JPH0638969B2 - 一体型ホースジョイント金具およびその製造方法 - Google Patents

一体型ホースジョイント金具およびその製造方法

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JPH0638969B2
JPH0638969B2 JP5411788A JP5411788A JPH0638969B2 JP H0638969 B2 JPH0638969 B2 JP H0638969B2 JP 5411788 A JP5411788 A JP 5411788A JP 5411788 A JP5411788 A JP 5411788A JP H0638969 B2 JPH0638969 B2 JP H0638969B2
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進 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は一体型ホースジョイント金具およびその製造方
法に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、流体対圧ホースを接続するホースジョイント金具
は第5図に示すように、棒素材を切断し、ツバ部3
を据込み形成後、、両方の口金部を後方押出しによ
り形成し、次いで中心部2aを穿孔して穴開けを行った
後、その穴にパイプ2を挿入して接合(ろう付け)し
て接続している。したがって、パイプ材2と口金中心部
の穴2aとの接合強度の信頼性に欠けるだけでなく、製造
工程が複雑であるため、生産性が悪く、製品コストが高
くなるという問題点があった。
(解決すべき課題) そこで、本発明はパイプ材を接合することなく、口金部
と一体的にパイプを形成して軸杆接合強度の信頼性の向
上させるとともに、生産性の向上を図ることを目的と
し、鋭意研究の結果、線材または棒材から冷間押出し加
工技術を利用すればよいことに着目して完成したもので
ある。
(課題解決のための手段) したがって、本発明は、中心部に第1穿孔を有する棒素
材の軸方向への後方押出しによって形成された口金部
と、該後方押出しによって該口金部中心部に形成された
突出部を上記第1穿孔が変形して残存する誘導穴に沿っ
てドリル穿孔して形成された第2穿孔を有するパイプ部
と、棒素材の軸方向加圧据込みによって形成された口金
部外周に張り出したツバ部とを有することを要旨とする
一体型ホースジョイント金具を提供するものである。
本発明の構造は両側ホースジョイント金具だけでなく
(第1図参照)、口金を形成しないジョイント4を有
する片側ホースジョイント金具(第2図)にも適用可能
である。
本発明の構造によれば、冷間押出し加工によりパイプ部
と口金部とが一体に成形可能になる。
また、本発明は上記一体型ホースジョイント金具の製造
方法を提供するもので、その要旨とするところは、製品
と略同容積に切断された棒素材の中心に予備穿孔を施す
第1穿孔工程(第1図〜)と、棒素材を軸方向に加
圧して棒素材周囲にツバ部を形成する据込み工程(第1
図)と、予備穿孔を施した棒素材を軸方向に加圧して
筒状口金部を形成する後方押出し工程(第1図〜)
と、該押出し工程によって筒状口金部中心に形成された
パイプ部をその中心に位置する予備穿孔が変形した誘導
孔にそって穿孔する穴開け工程(第1図)とからな
る。
本発明方法によれば、冷間加工にて連続工程にて、しか
も口金部とパイプ部とが同時に一体的に形成される。ま
た、パイプ部の穿孔は誘導孔を介して行われるので、孔
が偏心することなく、正確に形成されるとともに、穿孔
工具に無理な負担をかけることもない。なお、棒素材を
軸方向に加圧して棒素材周囲にツバ部を形成する据込み
工程は予備穿孔を施した後に行うのが好ましいが、ツバ
部を形成後予備穿孔を行うようにしてもよい。
以下、本発明を添付図面に示す両側ホースジョイント金
具の製造例に基づいて詳細に説明することにする。
(実施例) 第1図〜は本発明方法を適用し、第2図および第3
図に示す両側ホースジョイント金具Jを製造する具体的
方法の工程を示す工程説明図で、切断工程、下穿孔
工程、上穿孔工程、穴抜き工程、据込み工程、
下押出し工程、上押出し工程、穴開け工程を示す。
詳しくは、切断工程においては、口金部より小径なコ
イル材から略最終製品容積に切断し、棒状素材Wを用意
する。
次いで、下穿孔工程では、上記棒材Wの中心部に下端
面から中央部やや下まで予備穿孔して第1穿孔5を形成
する。同じく上穿孔工程では、上記棒材Wの中心部に
上端面から中央部やや上まで予備穿孔して第1穿孔5を
形成し、両端面から延びる第第1穿孔を繋ぐように穴
抜きする。
この穴抜きした棒状素材Wを軸方向に加圧して据込
み、素材Wの中央部周囲にツバ部3を形成する。
次いで、上記予備穿孔を施したツバ部3を有する棒素材
を軸方向に加圧して筒状口金部1を形成する後方押出し
工程およびに移るが、その際下押出し工程では第
3図に示す押出し型、上押出し工程では第4図に示す
押出し型を使用する。
すなわち、第3図において、10は基台で、下側ダイ1
1が上下方向に摺動自在に設けられ、ばね部材12によ
り上方に付勢されている。また、上記下側ダイ11は基
台10に対し、ガイド溝13aとガイド部材13bとからなる
ガイド機構13によりガイドされている。他方、上記下
側ダイ11の上方には上側ダイ14が配設され、ばね部
材15によって下方に付勢されている。そして、上下ダ
イ11,14には、各々ホースジョイント金具Jのツバ
部3に対応する形状の第1の型面15,15と、垂直方
向に延びるポンチ挿通孔16とが形成されている。この
ポンチ挿通孔16には上記ホースジョイント金具Jの口
金部1とパイプ部2との空隙に等しい下側ポンチ17
と、上側ダイ11とともに上下動する上側ポンチ18と
が挿入されている。なお、19はばね部材である。
第4図における上押出し工程において使用する押出し型
も上側ポンチ20が下側ポンチ17と同一形状をなして
いる以外は第3図と同様であるので、同一部材に同一番
号を付して説明を省略する。
上記押出し型を用いた押出し工程およびで口金部1
を後方押出しすると(第3図、第4図左半分は押出し
前、右半分は押出し後を示す)、口金部中心部に突出す
るパイプ部の第1穿孔5はツバ部2に取り囲まれる部分
を除き、収縮するが、閉鎖せず、次の穴明け工程での
ドリル穿孔時の誘導孔7となる。
したがって、穴明け工程では、誘導孔7,7に沿って
偏心することなく、第2穿孔8がドリル加工されること
になる。
以上の工程は両側ホースジョイント金具の製造工程であ
るが、第2図に示すように、一方を口金部を有しないジ
ョイント部4とする場合は、片側の後方押出し工程の
代りに前方押出しを行い、軸部より小径のジョイント部
4を形成するようにすればよい。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、ホース
ジョイント金具の口金部とパイプ部とを押出し加工によ
り一体的に形成できるので、パイプ部の軸杆強度の信頼
性が飛躍的に向上する。
また、棒状を用いてホースジョイント金具の部材を連続
的に製造するので、部品点数・組付工数の削減が図れ、
生産性の向上と相まってホースジョイント金具の製造コ
ストを著しく低減することができる。
なお、本発明はホースジョイント金具の製造例に基づい
て説明したが、内管と外管とを溶接する必要のある種々
の二重管構造部品の製造に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を適用して両側ホースジョイント金
具を製造する場合の工程図、第2図は片側ホースジョイ
ント金具の断面図、第3図及び第4図は下押出し加工お
よび上押出し加工に用いられる押出し型を示す断面図
で、左半分は押出し前の状態を、右半分は押出し後の状
態を示す。第5図はホースジョイント金具の従来法を示
す工程図である。 1…口金部、2…パイプ部、3…ツバ部、5…第1穿
孔、7…誘導孔、8…第2穿孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 33/28

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心部に第1穿孔を有する棒素材の軸方向
    への後方押出しによって形成された口金部と、該後方押
    出しによって該口金部中心部に形成された突出部を上記
    第1穿孔が変形して残存する誘導穴に沿ってドリル穿孔
    して形成された第2穿孔を有するパイプ部と、棒素材の
    軸方向加圧据込みによって形成された口金部外周に張り
    出したツバ部とを有することを特徴とする一体型ホース
    ジョイント金具。
  2. 【請求項2】パイプ部の第2穿孔が上記後方押出し時に
    変形せずに残存する第1穿孔と連通していることを特徴
    とする前記第項記載の一体型ホースジョイント金具。
  3. 【請求項3】製品と略同容積に切断された棒素材の中心
    に予備穿孔を施す第1穿孔工程と、棒素材を軸方向に加
    圧して棒素材周囲にツバ部を形成する据込み工程と、予
    備穿孔を施した棒素材を軸方向に加圧して筒状口金部を
    形成する後方押出し工程と、該押出し工程によって筒状
    口金部中心に形成されたパイプ部をその中心に位置する
    誘導孔にそって穿孔する穴開け工程とからなることを特
    徴とする一体型ホースジョイント金具の製造方法。
JP5411788A 1988-03-07 1988-03-07 一体型ホースジョイント金具およびその製造方法 Expired - Lifetime JPH0638969B2 (ja)

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