従動軸の軸方向と平行
な方向に沿って挿入抜去自在に嵌合するプラグ部と、ソ
ケット部に対するプラグ部の抜去を阻止する阻止位置と
阻止を解除する解除位置とを得るロック手段と、ロック
手段を阻止位置へ付勢する付勢手段とを有し、付属体を
穿孔機本体に着脱自在に装着し、装着状態では回転出力
軸と回転従動軸とを同軸線上で対向させる装着手段と、
前記回転出力軸と回転従動軸との間に設けられ、付属体
の装着状態で、回転出力軸の回転を回転従動軸に伝達/
非伝達可能に回転出力軸と回転従動軸とを接続/接続解
除自在とする結合手段と、を備えた構成を特徴とする。
【0011】請求項2に係る本発明の穿孔機は、請求項
1の構成において、前記結合手段は、回転出力軸及び回
転従動軸の軸線上を移動するジョイント部材を有し、ジ
ョイント部材の位置に応じて回転出力軸と回転従動軸と
を接続/接続解除してなる、ことを特徴とする。
【0012】請求項3に係る本発明の穿孔機は、請求項
1又は2の構成において、前記装着手段は、回転出力軸
の一端部を回転従動軸の一端部と対向させる位置と、回
転出力軸の他端部を回転従動軸の他端部と対向させる位
置とを選択的に得るように付属体を装着でき、前記結合
手段は、回転出力軸の一端部と回転従動軸の一端部との
間と、回転出力軸の他端部と回転従動軸の他端部との間
のいずれにも設けられてなる、ことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成によれば、コアビットが回転するとと
もに軸方向へ送られて、コアビットで被穿孔物が切削穿
孔される。
【0014】コアビットの回転は、第1駆動手段によっ
て駆動され、軸方向への送りは、送りハンドルを操作し
て回転従動軸を回転させることによって手動で可能とさ
れる。
【0015】穿孔機を自動で運転制御する場合には、ソ
ケット部に対してプラグ部が挿入され、ロック手段の阻
止位置でソケット部に対するプラグ部の抜去が阻止され
て、付属体が穿孔機本体に装着される。
【0016】付属体の装着状態では、第2駆動手段の回
転出力軸と回転従動軸とが同軸上で対向し、例えば、請
求項2にあるように、ジョイント部材を移動させて、回
転出力軸と回転従動軸とを接続すれば、回転出力軸の回
転を回転従動軸に伝達させることができる。第1駆動手
段、第2駆動手段の両制御を含めて穿孔機を自動で運転
制御して、穿孔能率を高めることができる。
【0017】付属体の装着状態でも、例えば、請求項2
にあるように、ジョイント部材を移動させて、回転出力
軸と回転従動軸との接続を解除すれば、付属体を穿孔機
本体から取り外すことなく、コアビットの送りを送りハ
ンドルで手動にて操作できる。
【0018】付属体を取り外すには、ロック手段を付勢
手段に抗して解除位置へ移動させてソケット部に対する
プラグ部の抜去を許容した後に、ソケット部に対してプ
ラグ部を抜去すればよい。
【0019】このように、ソケット部に対してプラグ部
を挿入抜去させることとロック手段でソケット部に対す
るプラグ部の抜去を阻止/阻止解除するだけで付属体を
穿孔機本体へ着脱することができ、そして、その装着状
態で対向する回転出力軸と回転従動軸とを接続するだけ
で送り駆動のための回転力伝達が可能となり、付属体の
着脱が容易化されて従って設置の容易化が図られ、ま
た、ロック手段が阻止位置へ付勢されているので、穿孔
機の運転に伴い発生する振動によってロック手段が次第
に緩むようなことはなく、取り付け強度の強化が図られ
る。
【0020】また、請求項3の構成によれば、回転出力
軸の一端部と回転従動軸の一端部とが対向する位置と、
回転出力軸の他端部と回転従動軸の他端部とが対向する
位置とのいずれにも選択的に、付属体が穿孔機本体に装
着され、そして、いずれの場合にも、回転出力軸と回転
従動軸とが接続可能となる。従って、付属体は、回転従
動軸の軸方向に沿って穿孔機本体の左右のいずれかに選
択的に配される。穿孔作業状況に応じて付属体の装着位
置を左右のいずれかに選択することにより、例えば、付
属体の制御パネルは操作側から見て適正な向きを維持す
ることができ、操作性が向上される。
【0021】
【実施例】本発明に係る穿孔機の一実施例を、図1乃至
図5に基づき説明する。
【0022】図1に示すように、穿孔機10では、鉄筋
コンクリート、コンクリートアスファルト、岩石等の被
穿孔物12にアンカーボルト14で固定される架台16
に支柱18が立てられ、支柱18にはアーム20が設け
られる。アーム20は基端部が、支柱18の外周に嵌合
するようにされ、アーム20の先端部には減速機21が
収容され、そして減速機21を間にして下側にはチュー
ブ22を介してコアビット24が垂下され、上側にはビ
ット回転用電動機(第1駆動手段)26が設置され、エ
アビット24はビット回転用電動機26で回転駆動され
る。アーム20の基端部と支柱18との間には、アーム
20の基端部にピニオン(図示を省略)が設けられ、支
柱18にラック28が設けられてラックピニオン機構
(送り機構)が構成される。ピニオンは回転従動軸30
に軸着され、回転従動軸30の回転により、ラックピニ
オン機構を介してアーム20が昇降され、従って、エア
ビット24をこの軸方向に送る(被穿孔物12に対して
前進、後退)ことができる。
【0023】回転従動軸30は水平方向に延設され、そ
の両端部は、アーム20の基端部を手前にしてアーム2
0の先端部側を見たとき(穿孔機操作側から見たとき、
すなわち、図中、矢印Aの向きから見たたとき)のアー
ム20の基端部の左右両側面を貫通して外方へ突出され
る。穿孔機操作側から見て回転従動軸30の突出された
右端部には、送りハンドル31が嵌合されており、送り
ハンドル31を手動で回転操作することにより、回転従
動軸30を回転させることができる。このようにして、
穿孔機本体32が構成される。
【0024】コアビット24をビット回転用電動機26
で回転駆動させながら、送りハンドル31を操作してコ
アビット24を前進させれば、被穿孔物12が切削穿孔
される。
【0025】一方、コアビット24を手動で送るのでは
なく、ビット回転用電動機26とは別途のビット送り用
電動機(第2駆動手段)34を用いてコアビット24を
送り駆動し、そして、ビット送り用電動機34、また、
上記ビット回転用電動機26の両制御を含めて、穿孔機
10を自動で運転制御して穿孔能率を高めようとする場
合には、付属体(制御体)36が穿孔機本体32へ装着
される。
【0026】付属体36は、矩形箱型のケース38内
に、ビット送り用電動機34と制御部40とが収容され
る。ケース38内にはまた、減速機42を介してビット
送り用電動機34と接続される回転出力軸44が収容さ
れ、回転出力軸の両端部はケース38外面に凹設された
凹所39へ突出される。
【0027】付属体36の装着のための装着手段につい
て、次に説明する。すなわち、アーム20の基端部に
は、穿孔機操作側の面に、取付部材46が井ゲ田状に組
まれて設けられる。すなわち、取付部材46は、2本の
縦方向に長尺なプレート48と2本の横方向に長尺な角
材50とを備え、プレート48の上下両端部がアーム2
0の基端部にねじ49止めされる。各角材50には、穿
孔機操作側から見て左側の端面に柱状のプラグ部52、
54がそれぞれ突設され、プラグ部52、54は軸方向
が上記回転従動軸30と平行な方向とされる。
【0028】取付部材46に対応して付属体36のケー
ス38の外面のうちの穿孔機操作側の外面には、穿孔機
操作側から見て右側に対応取付部材56が設けられる。
対応取付部材56は、一対のソケット部58、60と背
部62とでコ字型に形成され、背部62がケース38に
固着されている。ソケット部58、60は、筒状とされ
て穿孔機操作側から見て右方へ突出され、ソケット部5
8、60内部に、プラグ部52、54をこの軸方向へ挿
入抜去自在に嵌合させることができ、一方のソケット部
52に一方のプラグ部58を嵌合させ、他方のソケット
部60に他方のプラグ部54を嵌合させることにより、
付属体36が、穿孔機操作側から見てアーム20の基端
部の左側に位置すべく保持される。このとき、回転出力
軸44が回転従動軸30と同軸上で対向するようにされ
る。
【0029】図2及び図3に示すように、一方(上側)
のソケット部58の外周面には、外径が小さくされた凹
部64が形成され、凹部64には、筒状の操作部(ロッ
ク手段)66が嵌合されている。操作部66は、凹部6
4内において、ソケット部軸方向にスライド移動自在と
される。操作部66の一端とこれに対向する凹部64の
一端との間にはコイルスプリング(付勢手段)68が設
けられ、コイルスプリング68は、操作部66を、操作
部66の他端がこれに対向する凹部64の他端と当接す
る位置へ付勢している。操作部66の他端部では内径が
大径とされてそこに段差70が形成されている。凹部6
4内では、ソケット部58の周壁に貫通孔72が形成さ
れ、貫通孔72内にはボール74が嵌合されている。貫
通孔72のソケット部58内部側はボール74の径より
小径とされて、ボール74はこの一部だけがソケット部
58内に入り込み、それ以上の入り込みが阻止される。
操作部66の他端がこれに対向する凹部64の他端と当
接しているとき(図2に示すように、操作部66が阻止
位置にあるとき)は、操作部66は段差70を除く部分
がボール74と対向する位置にあり、この状態では、ボ
ール74はこの一部がソケット部58内に入り込んだ位
置に保持され、ソケット部58内から引っ込むことは阻
止される。操作部66をコイルスプリング68の付勢力
に抗してスライドさせて、段差70がボール74と対向
すると(図3に示すように、操作部66が解除位置にあ
るとき)、ボール74はソケット部58内から引っ込む
ことが許容される。なお、ボール74が段差と当接する
ことにより、ボール74のソケット部58外への脱落は
阻止される。
【0030】これに対して一方のソケット部58に嵌合
される一方(上側)のプラグ部52の外周面には溝76
が周方向に凹設され、操作部66の解除位置で、プラグ
部52をソケット部58内へ挿入させることができる。
その挿入に伴いプラグ部52の外周面がボール74と当
接すれば、それ以降は、操作部66から手を離しても操
作部66は解除位置が保持される。プラグ部52のソケ
ット部58内への挿入続行により、プラグ部52の溝7
6がボール74に対向する位置にくると、ボール74が
ソケット部58内に入り込み、すなわち、溝76内に入
り込み、そして、操作部66は原位置(阻止位置)へ復
帰する。ボール74が溝76内に入り込むことにより、
ソケット部58に対するプラグ部52の抜出が阻止され
る。
【0031】プラグ部52を抜去するには、図3に示す
ように、操作部66を解除位置へ移動させればよい。
【0032】他方の(下側)のソケット部60、このソ
ケット部60に嵌合される他方(下側)のプラグ部54
には、上述したようなプラグ部の抜去を阻止する構造は
採られていない。他方のソケット部60に他方のプラグ
部54を嵌合させることによって、プラグ部軸回りの付
属体36の回動を阻止して付属体36の装着の安定化を
図り、また、付属体36の重量に十分に対抗することが
できるようにされている。勿論、他方のプラグ部60、
他方のソケット部54についても、上述したようなプラ
グ部の抜去を阻止する構造を採用することは勿論、可能
である。
【0033】付属体36の装着状態で同軸上で対向する
回転出力軸44と回転従動軸30とにおいて、互いに対
向する回転出力軸44の一端部(穿孔機操作側から見て
右側の端部)と回転従動軸30の一端部(穿孔機操作側
から見て左側の端部)との間には、図4及び図5に示す
ように、結合手段が設けられる。すなわち、回転出力軸
44の一端部は、ケース38の凹所39内において円形
でなく角形(角形部78)とされ、回転従動軸30の一
端部には、ジョイント部材80が設けられる。ジョイン
ト部材80は、回転従動軸30の外周面に嵌合する筒状
の第1嵌合部82と、凹所39内へ挿入された状態で角
形部78の外周面と嵌合する筒状の第2嵌合部84とを
仕切壁86を介して一体的に備える。第1嵌合部82の
周壁には、軸方向に沿った第1孔88と、周方向に沿っ
た第2孔90とでL字型に連通形成された案内孔92が
形成されている。回転従動軸44には半径方向外方へ案
内ピン94が突設され、案内ピン94は、案内孔92内
に嵌合される。案内ピン94が第1孔88内に嵌合した
状態では、案内ピン94が第1孔88内を相対的に移動
して、ジョイント部材80の軸方向の移動が可能とな
り、案内ピン94が第2孔90内にあるときは、ジョイ
ント部材80の軸方向の移動が阻止される。回転従動軸
44の一端部の端面と仕切壁86との間にはコイルスプ
リング(ジョイント付勢手段)96が設けられ、コイル
スプリング96は、第2嵌合部84を回転従動軸30の
一端部から外方へ(回転出力軸44側へ)付勢する。な
お、案内ピン94が第1孔88内に嵌合した状態では、
ジョイント部材80は回転従動軸30に対して軸線回り
の相対的な回転が阻止され、第2嵌合部82が回転出力
軸44の角形部78と嵌合した状態では、ジョイント部
材80は回転出力軸44に対する軸線回りの回転が阻止
される。
【0034】図4に示すように、案内ピン94が第1孔
88にあるときは、コイルスプリング96の付勢力によ
って、ジョイント部材80は第2嵌合部84が角形部7
8と嵌合されて、回転出力軸44と回転従動軸30とが
接続され、回転出力軸44の回転を回転従動軸30へ伝
達することができる。ジョイント部材80をコイルスプ
リング96の付勢力に抗して軸方向へ移動させ、案内ピ
ン94を第1孔88に沿って第2孔94に対応する位置
まで相対的に移動させ、そこで、ジョイント部材80を
回転従動軸30に対して相対的に回転させることによ
り、案内ピン94を第2孔90に位置させることがで
き、図5に示すように、案内ピン94が第2孔90にあ
るときは、ジョイント部材80は第2嵌合部84が角形
部78と嵌合せずに軸方向で離間しており、回転出力軸
44と回転従動軸30との接続が解除され、回転出力軸
44の回転は回転従動軸30へ伝達されない。
【0035】また、図1に示すように、コアビット24
にはホース98で冷却水が供給され、制御部40とビッ
ト回転用電動機26との間には接続ケーブル100が渡
るようにされる。
【0036】制御部40は、マイクロコンピュータを備
えた制御ユニットで構成され、ビット回転用電動機2
6、ビット送り用電動機34の両制御の他、例えば、冷
却水の供給バルブ(図示を省略)制御してコアビット2
4への供給水量を調整する等の制御も行い、穿孔能率を
高めることができる。例えば、コアビット24の回転速
度とコアビット24の送り速度とについて、最適な数値
で穿孔作業を行うことができる。
【0037】付属体36は、ケース38の上面に操作パ
ネル102を備え、操作パネル102には切削距離の設
定、表示を行う距離表示器等が具備される。
【0038】上記構成によれば、コアビット24が回転
するとともに軸方向へ送られて、コアビット24で被穿
孔物12が切削穿孔される。
【0039】コアビット24の回転は、ビット回転用電
動機26によって駆動され、軸方向への送りは、送りハ
ンドル31を操作して回転従動軸30を回転させること
によって手動で可能とされる。
【0040】穿孔機10を自動で運転制御する場合に
は、ソケット部58、60に対してプラグ部52、54
が挿入され、一方のソケット部58とこれに嵌合される
一方のプラグ部52については、操作部66の阻止位置
でソケット部58に対するプラグ部52の抜去が阻止さ
れて、付属体36が穿孔機本体32に装着される。
【0041】付属体36の装着状態では、ビット送り用
電動機34の回転出力軸44と回転従動軸30とが同軸
上で対向し、ジョイント部材80を移動させて、回転出
力軸44と回転従動軸30とを接続すれば、回転出力軸
44の回転を回転従動軸30に伝達させることができ
る。ビット回転用電動機26、ビット送り用電動機34
の両制御を含めて穿孔機10を自動で運転制御して、穿
孔能率を高めることができる。
【0042】付属体36の装着状態でも、ジョイント部
材80を移動させて、回転出力軸44と回転従動軸30
との接続を解除すれば、付属体36を穿孔機本体32か
ら取り外すことなく、コアビット24の送りを送りハン
ドル31で手動にて操作できる。
【0043】付属体36を取り外すには、操作部66を
コイルスプリング68の付勢力に抗して解除位置へ移動
させてソケット部58に対するプラグ部52の抜去を許
容した後に、ソケット部58に対してプラグ部52を抜
去すればよい。これに伴い、他方のソケット部60に対
して他方のプラグ部54も抜ける。
【0044】このように、ソケット部58、60に対し
てプラグ部52、54を挿入抜去させることと操作部6
6でソケット部58に対するプラグ部52の抜去を阻止
/阻止解除するだけで付属体36を穿孔機本体32へ着
脱することができ、そして、その装着状態で対向する回
転出力軸44と回転従動軸30とを接続するだけで送り
駆動のための回転力伝達が可能となり、付属体36の着
脱が容易化されて従って設置の容易化が図られ、また、
操作部66が阻止位置へ付勢されているので、穿孔機1
0の運転に伴い発生する振動によって操作部66が次第
に緩むようなことはなく、取り付け強度の強化が図られ
る。
【0045】なお、上記実施例では、付属体36を穿孔
機操作側から見て穿孔機本体32の左側に装着している
が、逆に、右側に装着するようにしてもよく、あるい
は、左右いずれかに選択的に装着する構成も可能であ
る。すなわち、穿孔機本体32の取付部材46におい
て、角材50の穿孔機操作側から見て右側にもプラグ部
(図1に鎖線で示す)52、54を右方へ突設し、ま
た、付属体36の対応取付部材56を、付属体36の穿
孔機操作側から見て左側にも設け(図1に鎖線で示す)
ることが可能である。ただし、ソケット部58、60は
左方へ突出させる。更に、回転出力軸44の他端部(穿
孔機操作側から見て左端部)と、回転従動軸30の他端
部(穿孔機操作側から見て右端部)との間にも上述の結
合手段を設けることが可能である。
【0046】これによれば、付属体36を穿孔機操作側
から見て穿孔機本体32の左側と右側とのいずれにも選
択的に装着し、そして、いずれの装着位置でも、回転出
力軸44と回転従動軸30とを接続することが可能とな
る。すなわち、付属体36を穿孔機操作側から見て穿孔
機本体32の左側に装着した場合は、上記実施例の場合
であり、逆に、付属体36を穿孔機操作側から見て穿孔
機本体32の右側に装着した場合は、回転出力軸44の
他端部と回転従動軸30の他端部との間で、回転出力軸
44と回転従動軸30との間の接続がなされる。
【0047】従って、穿孔作業状況に応じて付属体36
の装着位置について穿孔機本体32の左右のいずれかを
選択することにより、付属体36の制御パネル102を
穿孔機操作側から見て適正な向きに維持することができ
る等、操作性が向上される。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1又は2の発明
では、設置の容易化、取り付け強度の強化が果たされ、
請求項3の発明では、それに加えて、操作性の向上も果
たされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の穿孔機の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】本実施例において、ソケット部とプラグ部との
嵌合状態を示す、軸方向に沿って切断した断面図であ
る。
【図3】ソケット部に対するプラグ部の抜去操作を示す
図2に対応する図である。
【図4】回転出力軸と回転従動軸との接続状態を示し、
軸方向に沿って切断した端面図である。
【図5】回転出力軸と回転従動軸との接続状態を解除し
た状態を示し、軸方向に沿って見た図である。
【符号の説明】
10 12 被穿孔物 24 コアビット 26 ビット回転用電動機(第1駆動手段) 28 ラック(送り機構) 30 回転従動軸 31 送りハンドル 32 穿孔機本体 34 ビット送り用電動機(第2駆動手段) 36 付属体 40 制御部 52 プラグ部(装着手段) 58 ソケット部(装着手段) 66 操作部(ロック手段(装着手段)) 68 コイルスプリング(付勢手段(装着手段)) 80 ジョイント部材(結合手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転と共に軸方向への送りによって被穿
    孔物を切削穿孔するコアビットと、コアビットを回転駆
    動する第1駆動手段と、回転従動軸と、回転従動軸の回
    転によりコアビットをこの軸方向へ送る送り機構と、回
    転従動軸を手動で回転させる送りハンドルと、を有する
    穿孔機本体と、 前記コアビットを送り駆動するために回転出力軸を有す
    る第2駆動手段と、この第2駆動手段と前記第1駆動手
    段との両制御を含めて穿孔機を運転制御する制御部と、
    を有する付属体と、 この付属体と穿孔機本体との間に設けられ、ソケット部
    と、このソケット部に対して従動軸の軸方向と平行な方
    向に沿って挿入抜去自在に嵌合するプラグ部と、ソケッ
    ト部に対するプラグ部の抜去を阻止する阻止位置と阻止
    を解除する解除位置とを得るロック手段と、ロック手段
    を阻止位置へ付勢する付勢手段とを有し、付属体を穿孔
    機本体に着脱自在に装着し、装着状態では回転出力軸と
    回転従動軸とを同軸線上で対向させる装着手段と、 前記回転出力軸と回転従動軸との間に設けられ、付属体
    の装着状態で、回転出力軸の回転を回転従動軸に伝達/
    非伝達可能に回転出力軸と回転従動軸とを接続/接続解
    除自在とする結合手段と、 を備えたことを特徴とする穿孔機。
  2. 【請求項2】 前記結合手段は、回転出力軸及び回転従
    動軸の軸線上を移動するジョイント部材を有し、ジョイ
    ント部材の位置に応じて回転出力軸と回転従動軸とを接
    続/接続解除してなる、 請求項1に記載の穿孔機。
  3. 【請求項3】 前記装着手段は、回転出力軸の一端部を
    回転従動軸の一端部と対向させる位置と、回転出力軸の
    他端部を回転従動軸の他端部と対向させる位置とを選択
    的に得るように付属体を装着でき、 前記結合手段は、回転出力軸の一端部と回転従動軸の一
    端部との間と、回転出力軸の他端部と回転従動軸の他端
    部との間のいずれにも設けられてなる、 請求項1又は2に記載の穿孔機。
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