JP2535511Y2 - ドリルビット - Google Patents
ドリルビットInfo
- Publication number
- JP2535511Y2 JP2535511Y2 JP6994791U JP6994791U JP2535511Y2 JP 2535511 Y2 JP2535511 Y2 JP 2535511Y2 JP 6994791 U JP6994791 U JP 6994791U JP 6994791 U JP6994791 U JP 6994791U JP 2535511 Y2 JP2535511 Y2 JP 2535511Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drill bit
- drill
- shank
- cutting edge
- striking force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は回転ハンマードリルに
用いるドリルビットであって、特に細径のドリルビット
に関する。
用いるドリルビットであって、特に細径のドリルビット
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートや石材などに対する穿孔に
は回転ハンマードリルが用いられ、ドリルビットに対し
て振動的な打撃力と回転の両作用を同時に与えて穿孔を
行う。
は回転ハンマードリルが用いられ、ドリルビットに対し
て振動的な打撃力と回転の両作用を同時に与えて穿孔を
行う。
【0003】従来の回転ハンマードリルによる穿孔で
は、ドリル本体の駆動軸に装着されたチャックに直接に
ドリルビットを取付け、駆動軸端とドリルビット端面を
当接させてドリル本体側からの打撃力をドリルビットに
伝達するものである。
は、ドリル本体の駆動軸に装着されたチャックに直接に
ドリルビットを取付け、駆動軸端とドリルビット端面を
当接させてドリル本体側からの打撃力をドリルビットに
伝達するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】一般に、回転ハンマー
ドリルでは、回転数の変更はできても打撃力の調整は不
能とされる。そこで、上記するように、ドリル本体側か
らの打撃力を直接的にドリルビットに伝達しての穿孔で
は、太径のドリルビットを使用する場合は特に問題はな
いが、ドリルビットが細径になってくると強度面からし
てドリル本体側から伝達される打撃力が強過ぎて穿孔途
中でドリルビットが折損するようなことがあり、このド
リルビットの折損を避ける上から作業をし難くし、穿孔
能率を低下させる。
ドリルでは、回転数の変更はできても打撃力の調整は不
能とされる。そこで、上記するように、ドリル本体側か
らの打撃力を直接的にドリルビットに伝達しての穿孔で
は、太径のドリルビットを使用する場合は特に問題はな
いが、ドリルビットが細径になってくると強度面からし
てドリル本体側から伝達される打撃力が強過ぎて穿孔途
中でドリルビットが折損するようなことがあり、このド
リルビットの折損を避ける上から作業をし難くし、穿孔
能率を低下させる。
【0005】この点を解決するために、ドリル本体に取
付けられる専用のアダプターとして打撃力減衰部材を内
装したアダプターが本出願人によって提案されている。
(実願平2−39944号参照)このアダプターを用い
ると、ドリルビットのシャンク部を結合してシャンク頂
面がドリルビット内の打撃力減衰部材に当接して打撃力
を適切に減衰させることができ、また、汎用のドリルビ
ットが使用できて便利なものであるが、常にアダプター
とドリルビットの両方を作業現場に携行することが求め
られ、携行性や作業性の面から難点がある。
付けられる専用のアダプターとして打撃力減衰部材を内
装したアダプターが本出願人によって提案されている。
(実願平2−39944号参照)このアダプターを用い
ると、ドリルビットのシャンク部を結合してシャンク頂
面がドリルビット内の打撃力減衰部材に当接して打撃力
を適切に減衰させることができ、また、汎用のドリルビ
ットが使用できて便利なものであるが、常にアダプター
とドリルビットの両方を作業現場に携行することが求め
られ、携行性や作業性の面から難点がある。
【0006】この考案は上述の点に鑑みなされたもので
あって、ドリルビット自体を改良をして回転ハンマード
リルに直接に取付けての穿孔で打撃力が強過ぎるのに起
因して生じるドリルビットの折損を軽減できるドリルビ
ットを提供することを目的とする。
あって、ドリルビット自体を改良をして回転ハンマード
リルに直接に取付けての穿孔で打撃力が強過ぎるのに起
因して生じるドリルビットの折損を軽減できるドリルビ
ットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の上記の目的を達成
するためのこの考案の要旨とするところは、回転ハンマ
ードリルに用いるドリルビットであって、刃先部とシャ
ンク部の分割結合構成とし、刃先部とシャンク部の結合
部に打撃力減衰部材を挟装したことを特徴とするドリル
ビットにある。
するためのこの考案の要旨とするところは、回転ハンマ
ードリルに用いるドリルビットであって、刃先部とシャ
ンク部の分割結合構成とし、刃先部とシャンク部の結合
部に打撃力減衰部材を挟装したことを特徴とするドリル
ビットにある。
【0008】
【作用】穿孔時に、ドリル本体側からの打撃力は、シャ
ンク部と刃先部の結合部に挟装された打撃力減衰部材の
弾性変形などにより幾分減衰されて伝達される。従っ
て、細径のドリルビットの場合、この打撃力の減衰がド
リルビットの強度に見合ったものとなってドリルビット
の折損を軽減する。
ンク部と刃先部の結合部に挟装された打撃力減衰部材の
弾性変形などにより幾分減衰されて伝達される。従っ
て、細径のドリルビットの場合、この打撃力の減衰がド
リルビットの強度に見合ったものとなってドリルビット
の折損を軽減する。
【0009】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0010】図1はこの考案の一部を断面で示す正面図
である。
である。
【0011】この考案のドリルビットAは、刃先部1と
シャンク部2に分割結合構成のものである。
シャンク部2に分割結合構成のものである。
【0012】刃先部1は細径の刃先3と棒状の結合部4
を有し、シャンク部2はドリル本体の駆動軸に装着され
たチャック(図示せず)に取付けられるシャンク5と筒
状の結合部6を有し、両者の結合には、シャンク部2の
結合部6内に打撃力減衰部材7を内装して刃先部1の結
合部4を嵌挿し、両方の結合部4,6を不回動で軸芯方
向への若干の相対的移動を可能にして結合したもので、
この結合に実施例では、刃先部1の結合部4周面に軸芯
方向の長溝8を設け、この長溝8に対して結合部6側か
ら係合する突起9を結合部6に対するかしめで設けてい
る。
を有し、シャンク部2はドリル本体の駆動軸に装着され
たチャック(図示せず)に取付けられるシャンク5と筒
状の結合部6を有し、両者の結合には、シャンク部2の
結合部6内に打撃力減衰部材7を内装して刃先部1の結
合部4を嵌挿し、両方の結合部4,6を不回動で軸芯方
向への若干の相対的移動を可能にして結合したもので、
この結合に実施例では、刃先部1の結合部4周面に軸芯
方向の長溝8を設け、この長溝8に対して結合部6側か
ら係合する突起9を結合部6に対するかしめで設けてい
る。
【0013】なお、上記の刃先部1の結合部4とシャン
ク部2の結合部6の結合にはねじなどを用いる他の手段
であってもよい。また、打撃力減衰部材7としては、打
撃力によって弾性変形を生じる単体部材や、ボールやコ
ロなどを組合せたものなどが用いられ、打撃力の減衰率
は、これらの部材の弾性変形の他に各部材相互間の接触
面状況および隙間などによって変わるので、使用するド
リルビットに合わせて経験的に各種形状形態のものが用
いられる。
ク部2の結合部6の結合にはねじなどを用いる他の手段
であってもよい。また、打撃力減衰部材7としては、打
撃力によって弾性変形を生じる単体部材や、ボールやコ
ロなどを組合せたものなどが用いられ、打撃力の減衰率
は、これらの部材の弾性変形の他に各部材相互間の接触
面状況および隙間などによって変わるので、使用するド
リルビットに合わせて経験的に各種形状形態のものが用
いられる。
【0014】上記構成において、その使用は、一般のド
リルビットと同様にドリル本体の駆動軸に装着されたチ
ャックに取付けて使用に供する。穿孔時にはドリル本体
側 (駆動軸) からの打撃力によって打撃力減衰部材7が
刃先部1の結合部4端面とシャンク部2の結合部6の内
底面との間に挟まった状態で弾性変形するなどして打撃
力を減衰させる。
リルビットと同様にドリル本体の駆動軸に装着されたチ
ャックに取付けて使用に供する。穿孔時にはドリル本体
側 (駆動軸) からの打撃力によって打撃力減衰部材7が
刃先部1の結合部4端面とシャンク部2の結合部6の内
底面との間に挟まった状態で弾性変形するなどして打撃
力を減衰させる。
【0015】
【効果】上記のようにこの考案は、回転ハンマードリル
に直接に取付けて用い、ドリル本体側からドリルビット
に伝達される打撃力を減衰させ、特に細径孔の穿孔でド
リルビットの強度面から見合った適正な打撃力を付与し
ての穿孔を行うようにしたから、打撃力が強過ぎて穿孔
途中でドリルビットを折損するようなことがなくなり、
穿孔作業をし易くして穿孔能率を高め、ドリルビットの
耐久性も延長する。また、形態的には汎用のドリルビッ
トと形態的にほとんど変わらずコンパクトにして取扱い
にも便利である。
に直接に取付けて用い、ドリル本体側からドリルビット
に伝達される打撃力を減衰させ、特に細径孔の穿孔でド
リルビットの強度面から見合った適正な打撃力を付与し
ての穿孔を行うようにしたから、打撃力が強過ぎて穿孔
途中でドリルビットを折損するようなことがなくなり、
穿孔作業をし易くして穿孔能率を高め、ドリルビットの
耐久性も延長する。また、形態的には汎用のドリルビッ
トと形態的にほとんど変わらずコンパクトにして取扱い
にも便利である。
【図1】 この考案の一部を断面で示す正面図である。
1…刃先部 2…シャンク部 3…刃先 4…刃先部の結合部 5…シャンク 6…シャンク部の結合部 7…打撃力減衰部材 8…長溝 9…突起
Claims (1)
- 【請求項1】 回転ハンマードリルに用いるドリルビッ
トであって、刃先部とシャンク部の分割結合構成とし、
刃先部とシャンク部の結合部に打撃力減衰部材を挟装し
たことを特徴とするドリルビット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6994791U JP2535511Y2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | ドリルビット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6994791U JP2535511Y2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | ドリルビット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0520813U JPH0520813U (ja) | 1993-03-19 |
JP2535511Y2 true JP2535511Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=13417361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6994791U Expired - Fee Related JP2535511Y2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | ドリルビット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535511Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-02 JP JP6994791U patent/JP2535511Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0520813U (ja) | 1993-03-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |