JPS6340614A - 三次元形状変化を有する中空押出材の製造方法 - Google Patents

三次元形状変化を有する中空押出材の製造方法

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JPS6340614A
JPS6340614A JP18366886A JP18366886A JPS6340614A JP S6340614 A JPS6340614 A JP S6340614A JP 18366886 A JP18366886 A JP 18366886A JP 18366886 A JP18366886 A JP 18366886A JP S6340614 A JPS6340614 A JP S6340614A
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JP
Japan
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extrusion
mandrel
extruded material
die
hollow
Prior art date
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Pending
Application number
JP18366886A
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English (en)
Inventor
Eiji Sugio
杉尾 栄治
Kouzou Dousaka
道阪 浩三
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Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、三次元形状変化を有する中空押出材の製造
方法、更に詳しくは、構造材として使用されるような押
出材であって、長さ方向においてその断面形状が規則的
または不規則な周期において繰返し変化したアルミニウ
ムまたはアルミニウム合金等の主として金属製の中空押
出材に関する。
従来の技術と問題点 アルミニウムその他の金属の中空押出材の製造は、第1
図に示すように押出材の外形を定める雌型(21)と、
そのベアリング部(21a )に対向して内面形状を定
めるベアリング部(22a )をもった中子あるいはマ
ンドレルからなる雄型(22)とが組合わされたダイス
(20)を用い、上記雌雄両型(21)  (22)間
の押出方向に指向した環状の隙間(23)でメタルフロ
ーを11!ト御し、所定断面形状の押出材(24)を連
続的に成形するのが一般的である。
このような本来の押出し成形法は、雌型(21)と雄型
(22)の各ベアリング部(21a )  (22a 
)で押出材(24)の最終製品形状を決定ずけるもので
あり、このことは断面形状の均整な定型材料を得るのに
有利である反面、逆に特定のダイスを用いるときは当然
のことながら常に形状の一定なものしか製造することが
できない。このため、例えばカーポート支柱、フェンス
支柱、家具類の脚等の用途において長さ方向に断面形状
の変化した装飾性に優れた管材をつくるような場合には
、中空押出材に更にスェージング加工、バルジ加工、ビ
ーディング加工等の二次加工を施して三次元形状変化を
付与することが行われていた。もとより斯る方法による
ときは、2段階の加工工程を要してコスト高につく憾み
を払拭し得ないものであった。
この発明は、上記のような従来技術の背景のもと、押出
し操作によって断面形状、とくに外径が長さ方向に規則
的または不規則的な周期をもって変化した中空押出材を
連続的に製造しうる方法を提示するものである。
問題点を解決する為の手段 この発明は、上記の目的に対し、フローティング・マン
ドレル方式の押出法によってアルミニウム等の金属材料
を押出成形するに際し、マンドレルバ−に環状の溝ある
いは凸条を有するものを用いると、ダイスのメタルフロ
ー間隙幅の変化に対応して、押出材の外形に三次元形状
変化を与えうろことを見出すことによって完成するに至
ったものである。
即ち、この発明は、ホロービレットを用いてフローティ
ングφマンドレル押出法により金属押出材を押出成形す
るに際し、マンドレルとしてその外周面に規則的または
不規則配置に複数個の環状凹溝または同凸条を設けたも
のを用いることにより、押出中においてダイス口からの
メタルフロー速度に周期的変化を生ぜしめることにより
、押出材の長平方向に径大部と径小部とを規則的または
不規則的に繰返し形成せしめることを特徴とする三次元
形状変化を有する中空押出材の製造方法を要旨とする。
これを更に添附図面に基いて詳しく説明すれば次のとお
りである。
この発明は、基本的にフローティング・マンドレル方式
の押出法を採用するものである。即ち、第1図に示すよ
うに、ダイス(1)を貫通するマンドレルバ−(2)が
ステム(3)と同時に前進されるものとなされたフロー
ティング・マンドレル方式の押出し金物が用いられる。
ただ、上記マンドレルバ−(2)は通常の管材の製造に
用いられるような表面が平坦なものではなく、長さ方向
において所定間隔おきに、第1図に示すように環状の凹
溝(4)または第3図に示すように環状の凸条(5)を
有するものが用いられる。この凹溝(4)及び凸条(5
)は、ダイス(1)のベアリング部(1a)とマンドレ
ルバ−(2)との間に形成される環状のメタルフロー間
隙(6)を一時的に拡大または縮小変化せしめて、単位
時間当りのメタルフロー速度に変化を生じさせ、結果的
に押出材に三次元の形状変化を付与する働きを受けもつ
ものである。
押出材料として使用するビレット(7)は、もちろんホ
ロー型のものであり、最も一般的にはアルミニウムまた
はアルミニウム合金からなるものが用いられる。
なお、第1図および第3図中、(8)はコンテナ、(9
)はダミーブロック、(10)は押出材を示す。
押出成形に際しては、上記ホロービレット(7)を押出
機コンテナ(8)に装填し、所要のアップセット操作及
びピアッシング操作を行ったのち押出しを開始する。こ
こに押出し条件は、通常のフローティング・マンドレル
押出法に準じるが、押出ラム速度は通常の場合よりやや
速めに設定するのが好ましい。
上記により押出しを行うと、先ず第1図に示すように、
マンドレルバ−(2)に凹溝(4)を刻設したものを用
いる場合においては、該凹溝(4)部分がダイス(1)
のベアリング部(1a)の対向位置に来たとき、実質上
該ダイス(1)とマンドレルバ−(2)との間のメタル
フロー間隙(6)が増大される。従って、この時点で押
出材料の単位時間当りの押出mが一時的に増え、メタル
フロー速度の減少を伴ってダイス内で押出材(10)の
外周部にこぶ状の膨らみ部分(11)を生じる。そして
やがて凹溝(4)がベアリング部(1a)の前方に達す
ると、上記メタルフロー間隙(6)は再びt口封的に狭
隘な状態に至るので、通常肉厚の前月としての押出しが
継続される。従って、上記の繰返しにより、押出材(1
0)には第2図に示すように前記膨らみ部分(11)を
もって円周方向に連続した環状の凸条からなる径大部(
loa )が一定周期、すなわち所定間隔おきにあられ
れたものとなり、径大部(loa )  (10a )
間の管状の径小部(10b )の存在と相俟って外観上
恰も竹状の形状変化を有する中空押出材(10)が得ら
れるものである。
これに対し、環状の凸条(5)を形成した第3図に示す
ようなマンドレルバ−(12)を用いて押出しを行うと
きは、上記の場合とは逆に、凸条(5)がダイス(1)
のベアリング部(1a)と対向した時点において一時的
にメタルフロー間隙(6)が狭隘なものとなるから、そ
のときだけ単位時間当りの押出量が減少しメタルフロー
速度が増大して、肉厚の薄い部分(13)が形成される
。そして続いて凸条(5)がベアリング部(1a)の前
方に逃げると、メタルフロー間隙(6)が再び通常の状
態に戻るので、所定速度でのメタルフローにより、肉厚
をほぼ等しくする管状部分の押出しが遂行される。しか
も上記のような押出しは、マンドレルバ−(2)の前進
速度より押出材(10°)の押出し速度の方が速いこと
により、押出材(to’ )の内径はマンドレルバ−(
2)の凸条(5)の外径に支配されて、押出材(10°
)内に上記外径に等しいストレートな中空部(14)を
形成せしめる。この中空部(14)形成時の実質的な拡
管作用によって、押出材(to’ )の外周面は前記の
肉厚の薄い部分(13)を除く部分において膨管され、
結果的に押出材(10′)は第4図に示すように前記肉
厚の薄い部分(13)をもって円周方向に連続した環状
の凹溝からなる径小部(10°b)が所定間隔おきにあ
られされたものとなり、該径小部(10°b)  (1
0°b)間の相対的径大部(10°a)の存在と相俟っ
て、独特な三次元形状変化を有するものに作製される。
発明の効果 この発明によれば上述の次第で、フローティング・マン
ドレル方式による押出成形の方法を採用するものであり
ながら、マンドレルバ−に僅かの改変、即ち凹溝または
凸条を形成したものを用いることにより、押出過程にお
いて一時的にメタルフロー速度の変化を生じさせ、結果
的に押出材に膨隆状の径大部、または凹溝状の径小部を
所定間隔おきにあられしたものとなしうる。従って、外
面形状において三次元形状変化を有する装飾性に優れた
中空押出材を極めて高能率に製造することができ、従来
のようにストレートな中空押出材に2次加工を施してリ
ブ出し等を行うような場合に較べ、製品コストの顕著な
低減化をはかりうる効果がある。
実施例 実施例 I A6063アルミニウム合金によるホロービレット(外
径:160mm、内径: 40 mtn、長さ:300
mm)を用意した。
一方、押出金物は、フローティング・マンドレル方式の
ものとし、マンドレルバ−(2)の外径:30mm1ダ
イス(1)のベアリング部(5a)径:36mm、リリ
ーフ部(5b)径:47mmに設定すると共に、マンド
レルバ−(2)には、深さ:1.5mm、幅:3mmの
断面半球形の環状溝を、約10mmのピッチに多数個形
成したものを用いた。
そして、上記のホロービレット(7)を押出機コンテナ
(8)に予熱して装填し、ビレット温度:450℃、ダ
イス温度:400’C、ラム速度:4〜5mm/sec
の押出し条件で押出加工を行った。
然るところ、第2図に示されるような外周に環状リブ状
の径大部(loa)を約300mmの間隔に有する節付
きの中空押出材(10)が得られた。ここに該押出材(
10)は、径大部(loa)の直径:42mm、径大部
間の径小部(10b )の直径:36mtn、中空部の
内径:30mmのものであった。
実施例 2 直径30mmのマンドレルバ−(2)に、高さ1 mm
、幅:3mm、ピッチ:10mIr1に多数の環状の凸
条(5)を有するものを用い、その他は実施例1と同じ
条件で押出しを行った。
然るところ、第4図に示されるような、外周面に約30
0mm間隔毎に凹溝状の径小部(10°b)を有する中
空押出材(10’ )が得られた。ここに、上記径小部
(10°b)は、深さ:約2ml11、幅:約36#l
ll+であり、径小部(10°b)  (10’b)間
の径大部(10°a)は直径:約40 rrm〜44 
mm、中空部は内径:約32mmのものであった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による第一実施例の押出成形状態を示
す縦断面図、第2図は第1図の装置によって成形される
押出材の一部破砕側面図、第3図はこの発明による第2
実施例の押出成形状態を示す縦断面図、第4図はそれに
よって成形される押出材の一部破砕側面図、第5図は従
来方法による押出成形状態を示すダイス部の縦断面図で
ある。 (1)・・・ダイス、(2)・・・マンドレルバ−1(
4)・・・凹溝、(5)・・・凸条、(6)・・・メタ
ルフロー間隙、(7)・・・ホロービレット、(10)
(10°)・・・押出材、(10a )  (10’a
)・・・径大部、(10b)  (10°b)・・・径
小部。 以上 特許出願人  昭和アルミニウム株式会社 11111
11□′

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホロービレットを用いてフローティング・マンド
    レル押出法により金属押出材を押出成形するに際し、マ
    ンドレルとしてその外周面に規則的または不規則配置に
    複数個の環状凹溝または同凸条を設けたものを用いるこ
    とにより、押出中においてダイス口からのメタルフロー
    速度に周期的変化を生ぜしめることにより、押出材の長
    手方向に径大部と径小部とを規則的または不規則的に繰
    返し形成せしめることを特徴とする三次元形状変化を有
    する中空押出材の製造方法。
  2. (2)ホロービレットがアルミニウムまたはアルミニウ
    ム合金からなる特許請求の範囲第1項記載の三次元形状
    変化を有する中空押出材の製造方法。
JP18366886A 1986-08-04 1986-08-04 三次元形状変化を有する中空押出材の製造方法 Pending JPS6340614A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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