JPH063956B2 - 不完全な送信媒体のための総体的なモデム構造体 - Google Patents
不完全な送信媒体のための総体的なモデム構造体Info
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- JPH063956B2 JPH063956B2 JP61502770A JP50277086A JPH063956B2 JP H063956 B2 JPH063956 B2 JP H063956B2 JP 61502770 A JP61502770 A JP 61502770A JP 50277086 A JP50277086 A JP 50277086A JP H063956 B2 JPH063956 B2 JP H063956B2
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- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/0001—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
- H04L1/0002—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
- H04L1/0003—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate by switching between different modulation schemes
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- H04L5/0044—Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path allocation of payload
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- H04L5/14—Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
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- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Hydrogenated Pyridines (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の背景 技術分野 本発明は、一般に、データ通信の分野に関するもので、
より詳細には、高速モデムに関する。
より詳細には、高速モデムに関する。
従来技術 最近、デジタルデータを直接送信するための特殊設計の
電話線が導入されている。しかしながら、膨大な量の電
話線はアナログの音声周波数(VF)信号を搬送するよ
うに設計されている。モデムは、VF搬送波信号を変調
してデジタル情報をVF搬送波信号にエンコードしそし
てこれらの信号を復調してこの信号によって保持された
デジタル情報をデコードするのに用いられている。
電話線が導入されている。しかしながら、膨大な量の電
話線はアナログの音声周波数(VF)信号を搬送するよ
うに設計されている。モデムは、VF搬送波信号を変調
してデジタル情報をVF搬送波信号にエンコードしそし
てこれらの信号を復調してこの信号によって保持された
デジタル情報をデコードするのに用いられている。
既存のVF電話線は、モデムの性能を低下すると共に、
所望のエラー率以下でデータを送信することのできる速
度を制限するような多数の制約がある。これらの制約に
は、周波数に依存するノイズがVF電話線に存在するこ
とや、VF電話線によって周波数に依存する位相遅延が
挿入されることや、周波数に依存する信号ロスがあるこ
とが含まれる。
所望のエラー率以下でデータを送信することのできる速
度を制限するような多数の制約がある。これらの制約に
は、周波数に依存するノイズがVF電話線に存在するこ
とや、VF電話線によって周波数に依存する位相遅延が
挿入されることや、周波数に依存する信号ロスがあるこ
とが含まれる。
一般に、VF電話線の使用可能な帯域は、ゼロより若干
上から約4KHzまでである。電話線ノイズの電力スペク
トルは、周波数にわたって均一に分布されず、一般的に
不定なものである。従って、これまで、VF電話線の使
用可能な帯域にわたるノイズスペクトルの分布を測定す
る方法は皆無である。
上から約4KHzまでである。電話線ノイズの電力スペク
トルは、周波数にわたって均一に分布されず、一般的に
不定なものである。従って、これまで、VF電話線の使
用可能な帯域にわたるノイズスペクトルの分布を測定す
る方法は皆無である。
更に、周波数に依存する伝播遅延がVF電話線によって
誘起される。従って、複雑な多周波数信号の場合は、V
F電話線により信号の種々の成分間に位相遅延が誘起さ
れる。この位相遅延も不定なものであり、送信が行なわ
れる特定の時間に個々のVF電話線について測定しなけ
ればならない。
誘起される。従って、複雑な多周波数信号の場合は、V
F電話線により信号の種々の成分間に位相遅延が誘起さ
れる。この位相遅延も不定なものであり、送信が行なわ
れる特定の時間に個々のVF電話線について測定しなけ
ればならない。
更に、VF電話線の信号ロスは周波数と共に変化する。
等価ノイズは、各搬送波周波数に対して信号ロス成分に
追加されるノイズスペクトル成分であり、両成分は、デ
シベル(dB)で測定される。
等価ノイズは、各搬送波周波数に対して信号ロス成分に
追加されるノイズスペクトル成分であり、両成分は、デ
シベル(dB)で測定される。
一般に、公知のモデムは、満足なエラー率を得るように
データ速度をダウン方向にシフトすることによって等価
ラインノイズ及び信号ロスを補償している。例えば、バ
ラン(Baran)氏の米国特許第4438511号には、ガ
ンダルフ・データ・インク(Gandalf Data Inc.,)によっ
て製造されたSM9600スーパー・モデムと称する高
速モデムが開示されている。ノイズ障害がある場合、こ
のSM9600は、その送信データ速度を4800bps
又は2400bpsに「ギヤシフト」即ち低下させる。バ
ラン氏の特許に開示されたシステムは、64の直角変調
された搬送波によってデータを送信する。バラン氏のシ
ステムは、ライン上の大きなノイズ成分の周波数と同じ
周波数を有する搬送波の送信を終らせることにより、V
Fライン上のノイズの周波数依存性を補償するものであ
る。従って、バラン氏のシステムは、VFラインノイズ
スペクトルの最高点の搬送波周波数で送信を終らせるこ
とによりそのスループットを僅かに低下させる。バラン
氏のシステムは、本質的に、VFラインノイズスペクト
ルの分布に基づいて各搬送波信号のゴー/ノー・ゴー判
断を行なう。本発明は、バラン氏によって開始された努
力を引き継ぐものである。
データ速度をダウン方向にシフトすることによって等価
ラインノイズ及び信号ロスを補償している。例えば、バ
ラン(Baran)氏の米国特許第4438511号には、ガ
ンダルフ・データ・インク(Gandalf Data Inc.,)によっ
て製造されたSM9600スーパー・モデムと称する高
速モデムが開示されている。ノイズ障害がある場合、こ
のSM9600は、その送信データ速度を4800bps
又は2400bpsに「ギヤシフト」即ち低下させる。バ
ラン氏の特許に開示されたシステムは、64の直角変調
された搬送波によってデータを送信する。バラン氏のシ
ステムは、ライン上の大きなノイズ成分の周波数と同じ
周波数を有する搬送波の送信を終らせることにより、V
Fライン上のノイズの周波数依存性を補償するものであ
る。従って、バラン氏のシステムは、VFラインノイズ
スペクトルの最高点の搬送波周波数で送信を終らせるこ
とによりそのスループットを僅かに低下させる。バラン
氏のシステムは、本質的に、VFラインノイズスペクト
ルの分布に基づいて各搬送波信号のゴー/ノー・ゴー判
断を行なう。本発明は、バラン氏によって開始された努
力を引き継ぐものである。
殆どの公知のシステムは、VFラインによって誘起され
る周波数依存性の位相遅延を等化システムによって補償
するものである。最も大きな位相遅延は、使用可能な帯
域の端付近の周波数成分において誘起される。従って、
帯域の中心付近の周波数成分は、帯域の外側の周波数成
分を捕獲できるように遅延される。等化を行なう場合に
は、一般に、上記の遅延を実行するための追加回路が必
要とされる。
る周波数依存性の位相遅延を等化システムによって補償
するものである。最も大きな位相遅延は、使用可能な帯
域の端付近の周波数成分において誘起される。従って、
帯域の中心付近の周波数成分は、帯域の外側の周波数成
分を捕獲できるように遅延される。等化を行なう場合に
は、一般に、上記の遅延を実行するための追加回路が必
要とされる。
VF電話線を介しての両方向送信に関連した更に別の問
題は、出ていく信号と入ってくる信号とで干渉を生じる
おそれがあることである。一般に、2つの信号の分離及
びアイソレーションは、次の3つの方法の1つで行なわ
れる。
題は、出ていく信号と入ってくる信号とで干渉を生じる
おそれがあることである。一般に、2つの信号の分離及
びアイソレーションは、次の3つの方法の1つで行なわ
れる。
(a)別々の信号に対して別々の周波数を使用する周波
数マルチプレクシング。この方法は、モデムをベースと
する遠隔通信システムに通常用いられるものである。
数マルチプレクシング。この方法は、モデムをベースと
する遠隔通信システムに通常用いられるものである。
(b)別々の信号に対して別々の時間セグメントを使用
する時間マルチプレクシング。この方法は、送信器がこ
れに含まれた全てのデータを送信した後にのみチャンネ
ルを放棄する半二重システムにおいてしばしば使用され
る。
する時間マルチプレクシング。この方法は、送信器がこ
れに含まれた全てのデータを送信した後にのみチャンネ
ルを放棄する半二重システムにおいてしばしば使用され
る。
(c)直交コードを用いて信号を送信するコードマルチ
プレクシング。
プレクシング。
上記の全てのシステムでは、利用できるスペースが、最
初のシステム設計中に固定された一定の割合に基づいて
分割される。しかしながら、これらの一定の割合は、各
モデムに生じる実際のトラフィックロード(通信負荷)
問題に適したものではない。例えば、離れたホストコン
ピュータに接続されたPCワークステーションにいる事
務員は、10又は20個の文字をタイプし、その応答と
して全スクリーンを受け取る。この場合、送信側モデム
と受信側モデムとの間にチャンネルを等しく割り当てる
一定の割合では、PCワークステーションの事務員にチ
ャンネルを相当過剰に割り当てることになる。従って、
実際のトラフィックロード状態の必要性に応じてチャン
ネル容量を割り当てるモデムがあれば、チャンネル容量
の効率的な利用が著しく促進される。
初のシステム設計中に固定された一定の割合に基づいて
分割される。しかしながら、これらの一定の割合は、各
モデムに生じる実際のトラフィックロード(通信負荷)
問題に適したものではない。例えば、離れたホストコン
ピュータに接続されたPCワークステーションにいる事
務員は、10又は20個の文字をタイプし、その応答と
して全スクリーンを受け取る。この場合、送信側モデム
と受信側モデムとの間にチャンネルを等しく割り当てる
一定の割合では、PCワークステーションの事務員にチ
ャンネルを相当過剰に割り当てることになる。従って、
実際のトラフィックロード状態の必要性に応じてチャン
ネル容量を割り当てるモデムがあれば、チャンネル容量
の効率的な利用が著しく促進される。
発明の要旨 本発明は、ダイヤル式のVF電話線に使用する高速モデ
ムに関する。このモデムは、多搬送波変調機構を使用し
ており、全データ送信率を最大にするようにデータ及び
電力を種々の搬送波に可変に割り当てる。搬送波間での
電力の割当は、割り当てる全電力が指定の限界を越えて
はならないという制約を受ける。
ムに関する。このモデムは、多搬送波変調機構を使用し
ており、全データ送信率を最大にするようにデータ及び
電力を種々の搬送波に可変に割り当てる。搬送波間での
電力の割当は、割り当てる全電力が指定の限界を越えて
はならないという制約を受ける。
好ましい実施例では、上記モデムは、更に、通信リンク
の制御権を実際のユーザ要求に応じて2つのモデム(A
及びB)間で分担させる可変割当システムを備えてい
る。
の制御権を実際のユーザ要求に応じて2つのモデム(A
及びB)間で分担させる可変割当システムを備えてい
る。
本発明の別の特徴は、周波数に依存する位相遅延を補償
すると共に記号間の干渉を防止するシステムであって、
等化ネットワークを必要としないようなシステムにあ
る。
すると共に記号間の干渉を防止するシステムであって、
等化ネットワークを必要としないようなシステムにあ
る。
本発明の1つの特徴によれば、直角振幅変調(QAM)
を用いて色々な複雑さ、即ち1回の変調で送信するビッ
ト数のデータエレメントが各搬送波にエンコードされ
る。各搬送波周波数における等価ノイズ成分は、2つの
モデム(AとB)との間の通信リンクを経て測定され
る。
を用いて色々な複雑さ、即ち1回の変調で送信するビッ
ト数のデータエレメントが各搬送波にエンコードされ
る。各搬送波周波数における等価ノイズ成分は、2つの
モデム(AとB)との間の通信リンクを経て測定され
る。
良く知られているように、ビットエラー率(BER)を
指定レベル以下に維持すべき場合には、所与の搬送波周
波数における所与の複雑さのデータエレメントを送信す
るに要する電力を、その周波数の等価ノイズ成分が増加
した時に、増加しなければならない。同様に、データの
複雑さ、即ち1回の変調で送信するビット数を増加する
ためには、信号対雑音比、即ち、S/N比を増加しなけ
ればならない。
指定レベル以下に維持すべき場合には、所与の搬送波周
波数における所与の複雑さのデータエレメントを送信す
るに要する電力を、その周波数の等価ノイズ成分が増加
した時に、増加しなければならない。同様に、データの
複雑さ、即ち1回の変調で送信するビット数を増加する
ためには、信号対雑音比、即ち、S/N比を増加しなけ
ればならない。
本発明の一実施例においては、外的なBER及び全利用
電力の制約内で全データ率を最大にするようにデータ及
び電力が割り当てられる。電力割当システムは、各搬送
波における記号率をnからn+1までの情報単位で増加
するために余分な所要電力を計算する。次いで、システ
ムは、記号率を1情報単位だけ増加するように最小の追
加電力を必要とする搬送波に情報単位を割り当てる。余
裕電力は、特に確立された送信リンクの等価ノイズスペ
クトルの値によって決まるので、電力及びデータの割当
は、この特定のリンクについてのノイズを補償するよう
に特に調整される。
電力の制約内で全データ率を最大にするようにデータ及
び電力が割り当てられる。電力割当システムは、各搬送
波における記号率をnからn+1までの情報単位で増加
するために余分な所要電力を計算する。次いで、システ
ムは、記号率を1情報単位だけ増加するように最小の追
加電力を必要とする搬送波に情報単位を割り当てる。余
裕電力は、特に確立された送信リンクの等価ノイズスペ
クトルの値によって決まるので、電力及びデータの割当
は、この特定のリンクについてのノイズを補償するよう
に特に調整される。
本発明の別の特徴によれば、各搬送波における記号の第
1の部分は、記号の巾をTEとし、この第1部分の巾を
TPHとすれば、巾TE+TPHのガード時間波形を形
成するように再送信される。TPHの大きさは、波形の
周波数成分について推定される最大位相遅延に等しいか
又はそれより大きい。例えば、記号が時間TE内に送信
された時間シリーズxo・・・xn−1によって表わさ
れる場合には、ガード時間波形が時間TE+TPH内に
送信された時間シリーズxo・・・xn−1,xo・・
・xm−1によって表わされる。mのnに対する比は、
TPHのTEに対する比に等しい。
1の部分は、記号の巾をTEとし、この第1部分の巾を
TPHとすれば、巾TE+TPHのガード時間波形を形
成するように再送信される。TPHの大きさは、波形の
周波数成分について推定される最大位相遅延に等しいか
又はそれより大きい。例えば、記号が時間TE内に送信
された時間シリーズxo・・・xn−1によって表わさ
れる場合には、ガード時間波形が時間TE+TPH内に
送信された時間シリーズxo・・・xn−1,xo・・
・xm−1によって表わされる。mのnに対する比は、
TPHのTEに対する比に等しい。
受信モデムにおいては、ガード時間波形の第1周波数成
分の時間インターバルToが決定される。巾TEのサン
プリング周期は、時間To+TPHにおいて開始され
る。
分の時間インターバルToが決定される。巾TEのサン
プリング周期は、時間To+TPHにおいて開始され
る。
従って、各搬送波周波数における全記号がサンプリング
され、記号間の干渉が除去される。
され、記号間の干渉が除去される。
本発明の更に別の特徴によれば、モデムAとBとの間で
の送信リンクの制御の割当は、1つの送信サイクル中に
各モデムが送信するパケットの数に対して限界をセット
することによって行なわれる。情報パケットは、1つの
波形を構成する搬送波全体においてエンコードされたデ
ータを備えている。又、各モデムは、モデム間の通信リ
ンクを維持するための最小数のパケットを送信するよう
に構成される。従って、1つのモデムが送信すべきデー
タを有していない場合でも、最小のパケットがタイミン
グを維持し、他のパラメータが送信される。一方、モデ
ムのデータ量が多い場合には、制限された最大数のパケ
ットNのみを送信してから他のモデムへ制御権を放棄す
るような制約が課せられる。
の送信リンクの制御の割当は、1つの送信サイクル中に
各モデムが送信するパケットの数に対して限界をセット
することによって行なわれる。情報パケットは、1つの
波形を構成する搬送波全体においてエンコードされたデ
ータを備えている。又、各モデムは、モデム間の通信リ
ンクを維持するための最小数のパケットを送信するよう
に構成される。従って、1つのモデムが送信すべきデー
タを有していない場合でも、最小のパケットがタイミン
グを維持し、他のパラメータが送信される。一方、モデ
ムのデータ量が多い場合には、制限された最大数のパケ
ットNのみを送信してから他のモデムへ制御権を放棄す
るような制約が課せられる。
実際に、モデムAが少量のデータを有しそしてモデムB
が大量のデータを有する場合には、モデムBが殆どの時
間中送信リンクの制御権を有することになる。制御権が
最初にモデムAに指定された場合には、これが最小数I
のパケットのみを送信する。従って、モデムAは、短い
時間中にのみ制御権を有する。次いで、制御権はモデム
Bに指定され、N個のパケットを送信する。Nは非常に
大きなものである。再び、制御権はモデムAに指定さ
れ、I個のパケットを送信してから制御権をBに戻す。
が大量のデータを有する場合には、モデムBが殆どの時
間中送信リンクの制御権を有することになる。制御権が
最初にモデムAに指定された場合には、これが最小数I
のパケットのみを送信する。従って、モデムAは、短い
時間中にのみ制御権を有する。次いで、制御権はモデム
Bに指定され、N個のパケットを送信する。Nは非常に
大きなものである。再び、制御権はモデムAに指定さ
れ、I個のパケットを送信してから制御権をBに戻す。
従って、制御権の割当は、I対Nの比に比例する。モデ
ムAのデータ量の送信にL個のパケットが必要とされる
場合(ここで、LはIとNとの間の値である)、割当
は、LとNの比に比例する。従って、送信リンクの割当
は、ユーザの実際の要求に基づいて変化する。
ムAのデータ量の送信にL個のパケットが必要とされる
場合(ここで、LはIとNとの間の値である)、割当
は、LとNの比に比例する。従って、送信リンクの割当
は、ユーザの実際の要求に基づいて変化する。
更に、パケットの最大数Nは、各モデムごとに同じであ
る必要はなく、モデムA及びBによって送信されるべき
データの既知の不均衡を受け入れるように変えることが
できる。
る必要はなく、モデムA及びBによって送信されるべき
データの既知の不均衡を受け入れるように変えることが
できる。
本発明の更に別の特徴によれば、データを決定する前に
信号ロス及び周波数オフセットが測定される。追従シス
テムは、測定値からの変化を決定し、これらのずれを補
償する。
信号ロス及び周波数オフセットが測定される。追従シス
テムは、測定値からの変化を決定し、これらのずれを補
償する。
本発明の更に別の特徴によれば、Toの正確な値を決定
するシステムが含まれている。このシステムは、時間T
AにモデムAから送信される波形に含まれたf1及びf
2の2つのタイミング信号を用いている。時間TAにお
ける第1と第2のタイミング信号間の相対的な位相差は
ゼロである。
するシステムが含まれている。このシステムは、時間T
AにモデムAから送信される波形に含まれたf1及びf
2の2つのタイミング信号を用いている。時間TAにお
ける第1と第2のタイミング信号間の相対的な位相差は
ゼロである。
波形は、モデムBに受け取られ、f1のエネルギを検出
することによって受信時間のおおよその推定値T EST
が得られる。この時間T ESTにおけるタイミング信号
間の相対的な位相差を用いて、正確なタイミング基準T
oが得られる。
することによって受信時間のおおよその推定値T EST
が得られる。この時間T ESTにおけるタイミング信号
間の相対的な位相差を用いて、正確なタイミング基準T
oが得られる。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明に用いられる搬送波周波数全体のグラ
フ、 第2図は、各搬送波のQAMを示す座標のグラフ、 第3図は、本発明の実施例を示すブロック図、 第4図は、本発明の同期プロセスを示すフローチャー
ト、 第5図は、0,2,4,5,6ビットデータエレメント
に対する座標、例示的な信号対雑音比及び各座標に対す
る電力レベルを示す一連のグラフ、 第6図は、水充填アルゴリズムを示すグラフ、 第7図は、本発明に用いる水充填アルゴリズムの応用を
示すヒストグラム、 第8図は、搬送波周波数全体の周波数成分に対する位相
依存周波数遅延の影響を示すグラフ、 第9図は、記号間干渉を防止するために本発明に用いら
れる波形を示すグラフ、 第10図は、送信された搬送波周波数全体を受信する方
法を示すグラフ、 第11図は、変調テンプレートを示す概略図、 第12図は、変調テンプレートの1つの方形の象限を示
す概略図、そして 第13図は、本発明のハードウエア実施例を示す概略図
である。
フ、 第2図は、各搬送波のQAMを示す座標のグラフ、 第3図は、本発明の実施例を示すブロック図、 第4図は、本発明の同期プロセスを示すフローチャー
ト、 第5図は、0,2,4,5,6ビットデータエレメント
に対する座標、例示的な信号対雑音比及び各座標に対す
る電力レベルを示す一連のグラフ、 第6図は、水充填アルゴリズムを示すグラフ、 第7図は、本発明に用いる水充填アルゴリズムの応用を
示すヒストグラム、 第8図は、搬送波周波数全体の周波数成分に対する位相
依存周波数遅延の影響を示すグラフ、 第9図は、記号間干渉を防止するために本発明に用いら
れる波形を示すグラフ、 第10図は、送信された搬送波周波数全体を受信する方
法を示すグラフ、 第11図は、変調テンプレートを示す概略図、 第12図は、変調テンプレートの1つの方形の象限を示
す概略図、そして 第13図は、本発明のハードウエア実施例を示す概略図
である。
好ましい実施例の詳細な説明 本発明は、周波数に依存するラインノイズを補償するよ
うに周波数全体における種々の搬送波周波数間で電力を
状態に応じて割り当て、周波数に依存する位相遅延を補
償するための等化回路の必要性を排除し、変化するチャ
ンネルロード状態を考慮して送信側モデムと受信側モデ
ムとの間でチャンネルを割り当てる二重機構を形成する
ようなモデムに関する。本発明の更に別の特徴は、以下
で述べる。
うに周波数全体における種々の搬送波周波数間で電力を
状態に応じて割り当て、周波数に依存する位相遅延を補
償するための等化回路の必要性を排除し、変化するチャ
ンネルロード状態を考慮して送信側モデムと受信側モデ
ムとの間でチャンネルを割り当てる二重機構を形成する
ようなモデムに関する。本発明の更に別の特徴は、以下
で述べる。
本発明の理解を容易にするために、本発明に用いられる
周波数全体及び変調機構を第1図及び第2図について最
初に簡単に説明する。次いで、第3図を参照して、本発
明の特定の実施例を説明する。最後に、第4図ないし第
13図を参照して、本発明の動作及び種々の特徴を説明
する。
周波数全体及び変調機構を第1図及び第2図について最
初に簡単に説明する。次いで、第3図を参照して、本発
明の特定の実施例を説明する。最後に、第4図ないし第
13図を参照して、本発明の動作及び種々の特徴を説明
する。
変調及び全体の構成 第1図は、本発明の送信周波数全体10を示す概略図で
ある。これは、使用可能な4KHzのVF帯域にわたって
等しく離間された512個の搬送波周波数12を含んで
いる。本発明は、各搬送波周波数における位相に拘りな
いサイン及びコサイン信号を送信するような直角振幅変
調(QAM)を用いている。所与の搬送波周波数で送信
されるデジタル情報は、その周波数における位相に拘り
ないサイン及びコサイン信号を振幅変調することによっ
てエンコードされる。
ある。これは、使用可能な4KHzのVF帯域にわたって
等しく離間された512個の搬送波周波数12を含んで
いる。本発明は、各搬送波周波数における位相に拘りな
いサイン及びコサイン信号を送信するような直角振幅変
調(QAM)を用いている。所与の搬送波周波数で送信
されるデジタル情報は、その周波数における位相に拘り
ないサイン及びコサイン信号を振幅変調することによっ
てエンコードされる。
QAMシステムは、全ビット率RBでデータを送信す
る。しかしながら、記号もしくはボーレートRSで示さ
れた各搬送波の送信率は、RBの一部分に過ぎない。例
えば、データが2つの搬送波間に等しく割り当てられる
場合には、RS=RB/2となる。
る。しかしながら、記号もしくはボーレートRSで示さ
れた各搬送波の送信率は、RBの一部分に過ぎない。例
えば、データが2つの搬送波間に等しく割り当てられる
場合には、RS=RB/2となる。
好ましい実施例では、0,2,4,5又は6ビットデー
タエレメントが各搬送波においてエンコードされ、各搬
送波の変調は136ミリ秒ごとに変化する。各搬送波に
ついて6ビットのRSを仮定すれば、理論的な最大値R
Bは、22580ビット/秒(bps)となる。搬送波の
75%にわたって4ビットのRSを仮定すれば、典型的
に実現できるRSは、約11300bpsに等しい。この
例示的な高いRSは、ビットエラー率が1エラー/10
0000送信ビット未満の状態で達成される。
タエレメントが各搬送波においてエンコードされ、各搬
送波の変調は136ミリ秒ごとに変化する。各搬送波に
ついて6ビットのRSを仮定すれば、理論的な最大値R
Bは、22580ビット/秒(bps)となる。搬送波の
75%にわたって4ビットのRSを仮定すれば、典型的
に実現できるRSは、約11300bpsに等しい。この
例示的な高いRSは、ビットエラー率が1エラー/10
0000送信ビット未満の状態で達成される。
第1図において、複数の垂直線14は、周波数全体を
「エポック」と称する時間増分に分割する。エポック
は、巾がTEであり、TEの大きさは以下で述べるよう
に決定される。
「エポック」と称する時間増分に分割する。エポック
は、巾がTEであり、TEの大きさは以下で述べるよう
に決定される。
デジタルデータを種々の搬送波周波数にエンコードする
QAMシステムを第2図について説明する。第2図に
は、第n番目の搬送波に対する4ビット「座標」20が
示されている。4ビット数は、16の個々の値をとるこ
とができる。この座標における各点は、ベクトル(x
n,yn)を表わしており、xnはサイン信号の振幅で
あるynは磁気QAMシステムにおけるコサイン信号の
振幅である。付随の文字nは、変調される搬送波を示し
ている。従って、4ビット座標では、4つの個々のyn
の値と、4つの個々のxnの値とが必要とされる。以下
で詳細に述べるように、所与の搬送波周波数で送信され
るビットの数を増加するためには、その周波数に等価ノ
イズ成分があるために、電力を増加することが必要とさ
れる。4ビット送信の場合、受信側のモデムは、xn及
びyn振幅係数の4つの考えられる値を弁別できねばな
らない。この弁別能力は、所与の搬送波周波数に対する
信号対雑音比によって左右される。
QAMシステムを第2図について説明する。第2図に
は、第n番目の搬送波に対する4ビット「座標」20が
示されている。4ビット数は、16の個々の値をとるこ
とができる。この座標における各点は、ベクトル(x
n,yn)を表わしており、xnはサイン信号の振幅で
あるynは磁気QAMシステムにおけるコサイン信号の
振幅である。付随の文字nは、変調される搬送波を示し
ている。従って、4ビット座標では、4つの個々のyn
の値と、4つの個々のxnの値とが必要とされる。以下
で詳細に述べるように、所与の搬送波周波数で送信され
るビットの数を増加するためには、その周波数に等価ノ
イズ成分があるために、電力を増加することが必要とさ
れる。4ビット送信の場合、受信側のモデムは、xn及
びyn振幅係数の4つの考えられる値を弁別できねばな
らない。この弁別能力は、所与の搬送波周波数に対する
信号対雑音比によって左右される。
好ましい実施例では、パケット技術を用いてエラー率が
減少される。1つのパケットは、搬送波の変調されたエ
ポックと、エラー検出データとを含んでいる。各パケッ
トは、エラーが生じた場合、修正されるまで繰返し送信
される。或いは又、データの繰返し送信が所望されない
システムでは、ホワードエラー修正コードを含むエポッ
クが用いられる。
減少される。1つのパケットは、搬送波の変調されたエ
ポックと、エラー検出データとを含んでいる。各パケッ
トは、エラーが生じた場合、修正されるまで繰返し送信
される。或いは又、データの繰返し送信が所望されない
システムでは、ホワードエラー修正コードを含むエポッ
クが用いられる。
ブロック図 第3図は、本発明の実施例のブロック図である。これに
ついて説明すると、発振側モデム26は、公共のスイッ
チ式電話線を経て形成された通信リンクの発振端に接続
される。通信システムには、通信リンクの応答端に接続
された応答モデムも含まれることを理解されたい。以下
の説明において、発振モデムの同じ又は同様の部分に対
応する応答モデムの部分は、発振モデムの参照番号にプ
ライム(′)記号を付けて示す。
ついて説明すると、発振側モデム26は、公共のスイッ
チ式電話線を経て形成された通信リンクの発振端に接続
される。通信システムには、通信リンクの応答端に接続
された応答モデムも含まれることを理解されたい。以下
の説明において、発振モデムの同じ又は同様の部分に対
応する応答モデムの部分は、発振モデムの参照番号にプ
ライム(′)記号を付けて示す。
第3図を説明すると、入ってくるデータ流は、モデム2
6の送信システム28によりデータ入力30に受け取ら
れる。データは、一連のデータビットとしてバツファメ
モリ32に記憶される。バツファメモリ32の出力は、
変調パラメータ発生器34の入力に接続される。変調パ
ラメータ発生器34の出力は、ベクトルテーブルバツフ
ァメモリ36に接続され、該バツファメモリ36は変調
器40の入力に接続される。変調器40の出力は、時間
シーケンスバツファ42に接続され、次いで、該バツフ
ァ42は、アナログI/Oインターフェイス44に含ま
れたデジタル/アナログコンバータ43の入力に接続さ
れる。インターフェイス44は、モデムの出力を公共の
スイッチ式電話線48に接続する。
6の送信システム28によりデータ入力30に受け取ら
れる。データは、一連のデータビットとしてバツファメ
モリ32に記憶される。バツファメモリ32の出力は、
変調パラメータ発生器34の入力に接続される。変調パ
ラメータ発生器34の出力は、ベクトルテーブルバツフ
ァメモリ36に接続され、該バツファメモリ36は変調
器40の入力に接続される。変調器40の出力は、時間
シーケンスバツファ42に接続され、次いで、該バツフ
ァ42は、アナログI/Oインターフェイス44に含ま
れたデジタル/アナログコンバータ43の入力に接続さ
れる。インターフェイス44は、モデムの出力を公共の
スイッチ式電話線48に接続する。
受信システム50は、公共のスイッチ式電話線48に接
続されてインターフェイス44に含まれたアナログ/デ
ジタルコンバータ(ADC)52を備えている。ADC
52の出力は受信時間シリーズバッファ54に接続さ
れ、該バッファは、次いで、復調器56の入力に接続さ
れる。復調器56の出力は、受信ベクトルテーブルバッ
ファ58に接続され、該バッファは、次いで、デジタル
データ発生器60の入力に接続される。このデジタルデ
ータ発生器60の出力は、受信データビットバッファ6
2に接続され、該バッファは、出力端子64に接続され
る。
続されてインターフェイス44に含まれたアナログ/デ
ジタルコンバータ(ADC)52を備えている。ADC
52の出力は受信時間シリーズバッファ54に接続さ
れ、該バッファは、次いで、復調器56の入力に接続さ
れる。復調器56の出力は、受信ベクトルテーブルバッ
ファ58に接続され、該バッファは、次いで、デジタル
データ発生器60の入力に接続される。このデジタルデ
ータ発生器60の出力は、受信データビットバッファ6
2に接続され、該バッファは、出力端子64に接続され
る。
制御及びスケジュールリングユニット66は、変調パラ
メータ発生器34、ベクトルテーブルバッファ36、復
調器56及び受信ベクトルテーブルバッファ58に接続
されている。
メータ発生器34、ベクトルテーブルバッファ36、復
調器56及び受信ベクトルテーブルバッファ58に接続
されている。
第3図に示された実施例の機能について概略的に説明す
る。データを送信する前に、発振モデム26は、応答モ
デム26′と協働して、各搬送波周波数における等価ノ
イズレベルを測定し、各搬送波周波数で送信されるべき
エポック当たりのビット数を決定し、以下で詳細に述べ
るように、各搬送波周波数に電力を割り当てる。
る。データを送信する前に、発振モデム26は、応答モ
デム26′と協働して、各搬送波周波数における等価ノ
イズレベルを測定し、各搬送波周波数で送信されるべき
エポック当たりのビット数を決定し、以下で詳細に述べ
るように、各搬送波周波数に電力を割り当てる。
入ってくるデータは、入力ポート30で受け取られ、入
力バッファ32に記憶されるビットシーケンスにフォー
マット化される。
力バッファ32に記憶されるビットシーケンスにフォー
マット化される。
変調器34は、上記のQAMシステムを用いて、所与の
数のビットを各搬送波周波数のための(xy,yn)ベ
クトルにエンコードする。例えば、周波数fnで4つの
ビットを送信することが決定された場合には、ビット流
からの4つのビットが第2図の4ビット座標内の16個
の点の1つに変換される。これら座標点の各々は、4つ
のビットの16個の考えられる組合せの1つに対応す
る。従って、周波数nに対するサイン及びコサイン信号
の振幅は、ビットシーケンスの4つのビットをエンコー
ドする座標内の点に対応する。(xn,yn)ベクトル
は、次いで、ベクトルバッファテーブル36に記憶され
る。変調器は、周波数全体に含まれた搬送波のための
(xn,yn)ベクトルのテーブルを受け取り、QAM
搬送波周波数の全体を構成する波形を表わすデジタルエ
ンコード化された時間シリーズを形成する。
数のビットを各搬送波周波数のための(xy,yn)ベ
クトルにエンコードする。例えば、周波数fnで4つの
ビットを送信することが決定された場合には、ビット流
からの4つのビットが第2図の4ビット座標内の16個
の点の1つに変換される。これら座標点の各々は、4つ
のビットの16個の考えられる組合せの1つに対応す
る。従って、周波数nに対するサイン及びコサイン信号
の振幅は、ビットシーケンスの4つのビットをエンコー
ドする座標内の点に対応する。(xn,yn)ベクトル
は、次いで、ベクトルバッファテーブル36に記憶され
る。変調器は、周波数全体に含まれた搬送波のための
(xn,yn)ベクトルのテーブルを受け取り、QAM
搬送波周波数の全体を構成する波形を表わすデジタルエ
ンコード化された時間シリーズを形成する。
好ましい実施例では、変調器40は、高速フーリエ変換
器(FFT)を備えており、(x,y)ベクトルをFF
T係数として用いて逆FFT演算を実行する。ベクトル
テーブルは、512周波数座標の1024個のFFT点
を表わす1024の個々の点を含んでいる。逆FFT演
算により、QAM全体を表わす1024個の点が時間シ
リーズで形成される。このデジタルエンコードされた時
間シリーズの1024個のエレメントは、デジタル時間
シリーズバッファ42に記憶される。デジタル時間シー
ケンスは、アナログ/デジタルコンバータ43によりア
ナログ波形に変換され、インターフェイス46は、公共
のスイッチ式電話線48を経て送信するように信号を調
整する。
器(FFT)を備えており、(x,y)ベクトルをFF
T係数として用いて逆FFT演算を実行する。ベクトル
テーブルは、512周波数座標の1024個のFFT点
を表わす1024の個々の点を含んでいる。逆FFT演
算により、QAM全体を表わす1024個の点が時間シ
リーズで形成される。このデジタルエンコードされた時
間シリーズの1024個のエレメントは、デジタル時間
シリーズバッファ42に記憶される。デジタル時間シー
ケンスは、アナログ/デジタルコンバータ43によりア
ナログ波形に変換され、インターフェイス46は、公共
のスイッチ式電話線48を経て送信するように信号を調
整する。
受信システム50について説明すれば、公共のスイッチ
式電話線48から受信したアナログ波形は、インターフ
ェイス46によって調整され、アナログ/デジタルコン
バータ52に向けられる。アナログ/デジタルコンバー
タ52は、アナログ波形をデジタルの1024入力時間
シリーズテーブルに変換し、これは、受信時間シリーズ
バッファ54に記憶される。復調器56は、1024入
力時間シリーズテーブルを512入力(xn,yn)ベ
クトルテーブルに変換し、これは、受信ベクトルテーブ
ルバッファ58に記憶される。この変換は、時間シリー
ズに基づいてFFTを実行することにより行なわれる。
各周波数搬送波にエンコードされたビットの数に関する
情報は、復調器及びデジタルデータ発生器60に既に記
憶されており、従って、受信ベクトルテーブルバッファ
58に記憶された(x,y)テーブルは、デジタルデー
タ発生器60により出力データビットシーケンスに変換
されることに注意されたい。例えば(xn,yn)ベク
トルが4ビットのシーケンスを表わす場合には、このベ
クトルがデジタルデータ発生器60により4ビットシー
ケンスに変換されそして受信データビットバッファ62
に記憶される。受信データビットシーケンスは、次い
で、出力データ流として出力64へ送られる。
式電話線48から受信したアナログ波形は、インターフ
ェイス46によって調整され、アナログ/デジタルコン
バータ52に向けられる。アナログ/デジタルコンバー
タ52は、アナログ波形をデジタルの1024入力時間
シリーズテーブルに変換し、これは、受信時間シリーズ
バッファ54に記憶される。復調器56は、1024入
力時間シリーズテーブルを512入力(xn,yn)ベ
クトルテーブルに変換し、これは、受信ベクトルテーブ
ルバッファ58に記憶される。この変換は、時間シリー
ズに基づいてFFTを実行することにより行なわれる。
各周波数搬送波にエンコードされたビットの数に関する
情報は、復調器及びデジタルデータ発生器60に既に記
憶されており、従って、受信ベクトルテーブルバッファ
58に記憶された(x,y)テーブルは、デジタルデー
タ発生器60により出力データビットシーケンスに変換
されることに注意されたい。例えば(xn,yn)ベク
トルが4ビットのシーケンスを表わす場合には、このベ
クトルがデジタルデータ発生器60により4ビットシー
ケンスに変換されそして受信データビットバッファ62
に記憶される。受信データビットシーケンスは、次い
で、出力データ流として出力64へ送られる。
使用するFFT技術の完全な説明は、1975年N.
J.のプレンティス・ホール・インク(Prentice-Hall,
Inc.,)により出版されたラビナ(Rabiner)氏等の「デ
ジタル信号処理の理論及び応用(Theory and Applicati
ons of Digital Signal Processing)」と題する文献に
述べられている。しかしながら、上記したFFT変調技
術は、本発明の重要な部分ではない。或いは又、参考と
してここに取り上げる前記バラン氏の特性のカラム1
0、ライン13−70及びカラム11、ライン1−30
に述べられたように、搬送波トーンを直接乗算すること
によって変調を行なうこともできる。更に、バラン氏の
特許のカラム12、ライン35−70、カラム13、ラ
イン1−70及びカラム14、ライン1−13に述べら
れた復調システムと取り替えることもできる。
J.のプレンティス・ホール・インク(Prentice-Hall,
Inc.,)により出版されたラビナ(Rabiner)氏等の「デ
ジタル信号処理の理論及び応用(Theory and Applicati
ons of Digital Signal Processing)」と題する文献に
述べられている。しかしながら、上記したFFT変調技
術は、本発明の重要な部分ではない。或いは又、参考と
してここに取り上げる前記バラン氏の特性のカラム1
0、ライン13−70及びカラム11、ライン1−30
に述べられたように、搬送波トーンを直接乗算すること
によって変調を行なうこともできる。更に、バラン氏の
特許のカラム12、ライン35−70、カラム13、ラ
イン1−70及びカラム14、ライン1−13に述べら
れた復調システムと取り替えることもできる。
制御及びスケジュールリングユニット66は、一連の動
作を全体的に監視するように維持し、入力及び出力機能
を制御する。
作を全体的に監視するように維持し、入力及び出力機能
を制御する。
等価ノイズの測定 上記したように、各周波数搬送波にエンコードされたデ
ータエレメント及びその周波数搬送波に割り当てられた
電力の情報内容は、その搬送波周波数におけるチャンネ
ルノイズ成分の大きさによって左右される。周波数fn
における等価送信ノイズ成分N(fn)は、周波数fn
における測定した(受信した)ノイズ電力に、周波数f
nにおける測定した信号ロスを乗算したものである。等
価ノイズはラインごとに変化し、所与のラインにおいて
も時間ごとに変化する。従って、ここに示すシステムで
は、データ送信の直前にN(f)が測定される。
ータエレメント及びその周波数搬送波に割り当てられた
電力の情報内容は、その搬送波周波数におけるチャンネ
ルノイズ成分の大きさによって左右される。周波数fn
における等価送信ノイズ成分N(fn)は、周波数fn
における測定した(受信した)ノイズ電力に、周波数f
nにおける測定した信号ロスを乗算したものである。等
価ノイズはラインごとに変化し、所与のラインにおいて
も時間ごとに変化する。従って、ここに示すシステムで
は、データ送信の直前にN(f)が測定される。
このN(f)を測定して、応答及び発振モデム26と2
6′との間に通信リンクを確立するために本システムに
用いられる同期技術の段階が第4図に示されている。第
4図を説明すれば、ステップ1において、発振モデムは
応答モデムの番号をダイヤルし、応答モデムはオフ・フ
ックの状態となる。ステップ2において、応答モデム
は、次の電力レベルで2つの周波数のエポックを送信す
る。
6′との間に通信リンクを確立するために本システムに
用いられる同期技術の段階が第4図に示されている。第
4図を説明すれば、ステップ1において、発振モデムは
応答モデムの番号をダイヤルし、応答モデムはオフ・フ
ックの状態となる。ステップ2において、応答モデム
は、次の電力レベルで2つの周波数のエポックを送信す
る。
(a)1437.5Hz:−3dBR (b)1687.5Hz:−3dBR 電力は、基準値Rに対して測定し、好ましい実施例で
は、0dBR=−9dBmであり、mはミリボルトである。こ
れらのトーンは、以下で詳細に説明するように、タイミ
ング及び周波数オフセットを決定するのに用いられる。
は、0dBR=−9dBmであり、mはミリボルトである。こ
れらのトーンは、以下で詳細に説明するように、タイミ
ング及び周波数オフセットを決定するのに用いられる。
次いで、応答モデムは、全部で512の周波数を含む応
答コームを−27dBRで送信する。発振モデムは、この
応答コームを受け取り、このコームにおいてFFTを実
行する。512個の周波数の電力レベルは指定の値にセ
ットされるので、応答モデム26の制御及びスケジュー
ルリングユニット66は、受信したコードの各周波数に
対して(xn,yn)値を比較し、これらの値を、送信
された応答コードの電力レベルを表わす(xn,yn)
値のテーブルと比較する。この比較により、VF電話線
を通しての送信による各周波数の信号ロスが得られる。
答コームを−27dBRで送信する。発振モデムは、この
応答コームを受け取り、このコームにおいてFFTを実
行する。512個の周波数の電力レベルは指定の値にセ
ットされるので、応答モデム26の制御及びスケジュー
ルリングユニット66は、受信したコードの各周波数に
対して(xn,yn)値を比較し、これらの値を、送信
された応答コードの電力レベルを表わす(xn,yn)
値のテーブルと比較する。この比較により、VF電話線
を通しての送信による各周波数の信号ロスが得られる。
ステップ3の間に、発振モデム26及び応答モデム2
6′の両方は、各々のモデムによる送信が行なわれない
場合にラインに存在するノイズデータを累積する。次い
で、両方のモデムは、累積されたノイズ信号に基づいて
FFTを実行し、各搬送波周波数における測定した(受
信した)ノイズスペクトル成分値を決定する。多数のノ
イズエポックを平均化して、測定値の精度を高める。
6′の両方は、各々のモデムによる送信が行なわれない
場合にラインに存在するノイズデータを累積する。次い
で、両方のモデムは、累積されたノイズ信号に基づいて
FFTを実行し、各搬送波周波数における測定した(受
信した)ノイズスペクトル成分値を決定する。多数のノ
イズエポックを平均化して、測定値の精度を高める。
ステップ4において、発振モデムは、2つの周波数のエ
ポックと、それに続いて、512の周波数の発振コーム
を、ステップ2について述べたものと同じ電力レベルで
送信する。応答モデムは、エポック及び発振コームを受
け取り、ステップ2の発振モデムについて述べたように
各搬送波周波数におけるタイミング、周波数ずれ及び信
号ロスの値を計算する。この点において、発振モデム2
6は、ノイズ及び信号ロスデータを応答発振方向に送信
するように累積しており、一方、応答モデムは、発振応
答方向の送信に関連する同じデータを累積している。各
モデムは、発振応答方向及び応答発振方向の両方におけ
る送信ロス及び受信ノイズに関連したデータを必要とす
る。それ故、このデータは、同期プロセスの残りのステ
ップに基づいて2つのモデム間で交換される。
ポックと、それに続いて、512の周波数の発振コーム
を、ステップ2について述べたものと同じ電力レベルで
送信する。応答モデムは、エポック及び発振コームを受
け取り、ステップ2の発振モデムについて述べたように
各搬送波周波数におけるタイミング、周波数ずれ及び信
号ロスの値を計算する。この点において、発振モデム2
6は、ノイズ及び信号ロスデータを応答発振方向に送信
するように累積しており、一方、応答モデムは、発振応
答方向の送信に関連する同じデータを累積している。各
モデムは、発振応答方向及び応答発振方向の両方におけ
る送信ロス及び受信ノイズに関連したデータを必要とす
る。それ故、このデータは、同期プロセスの残りのステ
ップに基づいて2つのモデム間で交換される。
ステップ5において、発振モデムは、どの搬送波周波数
が標準電力レベルの2ビット送信を応答発振方向に維持
するかを示す第1の位相エンコード信号を発生して送信
する。標準電力レベルで応答発振方向に2ビットを維持
する各成分は、180°の相対的な位相を有した−28
dBR信号として発生される。標準電力レベルで応答発振
方向に2ビット送信を維持しない各成分は、−28で0
°の相対的位相の信号としてコード化される。応答モデ
ムは、この信号を受信し、どの周波数搬送波が応答発振
方向に2ビットの送信を維持するかを決定する。
が標準電力レベルの2ビット送信を応答発振方向に維持
するかを示す第1の位相エンコード信号を発生して送信
する。標準電力レベルで応答発振方向に2ビットを維持
する各成分は、180°の相対的な位相を有した−28
dBR信号として発生される。標準電力レベルで応答発振
方向に2ビット送信を維持しない各成分は、−28で0
°の相対的位相の信号としてコード化される。応答モデ
ムは、この信号を受信し、どの周波数搬送波が応答発振
方向に2ビットの送信を維持するかを決定する。
ステップ6において、応答モデムは、どの搬送波周波数
が発振応答方向及び応答発振方向の両方に2ビット送信
を維持するかを示す第2の位相エンコード信号を発生し
送信する。この信号を発生できるのは、応答モデムが発
振応答方向のノイズ及び信号ロスデータを累積しており
且つステップ5で発振モデムにより発生された信号にお
いて応答発振方向に対して同じデータを受信しているか
らである。発振モデムによって発生された信号におい
て、2つのビットを両方向に維持する各周波数成分は、
180°の相対的な位相でコード化され、他の全ての成
分は、0°の相対的な位相でコード化される。
が発振応答方向及び応答発振方向の両方に2ビット送信
を維持するかを示す第2の位相エンコード信号を発生し
送信する。この信号を発生できるのは、応答モデムが発
振応答方向のノイズ及び信号ロスデータを累積しており
且つステップ5で発振モデムにより発生された信号にお
いて応答発振方向に対して同じデータを受信しているか
らである。発振モデムによって発生された信号におい
て、2つのビットを両方向に維持する各周波数成分は、
180°の相対的な位相でコード化され、他の全ての成
分は、0°の相対的な位相でコード化される。
これで、2つのモデム間に送信リンクが存在する。一般
に、300ないし400個の周波数成分が標準電力レベ
ルの2ビット送信を維持し、これにより、2つのモデム
間に約600ビット/エポック率を確立する。ステップ
7では、この存在するデータリンクを経て形成される全
体的なパケットにおいて応答発振方向に各周波数で維持
することのできるビットの数(0−15)及び電力レベ
ル(0−63dB)に関するデータを発振モデムが送信す
る。従って、ここで、発振及び応答モデムの両方は、応
答発振方向の送信に関するデータをもつことになる。各
周波数成分に維持することのできるビットの数及び電力
レベルを計算するためのステップについて以下に述べ
る。
に、300ないし400個の周波数成分が標準電力レベ
ルの2ビット送信を維持し、これにより、2つのモデム
間に約600ビット/エポック率を確立する。ステップ
7では、この存在するデータリンクを経て形成される全
体的なパケットにおいて応答発振方向に各周波数で維持
することのできるビットの数(0−15)及び電力レベ
ル(0−63dB)に関するデータを発振モデムが送信す
る。従って、ここで、発振及び応答モデムの両方は、応
答発振方向の送信に関するデータをもつことになる。各
周波数成分に維持することのできるビットの数及び電力
レベルを計算するためのステップについて以下に述べ
る。
ステップ8において、応答モデムは、存在するデータリ
ンクを用いて発振応答方向に各周波数に維持することの
できるビットの数及び電力レベルに関するデータを送信
する。従って、両モデムは、応答発振及び発振応答の両
方向において各周波数成分に維持すべきビットの数及び
電力レベルが分かる。
ンクを用いて発振応答方向に各周波数に維持することの
できるビットの数及び電力レベルに関するデータを送信
する。従って、両モデムは、応答発振及び発振応答の両
方向において各周波数成分に維持すべきビットの数及び
電力レベルが分かる。
各搬送波周波数における等価ノイズレベル成分の決定に
関する上記の説明では、所与のシーケンスの所要のステ
ップが説明された。しかしながら、これらの一連のステ
ップはあまり重要ではなく、多くのステップは同時に行
なってもよいし別の順序で行なってもよい。例えば、発
振コードに基づくFFTの実行とノイズデータの累積を
同時に行なうことができる。又、同期プロセス中に正確
なタイミング基準も計算される。このタイミング基準の
計算は、各周波数成分に割り当てられたビットの数及び
電力レベルを計算する方法を説明した後に、詳細に述べ
る。
関する上記の説明では、所与のシーケンスの所要のステ
ップが説明された。しかしながら、これらの一連のステ
ップはあまり重要ではなく、多くのステップは同時に行
なってもよいし別の順序で行なってもよい。例えば、発
振コードに基づくFFTの実行とノイズデータの累積を
同時に行なうことができる。又、同期プロセス中に正確
なタイミング基準も計算される。このタイミング基準の
計算は、各周波数成分に割り当てられたビットの数及び
電力レベルを計算する方法を説明した後に、詳細に述べ
る。
送信信号と受信信号との間に7Hzまでの周波数オフセッ
トが存在するのは、一般のVF電話線の障害である。F
FTを確実に機能させるためには、このオフセットを補
正しなければならない。好ましい実施例では、この補正
は、受信信号の真の像及びヒルバート像によりオフセッ
ト周波数における直角トーンの片側波帯変調を行なうこ
とによって達成される。同期及び追従アルゴリズムによ
り、必要な周波数オフセットの推定値が形成される。
トが存在するのは、一般のVF電話線の障害である。F
FTを確実に機能させるためには、このオフセットを補
正しなければならない。好ましい実施例では、この補正
は、受信信号の真の像及びヒルバート像によりオフセッ
ト周波数における直角トーンの片側波帯変調を行なうこ
とによって達成される。同期及び追従アルゴリズムによ
り、必要な周波数オフセットの推定値が形成される。
電力及びコードの複雑さ、即ち1回の変調で送信するビ
ット数の指定 各搬送波周波数信号にエンコードされた情報は、復調器
56により受信チャンネルにおいてデコードされる。チ
ャンネルノイズは、送信信号を歪ませ、復調プロセスの
精度を低下させる。例えば、特定の周波数foにBo個
のビットがあるという特定の複雑さ、即ち1回の変調で
送信するビット数を有するデータエレメントを、等価ノ
イズレベル成分Noにより特徴付けられたVF電話線を
経て送信する場合について分析する。一般に、外部シス
テムの条件により、許容できる最大ビットエラー率が決
定される。ノイズレベルNo及び周波数foでbo個の
ビットを送信する場合には、信号対雑音比がEb/No
以上でなければならない。但し、Ebは、BERを所与
のBER(BER)oより小さく維持するための信号電
力/ビットである。
ット数の指定 各搬送波周波数信号にエンコードされた情報は、復調器
56により受信チャンネルにおいてデコードされる。チ
ャンネルノイズは、送信信号を歪ませ、復調プロセスの
精度を低下させる。例えば、特定の周波数foにBo個
のビットがあるという特定の複雑さ、即ち1回の変調で
送信するビット数を有するデータエレメントを、等価ノ
イズレベル成分Noにより特徴付けられたVF電話線を
経て送信する場合について分析する。一般に、外部シス
テムの条件により、許容できる最大ビットエラー率が決
定される。ノイズレベルNo及び周波数foでbo個の
ビットを送信する場合には、信号対雑音比がEb/No
以上でなければならない。但し、Ebは、BERを所与
のBER(BER)oより小さく維持するための信号電
力/ビットである。
第5図は、種々の複雑さ、即ち1回の変調で送信するビ
ット数Bの信号に対するQAM座標を示している。各座
標に対する例示的な信号対雑音比Eb/Noと、上記の
(BER)oを越えずにこの座標におけるビットの数を
送信するに要する電力とが、各座標グラフの横に示され
ている。
ット数Bの信号に対するQAM座標を示している。各座
標に対する例示的な信号対雑音比Eb/Noと、上記の
(BER)oを越えずにこの座標におけるビットの数を
送信するに要する電力とが、各座標グラフの横に示され
ている。
モデムは、公共のスイッチ式電話線に出力される全利用
電力が電話会社及び政府機関によって設定された値Po
を越えないという制約のもとで作動する。従って、ライ
ンノイズを補償するために信号電力が不定に増加するこ
とはない。それ故、所要のBERを維持するためには、
ノイズが増加するにつれて、送信信号の複雑さ、即ち1
回の変調で送信するビット数を低減しなければならな
い。
電力が電話会社及び政府機関によって設定された値Po
を越えないという制約のもとで作動する。従って、ライ
ンノイズを補償するために信号電力が不定に増加するこ
とはない。それ故、所要のBERを維持するためには、
ノイズが増加するにつれて、送信信号の複雑さ、即ち1
回の変調で送信するビット数を低減しなければならな
い。
殆どの既存のモデムは、ラインノイズ電力が増加する時
に、信号の複雑さ、即ち1回の変調で送信するビット数
をダウン方向に任意にギヤシフトする。例えば、1つの
公知のモデムは、ビットエラー率が指定の最大値以下に
減少されるまで、送信データ率を、9600bpsの最大
値から、7200bps、4800bps、2400bps、1
200bps、等々の段階で低下させる。従って、信号率
は、ノイズを補償するように大きな段階で減少される。
バラン氏の特許においては、送信率を減少する方法は、
ノイズスペクトルの周波数依存性を考慮するものであ
る。従って、各チャンネルは、プリセットされた数のビ
ットを指定の電力レベルで保持している。各周波数のノ
イズ成分が測定され、各搬送波周波数で送信すべきであ
るかどうかについて判断がなされる。従って、バラン氏
の特許では、データ率減少機構が、利用できる帯域巾に
わたるノイズの実際の分布を補償する。
に、信号の複雑さ、即ち1回の変調で送信するビット数
をダウン方向に任意にギヤシフトする。例えば、1つの
公知のモデムは、ビットエラー率が指定の最大値以下に
減少されるまで、送信データ率を、9600bpsの最大
値から、7200bps、4800bps、2400bps、1
200bps、等々の段階で低下させる。従って、信号率
は、ノイズを補償するように大きな段階で減少される。
バラン氏の特許においては、送信率を減少する方法は、
ノイズスペクトルの周波数依存性を考慮するものであ
る。従って、各チャンネルは、プリセットされた数のビ
ットを指定の電力レベルで保持している。各周波数のノ
イズ成分が測定され、各搬送波周波数で送信すべきであ
るかどうかについて判断がなされる。従って、バラン氏
の特許では、データ率減少機構が、利用できる帯域巾に
わたるノイズの実際の分布を補償する。
本発明では、各周波数搬送波における信号の複雑さ、即
ち1回の変調で送信するビット数及び各周波数搬送波に
割り当てられた利用可能な電力の量がラインノイズスペ
クトルの周波数依存性に応答して変化する。
ち1回の変調で送信するビット数及び各周波数搬送波に
割り当てられた利用可能な電力の量がラインノイズスペ
クトルの周波数依存性に応答して変化する。
全周波数内の周波数成分信号に種々のコードの複雑さ、
即ち1回の変調で送信するビット数及び電力レベルを指
定する本システムは、水充填アルゴリズムに基づくもの
である。水充填アルゴリズムは、チャンネルを横切る情
報の流れを最大にするようにチャンネルの電力を指定す
る情報理論的な方法である。チャンネルは、ノイズ分布
が不均一である形式のもので、送信器は電力の制約を受
ける。第6図は、水充填アルゴリズムを目で見て分かる
ようにするものである。第6図について説明すれば、電
力は垂直軸に沿って測定され、周波数は水平軸に沿って
測定される。等価ノイズスペクトルは実線60で表わさ
れ、利用可能な電力は、交差斜線領域72によって表わ
される。水充填という名称は、指定電力を表わす或る量
の水が充填される山間の一連の谷に等価ノイズ関数が類
似していることから付けられたものである。水は谷を満
たし、水平面をとる。水充填アルゴリズムの理論的な説
明は、1968年、ニューヨーク、J.Wiley a
nd Sons出版の「情報理論及び信頼性のある通信
(Information Theory And R
eliable Communication)」と題
するガラハー(Gallagher)氏の文献に述べら
れている。
即ち1回の変調で送信するビット数及び電力レベルを指
定する本システムは、水充填アルゴリズムに基づくもの
である。水充填アルゴリズムは、チャンネルを横切る情
報の流れを最大にするようにチャンネルの電力を指定す
る情報理論的な方法である。チャンネルは、ノイズ分布
が不均一である形式のもので、送信器は電力の制約を受
ける。第6図は、水充填アルゴリズムを目で見て分かる
ようにするものである。第6図について説明すれば、電
力は垂直軸に沿って測定され、周波数は水平軸に沿って
測定される。等価ノイズスペクトルは実線60で表わさ
れ、利用可能な電力は、交差斜線領域72によって表わ
される。水充填という名称は、指定電力を表わす或る量
の水が充填される山間の一連の谷に等価ノイズ関数が類
似していることから付けられたものである。水は谷を満
たし、水平面をとる。水充填アルゴリズムの理論的な説
明は、1968年、ニューヨーク、J.Wiley a
nd Sons出版の「情報理論及び信頼性のある通信
(Information Theory And R
eliable Communication)」と題
するガラハー(Gallagher)氏の文献に述べら
れている。
水充填理論は、種々のコード(全てエラー修正のための
もの)を用いて達成できる全てのデータ率の最大値とし
て容量が定められ且つ無限の長さであることが最良の傾
向であるようなチャンネルの理論的な容量を最大にする
ことに関するものである点を強調しておく。
もの)を用いて達成できる全てのデータ率の最大値とし
て容量が定められ且つ無限の長さであることが最良の傾
向であるようなチャンネルの理論的な容量を最大にする
ことに関するものである点を強調しておく。
本発明による方法は、チャンネルの容量を最大にするも
のではない。むしろ、本発明の方法は、第1図について
上記したように利用可能な電力に制約のあるQAM全体
を用いて送信される情報の量を最大にするものである。
のではない。むしろ、本発明の方法は、第1図について
上記したように利用可能な電力に制約のあるQAM全体
を用いて送信される情報の量を最大にするものである。
水充填の考え方の実行は、指定の電力レベルが第2の最
低搬送波の等価ノイズレベルに達するまで最低の等価ノ
イズフロアを有する搬送波に利用可能な電力の増分を割
り当てることである。この割当を行なう場合には、51
2の周波数を走査しなければならない。
低搬送波の等価ノイズレベルに達するまで最低の等価ノ
イズフロアを有する搬送波に利用可能な電力の増分を割
り当てることである。この割当を行なう場合には、51
2の周波数を走査しなければならない。
次いで、第3の最低チャンネルの等価ノイズレベルに達
するまで2つの最低搬送波の間で増分電力が割り当てら
れる。この割当レベルの場合には、周波数テーブルを何
回も走査することが必要で、計算上から非常に複雑であ
る。
するまで2つの最低搬送波の間で増分電力が割り当てら
れる。この割当レベルの場合には、周波数テーブルを何
回も走査することが必要で、計算上から非常に複雑であ
る。
本発明の好ましい実施例に用いる電力の割当方法は、次
の通りである。
の通りである。
(1)受信器において等価ノイズを測定しそして送信ロ
スで乗算することにより送信器におけるシステムノイズ
を計算する。これらの量を測定するこのプロセスは、第
4図を参照し同期について上記で説明した。システムノ
イズ成分は、各搬送波周波数について計算される。
スで乗算することにより送信器におけるシステムノイズ
を計算する。これらの量を測定するこのプロセスは、第
4図を参照し同期について上記で説明した。システムノ
イズ成分は、各搬送波周波数について計算される。
(2)各搬送波周波数に対し、色々な複雑さ(ここに示
す場合には、0,2,4,5,及び6)のデータエレメ
ントを送信するに必要な電力レベルを計算する。これ
は、所要のBER、例えば、1エラー/100000ビ
ットで種々のデータエレメントを送信するに必要な信号
対雑音比によって等価ノイズを乗算することにより行な
われる。全BERは、変調された各搬送波の信号エラー
率の和である。これらの信号対雑音比は、標準的な基準
から得られ、この分野で良く知られている。
す場合には、0,2,4,5,及び6)のデータエレメ
ントを送信するに必要な電力レベルを計算する。これ
は、所要のBER、例えば、1エラー/100000ビ
ットで種々のデータエレメントを送信するに必要な信号
対雑音比によって等価ノイズを乗算することにより行な
われる。全BERは、変調された各搬送波の信号エラー
率の和である。これらの信号対雑音比は、標準的な基準
から得られ、この分野で良く知られている。
(3)計算された所要の送信電力レベルから、データエ
レメントの複雑さ、即ち1回の変調で送信するビット数
を増加するに必要な余分な電力レベルが決定される。こ
れらの余分な所要の電力レベルは、送信電力の差を、複
雑さ、即ち1回の変調で送信するビット数が最も接近し
ているデータエレメントの複雑さ、即ち1回の変調で送
信するビット数の量的な差で除算したものである。
レメントの複雑さ、即ち1回の変調で送信するビット数
を増加するに必要な余分な電力レベルが決定される。こ
れらの余分な所要の電力レベルは、送信電力の差を、複
雑さ、即ち1回の変調で送信するビット数が最も接近し
ているデータエレメントの複雑さ、即ち1回の変調で送
信するビット数の量的な差で除算したものである。
(4)各々のチャンネルについて、余分な所要電力レベ
ル及び量的な差の2カラムテーブルを形成する。それら
の単位は、典型的に、各々ワット及びビットで表わされ
る。
ル及び量的な差の2カラムテーブルを形成する。それら
の単位は、典型的に、各々ワット及びビットで表わされ
る。
(5)次第に大きくなる余分な電力に従って上記ステッ
プ4のテーブルを編成することによりヒストグラムを構
成する。
プ4のテーブルを編成することによりヒストグラムを構
成する。
(6)利用できる電力が尽きるまで、次第に大きくなる
余計な電力に対して利用できる送信電力を順次に指定す
る。
余計な電力に対して利用できる送信電力を順次に指定す
る。
上記の電力割当方法は、簡単な例によって良く理解でき
よう。この例に含まれる数値は、オペレーティングシス
テムにおいて遭遇するパラメータを表わすものではな
い。
よう。この例に含まれる数値は、オペレーティングシス
テムにおいて遭遇するパラメータを表わすものではな
い。
表1は、周波数fA及びfBの2つの搬送波A及びBに
対し、選択されたビット数N1のデータエレメントを送
信するための所要電力Pを示している。
対し、選択されたビット数N1のデータエレメントを送
信するための所要電力Pを示している。
第1のビット数N1から第2のビット数N2へ複雑さ、
即ち1回の変調で送信するビット数を増加するための余
分な電力は、次の関係式によって定められる。
即ち1回の変調で送信するビット数を増加するための余
分な電力は、次の関係式によって定められる。
但し、P2及びP1は、複雑さ、即ち1回の変調で送信
するビット数N2及びN1のデータエレメントを送信す
るに必要な電力である。N2−N1は、データエレメン
トの複雑さ、即ち1回の変調で送信するビット数の量的
な差である。BERは、プリセット限界以下に保つよう
に制限されることを理解されたい。
するビット数N2及びN1のデータエレメントを送信す
るに必要な電力である。N2−N1は、データエレメン
トの複雑さ、即ち1回の変調で送信するビット数の量的
な差である。BERは、プリセット限界以下に保つよう
に制限されることを理解されたい。
周波数fAに対する余分な電力は、周波数fBに対する
ものよりも少ない。というのは、fBにおける等価ノイ
ズN(fB)がfAにおける等価ノイズN(fA)より
大きいからである。
ものよりも少ない。というのは、fBにおける等価ノイ
ズN(fB)がfAにおける等価ノイズN(fA)より
大きいからである。
搬送波A及びBの割当機構に実施について以下に述べ
る。全ビット数NTが周波数全体にエンコードされる
が、搬送波AにもBにもビットが割り当てられていない
ものと仮定する。例えば、N(fA)及びN(fB)
は、既にデータを保持しているこれらの搬送波の電力よ
りも大きい。
る。全ビット数NTが周波数全体にエンコードされる
が、搬送波AにもBにもビットが割り当てられていない
ものと仮定する。例えば、N(fA)及びN(fB)
は、既にデータを保持しているこれらの搬送波の電力よ
りも大きい。
この例では、システムは、全データエレメントの複雑
さ、即ち1回の変調で送信するビット数を最大量だけ増
加するために利用可能な残りの10個の電力単位を搬送
波AとBとの間で割り当てる。
さ、即ち1回の変調で送信するビット数を最大量だけ増
加するために利用可能な残りの10個の電力単位を搬送
波AとBとの間で割り当てる。
NTを2ビットだけ増加するためには、チャンネルAを
用いる場合は4単位の電力を割り当てねばならず、チャ
ンネルBを用いる場合は6単位の電力を割り当てねばな
らない。というのは、両チャンネルに対してN1=0及
びN2=2でありそしてチャンネルAに対してMP(0
〜2)=2/ビット、チャンネルBに対してMP(0〜
2)=3/ビットであるからである。それ故、システム
は、4単位の電力を搬送波Aに割り当て、2ビットデー
タエレメントを搬送波Aにコード化し、全信号の複雑
さ、即ち1回の変調で送信するビット数をNTからNT
+2に増加し、残りの利用可能な電力単位が6となる。
用いる場合は4単位の電力を割り当てねばならず、チャ
ンネルBを用いる場合は6単位の電力を割り当てねばな
らない。というのは、両チャンネルに対してN1=0及
びN2=2でありそしてチャンネルAに対してMP(0
〜2)=2/ビット、チャンネルBに対してMP(0〜
2)=3/ビットであるからである。それ故、システム
は、4単位の電力を搬送波Aに割り当て、2ビットデー
タエレメントを搬送波Aにコード化し、全信号の複雑
さ、即ち1回の変調で送信するビット数をNTからNT
+2に増加し、残りの利用可能な電力単位が6となる。
2ビットを更に増加する場合には、搬送波Aに対してM
P(2〜4)=4/ビットで且つチャンネルBに対して
MP(0〜2)=3ビットであるから、電力単位が6つ
で必要である。それ故、システムは、6単位の電力を搬
送波Bに割り当て、2ビットデータエレメントを搬送波
Bにエンコードし、全信号の複雑さ、即ち1回の変調で
送信するビット数をNT+2からNT+4ビットに増加
し、残りの利用可能な電力単位はゼロとなる。
P(2〜4)=4/ビットで且つチャンネルBに対して
MP(0〜2)=3ビットであるから、電力単位が6つ
で必要である。それ故、システムは、6単位の電力を搬
送波Bに割り当て、2ビットデータエレメントを搬送波
Bにエンコードし、全信号の複雑さ、即ち1回の変調で
送信するビット数をNT+2からNT+4ビットに増加
し、残りの利用可能な電力単位はゼロとなる。
ここで明らかなように、システムは、種々の搬送波周波
数の中で電力コストが最低のものを「買い(sho
p)」、全データエレメントの複雑さ、即ち1回の変調
で送信するビット数を増加させる。
数の中で電力コストが最低のものを「買い(sho
p)」、全データエレメントの複雑さ、即ち1回の変調
で送信するビット数を増加させる。
割当システムは、周波数を最初に走査する間に各搬送波
に対し最初に表1を形成することによって全部で512
個の搬送波全体まで拡張される。
に対し最初に表1を形成することによって全部で512
個の搬送波全体まで拡張される。
次いで、全ての搬送波に対して計算された余計な所要電
力レベルを次第に大きくなる電力に従って編成したヒス
トグラムが構成される。第7図は、本発明の方法により
構成した例示的なヒストグラムを示している。
力レベルを次第に大きくなる電力に従って編成したヒス
トグラムが構成される。第7図は、本発明の方法により
構成した例示的なヒストグラムを示している。
第7図には、余計な電力の全体的な表が示されていな
い。むしろ、このヒストグラムは、0.5dBのステップで
カウント値が離された64dBの範囲を有するように構成
される。ステップとステップとの間の量的な差がカウン
トとして用いられる。この解決策では若干の丸めエラー
が生じるが、作業の長さを著しく低減することができ
る。ヒストグラムを構成するのに用いる方法は、本発明
を実施するのに重要ではない。
い。むしろ、このヒストグラムは、0.5dBのステップで
カウント値が離された64dBの範囲を有するように構成
される。ステップとステップとの間の量的な差がカウン
トとして用いられる。この解決策では若干の丸めエラー
が生じるが、作業の長さを著しく低減することができ
る。ヒストグラムを構成するのに用いる方法は、本発明
を実施するのに重要ではない。
ヒストグラムの各カウントは、そのカウントにおける電
力値に等しい余分な電力値を有する搬送波の数を表わし
ている整数入力を有している。このヒストグラムは、最
低の電力レベルから走査される。各カウントの整数入力
は、カウントの数値で乗算され、利用可能な電力から減
算される。走査は、利用可能な電力が尽きるまで続けら
れる。
力値に等しい余分な電力値を有する搬送波の数を表わし
ている整数入力を有している。このヒストグラムは、最
低の電力レベルから走査される。各カウントの整数入力
は、カウントの数値で乗算され、利用可能な電力から減
算される。走査は、利用可能な電力が尽きるまで続けら
れる。
走査が完了すると、所与のレベルMP(max)より低
い全ての余計な電力値が電力及びデータの割当に受け入
れられることが決定される。更に、利用可能な電力が余
計な電力レベルMP(max)を通して部分的に尽きた
場合には、k個の追加搬送波に、MP(max+1)に
等しい電力が割り当てられる。
い全ての余計な電力値が電力及びデータの割当に受け入
れられることが決定される。更に、利用可能な電力が余
計な電力レベルMP(max)を通して部分的に尽きた
場合には、k個の追加搬送波に、MP(max+1)に
等しい電力が割り当てられる。
次いで、システムは、種々の搬送波に電力及びデータを
割り当てるために再び周波数全体を走査する。各搬送波
に割り当てられる電力の量は、MP(max)に等しい
か又はそれより小さい当該搬送波に対する余分な電力値
の和である。これに加えて、kMP(max+1)の値
がそれまで割り当てられていない場合には、MP(ma
x+1)に等しい電力の量が割り当てられる。
割り当てるために再び周波数全体を走査する。各搬送波
に割り当てられる電力の量は、MP(max)に等しい
か又はそれより小さい当該搬送波に対する余分な電力値
の和である。これに加えて、kMP(max+1)の値
がそれまで割り当てられていない場合には、MP(ma
x+1)に等しい電力の量が割り当てられる。
タイミング及び位相遅延の補償 受信システムによって(x,y)ベクトルテーブルを再
構成する場合には、受信した波形を1024回サンプリ
ングすることが必要である。帯域巾は約4KHzであり、
従って、ナイキストのサンプリング率は約8000/秒
で、サンプル間の時間サンプルオフセットは125マイ
クロ秒である。従って、全サンプリング時間は128ミ
リ秒である。同様に、送信FFTは、1024の入力を
有する時間シリーズを発生し、記号時間は128ミリ秒
である。
構成する場合には、受信した波形を1024回サンプリ
ングすることが必要である。帯域巾は約4KHzであり、
従って、ナイキストのサンプリング率は約8000/秒
で、サンプル間の時間サンプルオフセットは125マイ
クロ秒である。従って、全サンプリング時間は128ミ
リ秒である。同様に、送信FFTは、1024の入力を
有する時間シリーズを発生し、記号時間は128ミリ秒
である。
サンプリングプロセスでは、サンプリングを開始するた
めのタイミング基準が必要とされる。このタイミング基
準は、同期中に次の方法によって確立される。第4図を
参照して定められた同期ステップ中には、発振モデムが
時間TESTに応答コームにおける1437.5Hzの周
波数成分(第1のタイミング信号)のエネルギを検出す
る。上記の時間は、第1のタイミング周波数成分が受信
器に到達する正確な時間のおおよその尺度であり、一般
に、約2ミリ秒までの精度である。
めのタイミング基準が必要とされる。このタイミング基
準は、同期中に次の方法によって確立される。第4図を
参照して定められた同期ステップ中には、発振モデムが
時間TESTに応答コームにおける1437.5Hzの周
波数成分(第1のタイミング信号)のエネルギを検出す
る。上記の時間は、第1のタイミング周波数成分が受信
器に到達する正確な時間のおおよその尺度であり、一般
に、約2ミリ秒までの精度である。
このおおよその尺度は、次の段階によってその精度が高
められる。第1のタイミング信号及び第2のタイミング
信号(1687.5Hz)は、エポックマークにおいて相
対的な位相がゼロの状態で送信される。
められる。第1のタイミング信号及び第2のタイミング
信号(1687.5Hz)は、エポックマークにおいて相
対的な位相がゼロの状態で送信される。
発振モデムは、時間TESTにおいて第1及び第2のタ
イミング信号の位相を比較する。第1と第2のタイミン
グ信号間に250Hzの周波数差があると、各125マイ
クロ秒の時間サンプルオフセットに対し2つの信号間に
11°の位相ずれが生じる。第1及び第2のタイミング
信号は、それらの位置が帯域の中心付近にあるために相
対的な位相歪みが僅かである(250マイクロ秒未
満)。従って、2つのタイミングサンプルの位相を比較
しそして位相差によって指示された時間サンプリングオ
フセットの個数でTESTを修正することにより、正確
なタイミング基準Toを決定することができる。
イミング信号の位相を比較する。第1と第2のタイミン
グ信号間に250Hzの周波数差があると、各125マイ
クロ秒の時間サンプルオフセットに対し2つの信号間に
11°の位相ずれが生じる。第1及び第2のタイミング
信号は、それらの位置が帯域の中心付近にあるために相
対的な位相歪みが僅かである(250マイクロ秒未
満)。従って、2つのタイミングサンプルの位相を比較
しそして位相差によって指示された時間サンプリングオ
フセットの個数でTESTを修正することにより、正確
なタイミング基準Toを決定することができる。
サンプリングプロセスをタイミングどりすることに関連
した更に別の問題は、周波数に依存した位相遅延がVF
ラインによって誘起されることである。この位相遅延
は、典型的に、VF電話線の場合には、約2ミリ秒或い
はそれ以上である。更に、この位相遅延は、4KHzの使
用帯域の端付近では著しく悪化する。
した更に別の問題は、周波数に依存した位相遅延がVF
ラインによって誘起されることである。この位相遅延
は、典型的に、VF電話線の場合には、約2ミリ秒或い
はそれ以上である。更に、この位相遅延は、4KHzの使
用帯域の端付近では著しく悪化する。
第8図は、周波数に依存する位相遅延を受けた後の全周
波数の周波数搬送波の分布を示している。第8図を説明
すれば、周波数f0,f256及びf512に3つの信
号90,94,及び92が示されている。長さがTsの
2つの記号xi及びyiは、各周波数において送信され
る。各記号の巾は、不変であることに注意されたい。し
かしながら、帯域90及び92の端付近の信号の先縁
は、帯域94の中心付近のこれら信号に対して遅延され
る。
波数の周波数搬送波の分布を示している。第8図を説明
すれば、周波数f0,f256及びf512に3つの信
号90,94,及び92が示されている。長さがTsの
2つの記号xi及びyiは、各周波数において送信され
る。各記号の巾は、不変であることに注意されたい。し
かしながら、帯域90及び92の端付近の信号の先縁
は、帯域94の中心付近のこれら信号に対して遅延され
る。
更に、2つの順次に送信されたエポックxi及びyiに
ついては、帯域の外端付近にある信号92及び96上の
第1記号xiの後部が、帯域の中心付近にある記号94
上の第2記号yiの先端に重畳する。この重畳により、
記号間の干渉が生じる。
ついては、帯域の外端付近にある信号92及び96上の
第1記号xiの後部が、帯域の中心付近にある記号94
上の第2記号yiの先端に重畳する。この重畳により、
記号間の干渉が生じる。
サンプリングインターバルが所与の時間インターバルT
sでサンプリングするように枠付けされる場合には、全
周波数における各搬送波の完全なサンプルが得られず、
他のエポックからの信号がサンプリングされる。
sでサンプリングするように枠付けされる場合には、全
周波数における各搬送波の完全なサンプルが得られず、
他のエポックからの信号がサンプリングされる。
既存のシステムは、位相修正(等化)回路網を用いて位
相歪みを補償すると共に記号間の干渉を防止する。
相歪みを補償すると共に記号間の干渉を防止する。
本発明は、独特なガード時間フォーマットを用いて等化
回路網の必要性を排除するものである。このフォーマッ
トが第9図に示されている。
回路網の必要性を排除するものである。このフォーマッ
トが第9図に示されている。
第9図を説明すれば、時間シリーズxi,yi及びzi
によって各々表わされた第1、第2及び第3の送信記号
が示されている。第9図に示された波形は、周波数fの
搬送波の1つに変調される。この例では、記号時間Ts
が128ミリ秒で、最大位相遅延TPHが8ミリ秒である
と仮定される。ガード時間波形は、136ミリ秒のエポ
ックを定める。例えば、第1の波形110(xi)にお
いては、記号の時間シリーズX0−X1023が最初に
送信され、次いで、記号の最初の8ミリ秒X0−X63
が繰り返される。
によって各々表わされた第1、第2及び第3の送信記号
が示されている。第9図に示された波形は、周波数fの
搬送波の1つに変調される。この例では、記号時間Ts
が128ミリ秒で、最大位相遅延TPHが8ミリ秒である
と仮定される。ガード時間波形は、136ミリ秒のエポ
ックを定める。例えば、第1の波形110(xi)にお
いては、記号の時間シリーズX0−X1023が最初に
送信され、次いで、記号の最初の8ミリ秒X0−X63
が繰り返される。
エポックのサンプリングは、ガード時間波形の最後の1
28ミリ秒に揃えされる(最初に到着する周波数成分に
よって定められたガード時間エポックの開始に対し
て)。
28ミリ秒に揃えされる(最初に到着する周波数成分に
よって定められたガード時間エポックの開始に対し
て)。
この検出プロセスが第10図に示されている。第10図
において、帯域の中心付近のf1と、帯域の端付近のf
2とにおける第1及び第2のガード時間波形110及び
112が示されている。f1における周波数成分は、受
信器に最初に到着する全周波数のうちの成分であり、f
2における成分は、最後に到着する成分である。第10
図において、f2の第2の波形112は、f1の第1の
波形110が受信器に到着する時間To後の時間To+
TPH(8ミリ秒)に受信器に到着する。この時間To+
TPHに128ミリ秒のサンプリング時間が開始される。
従って、f2の全記号X0−X1023がサンプリング
される。その記号の最初の8ミリ秒が再送信されるの
で、f1の全記号もサンプリングされる。
において、帯域の中心付近のf1と、帯域の端付近のf
2とにおける第1及び第2のガード時間波形110及び
112が示されている。f1における周波数成分は、受
信器に最初に到着する全周波数のうちの成分であり、f
2における成分は、最後に到着する成分である。第10
図において、f2の第2の波形112は、f1の第1の
波形110が受信器に到着する時間To後の時間To+
TPH(8ミリ秒)に受信器に到着する。この時間To+
TPHに128ミリ秒のサンプリング時間が開始される。
従って、f2の全記号X0−X1023がサンプリング
される。その記号の最初の8ミリ秒が再送信されるの
で、f1の全記号もサンプリングされる。
又、記号間の干渉も排除される。f1の第2記号(y
i)の到着は、(xi)の最初の8ミリ秒の再送信によ
って、8ミリ秒遅延される。従って、f1の第2記号の
先端は、f2の第1記号の後端と重畳しない。
i)の到着は、(xi)の最初の8ミリ秒の再送信によ
って、8ミリ秒遅延される。従って、f1の第2記号の
先端は、f2の第1記号の後端と重畳しない。
8ミリ秒のガード時間は、システムの使用可能な時間と
帯域巾との積を約6%減少するに過ぎない。この僅かな
減少は、必要なガード時間に対して各記号の巾が非常に
長いことによるものである。
帯域巾との積を約6%減少するに過ぎない。この僅かな
減少は、必要なガード時間に対して各記号の巾が非常に
長いことによるものである。
追従 実際に、所与の搬送波については、復調プロセス中に抽
出される(x,y)ベクトルの大きさが厳密に座標点に
入らず、ノイズ及び他のファクタにより各点のまわりに
或る程度分布される。従って、信号は、第11図に示さ
れた変調テンプレートを用いてデコードされる。
出される(x,y)ベクトルの大きさが厳密に座標点に
入らず、ノイズ及び他のファクタにより各点のまわりに
或る程度分布される。従って、信号は、第11図に示さ
れた変調テンプレートを用いてデコードされる。
第11図を説明すれば、テンプレートは方形113のグ
リッドで形成され、方形113の中心には座標点114
が設けられている。
リッドで形成され、方形113の中心には座標点114
が設けられている。
第11図において、ベクトルW=(xn,yn)は、f
nにおけるサイン及びコサイン信号の復調された振幅を
表わしている。Wは、座標点(3,3)を中心とする方
形113内にある。従って、Wは、(3,3)とデコー
ドされる。
nにおけるサイン及びコサイン信号の復調された振幅を
表わしている。Wは、座標点(3,3)を中心とする方
形113内にある。従って、Wは、(3,3)とデコー
ドされる。
本発明は、同期中に決定された値からの送信ロス、周波
数オフセット及びタイミングの変化を決定するように追
従を行なうシステムを備えている。
数オフセット及びタイミングの変化を決定するように追
従を行なうシステムを備えている。
この追従システムは、第11図の復調テンプレートの方
形における受信ベクトルの位置を利用するものである。
第12図において、1つの方形が、左下、右上、右上及
び左下、各々、115,116,117及び118の4
つの象限に分けられており、これらは、各々、速過ぎ、
遅過ぎ、大き過ぎ、小さ過ぎを表わしている。これら4
つの全ての象限におけるカウントが、或る周波数におい
て或る時間に及ぶものも、或る時間において或る周波数
に及ぶものも、互いに等しいか又はほゞ等しい場合に
は、システムが整列状態にある。即ち、ノイズが唯一の
障害である場合には、デコードされたベクトルWに対す
るエラーの方向がランダムとなる。
形における受信ベクトルの位置を利用するものである。
第12図において、1つの方形が、左下、右上、右上及
び左下、各々、115,116,117及び118の4
つの象限に分けられており、これらは、各々、速過ぎ、
遅過ぎ、大き過ぎ、小さ過ぎを表わしている。これら4
つの全ての象限におけるカウントが、或る周波数におい
て或る時間に及ぶものも、或る時間において或る周波数
に及ぶものも、互いに等しいか又はほゞ等しい場合に
は、システムが整列状態にある。即ち、ノイズが唯一の
障害である場合には、デコードされたベクトルWに対す
るエラーの方向がランダムとなる。
しかしながら、送信ロスが0.1dBでも変化する場合に
は、小さ過ぎるカウントの数が大き過ぎるカウントの数
から著しく変化する。同様に、速過ぎるカウントの数と
遅過ぎるカウントの数との差が大きい場合には、オフセ
ット周波数の変化によって位相の回転が生じたことを示
している。従って、速過ぎ、遅過ぎ及び大き過ぎ、小さ
過ぎのカウント間の差は、信号ロス及びオフセット周波
数の変化に追従するエラー特となる。
は、小さ過ぎるカウントの数が大き過ぎるカウントの数
から著しく変化する。同様に、速過ぎるカウントの数と
遅過ぎるカウントの数との差が大きい場合には、オフセ
ット周波数の変化によって位相の回転が生じたことを示
している。従って、速過ぎ、遅過ぎ及び大き過ぎ、小さ
過ぎのカウント間の差は、信号ロス及びオフセット周波
数の変化に追従するエラー特となる。
本発明は、このエラー特性を用いて、同期中に決定され
た信号ロス及び周波数オフセットを調整するものであ
る。各周波数に対し、±0.1dB又は±1.0°の調整がエラ
ー特性に基づいて行なわれる。或る実施例では、デコー
ド領域を、速過ぎ、遅過ぎ、大き過ぎ、小さ過ぎという
個別の又は重畳するサブ領域に別のやり方で分割するの
が好ましい。
た信号ロス及び周波数オフセットを調整するものであ
る。各周波数に対し、±0.1dB又は±1.0°の調整がエラ
ー特性に基づいて行なわれる。或る実施例では、デコー
ド領域を、速過ぎ、遅過ぎ、大き過ぎ、小さ過ぎという
個別の又は重畳するサブ領域に別のやり方で分割するの
が好ましい。
更に、タイミング信号の位相は、Toを修正できるよう
に追従される。
に追従される。
チャンネル制御権の指定 本発明は、更に、確立された通信リンクの制御権を発振
モデムと応答モデム(各々、A及びBと称する)の間で
指定する独特のシステムを具備している。エンコードさ
れた全周波数で構成される各波形は、情報パケットを形
成する。
モデムと応答モデム(各々、A及びBと称する)の間で
指定する独特のシステムを具備している。エンコードさ
れた全周波数で構成される各波形は、情報パケットを形
成する。
通信リンクの制御権は、最初に、モデムAに指定され
る。次いで、モデムAは、その入力バッファにおけるデ
ータの量を決定し、I(最小)とN(予め定めた最大)
のデータパケットの間で適当に送信を行なう。所定数N
は限界として働き、送信されるパケットの最終的な個数
は、入力バッファを空にするに必要なものよりも著しく
小さい。一方、モデムAがその入力バッファに殆ど或い
は全くデータを有していない場合には、モデムBとの通
信を維持するために依然としてI個の情報パケットを送
信する。例えば、I個のパケットは、第4図及び同期プ
ロセスについて述べた周波数の発振又は応答コームを含
む。
る。次いで、モデムAは、その入力バッファにおけるデ
ータの量を決定し、I(最小)とN(予め定めた最大)
のデータパケットの間で適当に送信を行なう。所定数N
は限界として働き、送信されるパケットの最終的な個数
は、入力バッファを空にするに必要なものよりも著しく
小さい。一方、モデムAがその入力バッファに殆ど或い
は全くデータを有していない場合には、モデムBとの通
信を維持するために依然としてI個の情報パケットを送
信する。例えば、I個のパケットは、第4図及び同期プ
ロセスについて述べた周波数の発振又は応答コームを含
む。
次いで、通信リンクの制御権はモデムBに指定され、該
モデムは、モデムAの動作を繰り返す。もちろん、モデ
ムBが最小数Iのパケットを送信する場合には、モデム
Bが働いていることをモデムAに知らせる。
モデムは、モデムAの動作を繰り返す。もちろん、モデ
ムBが最小数Iのパケットを送信する場合には、モデム
Bが働いていることをモデムAに知らせる。
迅速な文字やエコーや他のユーザ向けの目標を達成する
ために、2つのモデムの限界Nを同じものにしたり或い
はモデム制御のもとでこれらモデムの適用を制限したり
する必要はない。
ために、2つのモデムの限界Nを同じものにしたり或い
はモデム制御のもとでこれらモデムの適用を制限したり
する必要はない。
ハードウェアの実施 第13図は、本発明のハードウェア実施例を示すブロッ
ク図である。第13図を説明すれば、電子的なデジタル
プロセッサ120、アナログI/Oインターフェイス4
4及びデジタルI/Oインターフェイス122が共通の
データバス124に接続されている。アナログI/Oイ
ンターフェイス44は、公共のスイッチ式電話線48を
共通のデータバス124にインターフェイスし、デジタ
ルインターフェイス122は、デジタルターミナル装置
126を共通のデータバス124にインターフェイスす
る。
ク図である。第13図を説明すれば、電子的なデジタル
プロセッサ120、アナログI/Oインターフェイス4
4及びデジタルI/Oインターフェイス122が共通の
データバス124に接続されている。アナログI/Oイ
ンターフェイス44は、公共のスイッチ式電話線48を
共通のデータバス124にインターフェイスし、デジタ
ルインターフェイス122は、デジタルターミナル装置
126を共通のデータバス124にインターフェイスす
る。
本発明の好ましい実施例では、次の部品が使用される。
アナログI/Oインターフェイス44は、高性能の12
ビットコーダ・デコーダ(コーデック)及び電話線イン
ターフェイスである。このインターフェイスは、RAM
132をアクセスし、監視マイクロプロセッサ128に
よって制御される。コーデックは、アナログ/デジタル
コンバータ、デジタル/アナログコンバータ及び多数の
バンドパスフィルタを単一のチップに組み合わされたも
のである。
アナログI/Oインターフェイス44は、高性能の12
ビットコーダ・デコーダ(コーデック)及び電話線イン
ターフェイスである。このインターフェイスは、RAM
132をアクセスし、監視マイクロプロセッサ128に
よって制御される。コーデックは、アナログ/デジタル
コンバータ、デジタル/アナログコンバータ及び多数の
バンドパスフィルタを単一のチップに組み合わされたも
のである。
デジタルI/Oインターフェイス122は、標準的な2
5ピンのRS232型コネクタに対する標準的なRS2
32直列インターフェイスであるか或いはパーソナルコ
ンピュータバスに対する並列インターフェイスである。
5ピンのRS232型コネクタに対する標準的なRS2
32直列インターフェイスであるか或いはパーソナルコ
ンピュータバスに対する並列インターフェイスである。
電子的なデジタルプロセッサ120は、アドレスバス1
35に接続された監視プロセッサ128と、汎用の数学
プロセッサ130と、32K×16ビットの共用RAM
サブシステム132と、リードオンメモリ(ROM)ユ
ニット133とを備えている。
35に接続された監視プロセッサ128と、汎用の数学
プロセッサ130と、32K×16ビットの共用RAM
サブシステム132と、リードオンメモリ(ROM)ユ
ニット133とを備えている。
監視マイクロプロセッサ128は、10MHzの6800
0プロセッサ及び68000プログラムメモリを含む6
8000データプロセッササブシステムである。32K
×16ビットのプログラムメモリは、ROMユニット1
33に含まれた多数の低電力高密度のROMチップで構
成される。
0プロセッサ及び68000プログラムメモリを含む6
8000データプロセッササブシステムである。32K
×16ビットのプログラムメモリは、ROMユニット1
33に含まれた多数の低電力高密度のROMチップで構
成される。
数学プロセッサ130は、20MHzの320プロセッ
サ、320プログラムメモリ及び共用RAMシステムの
インターフェイスを含む320デジタル信号マイクロプ
ロセッサシステム(DSP)である。ROMユニット1
33に含まれた2つの高速ROMチップは、8192×
16ビットのプログラムメモリを構成する。
サ、320プログラムメモリ及び共用RAMシステムの
インターフェイスを含む320デジタル信号マイクロプ
ロセッサシステム(DSP)である。ROMユニット1
33に含まれた2つの高速ROMチップは、8192×
16ビットのプログラムメモリを構成する。
320システムのプログラムメモリは、変調テーブルの
ルックアップ、FFT、復調及び上記の他の動作を実行
するプログラムを含んでいる。68000プロセッサ
は、入力及び出力のデジタルデータ流を処理し、320
信号プロセッサ及びそれに関連したアナログI/Oへの
タスク及びその監視を実行し、そしてそれ自体及びシス
テムのテストを適宜実行する。
ルックアップ、FFT、復調及び上記の他の動作を実行
するプログラムを含んでいる。68000プロセッサ
は、入力及び出力のデジタルデータ流を処理し、320
信号プロセッサ及びそれに関連したアナログI/Oへの
タスク及びその監視を実行し、そしてそれ自体及びシス
テムのテストを適宜実行する。
本発明は、特定の実施例について説明した。他の実施例
は、今や、当業者に明らかであろう。
は、今や、当業者に明らかであろう。
特に、搬送波周波数全体は、上記したように制限しなく
てもよい。搬送波の数は、2の累乗、例えば、1024
でもよいし、他の任意の数でもよい。更に、周波数は、
全VF帯域にわたって均一に離間されてなくてもよい。
更に、QAM機構は、本発明の実施にとって重要ではな
い。例えば、AMを使用してもよいが、データ率RBが
低下する。
てもよい。搬送波の数は、2の累乗、例えば、1024
でもよいし、他の任意の数でもよい。更に、周波数は、
全VF帯域にわたって均一に離間されてなくてもよい。
更に、QAM機構は、本発明の実施にとって重要ではな
い。例えば、AMを使用してもよいが、データ率RBが
低下する。
更に、変調テンプレートは方形で構成する必要がない。
座標点を取り巻く任意の形状の領域を画成することがで
きる。追従システムは、変調テンプレートの方形を4つ
の象限に分割したものについて説明した。しかしなが
ら、座標点の周りに画成された任意の領域におけるカウ
ント数の差を追跡することにより所与のパラメータを追
跡することができる。
座標点を取り巻く任意の形状の領域を画成することがで
きる。追従システムは、変調テンプレートの方形を4つ
の象限に分割したものについて説明した。しかしなが
ら、座標点の周りに画成された任意の領域におけるカウ
ント数の差を追跡することにより所与のパラメータを追
跡することができる。
更に、監視マイクロプロセッサ及び汎用の数学プロセッ
サを含むハードウエア実施例についても説明した。しか
しながら、色々な組合わせのICチップを使用すること
ができる。例えば、専用のFFTチップを用いて、変調
及び復調動作を実行することができる。
サを含むハードウエア実施例についても説明した。しか
しながら、色々な組合わせのICチップを使用すること
ができる。例えば、専用のFFTチップを用いて、変調
及び復調動作を実行することができる。
更に、上記で用いた情報単位はビットであった。しか
し、本発明は、2進システムに限定されるものではな
い。
し、本発明は、2進システムに限定されるものではな
い。
それ故、本発明は、請求の範囲のみによって限定される
ものとする。
ものとする。
Claims (3)
- 【請求項1】各搬送波が複雑さ、即ち1回の変調で送信
するビット数の変化するデータエレメントをエンコード
した搬送波の集合でデータエレメントをエンコードする
形式の、電話線を介してデータを送信する高速モデムに
おける搬送波周波数にデータ及び電力を割り当てるシス
テムにおいて、 上記搬送波周波数の集合に含まれた各々の搬送波周波数
に対して等化ノイズ成分を決定する手段と、 各搬送波におけるデータエレメントの複雑さ、即ち1回
の変調で送信するビット数を、OとNとの間の整数をn
とすれば、n個の情報単位から(n+1)個の情報単位
まで増加するに要する余分な電力を決定する手段と、 上記搬送波周波数の集合に含まれたすべての搬送波の余
分な電力を次第に電力が増加する順に順序付けする手段
と、 この順序付けされた余分な電力に次第に電力が増加する
順序で利用可能な電力を割り当てる手段と、 利用可能な電力が尽きる点の値MP(max)を決定す
る手段と、 割り当てられる電力がその搬送波に対する上記MP(m
ax)に等しくなり且つ割り当てられるデータ単位の数
が上記MP(max)に等しいか又はそれより小さい当
該搬送波のための余分な電力の数に等しくなるように各
搬送波周波数に電力及びデータを割り当てる手段とを具
備したことを特徴とするシステム。 - 【請求項2】上記の順序付け手段は、 任意の余分な電力レベルのテーブルを形成する手段と、 各々の決定された余分な電力レベルの値を上記任意の余
分な電力レベルのテーブルの値の1つへと丸めて計算の
煩雑さを減少させる手段とを具備する特許請求の範囲第
1項に記載のシステム。 - 【請求項3】モデムA及びBが電話線によって接続さ
れ、等化ノイズを決定する上記の手段は、 上記モデムAとBとの間に通信リンクを確立する手段
と、 上記モデムA及びBにおける非送信時間インターバル中
にラインノイズデータを累積する手段と、 第1の周波数搬送波の集合を上記モデムAからBへと送
信する手段とを具備し、各搬送波の振幅は所定の値を有
するものであり、 更に、上記第1の周波数搬送波の集合をモデムBで受信
する手段と、 モデムBで受信した各搬送波の振幅を測定する手段と、 モデムBで測定した振幅を上記所定の振幅と比較して、
各搬送波周波数における信号ロス(dB)を決定する手
段と、 上記累積したノイズの各搬送波周波数における成分の値
(dB)を決定する手段と、 各搬送波周波数における信号ロスを各搬送波周波数にお
けるノイズ成分に加算して等化ノイズを決定する手段と
を具備する特許請求の範囲第2項に記載のシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US736200 | 1985-05-20 | ||
US06/736,200 US4679227A (en) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | Ensemble modem structure for imperfect transmission media |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62502932A JPS62502932A (ja) | 1987-11-19 |
JPH063956B2 true JPH063956B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=24958915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61502770A Expired - Lifetime JPH063956B2 (ja) | 1985-05-20 | 1986-05-05 | 不完全な送信媒体のための総体的なモデム構造体 |
Country Status (17)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US4679227A (ja) |
EP (1) | EP0224556B1 (ja) |
JP (1) | JPH063956B2 (ja) |
KR (1) | KR880700582A (ja) |
CN (4) | CN1011461B (ja) |
AU (3) | AU587037B2 (ja) |
BR (1) | BR8606677A (ja) |
CA (1) | CA1251586A (ja) |
DE (1) | DE3681887D1 (ja) |
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