JPH0639460Y2 - 電子装置の発光体の装着構造 - Google Patents

電子装置の発光体の装着構造

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JPH0639460Y2
JPH0639460Y2 JP1989058353U JP5835389U JPH0639460Y2 JP H0639460 Y2 JPH0639460 Y2 JP H0639460Y2 JP 1989058353 U JP1989058353 U JP 1989058353U JP 5835389 U JP5835389 U JP 5835389U JP H0639460 Y2 JPH0639460 Y2 JP H0639460Y2
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mounting
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善治 西島
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株式会社ピーエフユー
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、電子装置の外装パネルの内側にLED等の発
光体を装着するための構造に関するものである。
《従来の技術》 多くの電子装置には、スイッチのオンオフや内部機器の
動作状態等を示すLEDが内装されており、装置の外装パ
ネルにはこれを視認するための透光窓が設けられてい
る。透光窓は通常、不透明樹脂製の外装パネルに形成し
た透孔に透明樹脂製のスクリーンを嵌装することにより
形成され、LEDはこの透孔窓の裏面に臨ませて装着され
ている。
従来のこの種LEDの装着構造として、例えば第4図に示
すようにLED8を基板7に実装して該基板を電子装置のフ
レーム1に金具21を介して固定する構造や、第5図に示
すようにLED8を実装した基板7を外装パネル11の内面に
形成した支持脚22、23で固定する構造が知られており、
LED8には実装基板7と本体側電源とを繋ぐケーブル24で
電源が供給されている。ここで第4図のものは、LED8の
先端を外装パネルの内面に近接させるために金具21を用
いており、第5図のものは、内側に段部を設けた2本の
脚23と外側に爪を設けた2本の脚22との間に実装基板7
をその弾性を利用して嵌装する構造が採用されている。
《考案が解決しようとする課題》 実装されたLED8の先端は、外装パネル11に設けた透光窓
12の裏面に近接させる必要があるが、第4図の構造で
は、LEDと透孔窓との位置ズレが生じ易いという問題が
ある。一方第5図の構造は、LEDと透孔窓との位置合わ
せは正確にできるが、保守等で外装パネル11を取り外す
毎に電源ケーブル24のコネクタ10を挿抜する必要があ
り、作業が面倒で故障を誘発し易い問題がある。また電
源ケーブル24は、雑音電波のアンテナとなり易く、障害
電波の発生源となる危険がある。
そこでこの考案は、実装作業がより簡単で、LEDと透孔
窓との間に位置ズレが生ずる虞がなく、外装パネルの装
脱作業にも面倒がなく、且つ雑音電波を発生する虞もな
い発光体の実装構造を得ることを課題としている。
《課題を達成するための手段》 本考案に係る発光体の装着構造では、内部機器3を固定
するための一個又は実質上一体の複数個のフレーム1と
このフレームに固定した装脱自在な外装パネル11とを備
え、この外装パネルの内側に発光体8が内装され、外装
パネル11にはこの発光体の点滅を視認するための透光窓
12が設けられている。更に本考案の構造では、フレーム
1の外面と外装パネル11の内面とでその面と直交する方
向の実装基板7が挟持されて設けられており、外装パネ
ル11はフレーム1に対して上記直交する方向に接離して
装脱自在である。発光体8は実装基板の前縁7a付近にそ
の板面と平行にかつ外装パネルの透孔窓12に向けて実装
され、当該発光体に接続される接点を備えたコネクタ10
が前記実装基板の奥縁7bに実装されている。フレーム1
側には、前記コネクタ10と接続される本体側コネクタ4
が設けられる。更に外装パネル11の内面には、実装基板
の前縁7aをその突出方向に挿抜自在に挟持する対となる
突起15がフレーム1側に向けて設けられている。実装基
板7には、特に本体側コネクタ4と透光窓12の位置関係
等に起因してその寸法が大きくなる場合等には、実装基
板7の奥縁7bにフレーム1と係合してフレームの外面か
ら離れる方向の実装基板7の移動を阻止する係止部材9
を設けるのが望ましい。
《作用》 発光体8を実装した基板7は、これに直接固定したコネ
クタ10を本体側のコネクタ4に挿入することでフレーム
1側に仮に保持され、次いでフレーム1に装着される外
装パネル11の内面の突起15の間に前縁が挿入されて位置
決めされた状態で、外装パネル11の内面とフレーム1の
外面とで挟持されて固定される。このとき、外装パネル
11は、コネクタ10をその挿入方向に押圧し、且つ実装基
板7の奥縁がフレーム1の外面に沿うように押接される
ので、実装基板7は確りと保持される。そして実装基板
の前縁7aは外装パネル11側で位置決めされるので、実装
基板の前縁部に設けた発光体8と透光窓12との位置ズレ
も生じる虞はない。保守等のために外装パネル11を取り
外しても、実装基板7はコネクタ10でフレーム1側に保
持された状態で留まるから、コネクタ10の挿抜は不要で
ある。実装基板に設けた係止フック9は、コネクタ10に
よる実装基板の仮保持をより安定にするのに有効であ
る。
《実施例》 第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示したもの
で、第1図は発光体の装着構造の側面図、第2図はフレ
ーム側の分解斜視図、第3図は外装パネル側の斜視図で
ある。図中、1は電子装置のフレーム、2はフレーム1
の内側に立設されたバックボード、3はバックボード2
に装着されたプリント板、4はプリント板3と反対側に
装着された本体側コネクタ、5は本体側コネクタ4に臨
む位置でフレーム1に設けられた開口、6は開口5の上
方に形成された係止孔、7はLED実装基板、8は該実装
基板の前縁7a付近にその平面と平行に実装されたLED、
9は実装基板の奥縁7bの上方に突設された係止フック、
10は実装基板の下方の奥縁部に向けて設けられたコネク
タで、該コネクタにはLED8に接続される接点が設けられ
ている。11はフレーム1に装脱自在に設けられた外装パ
ネル、12は外装パネル11に上下方向に並べて形成された
透光窓で、外装パネル11に形成した透孔に透明合成樹脂
性のスクリーンを嵌挿して形成されている。15は外装パ
ネル11の内側で透光窓12の近傍に設けられた突起、16は
フレーム1に固設されたスイッチを操作するための開口
である。一対の突起15の間の間隙は、実装基板7の厚さ
と等しく、透光窓12の間隔は、実装基板7に実装された
LED8の間隔と等しい。
LED8を電子装置に装着するには、実装基板の係止フック
9をフレームの係止孔6に係入し、当該実装基板のコネ
クタ10を本体側コネクタ4に挿入して、フレーム1の外
面に垂直に実装基板7を保持させ、次いで外装パネル11
の内面の突起15の間に当該実装基板7の前縁を挿入した
状態で、外装パネル11をフレーム1に嵌着する。
すると、外装パネル11の内面とフレーム1の外面とで当
該実装基板7が挟持されて固定されると共に、実装基板
の前縁7aが突起15で位置決めされ、LED8は確実に透光窓
12の裏面に位置決めされる。実装基板7は、係止フック
9及びコネクタ10でフレーム1に保持されているので、
保守等で外装パネル11を取り外す場合にコネクタ10を一
々脱抜する必要がない。
《考案の効果》 以上のように本考案の装着構造は、実装基板が外装パネ
ルの突起で確りと位置決めされるから、実装作業が簡単
となると共に発光体と透光窓との位置ズレを生ずること
がない。また、実装基板が係止フックやコネクタでフレ
ームに自己保持されているので、コネクタを一々脱抜せ
ずに外装パネルを取り外すことができ、保守点検作業が
簡単となり故障を誘発するおそれがない。更に、実装基
板と本体側電源とはコネクタで直接接続されるから、電
源ラインのケーブルが不要になり、雑音電波の発生を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示したもの
で、第1図は発光体の装着構造の側面図、第2図はフレ
ーム側の分解斜視図、第3図は外装パネル側の斜視図で
ある。第4図及び第5図は従来構造を示したもので、第
4図は第1従来例の側面図、第5図は第2従来例の外装
パネルの内面斜視図である。 図中、 1:フレーム、3:プリント板 4:本体側コネクタ、7:LED実装基板 8:LED、10:コネクタ 11:外装パネル、12:透光窓 15:突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部機器(3)を固定するための一個また
    は実質上一体の複数個のフレーム(1)とこのフレーム
    に装脱自在に固定される外装パネル(11)とを備え、こ
    の外装パネルの内側に発光体(8)が内装され、外装パ
    ネル(11)にはこの発光体の点滅を視認するための透孔
    窓(12)が設けられている電子装置において、 フレーム(1)の外面と外装パネル(11)の内面とでそ
    の面と直交する方向の実装基板(7)が挟持されて設け
    られており、外装パネル(11)はフレーム(1)に対し
    て上記直交する方向に接離して装脱自在であり、前記発
    光体(8)は前記実装基板の前縁(7a)付近にその板面
    と平行にかつ外装パネルの透孔窓(12)に向けて実装さ
    れ、当該発光体に接続される接点を備えたコネクタ(1
    0)が前記実装基板の奥縁(7b)に実装されており、フ
    レーム(1)側には前記コネクタ(10)と接続される本
    体側コネクタ(4)が設けられ、外装パネル(11)の内
    面に前記実装基板の前縁(7a)をその突出方向に挿抜自
    在に挟持する対となる突起(15)がフレーム(1)側に
    向けて設けられていることを特徴とする、電子装置の発
    光体の装着構造。
  2. 【請求項2】実装基板(7)の奥縁(7b)にフレーム
    (1)と係合して当該フレームの外面から離れる方向の
    実装基板(7)の移動を阻止する係止部材(9)が設け
    られている、請求項1記載の発光体の装着構造。
JP1989058353U 1989-05-19 1989-05-19 電子装置の発光体の装着構造 Expired - Fee Related JPH0639460Y2 (ja)

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JPH0355U (ja) 1991-01-07

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