JPH03138B2 - - Google Patents

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JPH03138B2
JPH03138B2 JP63075368A JP7536888A JPH03138B2 JP H03138 B2 JPH03138 B2 JP H03138B2 JP 63075368 A JP63075368 A JP 63075368A JP 7536888 A JP7536888 A JP 7536888A JP H03138 B2 JPH03138 B2 JP H03138B2
Authority
JP
Japan
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hole
pipe
tube
vertical
lead
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63075368A
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English (en)
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JPH01245940A (ja
Inventor
Kyoji Mashita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinei Sangyo KK
Original Assignee
Shinei Sangyo KK
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Publication date
Application filed by Shinei Sangyo KK filed Critical Shinei Sangyo KK
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Publication of JPH01245940A publication Critical patent/JPH01245940A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、冷、暖房用等のエアコン(エアーコ
ンデシヨナーの略)において、媒体の通路として
使用される銅管のT字形継ぎ手部分の製造方法に
係るものである。
(ロ) 従来の技術 エアコン用T字管の製造は、上型と下型とでな
る一対の金型の係合によつて形成された、横断面
が共に円形の横穴と縦穴とでなうT字穴の横穴内
に、管内に鉛を装填した横断面が円形の銅管を収
納し、流体圧シリンダに取付けたマンドレルによ
り銅管と鉛とを両端から押圧し、それらを塑性変
形せしめてその一部を縦穴内に押し出す塑性加工
法によつておこなわれているが、従来の方法によ
ると、製造されたT字管において、第6図に示す
ように、縦管9′aに対向している部分の横管
9′bの肉厚11′が、内側に突起状にふくれる厚
肉となつて管の内径を狭め、このふくれ部分が障
害となつて媒体の流れに乱れを生じさせ、管のT
字部における媒体の均一にして円滑な分流を妨げ
る欠点があつた。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 従来法における前記の門題点にかんがみ、本発
明は、T字管の縦管に対向している部分の横管の
肉厚が内側にふくれる厚肉となつて管の内壁を狭
めるのを防止することを目的としたエアコン用T
字管の製造方法を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 前記の課題を解決するために本発明が採用した
手段を、略示の図を用いて説明する。本発明は、
第1図ないし第4図で示すように、上型1と下型
2とでなる一対の金型の係合によつて形成され
た、横断面が共に円形の横穴3と縦穴4とでなる
T字穴の横穴3内に、管内に鉛6を装填した横断
面が円形の銅管5を収納し、流体圧シリンダ(図
示省略)に取付けたマンドレル7,8により前記
の銅管5と鉛6とを両端から押圧し、銅管5と鉛
6とを塑性変形せしめてそれらの一部を縦穴4内
に押し出すことによりT字管9を製造する方法に
おいて、T字穴の縦穴4に対向している部分の横
穴3の穴壁に、縦穴4の中心線Cに向かつて深く
なるように傾斜する凹み10を形成した金型1を
使用することを特徴とするものであり、これによ
り、第4図に示すように、製造されるT字管9の
縦管9aに対向している部分の横管9bの肉厚1
1が、外側にふくれる厚肉となつて該管壁の内面
はほぼ直線状になり、前記従来法によるT字管の
管壁の内側へのふくれによる管の内径狭隘化の欠
点を解消することができたものである。
(ホ) 作 用 本発明は、上型と下型との係合により形成され
たT字穴の縦穴4に対向している部分の横穴3の
穴壁に、縦穴4の中心線Cに向かつて深くなるよ
うに傾斜した凹み10を形成したから、横穴3内
に収納した銅管5と鉛6とを両端からマンドレル
で押圧してそれらの一部を縦穴4内に押し出す際
に、銅管5は、第2図、第3図で示すように、塑
性変形して凹み10による空所をうずめることに
なり、これにより第4図で示すように、T字管9
の縦管9aに対向している部分の横管9bの肉厚
11は、外側にふくれる厚肉となる。そして、凹
み10の大きさ、深さを選定することにより、こ
の部分の管壁の内面を管の内径を狭めないようほ
ぼ直線状に形成することが可能となる。
他方、従来の方法は、横穴の穴壁に本発明にお
けるような凹み10を形成しないから、第5図、
第6図に示すように、T字管9′の縦管9′aに対
向している部分の横管9′bの肉厚11′は、内側
に突起状にふくれる厚肉となつて管の内径を狭め
る。
(ヘ) 実施例 第1図で示すように、上型1と下型2とでなる
一対のT字管作成用金型を使用する。上型1は下
部に半円筒形加工溝3aを有し、下型2は上部に
半円筒形加工溝3bを有すると共に、この加工溝
に直交、連通する円形縦穴4を有する。上型の加
工溝3aと下型の加工溝3bは係合して円形横穴
3を形成する。縦穴4に対向する部分の上型の加
工溝3aの溝壁には、縦穴4の中心線Cに向かつ
て深くなるように傾斜した凹み10が形成されて
いる。
外径7.94mm、肉厚0.8mm、長さ82mmの横断面が
円形の銅管に、線径5.6mm、長さ82mmの鉛線を装
填する。このものを下型2の加工溝3bに入れ、
上型1を下降させてその加工溝3aを下型2の加
工溝3bと係合させる。油圧シリンダに取付けた
マンドレル7,8を前進させて前記の銅管と鉛線
とを両端から約50トンの力量で押圧する。銅管と
鉛線は塑性変形してその一部は第3図で示すよう
に縦穴4内に押し出されてT字形を形成する。マ
ンドレル7,8を後退させ、上型1と上昇させ
る。ノツクアウト用シリンダで縦穴4の下方から
銅管と鉛とでなるT字状物を突き上げて取り出
す。所要時間は約15秒である。下型には4個の縦
穴が設けられており、1工程で4個分の成形加工
をおこなう。取り出したT字状物の従方向の末端
を切断する頭切りをおこない、鉛を溶融させて抜
き取り、第4図に示すようなT字管を得る。
次に、焼鈍、曲げ加工、表面の修正加工、寸法
切り、残存する鉛の除去処理、洗浄、メツキ加工
等の工程を経て、T字形曲管でなるエアコン用継
ぎ手銅管を得る。
(ト) 発明の効果 本発明は、従来のエアコン用T字管の縦管に対
向している部分の横管の肉厚が内側にふくれて管
の内径を狭める欠点を解消することができたの
で、本発明によるT字管を通つて分流する媒体の
流れは従来品と異なつて均一、円滑となり、これ
によつてエアコンの作業効率を高めることができ
る効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本発明によるエアコ
ン用T字管の製造方法を説明するための略示した
断面図、第4図は本発明によつて得られるT字管
の断面図、第5図は従来法を説明するために略示
した断面図、第6図は従来法によつて得られるT
字管の断面図である。 1…上型、2…下型、3…横穴、4…縦穴、5
…銅管、6…鉛、7,8…マンドレル、9…T字
管、10…凹み、11…縦管に対向している部分
の横管の肉厚。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上型と下型とでなる一対の金型の係合によつ
    て形成された、横断面が共に円形の横穴と縦穴と
    でなるT字穴の横穴内に、管内に鉛を装填した横
    断面が円形の銅管を収納し、流体圧シリンダに取
    付けたマンドレルにより前記の銅管と鉛とを両端
    から押圧し、銅管と鉛とを塑性変形せしめてそれ
    らの一部を縦穴内に押し出すことによりT字管を
    製造する方法において、T字穴の縦穴に対向して
    いる部分の横穴の穴壁に、縦穴の中心線に向かつ
    て深くなるように傾斜する凹みを形成した金型を
    使用することにより、製造されるT字管の縦管に
    対向している部分の横管の肉厚が内側にふくれる
    厚肉となつて管の内径を狭めるのを防止すること
    を特徴とするエアコン用T字管の製造方法。
JP63075368A 1988-03-28 1988-03-28 エアコン用t字管の製造方法 Granted JPH01245940A (ja)

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JP63075368A JPH01245940A (ja) 1988-03-28 1988-03-28 エアコン用t字管の製造方法

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JPH01245940A JPH01245940A (ja) 1989-10-02
JPH03138B2 true JPH03138B2 (ja) 1991-01-07

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4407908C2 (de) * 1994-03-09 1998-04-23 Ver Schmiedewerke Gmbh Verfahren zum Umformen metallischer Körper mittels über ein druckübertragendes Medium aufgebrachter hoher Drücke und Vorrichtung dazu
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JPH09280456A (ja) * 1996-04-18 1997-10-31 Hitachi Ltd 三叉パイプの製作方法及びこれを用いた空気調和機
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JPH01245940A (ja) 1989-10-02

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