JPH063918U - 箱型重量パネルの据付用キャリヤ - Google Patents

箱型重量パネルの据付用キャリヤ

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Publication number
JPH063918U
JPH063918U JP4122192U JP4122192U JPH063918U JP H063918 U JPH063918 U JP H063918U JP 4122192 U JP4122192 U JP 4122192U JP 4122192 U JP4122192 U JP 4122192U JP H063918 U JPH063918 U JP H063918U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
pair
hangers
type heavy
load bar
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4122192U
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English (en)
Inventor
堯雄 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakanishi Metal Works Co Ltd
Original Assignee
Nakanishi Metal Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nakanishi Metal Works Co Ltd filed Critical Nakanishi Metal Works Co Ltd
Priority to JP4122192U priority Critical patent/JPH063918U/ja
Publication of JPH063918U publication Critical patent/JPH063918U/ja
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Abstract

(57)【要約】 箱型重量パネルの据付用キャリヤ 【目的】 搬送中のパネルの転倒を防止し、パネルの搬
送作業を容易に行えるようにする。 【構成】 床面Fに置かれたパネルPの両側面下端部に
それぞれ着脱自在に取付けられる一対のハンガ21を、パ
ネルPの奥行Dより長い長さを有する一対のロードバー
22にそれぞれ昇降自在に取付ける。両ハンガ21をそれぞ
れ持上げうるように両ハンガ21とロードバー22の間に一
対のジャッキ23をそれぞれ介在させる。両ロードバー22
にキャスタ43をそれぞれ複数個ずつ取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、制御盤や配電盤のように比較的重量が重くてかさ張り、人手によ っては簡単に持上げられないパネルを据付けるために用いられるキャリヤに関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、トラックから床面に降ろしたパネルを、工場内の据付場所まで 搬送するには、ころにパネルを乗せて床面を転がしながら搬送していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、ころを用いてパネルを搬送する場合、搬送中のパネルの姿勢が 不安定で、パネルが転倒する恐れがあった。作業者が転倒したパネルの下敷きに なると、大怪我をして危険であった。また、ころによるパネルの搬送作業は操作 性が悪く、据付場所でのパネルの位置決めを行い難いという問題点があった。
【0004】 この考案の目的は、上記問題点を解決し、搬送中のパネルの転倒を防止するこ とができ、搬送作業を容易に行える箱型重量パネルの据付用キャリヤを提供する ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案による箱型重量パネルの据付用キャリヤは、床面に置かれたパネルの 両側面下端部にそれぞれ着脱自在に取付けられる一対のハンガと、両ハンガがそ れぞれ昇降自在に取付けられかつパネルの奥行より長い長さを有する一対のロー ドバーと、両ハンガをそれぞれ持上げうるように両ハンガとロードバーの間にそ れぞれ介在されている一対のジャッキとを備えており、両ロードバーにキャスタ がそれぞれ複数個ずつ取付けられているものである。
【0006】
【作用】
この考案による箱型重量パネルの据付用キャリヤには、床面に置かれたパネル の両側面下端部にそれぞれ着脱自在に取付けられる一対のハンガと、両ハンガが それぞれ昇降自在に取付けられかつパネルの奥行より長い長さを有する一対のロ ードバーと、両ハンガをそれぞれ持上げうるように両ハンガとロードバーの間に それぞれ介在されている一対のジャッキとが備わっているから、床面に置かれた パネルにハンガを取付け、ジャッキでハンガを持上げると、パネルが床面から離 されて、パネルが両ロードバーにまたがるように支持される。
【0007】 さらに、両ロードバーにキャスタがそれぞれ複数個ずつ取付けられているから 、ロードバーの移動が自在である。
【0008】
【実施例】
この考案の実施例を、図面を参照してつぎに説明する。
【0009】 図1を参照すると、パネルPは、直方体中空箱型状のものである。パネルの大 きさを、具体例として、寸法を挙げて示すと、高さHは1.8〜2.0m、幅W は1〜4m、奥行Dは0.4〜0.5mであり、重量約1.0tである。
【0010】 パネルPの正面には両開きの扉dが設けられ、これには操作盤等Oが取付けら れている。図示しないが、パネルの内部にはインバータアンプ、トランス、ブレ ーカ等の機器が収められている。これらの機器は、一般的にパネル背面壁に取付 けられることが多く、パネルPの重心が高くて偏ったところにあるため、パネル Pが転倒し易くなっている。
【0011】 パネルPは、アングル鋼よりなる底枠fを有しており、これの両側枠部材には 、上下2つずつのねじ孔11が枠部材長さ方向に所定間隔をおいて形成されている (図3参照)。
【0012】 据付用キャリヤは、一対のハンガ21、ロードバー22および油圧式ジャッキ23を 備えている。
【0013】 ハンガ21は、略逆U字状の内側板31と、内側板31の上縁に連なる断面逆L字状 頂板32と、内側板31の両垂直部下縁にそれぞれ連なる一対の底板33と、頂板32の 両端部と両底板33にそれぞれ渡し止められている一対の略V字状外側板34とより なる。内側板31の両垂直部下端内面には補強板35がそれぞれ設けられ、これらに 、パネルPのねじ孔11に対応するボルト孔36が2つずつあけられている。
【0014】 ロードバー22は、パネルPの奥行Dより長い長さをもち、内側板31と外側板34 間の間隙よりわずかに小さい外径をもつ丸パイプよりなるものであって、両側板 31,34間に通されている。ロードバー22の内面側には、内側板31の垂直部外縁に それぞれそわされるように一対の断面L字状ガイド41が、ロードバー22の外面側 には、両外側板34の垂直部の両縁をそれぞれ挟むように一対の断面コの状ガイド 42が、ロードバー22の長さの中央部を挟んで対称的にそれぞれ設けられている。
【0015】 ロードバー22の下面側の両端部および長さの中央部の3か所にはキャスタ43が それぞれ取付けられている。
【0016】 ジャッキ23の基盤51はジャッキ支持板44に固定され、そのラム52はハンガ21の 頂板32下面に当接させられている。
【0017】 据付作業を図3および図4を参照してつぎに説明する。床面Fに置かれたパネ ルPに対し、パネルPのねじ孔11の高さとハンガ21のボルト孔36の高さが同じに なるようにジャッキ23を操作してハンガ21の高さを調節する。高さ調節が終わる と、六角孔付ボルト53をボルト孔36を通してねじ孔11にねじ込み、ボルト53を締 付ける。これにより、図3に示すパネルPにハンガ21が取付けられた状態となる 。つぎに、ジャッキ23をジャッキアップしてハンガ21を持上げる。そうすると、 図4に示すように、ハンガ21でパネルPが持上げられ、パネルPが床面Fから離 される。この状態でキャスタ43を転がしながらパネルPを移動させ、パネルPを 所定の場所に位置決めする。今度は、ジャッキ23をジャッキダウンし、パネルP が床面Fに降ろされると、ボルト53をねじ孔11から抜き去り、パネルPからハン ガ21を取外す。これにより、据付作業が完了する。
【0018】 図5は、ロードバーの変形例を示すものである。この変形例によるロードバー は、長さ調節自在なテレスコパイプよりなるものであって、ストレートな中央パ イプ部分61と、これの両端にそれぞれ出入自在に差込まれている一対のL字状両 端パイプ部分62とよりなる。中央パイプ部分61の中央部にキャスタ43が取付けら れるとともに、両端パイプ部分62の先端部にキャスタ43が取付けられている。全 部で3つのキャスタ43は、平面より見て、三角形の頂点に位置させられている。 中央パイプ部分61と両端パイプ部分62の重なり合った部分において、中央パイ プ部分61には1つの貫通孔63が、両端パイプ部分62には複数の貫通孔64がそれぞ れあけられている。中央パイプ部分61の貫通孔63と、両端パイプ部分62の貫通孔 64の1つに、長さ調節ボルト65が通されている。
【0019】 この変形例によるロードバーでは、パネルの大きさにあわせて、ロードバーの 長さが調節される。さらに、3つのキャスタ43が上記のように配置されているこ とにより、キャリヤが自立し、パネルへのハンガの取付が容易に行えるようにな っている。
【0020】
【考案の効果】
この考案によれば、床面に置かれたパネルにハンガを取付け、ジャッキでハン ガを持上げると、パネルが床面から離されて、パネルが両ロードバーにまたがる ように支持されるから、搬送中のパネルの姿勢が安定し、転倒を防止することが できる。
【0021】 さらに、ロードバーの移動が自在であるから、パネルの搬送作業を容易に行え る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるキャリヤを、パネルとともに示
すの斜視図である。
【図2】同キャリヤの側面図である。
【図3】図2のIII ーIII 線にそう断面図である。
【図4】パネルを持上げた状態を示す図3相当の断面図
である。
【図5】ロードバーの変形例を示す図2相当の側面図で
ある。
【図6】同変形例を示す図5に対応する平面図である。
【符号の説明】
21 ハンガ 22 ロードバー 23 ジャッキ 43 キャスタ F 床面 P パネル D 奥行

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面Fに置かれたパネルPの両側面下端
    部にそれぞれ着脱自在に取付けられる一対のハンガ21
    と、 両ハンガ21がそれぞれ昇降自在に取付けられかつパネル
    Pの奥行Dより長い長さを有する一対のロードバー22
    と、 両ハンガ21をそれぞれ持上げうるように両ハンガ21とロ
    ードバー22の間にそれぞれ介在されている一対のジャッ
    キ23と、 を備えており、 両ロードバー22にキャスタ43がそれぞれ複数個ずつ取付
    けられている、 箱型重量パネルの据付用キャリヤ。
JP4122192U 1992-06-16 1992-06-16 箱型重量パネルの据付用キャリヤ Withdrawn JPH063918U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4122192U JPH063918U (ja) 1992-06-16 1992-06-16 箱型重量パネルの据付用キャリヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4122192U JPH063918U (ja) 1992-06-16 1992-06-16 箱型重量パネルの据付用キャリヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH063918U true JPH063918U (ja) 1994-01-18

Family

ID=12602345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4122192U Withdrawn JPH063918U (ja) 1992-06-16 1992-06-16 箱型重量パネルの据付用キャリヤ

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JP (1) JPH063918U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011195328A (ja) * 2010-03-24 2011-10-06 Taisei Corp 台車および重量物の設置方法
JP2018202877A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 三菱電機株式会社 搬送据付調整装置
KR102354979B1 (ko) * 2021-09-02 2022-02-08 (주)리더스물류 반도체 장비 운송용 보조 구조물

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003