JPH0639604Y2 - ヘアーピン - Google Patents

ヘアーピン

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JPH0639604Y2
JPH0639604Y2 JP1990015060U JP1506090U JPH0639604Y2 JP H0639604 Y2 JPH0639604 Y2 JP H0639604Y2 JP 1990015060 U JP1990015060 U JP 1990015060U JP 1506090 U JP1506090 U JP 1506090U JP H0639604 Y2 JPH0639604 Y2 JP H0639604Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hairpin
piece
hair
holding piece
lower holding
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990015060U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03107003U (ja
Inventor
益廣 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Goriki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Goriki Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、整髪等に用いるヘアーピンの改良に関する。
(従来の技術) ヘアーピンは古くから用いられており、その形状は第4
図に示すものが一般的である。
このヘアーピンはバネ鋼の細帯条を素材として形成した
もので、前端に掬い部1′を有し全体が緩やかな凸弧状
の下部挟持片1を形成し、この下部挟持片1の後端を上
方に反転屈折して前端に前上方傾斜したガイド部2を有
し、かつその長さが前記下部挟持片1より短片とした緩
やかな凸弧状を呈する上部挟持片3を前記下部挟持片1
の上部に弾性的に重合したものであり、4,5は上・下部
挟持片3,1の各前端に設けた合成樹脂による端部保護用
の玉部である。
従って、従来のヘアーピンは全体として緩やかな弓形状
であって、凸弧状の弯曲(そり)はセット時の体裁上か
ら、また頭髪との外形整合性から頭部形状に略そったも
のに形成されている。
そして上記の従来のヘアーピンは第5図にその使用方法
を説明するように、両手指で上下各部挟持片3,1をその
弾性に抗して各前端を開いてその状態で片手指で摘む
か、若しくは、片手指で摘んだ状態で下部挟持片1の前
端を歯で喰わえつつこれを開くかして頭部の表面に対し
下部挟持片1を15〜20度の傾斜のもとにその前端玉部5
が頭皮をこするように前進させることにより、下部挟持
片1の前端の掬い部1′で毛髪6は掬い上げられるよう
に順次後方に移動して挿入されるので、その後、手指を
ヘアーピンから離すことにより、上下各部挟持片3,1に
より毛髪6は好適に挟持される。その状態は第6図に示
す通りである。
(考案が解決しようとする課題) 上記の従来のヘアーピンは、その下部挟持片1が緩やか
な凸弧状に形成してあるが、その使用に当り、下部挟持
片1が毛髪6を掬い部1′で掬い上げてゆくためには、
前記のように頭部の表面に対し15〜20度の傾斜させなけ
ればならず、その結果、毛髪6は第6図のような状態で
ヘアーピンに挟持固定されることになる。即ち、ヘアー
ピンの後端屈折部7は尻上り状となり、その結果、頭部
表面とヘアーピンとには三角形空間が生じ、毛髪6の頭
部表面からヘアーピンまでの長さは後方にゆくほど長く
なり、毛髪の安定した保持ができないという欠点があっ
た。
そこで、第4図に示す従来のヘアーピンを上下逆にし
て、即ちガイド部2を掬い部として使用すれば、前記の
ような三角形空間は生じないが、ヘアーピンの弓状そり
方向は凹弧状となり、頭部形状とは逆になってセットさ
れるため、外嵌体裁が悪くなり、ファション上の致命的
欠陥となる。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記の問題点を解決するための手段として、前
端が前下方傾斜した掬い部12を経て緩やかな凸弧状部11
とした下部挟持片10を形成し、この下部挟持片10の後端
を反転屈折してその長さが該下部挟持片10より長片とし
て緩やかな凸弧状部とした上部挟持片13を前記下部挟持
片10の上部に弾性的に重合し、かつその前端を下部挟持
片10の掬い部12より前方に位置して上部挟持片13に沿う
ガイド部13′とされた構成を採用した。
(作用) ヘアーピンの上下各部挟持片10,13の各前端を手指で開
き、若しくはそのままで第2図に示すように下部挟持片
10を、頭部の表面16と略平行に位置させると共に、該下
部挟持片10の掬い部12の玉部15を頭皮に軽く接触させ、
かつこするように前進させ、掬い部12で毛髪17を掬い上
げ、この毛髪17を順次後方に移動させて挿入する。その
後、手指をヘアーピンから離すことにより、上下各部挟
持片13,10により毛髪を挟持するので、頭部の表面と下
部挟持片10の間隙は一定となり、即ち挟持される毛髪の
長さは一定となり、ヘアーピンの尻上り現象はなく、毛
髪の安定した保持ができる。
このさい、セットされたヘアーピンは、その凸弧状のそ
りが、頭部と略そっているので外観体裁が良く、毛髪に
なじんで目立たない。
(実施例) 本考案の実施例を第1図〜第3図により説明する。第1
図は本考案のヘアーピンの側面図であり、全体を従来と
同様にバネ鋼の細帯条を素材とし形成したものである。
但し本考案はこの材質に限定されないことは勿論であ
る。同図において10は下部挟持片であり、全体が緩やか
な凸弧状とされた凸弧状部11とされ、その前端には前下
方傾斜した掬い部12が設けられている。この前傾斜角度
は15〜45度、好ましくは15〜20度である。13は上部挟持
片であり、前記下部挟持片10の後端を反転屈折して設け
たもので、その長さが前記下部挟持片10より長片とされ
たもので、該下部挟持片10の上部に弾性的に重合し僅か
に緩やかな凸弧状を呈している。そして、上部挟持片13
の前端には下部挟持片10の掬い部12より前方に位置して
挟持片13に沿ってガイド部13′が設けられている。14,1
5は上・下部挟持片13,10の各前端に設けられた合成樹脂
による端部保護用の玉部である。
次に第2図でその使用方法を説明する。この使用に当
り、ヘアーピンの上下各部挟持片13,10の各前端の開き
方は既述の従来のものと同様であるので省略するが、第
2図に示すように下部挟持片10を、頭部の表面16と略そ
わせて位置させると共に前下方傾斜した掬い部12の玉部
15を頭皮に軽く接触させ、かつこするように前進させる
ことにより毛髪17は上部挟持片13の前端部のガイド部1
3′で先行的に案内されつつ、下部挟持片10の掬い部12
で掬いあげられるように順次後方に移動して挿入される
ので、その後、手指をヘアーピンから離すことにより、
上下各部挟持片13,10により毛髪17を好適に挟持し、そ
の状態は第3図に示すとおりである。(考案の効果) 本考案は前端が前下方傾斜した掬い部12を経て緩やかな
凸弧状部11とした下部挟持片10を形成し、この下部挟持
片10の後端を反転屈折してその長さが該下部挟持片10よ
り長片として緩やかな凸弧状部とした上部挟持片13を前
記下部挟持片10の上部に弾性的に重合し、かつその前端
を下部挟持片10の掬い部12より前方に位置して上部挟持
片13に沿うガイド部13′とされたので、ヘアーピンを従
来の如く頭部表面に対して傾斜角度をもって使用するこ
となく、略頭部表面に平行して挿入して上下各部挟持片
13,10により毛髪を挟持するので、頭部の表面と下部挟
持片10の間隙は一定となり、即ち挟持される毛髪の長さ
は一定となり、ヘアーピンの尻上り現象はなく、毛髪の
安定した保持ができる。
このさい、セットされたヘアーピンは、その凸弧状のそ
りが、頭部と略そっているので外観体裁が良く、毛髪に
なじんで目立たない。
従って、従来のものに対し、ファッション性を損なうこ
となく、単なる形状変更ですむので、コストの上昇は全
くない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1図は本考
案のヘアーピンの側面図、第2図は使用状態説明図、第
3図は挿入後の毛髪挟持状態説明図、第4図〜第6図は
従来のヘアーピンで本考案の第1図〜第3図に対応した
各図面である。 10……下部挟持片、11……凸弧状部、12……掬い部、13
……上部挟持片、13′……ガイド部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前端が前下方傾斜した掬い部(12)を経て
    緩やかな凸弧状部(11)とした下部挟持片(10)を形成
    し、この下部挟持片(10)の後端を反転屈折してその長
    さが該下部挟持片(10)より長片として緩やかな凸弧状
    部とした上部挟持片(13)を前記下部挟持片(10)の上
    部に弾性的に重合し、かつその前端を下部挟持片(10)
    の掬い部(12)より前方に位置して上部挟持片(13)に
    沿うガイド部(13′)とされたことを特徴とするヘアー
    ピン。
JP1990015060U 1990-02-17 1990-02-17 ヘアーピン Expired - Lifetime JPH0639604Y2 (ja)

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JP1990015060U JPH0639604Y2 (ja) 1990-02-17 1990-02-17 ヘアーピン

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JP1990015060U JPH0639604Y2 (ja) 1990-02-17 1990-02-17 ヘアーピン

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Publication Number Publication Date
JPH03107003U JPH03107003U (ja) 1991-11-05
JPH0639604Y2 true JPH0639604Y2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=31518387

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JP1990015060U Expired - Lifetime JPH0639604Y2 (ja) 1990-02-17 1990-02-17 ヘアーピン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS624202U (ja) * 1985-06-25 1987-01-12

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JPH03107003U (ja) 1991-11-05

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