JPS61226117A - 直管部付テイ−またはクロス継手の製造方法 - Google Patents
直管部付テイ−またはクロス継手の製造方法Info
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- JPS61226117A JPS61226117A JP60067578A JP6757885A JPS61226117A JP S61226117 A JPS61226117 A JP S61226117A JP 60067578 A JP60067578 A JP 60067578A JP 6757885 A JP6757885 A JP 6757885A JP S61226117 A JPS61226117 A JP S61226117A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、いわゆる縮径−プラグ引抜法を利用して直
管部付のティーまたはクロス継手(以下、これらを総称
して管継手と云う)を製造する方法、とくにその段付素
管の製造方法に関する。
管部付のティーまたはクロス継手(以下、これらを総称
して管継手と云う)を製造する方法、とくにその段付素
管の製造方法に関する。
「従来の技術」
直管部付ティー継手は第4図に示すように、直管部αω
付の母管(1)から枝管(2)が−両側に張り出した形
をなし、また直管部付クロス継手は第5図に示すように
、直管部Qa)付母管(1)の両側に枝管(2)が張り
出した形をもち、これらは配管のT字路や十字路の部位
に使用される。
付の母管(1)から枝管(2)が−両側に張り出した形
をなし、また直管部付クロス継手は第5図に示すように
、直管部Qa)付母管(1)の両側に枝管(2)が張り
出した形をもち、これらは配管のT字路や十字路の部位
に使用される。
この種の管継手は、近時とくに原子炉関係用として需要
が増大している。とくに原子炉関係の配管においては、
強度的或いは防食上でも不利な溶接部を極力少くしたい
要求があるからである。原子炉用直管部付ティー継手の
具体的寸法としては、母管部外径609aa/1同肉厚
39m、枝管部外径356 m /、同肉厚46■、同
高さ200■、全長6000■、直管部長(枝管中心位
置まで) 5470amなど、種々のものがある。
が増大している。とくに原子炉関係の配管においては、
強度的或いは防食上でも不利な溶接部を極力少くしたい
要求があるからである。原子炉用直管部付ティー継手の
具体的寸法としては、母管部外径609aa/1同肉厚
39m、枝管部外径356 m /、同肉厚46■、同
高さ200■、全長6000■、直管部長(枝管中心位
置まで) 5470amなど、種々のものがある。
ところで、原子炉関係用に限らずこの種継手の場合には
、枝管高さ刊についてより大きいことが望まれる。これ
は、枝管端に別の配管を溶接する場合の作業性の面から
、更には強度上重要な枝管付は根をその溶接部から遠ざ
けるという意味においても、前記Hが大きい方がより有
利なためである。
、枝管高さ刊についてより大きいことが望まれる。これ
は、枝管端に別の配管を溶接する場合の作業性の面から
、更には強度上重要な枝管付は根をその溶接部から遠ざ
けるという意味においても、前記Hが大きい方がより有
利なためである。
この枝管高さ刊の大きな継手を得る一方法として、縮径
−プラグ引抜法が知られている。すなわちこの方法を直
管部付ティー継手の場合を例にとって説明すると、まず
第6図に示すように一端側に内外径とも他の部分よりも
大きな大径部(至))をもつ段付状の管値)を用意し、
これを素管とする。
−プラグ引抜法が知られている。すなわちこの方法を直
管部付ティー継手の場合を例にとって説明すると、まず
第6図に示すように一端側に内外径とも他の部分よりも
大きな大径部(至))をもつ段付状の管値)を用意し、
これを素管とする。
成形の工程としては、まずこの素管(M)の大径部幅)
を、第7図げ)に示すように偏平加工して楕円状輛′)
とし、この素管を上下−組のダイス+31 (i>にセ
ットして、その楕円化した大径部幅5を長径方向に加圧
することにより周方向に圧縮する加工を行い、大径部幅
)の材料を下ダイス(3)に設けたダイス穴(4)に流
し込んで同図(ロ)に示す如く隆起部(25を得る(縮
径加工工程)。この隆起部(25に次いで、同図(ハ)
に示す如く透孔(5)を穿ち、上記下ダイス(3)にセ
ットした状態で、その透孔(5)に管内側からプラグ(
6)を、それに連結した引抜棒(7)を使って引抜通過
させることにより、同図に)に示す如く透孔を押し拡げ
て枝管(2)を形成するものである(プラグ引抜工程)
。
を、第7図げ)に示すように偏平加工して楕円状輛′)
とし、この素管を上下−組のダイス+31 (i>にセ
ットして、その楕円化した大径部幅5を長径方向に加圧
することにより周方向に圧縮する加工を行い、大径部幅
)の材料を下ダイス(3)に設けたダイス穴(4)に流
し込んで同図(ロ)に示す如く隆起部(25を得る(縮
径加工工程)。この隆起部(25に次いで、同図(ハ)
に示す如く透孔(5)を穿ち、上記下ダイス(3)にセ
ットした状態で、その透孔(5)に管内側からプラグ(
6)を、それに連結した引抜棒(7)を使って引抜通過
させることにより、同図に)に示す如く透孔を押し拡げ
て枝管(2)を形成するものである(プラグ引抜工程)
。
クロス継手の場合には、縮径加工の段階で隆起部(25
を大径部(Ml)の両側に形成するようにし、プラグ引
抜をその隆起部の各々について実施することになる。
を大径部(Ml)の両側に形成するようにし、プラグ引
抜をその隆起部の各々について実施することになる。
ところで、このような縮径−ダイス引抜法に使用する素
管(ロ)をつくる方法としては、従来次の2方法が公知
である。すなわち、継目無管製造の一方法として知られ
るエルハルト・ブツシュベンチ製管法を使って第11図
に示すような肉厚の大きい等厚の中空素材(m^)を得
、ここから一点鎖線図示のように段付素管(ロ)を機械
加工で削り出す方法(以下、A法とする)と、同じくエ
ルハルト・ブツシュベンチ製管法を利用し複数回の押抜
の最終段階で途中止めの押抜をすることによって、予め
第12図に示すように外面側に段差をつけて一端側に厚
肉部(ms、t)を残した段付素材(mB)を形成して
おき、ここから同じようにして一点鎖線図示の段付素管
(2)を削り出す方法(以下、B法とする)。
管(ロ)をつくる方法としては、従来次の2方法が公知
である。すなわち、継目無管製造の一方法として知られ
るエルハルト・ブツシュベンチ製管法を使って第11図
に示すような肉厚の大きい等厚の中空素材(m^)を得
、ここから一点鎖線図示のように段付素管(ロ)を機械
加工で削り出す方法(以下、A法とする)と、同じくエ
ルハルト・ブツシュベンチ製管法を利用し複数回の押抜
の最終段階で途中止めの押抜をすることによって、予め
第12図に示すように外面側に段差をつけて一端側に厚
肉部(ms、t)を残した段付素材(mB)を形成して
おき、ここから同じようにして一点鎖線図示の段付素管
(2)を削り出す方法(以下、B法とする)。
「発明が解決しようとする問題点」
しかしながら、上記の方法は何れもかなり大きな削り技
(S)(S5が必要で、製造歩留が非常に悪い。B法は
A法にくらべるといくらか良好であるが、それでも高々
50チはどにすぎないものであり、このため縮径−プラ
グ引抜法による直管部付管継手製造の歩留は全体として
きわめて低いものとなる憾みがあった。
(S)(S5が必要で、製造歩留が非常に悪い。B法は
A法にくらべるといくらか良好であるが、それでも高々
50チはどにすぎないものであり、このため縮径−プラ
グ引抜法による直管部付管継手製造の歩留は全体として
きわめて低いものとなる憾みがあった。
本発明は、とくに上記段付素管(M)の製造法を工夫し
て、縮径−プラグ引抜法による直管部付管継手製造の歩
留を向上せしめようとするものである。
て、縮径−プラグ引抜法による直管部付管継手製造の歩
留を向上せしめようとするものである。
「問題を解決するための手段」
すなわち本発明は、堅プレスによる穿孔により、または
更に1回以上の横プレスによる押抜を経てつくった底付
中空素材を用い、その素材の内腔径より小さな所要径の
マンドレルを使用して少くとも1回一部を未加工のまま
残す押抜を実施することにより一端側に内外径とも他の
部分より大きな大径部をもつ段付中空素材をつくり出し
、これを切削加工により所要寸法に仕上げて段付素管(
M)となし、これを用いて縮径−プラグ引抜を行うこと
により直管部付管継手をつくることを特徴とする方法を
要旨とする。
更に1回以上の横プレスによる押抜を経てつくった底付
中空素材を用い、その素材の内腔径より小さな所要径の
マンドレルを使用して少くとも1回一部を未加工のまま
残す押抜を実施することにより一端側に内外径とも他の
部分より大きな大径部をもつ段付中空素材をつくり出し
、これを切削加工により所要寸法に仕上げて段付素管(
M)となし、これを用いて縮径−プラグ引抜を行うこと
により直管部付管継手をつくることを特徴とする方法を
要旨とする。
以下、図面を参照して本発明の方法を具体的かつ詳細に
説明する。
説明する。
第1図げ)〜(ハ)は本発明に基く段付素管(M)の製
造手順を示すものであり、同図によりその手順を説明す
れば次のとおりである。
造手順を示すものであり、同図によりその手順を説明す
れば次のとおりである。
■ 基本的には、従来法同様エルハルト・ブツシュベン
チ製管法を利用するもので、まず堅プレス、または更に
横プレスによる1回以上の押抜を経て、げ)図に示す庇
付中空素材(mo )を得る。この素材の寸法としては
、その内外径(Dmo ) (Dmo )とも、目標と
する段付素管(M)の大径部(Ml)の内外径(Dxl
’) (D−1)にそれぞれ後述の切削加工の削り代(
S) (S’)を見込んだサイズとする。長さくLmo
)については、欠配する途中止め押抜工程での加工を経
た段階で、目標段付素管(M)が採取可能な長さとなる
よう考慮する。押抜実施の有無更にはその実施回数など
は、得ようとする素材(mo)形状に応じ適宜法められ
る。言うまでもなく押抜は熱間にて行う。
チ製管法を利用するもので、まず堅プレス、または更に
横プレスによる1回以上の押抜を経て、げ)図に示す庇
付中空素材(mo )を得る。この素材の寸法としては
、その内外径(Dmo ) (Dmo )とも、目標と
する段付素管(M)の大径部(Ml)の内外径(Dxl
’) (D−1)にそれぞれ後述の切削加工の削り代(
S) (S’)を見込んだサイズとする。長さくLmo
)については、欠配する途中止め押抜工程での加工を経
た段階で、目標段付素管(M)が採取可能な長さとなる
よう考慮する。押抜実施の有無更にはその実施回数など
は、得ようとする素材(mo)形状に応じ適宜法められ
る。言うまでもなく押抜は熱間にて行う。
■ この庇付中空素材Gno)を次いで、横プレスにお
いて、(ロ)図に示す如く当該素材の内径Q)mo)よ
りも小さい外径(dx)のマンドレル(8)を使用して
少くとも1回押抜を行い、これは、素材一端部を未加工
のまま残す途中止めの押抜とする。未加工のまま残す部
分(非加工部) (Pct)の長さくLmcL)はその
部分から目標段付素管(M)の大径部(Ml)が採取で
きる長さが必要であり、また加工部Gnc2)の長さく
LmcJjこついては同じく小径部(Ml)が採取可能
なものとし、その内外径のmc2)■mc2)は同小径
部億2)の内外径ωM25■M2)に欠配切削加工の削
り代(S) (S’)を見込んだサイズとする。使用す
るマンドレル(8)の外径(dx)はしたがって、上記
小径部内径のsx’)より内面削り代(S’) X 2
だけ小さいものとなる。この途中止めの押抜加工の回数
は1回以上何回でもよく、必要加工量に応じ適宜選定さ
れる。最終回に当る押抜に使用するリングダイス(9)
の内径(dいが、前記小径部外径(DM2)に外面削り
代(S) X 2を上乗せした寸法になることは上述か
ら明らかである。押抜を熱間加工とすることは■の場合
と同じである。
いて、(ロ)図に示す如く当該素材の内径Q)mo)よ
りも小さい外径(dx)のマンドレル(8)を使用して
少くとも1回押抜を行い、これは、素材一端部を未加工
のまま残す途中止めの押抜とする。未加工のまま残す部
分(非加工部) (Pct)の長さくLmcL)はその
部分から目標段付素管(M)の大径部(Ml)が採取で
きる長さが必要であり、また加工部Gnc2)の長さく
LmcJjこついては同じく小径部(Ml)が採取可能
なものとし、その内外径のmc2)■mc2)は同小径
部億2)の内外径ωM25■M2)に欠配切削加工の削
り代(S) (S’)を見込んだサイズとする。使用す
るマンドレル(8)の外径(dx)はしたがって、上記
小径部内径のsx’)より内面削り代(S’) X 2
だけ小さいものとなる。この途中止めの押抜加工の回数
は1回以上何回でもよく、必要加工量に応じ適宜選定さ
れる。最終回に当る押抜に使用するリングダイス(9)
の内径(dいが、前記小径部外径(DM2)に外面削り
代(S) X 2を上乗せした寸法になることは上述か
ら明らかである。押抜を熱間加工とすることは■の場合
と同じである。
ところで、このように庇付中空素材(mo)に対しその
内径のmo)より小さな外径(dx)のマンドレル(8
)を用いた場合、素材が押抜の中心(リングダイス(9
)の中心)0)からずれて偏心し、周方向に均等的な加
工を保証し難い場合がある。かかる事態に対しては、第
2図に示す如くマンドレル(8)の後端側の一部に素材
の内径■mo’)に略々一致する外径(−の大径部(8
′)を設け、或いは第3図に示す如くマンドレル(8)
に素材内径■mo)(!−略々同一の外径(ds)をも
つリング状のセンタリング冶具a3を装着し、押抜時こ
の大径部(8′)またはセンタリング冶具a3によって
素材後方側(m′)をその中心が押抜中心0)に一致す
る正規の状態に保持するようにすれば、加工の周方向不
均一は可及的に避けられる。
内径のmo)より小さな外径(dx)のマンドレル(8
)を用いた場合、素材が押抜の中心(リングダイス(9
)の中心)0)からずれて偏心し、周方向に均等的な加
工を保証し難い場合がある。かかる事態に対しては、第
2図に示す如くマンドレル(8)の後端側の一部に素材
の内径■mo’)に略々一致する外径(−の大径部(8
′)を設け、或いは第3図に示す如くマンドレル(8)
に素材内径■mo)(!−略々同一の外径(ds)をも
つリング状のセンタリング冶具a3を装着し、押抜時こ
の大径部(8′)またはセンタリング冶具a3によって
素材後方側(m′)をその中心が押抜中心0)に一致す
る正規の状態に保持するようにすれば、加工の周方向不
均一は可及的に避けられる。
■ このようにして得た段付素材(mc)を次に、(ハ
)図に一点鎖線(j)で示すように底部を切除して全体
の長さを目標長さくL#/L)とするとともに、同じく
一点鎖線(λ)に示される如く内外面(mi )Gm
i)を切削加工して目標どおりの内外径ωM)0M)を
出すことによって、段付素管(M)に仕上げる。内外面
の切削加工は寸法精度を確保するためのもので、その削
り代(S) (S’)は寸法精度の保証上杵される範囲
でできる限り少なく見込むようにする。
)図に一点鎖線(j)で示すように底部を切除して全体
の長さを目標長さくL#/L)とするとともに、同じく
一点鎖線(λ)に示される如く内外面(mi )Gm
i)を切削加工して目標どおりの内外径ωM)0M)を
出すことによって、段付素管(M)に仕上げる。内外面
の切削加工は寸法精度を確保するためのもので、その削
り代(S) (S’)は寸法精度の保証上杵される範囲
でできる限り少なく見込むようにする。
本発明に基く段付素管製造の手順は以上のとおりである
が、この方法は従来例として示した2方法に較べ歩留の
点でかなり有利である。すなわち、従来のものが、第1
1図、第12図に示したように、内外面がストレートな
素材(mA)、或いは外面にだけ段差のついた素材Gn
s)から削り出すのに対し、本発明に基く方法では素材
の内外両面(mi)Gut)を段付状にしてから削り出
しを行うので、削り出しの削り代(S) (S’)は本
発明による方が格段に少なくてすむものである。
が、この方法は従来例として示した2方法に較べ歩留の
点でかなり有利である。すなわち、従来のものが、第1
1図、第12図に示したように、内外面がストレートな
素材(mA)、或いは外面にだけ段差のついた素材Gn
s)から削り出すのに対し、本発明に基く方法では素材
の内外両面(mi)Gut)を段付状にしてから削り出
しを行うので、削り出しの削り代(S) (S’)は本
発明による方が格段に少なくてすむものである。
歩留について、本発明に係る方法(以下、C法とする)
と従来のA、B2法とを定量的に比較した例をあげれば
以下のとおりである。
と従来のA、B2法とを定量的に比較した例をあげれば
以下のとおりである。
第10図に示す各部寸法の段付素管(M)を製造するに
際し、A、B、Cの3方法を適用した。A法としては、
堅プレスー1回全長押抜−2回削り出し、B法としては
、堅プレスー1回全長押抜−3回途中止め押抜(全工程
通して同一マンドレル使用)−削り出し、C法としては
、堅プレスー1回全長押抜−3回途中止め押抜(全長押
抜と途中止め押抜との間でマンドレル径変更)−削り出
し、の各段取りを採用した。
際し、A、B、Cの3方法を適用した。A法としては、
堅プレスー1回全長押抜−2回削り出し、B法としては
、堅プレスー1回全長押抜−3回途中止め押抜(全工程
通して同一マンドレル使用)−削り出し、C法としては
、堅プレスー1回全長押抜−3回途中止め押抜(全長押
抜と途中止め押抜との間でマンドレル径変更)−削り出
し、の各段取りを採用した。
その結果、歩留は従来法がA法で40チ、B法で50チ
に止まったのに対し、本発明のC法は60チの高歩留を
記録した。
に止まったのに対し、本発明のC法は60チの高歩留を
記録した。
なお、目標とする段付素管の寸法は、最終的に得ようと
する製品管継手の寸法に基いて次のように設定される。
する製品管継手の寸法に基いて次のように設定される。
すなわち、大径部(Ml)の外径■川)は、製品管継手
の種類(T継手、クロス継手)およびその枝管高さ刊を
考慮して製品母管(1)の外径ωωより大きく設定し、
小径部(M2)の外径ωM2)は略々製品母管の外径(
Dωに略々一致させる。外部の肉厚(tlは製品母管の
それ(to)と略々等しく、その長さくLxt)化M2
)については、L、、 + Lド2中製品母管(1)の
全長(Lωとし、Lxlを、少(とも後述の縮径−プラ
グ引抜加工の影響を直接受ける部分がカバーされるよう
に設定する。
の種類(T継手、クロス継手)およびその枝管高さ刊を
考慮して製品母管(1)の外径ωωより大きく設定し、
小径部(M2)の外径ωM2)は略々製品母管の外径(
Dωに略々一致させる。外部の肉厚(tlは製品母管の
それ(to)と略々等しく、その長さくLxt)化M2
)については、L、、 + Lド2中製品母管(1)の
全長(Lωとし、Lxlを、少(とも後述の縮径−プラ
グ引抜加工の影響を直接受ける部分がカバーされるよう
に設定する。
本発明の方法は、以上のようにして得られた段付素管(
M)を用い、これに縮径−プラグ引抜を施して直管部付
管継手を製造するものである。縮径−プラグ引抜の工程
は、頭記したものを基本とするが、ここに詳しく述べれ
ば以下の如(である。
M)を用い、これに縮径−プラグ引抜を施して直管部付
管継手を製造するものである。縮径−プラグ引抜の工程
は、頭記したものを基本とするが、ここに詳しく述べれ
ば以下の如(である。
ここでもまず、直管部付ティー継手の場合を例にとって
説明を進める。
説明を進める。
■ まず前出第7図U)に示されるように、用意された
上記段付素管(M)の大径部(Mt)を偏平加工により
楕円化(Mt’)する。楕円化は、回部の短径6)が製
品母管(1)の外径■ωと略々同一となるようにする。
上記段付素管(M)の大径部(Mt)を偏平加工により
楕円化(Mt’)する。楕円化は、回部の短径6)が製
品母管(1)の外径■ωと略々同一となるようにする。
■ この素管(M)を次いで、上下−組のダイス(3)
(3′)にセットして、その楕円化した大径部(Ml’
)を長径方向に加圧することにより周方向に圧縮する縮
径加工を行う。使用するダイス(3)(3′)は製品母
管(1)の外郭形状と略々同一の内郭形状をもつもので
、一方のダイス(3)には製品枝管(2)の外郭形状と
略々同一の内郭形状をもつダイス穴(4)が設けである
。この加工により、(ロ)に示されるように、大径部(
Ml)の材料を上記ダイス穴(4)へ押し出し流入させ
て製品枝管に)の張出し位置に略々相当する部位(大径
側端より、製品枝管(2)中心の母管端(1′)からの
距離Q、z)に略々相当する分離れた位置)に隆起部(
i)をつくり出すものである。
(3′)にセットして、その楕円化した大径部(Ml’
)を長径方向に加圧することにより周方向に圧縮する縮
径加工を行う。使用するダイス(3)(3′)は製品母
管(1)の外郭形状と略々同一の内郭形状をもつもので
、一方のダイス(3)には製品枝管(2)の外郭形状と
略々同一の内郭形状をもつダイス穴(4)が設けである
。この加工により、(ロ)に示されるように、大径部(
Ml)の材料を上記ダイス穴(4)へ押し出し流入させ
て製品枝管に)の張出し位置に略々相当する部位(大径
側端より、製品枝管(2)中心の母管端(1′)からの
距離Q、z)に略々相当する分離れた位置)に隆起部(
i)をつくり出すものである。
この加工は、素管(M)の少くとも大径部侃θを全体加
熱して行うのが一般的であるが、枝管高さ卸のとくに大
きなものが求められる場合には、上記全体加熱をしたあ
と反隆起部形成側だけを冷却して部分加熱の状態とし、
その上で縮径加工を行う(部分加熱法)ようにしてもよ
い。この部分加熱法を採用すれば、加工時の成形力が加
熱状態の隆起部形成側に集中し、形成される隆起部の高
さく苗が増す結果となるものであるつ 隆起部の高さく鎖を高める手段としてはこの他にも、第
8図に示す如く素管(M)内にプラグ併用法のマンドレ
ルαDを装入しておき、縮径加工の進行とともにそのプ
ラグO1をダイス穴(4)に進入させるようにする(プ
ラグ併用法)というのがある。この方法は同一出願人の
先の出願に係るもので、隆起部(2)の形成過程におい
て常にその部分を管内側から押し出す傾向に支持し、こ
れにより隆起部の高さa4)として大きなものを現出さ
せるというものであり、効果的な方法である。
熱して行うのが一般的であるが、枝管高さ卸のとくに大
きなものが求められる場合には、上記全体加熱をしたあ
と反隆起部形成側だけを冷却して部分加熱の状態とし、
その上で縮径加工を行う(部分加熱法)ようにしてもよ
い。この部分加熱法を採用すれば、加工時の成形力が加
熱状態の隆起部形成側に集中し、形成される隆起部の高
さく苗が増す結果となるものであるつ 隆起部の高さく鎖を高める手段としてはこの他にも、第
8図に示す如く素管(M)内にプラグ併用法のマンドレ
ルαDを装入しておき、縮径加工の進行とともにそのプ
ラグO1をダイス穴(4)に進入させるようにする(プ
ラグ併用法)というのがある。この方法は同一出願人の
先の出願に係るもので、隆起部(2)の形成過程におい
て常にその部分を管内側から押し出す傾向に支持し、こ
れにより隆起部の高さa4)として大きなものを現出さ
せるというものであり、効果的な方法である。
■ このようにして隆起部(2′)を形成したのち、(
ハ)図に示す如くその隆起部の中央に透孔(5)を穿ち
、ダイス穴(4)をもつ下ダイス(3)にセットした状
態で、管内のプラグ(6)に前記透孔(5)を通して引
抜棒(7)を連結する。そしてこの引抜棒(7)を(ニ
)図に示すように下方に引いて、透孔(5)をプラグ(
6)の通過により押し拡げ、枝管(2)を得る。使用す
るプラグ(6)の径(dp)は、製品枝管の内径(Dz
)に略々一致させる。
ハ)図に示す如くその隆起部の中央に透孔(5)を穿ち
、ダイス穴(4)をもつ下ダイス(3)にセットした状
態で、管内のプラグ(6)に前記透孔(5)を通して引
抜棒(7)を連結する。そしてこの引抜棒(7)を(ニ
)図に示すように下方に引いて、透孔(5)をプラグ(
6)の通過により押し拡げ、枝管(2)を得る。使用す
るプラグ(6)の径(dp)は、製品枝管の内径(Dz
)に略々一致させる。
直管部付クロス継手の場合は、頭記したとおり隆起部(
i)を素管の両側に形成しその各々についてプラグ引抜
を行うようにすればよいわけであるが、この2つの隆起
部の形成法について少し説明をする。縮径加工に使用す
る上下−組のダイスは、第9図に示すように上ダイス(
3′)、下ダイス(3)の両方にダイス穴(4)が設け
られたもので、基本的にはこのダイスで2つの隆起部(
2′)(2′)を同時につくり出す。ただし、前記した
部分加熱法を適用する場合には、その考え方よりして明
かなよ※に、加工を2回に分け、まず−回目で何れか一
方の隆起部だけを形成し2回目で残った方の隆起部の形
成を行うという2ステップ方式がとられることになる。
i)を素管の両側に形成しその各々についてプラグ引抜
を行うようにすればよいわけであるが、この2つの隆起
部の形成法について少し説明をする。縮径加工に使用す
る上下−組のダイスは、第9図に示すように上ダイス(
3′)、下ダイス(3)の両方にダイス穴(4)が設け
られたもので、基本的にはこのダイスで2つの隆起部(
2′)(2′)を同時につくり出す。ただし、前記した
部分加熱法を適用する場合には、その考え方よりして明
かなよ※に、加工を2回に分け、まず−回目で何れか一
方の隆起部だけを形成し2回目で残った方の隆起部の形
成を行うという2ステップ方式がとられることになる。
また、前記プラグ併用法はこのクロス継手の場合にも同
様に実施できる。前出第9図に併せて示すように、上下
両端にプラグα〔α1を具備した工具α2を使い、同様
の要領でダイス+31 (3つによる加工を行えばよい
。
様に実施できる。前出第9図に併せて示すように、上下
両端にプラグα〔α1を具備した工具α2を使い、同様
の要領でダイス+31 (3つによる加工を行えばよい
。
「発明の効果」
本発明の方法は、先に述べたように、段付素管(M)の
製造に際し、堅プレスー押抜の段階で予め内外面が両方
とも段付状となった形にしておき、そこから削り出しを
行うものであるから、頭記した従来法に比較して削り出
しに伴う歩留り低下が大巾に軽減されることとなり、縮
径−プラグ引抜による直管部付管継手の製造工程全体を
通しての歩留が顕著に改善されるものである。
製造に際し、堅プレスー押抜の段階で予め内外面が両方
とも段付状となった形にしておき、そこから削り出しを
行うものであるから、頭記した従来法に比較して削り出
しに伴う歩留り低下が大巾に軽減されることとなり、縮
径−プラグ引抜による直管部付管継手の製造工程全体を
通しての歩留が顕著に改善されるものである。
第1図6)〜(ハ)は本発明に基く段付素管の製造プロ
セスを示す工程図、第2図、第3図はそれぞれ本発明に
基く段付素管製造プロセスにおける途中止め押抜工程で
の素材の偏心を防ぐ手段を示す断面図、第4図、第5図
は直管部付管継手を示す上半部断面図で、第4図はティ
ー継手、第5図はクロス継手である。第6図は直管部付
管継手用の段付素管を示す上半部断面図、第7図(イ)
〜に)は縮径−プラグ引抜法を使用した直管部付ティー
継手の製造プロセスを示す工程図、第8図、第9図はプ
ラグ併用法による縮径工程を示し、第8図は直管部付テ
ィー継手製造の場合、第9図は直管部付クロス継手製造
の場合であり、両図ともげ)は縦断側面図、(ロ)は縦
断正面図を示す。第10図は歩留比較のために本発明に
基く方法と従来法とを用いて実際に製造した直管部付管
継手用の段付素管についての寸法図、第11図、第12
図はそれぞれ従来の段付素管の製造法を説明する削り出
し前の素材形状を示す断面図である。 図中 1=母管、2:枝管、3.3′二上下ダイス、4
:ダイス穴、5:透孔、6:プラグ、7:引抜棒、8:
マンドレル、9:リングダイス、lOニブラグ、11:
マンドレル、M:段付素管第2図 第 3 図 第1図 第 715!l (ハ) 第4図 第 5 図 第6図 $ 11図 第1O図 第 8 図 第 91!i!l
セスを示す工程図、第2図、第3図はそれぞれ本発明に
基く段付素管製造プロセスにおける途中止め押抜工程で
の素材の偏心を防ぐ手段を示す断面図、第4図、第5図
は直管部付管継手を示す上半部断面図で、第4図はティ
ー継手、第5図はクロス継手である。第6図は直管部付
管継手用の段付素管を示す上半部断面図、第7図(イ)
〜に)は縮径−プラグ引抜法を使用した直管部付ティー
継手の製造プロセスを示す工程図、第8図、第9図はプ
ラグ併用法による縮径工程を示し、第8図は直管部付テ
ィー継手製造の場合、第9図は直管部付クロス継手製造
の場合であり、両図ともげ)は縦断側面図、(ロ)は縦
断正面図を示す。第10図は歩留比較のために本発明に
基く方法と従来法とを用いて実際に製造した直管部付管
継手用の段付素管についての寸法図、第11図、第12
図はそれぞれ従来の段付素管の製造法を説明する削り出
し前の素材形状を示す断面図である。 図中 1=母管、2:枝管、3.3′二上下ダイス、4
:ダイス穴、5:透孔、6:プラグ、7:引抜棒、8:
マンドレル、9:リングダイス、lOニブラグ、11:
マンドレル、M:段付素管第2図 第 3 図 第1図 第 715!l (ハ) 第4図 第 5 図 第6図 $ 11図 第1O図 第 8 図 第 91!i!l
Claims (1)
- (1)堅プレスによる穿孔により、または更に1回以上
の横プレスによる押抜を経てつくつた底付中空素材を用
い、その素材の内腔径より小さな所要径のマンドレルを
使用して少くとも1回一部を未加工のまま残す押抜を実
施することにより一端側に内外径とも他の部分より大き
な大径部をもつ段付中空素材をつくり出し、これを切削
加工により所要寸法に仕上げて段付素管を得、次いで、
その大径部を偏平加工して楕円状となし、続いて縮径加
工によりこの楕円化した大径部の長径側の枝管予定部を
外方へ膨出隆起させ、この隆起部にプラグ引抜きによる
枝出し加工を施して枝管を形成することにより、前記大
径部以外の小径部を直管部としてティーまたはクロス継
手を獲得することを特徴とする直管部付ティーまたはク
ロス継手の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60067578A JPS61226117A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 直管部付テイ−またはクロス継手の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60067578A JPS61226117A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 直管部付テイ−またはクロス継手の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61226117A true JPS61226117A (ja) | 1986-10-08 |
JPH0545331B2 JPH0545331B2 (ja) | 1993-07-08 |
Family
ID=13348952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60067578A Granted JPS61226117A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 直管部付テイ−またはクロス継手の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61226117A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010221285A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Sumitomo Metal Ind Ltd | エルハルト穿孔法、およびエルハルト穿孔用芯金 |
CN105081005A (zh) * | 2014-05-21 | 2015-11-25 | 河北宇鹏重工管道装备制造有限公司 | X80钢级dn1400厚壁三通的制造工艺 |
-
1985
- 1985-03-30 JP JP60067578A patent/JPS61226117A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010221285A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Sumitomo Metal Ind Ltd | エルハルト穿孔法、およびエルハルト穿孔用芯金 |
CN105081005A (zh) * | 2014-05-21 | 2015-11-25 | 河北宇鹏重工管道装备制造有限公司 | X80钢级dn1400厚壁三通的制造工艺 |
CN105081005B (zh) * | 2014-05-21 | 2017-03-01 | 河北宇鹏重工管道装备制造有限公司 | X80钢级dn1400厚壁三通的制造工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0545331B2 (ja) | 1993-07-08 |
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