JPH0638985B2 - 携帯用エアープラズマ切断機 - Google Patents
携帯用エアープラズマ切断機Info
- Publication number
- JPH0638985B2 JPH0638985B2 JP63074112A JP7411288A JPH0638985B2 JP H0638985 B2 JPH0638985 B2 JP H0638985B2 JP 63074112 A JP63074112 A JP 63074112A JP 7411288 A JP7411288 A JP 7411288A JP H0638985 B2 JPH0638985 B2 JP H0638985B2
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- JP
- Japan
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- circuit
- voltage
- cutting machine
- inverter
- output
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高圧直流によるアークと圧縮空気とによるプラ
ズマ状高温高速流により金属を切断するエァープラズマ
切断機に関する。
ズマ状高温高速流により金属を切断するエァープラズマ
切断機に関する。
従来のこの種のエァープラズマ切断機としては第３図の
構成図に例示するものが知られている。第３図において
１はインバータを含む高圧直流発生回路、２はエァーコ
ンプレッサ、３は切断用のトーチ、４は被切断金属板、
５は母材ケーブル、６は交流電源用のブレーカである。
第３図に示す如く高圧直流発生回路１による高圧直流は
該回路１と母材ケーブル５により接続された被切断金属
板４と前記トーチ３の電極との間にアークを発生させ、
該トーチ３のギャップより噴出するコンプレッサ２から
の圧縮空気をプラズマ状の高温高速流となして前記金属
板４の切断を行なうものである。
構成図に例示するものが知られている。第３図において
１はインバータを含む高圧直流発生回路、２はエァーコ
ンプレッサ、３は切断用のトーチ、４は被切断金属板、
５は母材ケーブル、６は交流電源用のブレーカである。
第３図に示す如く高圧直流発生回路１による高圧直流は
該回路１と母材ケーブル５により接続された被切断金属
板４と前記トーチ３の電極との間にアークを発生させ、
該トーチ３のギャップより噴出するコンプレッサ２から
の圧縮空気をプラズマ状の高温高速流となして前記金属
板４の切断を行なうものである。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら上記従来技術においては第３図に示す如く
エァーコンプレッサ等の圧縮空気源とインバータを含む
高圧直流発生回路とは互いに別置され、エァープラズマ
切断機としては上記の如くそれぞれ別置された諸機器に
より構成され、このため切断作業の場所が限定され切断
対象のある場所如何によっては極めて不便であった。こ
れに鑑み本発明は前記の不便さを解消する小形軽量の携
帯用エァープラズマ切断機の提供を目的とするものであ
る。
エァーコンプレッサ等の圧縮空気源とインバータを含む
高圧直流発生回路とは互いに別置され、エァープラズマ
切断機としては上記の如くそれぞれ別置された諸機器に
より構成され、このため切断作業の場所が限定され切断
対象のある場所如何によっては極めて不便であった。こ
れに鑑み本発明は前記の不便さを解消する小形軽量の携
帯用エァープラズマ切断機の提供を目的とするものであ
る。
エァープラズマ切断機におけるインバータのキャリア周
波数の高周波化により高圧直流発生回路の交流通電素子
の小形軽量化を計るものである。
波数の高周波化により高圧直流発生回路の交流通電素子
の小形軽量化を計るものである。
すなわち高圧直流発生回路で作成した高圧直流により切
断用トーチにおいてアークを発生させ、該切断用トーチ
より噴出するエァーコンプレッサからの圧縮空気をプラ
ズマ状の高温高速として被切断金属を切断するエァープ
ラズマ切断機において、前記高圧直流発生回路は、変換
動作用キャリア周波数を増大させたインバータと、該イ
ンバータにより制御された高周波の交流電圧を変圧する
変圧器と、該変圧器の交流出力を整流して直流出力に変
換する整流回路とを備え、前記高圧直流発生回路と前記
エァーコンプレッサとを一体収納したものである。
断用トーチにおいてアークを発生させ、該切断用トーチ
より噴出するエァーコンプレッサからの圧縮空気をプラ
ズマ状の高温高速として被切断金属を切断するエァープ
ラズマ切断機において、前記高圧直流発生回路は、変換
動作用キャリア周波数を増大させたインバータと、該イ
ンバータにより制御された高周波の交流電圧を変圧する
変圧器と、該変圧器の交流出力を整流して直流出力に変
換する整流回路とを備え、前記高圧直流発生回路と前記
エァーコンプレッサとを一体収納したものである。
エァープラズマ切断機の体積及び重量構成において直流
高電圧を発生する電気関係素子の占める割合は大であ
る。また一般に調整可能な直流高電圧を得るためにはイ
ンバータにより制御された交流電圧を変圧後整流する方
法が最も有効であり、更に前記インバータの直流／交流
変換動作におけるキャリア周波数の増大によるその出力
周波数の高周波化を計れば前記インバータの交流通電素
子であるリアクトル或いは変圧器等の相対的に大形且つ
重量物素子の小形化が可能となる。本発明は前記の如く
して小形軽量化したインバータとエァーコンプレッサと
を一体収納して前記切断機の携帯化を可能にするもので
ある。
高電圧を発生する電気関係素子の占める割合は大であ
る。また一般に調整可能な直流高電圧を得るためにはイ
ンバータにより制御された交流電圧を変圧後整流する方
法が最も有効であり、更に前記インバータの直流／交流
変換動作におけるキャリア周波数の増大によるその出力
周波数の高周波化を計れば前記インバータの交流通電素
子であるリアクトル或いは変圧器等の相対的に大形且つ
重量物素子の小形化が可能となる。本発明は前記の如く
して小形軽量化したインバータとエァーコンプレッサと
を一体収納して前記切断機の携帯化を可能にするもので
ある。
以下この発明の実施例を図面により説明する。第１図は
この発明の実施例を示す構成図であり、携帯用エァープ
ラズマ切断機１５における高圧直流発生回路１とエァー
コンプレッサ２とエァーフィルタ２ａと冷却ファン２ｂ
との一体収納状態の概略を示す。なお前記回路１の電気
品については第２図の説明において言及する。第２図は
前記高圧直流発生回路１の回路図を示す。第２図におい
て７は整流回路であり交流電源用のブレーカ６を経由し
て入力される交流電圧を整流し直流を出力する。Ｃ1は
平滑用コンデンサ、８はインバータであり例えばＭＯＳ
ＦＥＴ等の高周波用パワートランジスタＴ1〜Ｔ4と出力
コンデンサＣ2と出力変圧器ＴＲ1等から成る。９は該イ
ンバータ８の制御回路であり、トーチスイッチによる前
記切断機の起動指令を受け起動シーケンスを演算するロ
ジック回路９ａと、トーチ電流の設定器１０と検出用変
流器ＣＴ2とからの両信号を入力とする電流調整回路９
ｂと、該調整回路の出力信号を入力とし前記インバータ
８のパワートランジスタＴ1〜Ｔ4のキャリア周波数によ
るスイッチングモードを規定するパルス巾制御回路９ｃ
と、該パルス巾制御回路の出力増巾を行ない前記各トラ
ンジスタＴ1〜Ｔ4へのベース信号を出力するベース駆動
回路９ｄと、前記平滑用コンデンサＣ1の両端直流電圧
を受け前記各回路の制御用直流電圧を供給するＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータ９ｅと保護回路９ｆとから成る。ＬＲは限
流抵抗、ＣＴ1は前記保護回路９ｆに対し前記インバー
タ８の電流信号を検出する変流器である。１１は前記出
力変圧器ＴＲ1の単相交流出力を受け直流に変換する単
相全波の整流回路であり、ダイオードＤ1〜Ｄ4とリアク
トルＬ1〜Ｌ4とから成る。Ｌ5は平滑リアクトル、ＣＴ2
はトーチ電流検出用変流器、１２はトーチのアーク始動
用高圧発生回路、ＴＲ2は該高圧発生回路の出力電圧誘
導用の変圧器、１３は前記トーチアークの円滑始動用の
クリーニング回路であり抵抗とコンデンサとの直並列回
路から成る。
この発明の実施例を示す構成図であり、携帯用エァープ
ラズマ切断機１５における高圧直流発生回路１とエァー
コンプレッサ２とエァーフィルタ２ａと冷却ファン２ｂ
との一体収納状態の概略を示す。なお前記回路１の電気
品については第２図の説明において言及する。第２図は
前記高圧直流発生回路１の回路図を示す。第２図におい
て７は整流回路であり交流電源用のブレーカ６を経由し
て入力される交流電圧を整流し直流を出力する。Ｃ1は
平滑用コンデンサ、８はインバータであり例えばＭＯＳ
ＦＥＴ等の高周波用パワートランジスタＴ1〜Ｔ4と出力
コンデンサＣ2と出力変圧器ＴＲ1等から成る。９は該イ
ンバータ８の制御回路であり、トーチスイッチによる前
記切断機の起動指令を受け起動シーケンスを演算するロ
ジック回路９ａと、トーチ電流の設定器１０と検出用変
流器ＣＴ2とからの両信号を入力とする電流調整回路９
ｂと、該調整回路の出力信号を入力とし前記インバータ
８のパワートランジスタＴ1〜Ｔ4のキャリア周波数によ
るスイッチングモードを規定するパルス巾制御回路９ｃ
と、該パルス巾制御回路の出力増巾を行ない前記各トラ
ンジスタＴ1〜Ｔ4へのベース信号を出力するベース駆動
回路９ｄと、前記平滑用コンデンサＣ1の両端直流電圧
を受け前記各回路の制御用直流電圧を供給するＤＣ／Ｄ
Ｃコンバータ９ｅと保護回路９ｆとから成る。ＬＲは限
流抵抗、ＣＴ1は前記保護回路９ｆに対し前記インバー
タ８の電流信号を検出する変流器である。１１は前記出
力変圧器ＴＲ1の単相交流出力を受け直流に変換する単
相全波の整流回路であり、ダイオードＤ1〜Ｄ4とリアク
トルＬ1〜Ｌ4とから成る。Ｌ5は平滑リアクトル、ＣＴ2
はトーチ電流検出用変流器、１２はトーチのアーク始動
用高圧発生回路、ＴＲ2は該高圧発生回路の出力電圧誘
導用の変圧器、１３は前記トーチアークの円滑始動用の
クリーニング回路であり抵抗とコンデンサとの直並列回
路から成る。
本発明によれば、高圧直流発生回路におけるインバータ
のキャリア周波数を増大し該インバータの出力周波数の
高周波化による前記直流発生回路の大巾な小形軽量化を
計り、該直流発生回路とエァーコンプレッサとを一体収
納してエァープラズマ切断機を携帯可能とし、金属切断
作業の場所的制約を大巾に軽減させることができる。
のキャリア周波数を増大し該インバータの出力周波数の
高周波化による前記直流発生回路の大巾な小形軽量化を
計り、該直流発生回路とエァーコンプレッサとを一体収
納してエァープラズマ切断機を携帯可能とし、金属切断
作業の場所的制約を大巾に軽減させることができる。
第１図はこの発明の実施例を示すエァープラズマ切断機
の構成図、第２図は高圧直流発生回路の回路図、第３図
は第１図に対応する従来技術の実施例である。 １…高圧直流発生回路、２…エァーコンプレッサ、２ａ
…エァーフィルタ、２ｂ…冷却ファン、３…トーチ、４
…被切断金属板、５…母材ケーブル、６…ブレーカ、７
…整流回路、８…インバータ、９…制御回路、９ａ…ロ
ジック回路、９ｂ…電流調整回路、９ｃ…パルス巾制御
回路、９ｄ…ベース駆動回路、９ｅ…ＤＣ／ＤＣコンバ
ータ、９ｆ…保護回路、１０…設定器、１１…整流回
路、１２…始動用高圧発生回路、１３…クリーニング回
路、１５…携帯用エァープラズマ切断機、Ｃ1…平滑用
コンデンサ、Ｃ2…出力コンデンサ、ＣＴ1，ＣＴ2…変
流器、Ｄ1〜Ｄ4…ダイオード、ＬＲ…限流抵抗、Ｌ1〜
Ｌ5…リアクトル、Ｔ1〜Ｔ4…パワートランジスタ、Ｔ
Ｒ1，ＴＲ2…変圧器。
の構成図、第２図は高圧直流発生回路の回路図、第３図
は第１図に対応する従来技術の実施例である。 １…高圧直流発生回路、２…エァーコンプレッサ、２ａ
…エァーフィルタ、２ｂ…冷却ファン、３…トーチ、４
…被切断金属板、５…母材ケーブル、６…ブレーカ、７
…整流回路、８…インバータ、９…制御回路、９ａ…ロ
ジック回路、９ｂ…電流調整回路、９ｃ…パルス巾制御
回路、９ｄ…ベース駆動回路、９ｅ…ＤＣ／ＤＣコンバ
ータ、９ｆ…保護回路、１０…設定器、１１…整流回
路、１２…始動用高圧発生回路、１３…クリーニング回
路、１５…携帯用エァープラズマ切断機、Ｃ1…平滑用
コンデンサ、Ｃ2…出力コンデンサ、ＣＴ1，ＣＴ2…変
流器、Ｄ1〜Ｄ4…ダイオード、ＬＲ…限流抵抗、Ｌ1〜
Ｌ5…リアクトル、Ｔ1〜Ｔ4…パワートランジスタ、Ｔ
Ｒ1，ＴＲ2…変圧器。
Claims (1)
- 【請求項１】高圧直流発生回路で作成した高圧直流によ
り切断用トーチにおいてアークを発生させ、該切断用ト
ーチより噴出するエァーコンプレッサからの圧縮空気を
プラズマ状の高温高速として被切断金属を切断するエァ
ープラズマ切断機において、前記高圧直流発生回路は、
変換動作用キャリア周波数を増大させたインバータと、
該インバータにより制御された高周波の交流電圧を変圧
する変圧器と、該変圧器の交流出力を整流して直流出力
に変換する整流回路とを備え、前記高圧直流発生回路と
前記エァーコンプレッサとを一体収納したことを特徴と
する携帯用エァープラズマ切断機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63074112A JPH0638985B2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 携帯用エアープラズマ切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63074112A JPH0638985B2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 携帯用エアープラズマ切断機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01245972A JPH01245972A (ja) | 1989-10-02 |
| JPH0638985B2 true JPH0638985B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=13537792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63074112A Expired - Lifetime JPH0638985B2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 携帯用エアープラズマ切断機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638985B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0641732Y2 (ja) * | 1989-04-28 | 1994-11-02 | 日鐵建材工業株式会社 | エアープラズマ切断機 |
| JP4857524B2 (ja) * | 2004-03-24 | 2012-01-18 | パナソニック株式会社 | アーク溶接ロボット |
| US7615719B2 (en) | 2006-09-11 | 2009-11-10 | Hypertherm, Inc. | Autonomous plasma cutting system |
| US8350182B2 (en) | 2006-09-11 | 2013-01-08 | Hypertherm, Inc. | Portable autonomous material processing system |
| US9522438B2 (en) | 2012-11-09 | 2016-12-20 | Hypertherm, Inc. | Battery-controlled plasma arc torch system |
| US9550251B2 (en) | 2014-03-28 | 2017-01-24 | Hypertherm, Inc. | Power supply assembly for a plasma arc torch system |
| US11622440B2 (en) | 2014-05-30 | 2023-04-04 | Hypertherm, Inc. | Cooling plasma cutting system consumables and related systems and methods |
| US9967964B2 (en) | 2014-05-30 | 2018-05-08 | Hypertherm, Inc. | Cooling plasma cutting system consumables and related systems and methods |
| CN110036696B (zh) | 2016-10-21 | 2024-03-08 | 海别得公司 | 等离子体电动工具 |
| CN112475568B (zh) * | 2020-10-28 | 2024-02-20 | 上海沪工焊接集团股份有限公司 | 双电压等离子切割机导弧控制方法和装置 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6028963B2 (ja) * | 1980-12-05 | 1985-07-08 | 元之助 新井 | 道路のジョイント |
| JPS6052072B2 (ja) * | 1979-09-11 | 1985-11-16 | 三菱電機株式会社 | 高層建物用小荷物搬送装置 |
| JPS61216861A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-26 | Osaka Denki Kk | プラズマア−ク切断装置 |
| JPS61286068A (ja) * | 1985-06-12 | 1986-12-16 | Hitachi Seiko Ltd | ア−ク溶接用電源 |
| JPS62292273A (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-18 | Hitachi Seiko Ltd | プラズマア−ク用電源 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6028963U (ja) * | 1983-07-30 | 1985-02-27 | 株式会社 三社電機製作所 | 電源装置 |
| JPS6052072U (ja) * | 1983-09-20 | 1985-04-12 | 日立精工株式会社 | 溶接用電源装置 |
-
1988
- 1988-03-28 JP JP63074112A patent/JPH0638985B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6052072B2 (ja) * | 1979-09-11 | 1985-11-16 | 三菱電機株式会社 | 高層建物用小荷物搬送装置 |
| JPS6028963B2 (ja) * | 1980-12-05 | 1985-07-08 | 元之助 新井 | 道路のジョイント |
| JPS61216861A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-26 | Osaka Denki Kk | プラズマア−ク切断装置 |
| JPS61286068A (ja) * | 1985-06-12 | 1986-12-16 | Hitachi Seiko Ltd | ア−ク溶接用電源 |
| JPS62292273A (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-18 | Hitachi Seiko Ltd | プラズマア−ク用電源 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01245972A (ja) | 1989-10-02 |
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