JPH0638735B2 - 多層構造を有するペツトフ−ド - Google Patents
多層構造を有するペツトフ−ドInfo
- Publication number
- JPH0638735B2 JPH0638735B2 JP61141181A JP14118186A JPH0638735B2 JP H0638735 B2 JPH0638735 B2 JP H0638735B2 JP 61141181 A JP61141181 A JP 61141181A JP 14118186 A JP14118186 A JP 14118186A JP H0638735 B2 JPH0638735 B2 JP H0638735B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- fat
- core member
- component
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ドライタイプの多層構造を有するペットフー
ドに関する。
ドに関する。
従来ドライタイプのペットフードにおいては、製造工程
での押出し成形の際に原料に剪断力や高温高圧が加わる
ため、生菌剤、ビタミン、酵素、及び各種のフレーバー
等の変性しやすい成分(以下変性成分という。)を原料
に加えることは困難であった。
での押出し成形の際に原料に剪断力や高温高圧が加わる
ため、生菌剤、ビタミン、酵素、及び各種のフレーバー
等の変性しやすい成分(以下変性成分という。)を原料
に加えることは困難であった。
そこで例えば特開昭56−78565号公報は、加熱調
理工程の後にペットフードの外層に変性成分を付着させ
る方法を開示している。
理工程の後にペットフードの外層に変性成分を付着させ
る方法を開示している。
また芯部材の外部に油脂等の呈味成分からなる層を設け
る方法及びその方法によって製造されるペットフード
は、上記の特開昭56−78565号公報の他に特開昭
54−85966号公報及び特開昭51−21908号
公報に開示されている。
る方法及びその方法によって製造されるペットフード
は、上記の特開昭56−78565号公報の他に特開昭
54−85966号公報及び特開昭51−21908号
公報に開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし特開昭56−78565号公報に開示された方法
によって作られたペットフードにおいては、変性成分が
最外層にあるため、製造後直接空気に触れることにより
貯蔵・流通過程において変性成分が変性し、あるいはは
く離するという問題があり、実用的ではなかった。
によって作られたペットフードにおいては、変性成分が
最外層にあるため、製造後直接空気に触れることにより
貯蔵・流通過程において変性成分が変性し、あるいはは
く離するという問題があり、実用的ではなかった。
また特開昭54−85966号公報及び特開昭51−2
1908号公報に開示されたドッグフードは食性を改善
する目的で油脂層を設けているが、変性成分の添加につ
いては検討されていなかった。
1908号公報に開示されたドッグフードは食性を改善
する目的で油脂層を設けているが、変性成分の添加につ
いては検討されていなかった。
本発明の目的は、動物にとって嗜好性の高い油脂を多量
に含み、かつ従来添加することが困難とされていた変性
成分を安定的に含有せしめた、新規なペットフードを提
供することにある。
に含み、かつ従来添加することが困難とされていた変性
成分を安定的に含有せしめた、新規なペットフードを提
供することにある。
本発明は、油脂を吸着している多孔質の芯部材と、該芯
部材を被覆している油脂中間層と、該油脂中間層の外側
に付着している変性しやすい成分の粉末層と、その外側
に付着している多糖類を主成分とする最外層とからなる
ことを特徴とするドライタイプのペットフードである。
部材を被覆している油脂中間層と、該油脂中間層の外側
に付着している変性しやすい成分の粉末層と、その外側
に付着している多糖類を主成分とする最外層とからなる
ことを特徴とするドライタイプのペットフードである。
また本発明は、油脂を吸着している多孔質の芯部材と、
該芯部材を被覆している油脂中間層と、該油脂中間層の
外側に付着している変性しやすい成分の粉末層と、その
外側に付着している油脂を主成分とする最外層とからな
ることを特徴とするドライタイプのペットフードであ
る。
該芯部材を被覆している油脂中間層と、該油脂中間層の
外側に付着している変性しやすい成分の粉末層と、その
外側に付着している油脂を主成分とする最外層とからな
ることを特徴とするドライタイプのペットフードであ
る。
本発明において使用することのできる「油脂」は、常温
で固体の、又は水素添加等により固化した食用油脂であ
るが、嗜好性の面からは牛脂、羊脂、豚脂、家禽脂、バ
ター等の動物脂が好ましく、その他ココナツ油、パーム
油、大豆油、綿実油、菜種油、とうもろこし油等の植物
起源の油脂も使用することができる。
で固体の、又は水素添加等により固化した食用油脂であ
るが、嗜好性の面からは牛脂、羊脂、豚脂、家禽脂、バ
ター等の動物脂が好ましく、その他ココナツ油、パーム
油、大豆油、綿実油、菜種油、とうもろこし油等の植物
起源の油脂も使用することができる。
本発明において使用することのできる芯部材は、多孔質
のドライタイプの食用固形物であれば良く、給餌対象と
する動物の種類に応じて形状、大きさを変えることがで
きる。が、通常は約2〜20mm程度の直径を有する粒状
物である。該芯部材の原料としては小麦、大豆、とうも
ろこし、魚粉、ミネラル等の蛋白質、澱粉質等を主体と
したものが好ましく、加熱加圧型押出機によって原料を
押出し成形した後、水分含有率10重量%以下まで(本
明細書中で以下%は重量%を表す。)乾燥したものが、
芯部材として好適に使用される。押出機で芯部材を製造
する場合、油脂を芯部材の原料に添加すると原料の押出
し特性が低下するため、添加量に限度があり、一般には
芯部材を押出し成形した後に油脂を外添、浸透させる方
法がとられている。本発明の実施においては、後述のよ
うな温度条件の設定を行うこと、及び多層構造の形成す
ることによって、ペットフードの総重量に対して最外層
が油脂層である場合は約30%まで、最外層が多糖類を
主成分とする層の場合は約20%まで、油脂を添加する
ことができる。
のドライタイプの食用固形物であれば良く、給餌対象と
する動物の種類に応じて形状、大きさを変えることがで
きる。が、通常は約2〜20mm程度の直径を有する粒状
物である。該芯部材の原料としては小麦、大豆、とうも
ろこし、魚粉、ミネラル等の蛋白質、澱粉質等を主体と
したものが好ましく、加熱加圧型押出機によって原料を
押出し成形した後、水分含有率10重量%以下まで(本
明細書中で以下%は重量%を表す。)乾燥したものが、
芯部材として好適に使用される。押出機で芯部材を製造
する場合、油脂を芯部材の原料に添加すると原料の押出
し特性が低下するため、添加量に限度があり、一般には
芯部材を押出し成形した後に油脂を外添、浸透させる方
法がとられている。本発明の実施においては、後述のよ
うな温度条件の設定を行うこと、及び多層構造の形成す
ることによって、ペットフードの総重量に対して最外層
が油脂層である場合は約30%まで、最外層が多糖類を
主成分とする層の場合は約20%まで、油脂を添加する
ことができる。
本発明において「変性成分」とは、ペットフードに添加
することによってその品質を向上させることのできる成
分であって、製造工程、貯蔵・流通過程において熱、圧
力、剪断力、空気との接触等によって容易に変性し、有
効性を失いやすい成分をいう。これに当たるものとして
は、生菌剤(乳酸菌、ナットウ菌等)、ビタミン、酵素
(アミラーゼ、プロテアーゼ等)及び各種のフレーバー
等がある。例えばビタミンCや乳酸菌等は、特に動物に
与えることが望ましいと考えられているにもかかわら
ず、失活しやすいため一般にはペットフードに添加され
ていない。
することによってその品質を向上させることのできる成
分であって、製造工程、貯蔵・流通過程において熱、圧
力、剪断力、空気との接触等によって容易に変性し、有
効性を失いやすい成分をいう。これに当たるものとして
は、生菌剤(乳酸菌、ナットウ菌等)、ビタミン、酵素
(アミラーゼ、プロテアーゼ等)及び各種のフレーバー
等がある。例えばビタミンCや乳酸菌等は、特に動物に
与えることが望ましいと考えられているにもかかわら
ず、失活しやすいため一般にはペットフードに添加され
ていない。
これらの変性成分は芯部材の原料に添加した場合、芯部
材の製造工程における熱や圧力で変性してしまうので、
従来は後処理工程で油脂層の表面に粉体として付着させ
たりあるいは水溶液として噴霧する等の方法で添加され
て来た。しかし水溶液を噴霧する場合は乾燥工程が必要
となり、製造工程が複雑となるし、又粉体を付着させた
だけでは、貯蔵・流通過程ではく離や酸化等の問題が生
じる。そこで本発明においては、変性成分を好ましくは
直径約400μ以下の粉体とし、油脂中間層表面に付着
させ層を形成した後、変性成分の保護層として最外層を
設けることにより、変性成分を物理的・化学的に安定に
含有せしめることに成功した。
材の製造工程における熱や圧力で変性してしまうので、
従来は後処理工程で油脂層の表面に粉体として付着させ
たりあるいは水溶液として噴霧する等の方法で添加され
て来た。しかし水溶液を噴霧する場合は乾燥工程が必要
となり、製造工程が複雑となるし、又粉体を付着させた
だけでは、貯蔵・流通過程ではく離や酸化等の問題が生
じる。そこで本発明においては、変性成分を好ましくは
直径約400μ以下の粉体とし、油脂中間層表面に付着
させ層を形成した後、変性成分の保護層として最外層を
設けることにより、変性成分を物理的・化学的に安定に
含有せしめることに成功した。
最外層は、油脂、又は多糖類を主成分とするものである
が、動物の嗜好性等に応じてどちらを使用しても良く、
最外層を油脂とした場合は従来のペットフードに比べて
最外層の分だけ油脂の含有率を高めることができる。ま
た最外層には、必要に応じて酸化防止剤(エトキシキ
ン、BHA、BHT等)や呈味剤(蛋白質加水分解物、
フレーバー、無機酸、有機酸等)を添加することができ
る。最外層に使用する多糖類としてはCMC(カルボキ
シルメチルセルロース)、アルギン酸塩、デキストリ
ン、α化澱粉、グアガム、ローカストビーンガム、キサ
ンタンガム、アラビアガム、カラギーナン等を使用する
ことができる。
が、動物の嗜好性等に応じてどちらを使用しても良く、
最外層を油脂とした場合は従来のペットフードに比べて
最外層の分だけ油脂の含有率を高めることができる。ま
た最外層には、必要に応じて酸化防止剤(エトキシキ
ン、BHA、BHT等)や呈味剤(蛋白質加水分解物、
フレーバー、無機酸、有機酸等)を添加することができ
る。最外層に使用する多糖類としてはCMC(カルボキ
シルメチルセルロース)、アルギン酸塩、デキストリ
ン、α化澱粉、グアガム、ローカストビーンガム、キサ
ンタンガム、アラビアガム、カラギーナン等を使用する
ことができる。
次に本発明のペットフードを製造する方法について説明
する。
する。
まず多孔質の芯部材を製造するに際しては、通常のドラ
イタイプのペットフードの製造方法に従って、前記の原
料を混合し、押出機(通常は一軸型)によって加熱加圧
押出しを行い、多孔質の粒状物とする。この粒状物を水
分含有率10%以下となるまで乾燥させ、次いで冷却す
ることなくコーターに投入し、油脂中間層を形成する。
この際コーター内部の温度を油脂の融点より約20〜3
0℃高く保つことが重要である。またこの時の芯部材の
温度は投入前においてコーター内部と同じ程度の温度で
あることが好ましく、コーターに投入する時間は約30
〜300秒が好ましい。これらの温度及び時間の条件に
よって、芯部材に油脂を多量に含浸させることができ
る。この油脂中間層を形成した時点で、粒状物の総重量
に対して最高で20%まで油脂を含有させることができ
る。
イタイプのペットフードの製造方法に従って、前記の原
料を混合し、押出機(通常は一軸型)によって加熱加圧
押出しを行い、多孔質の粒状物とする。この粒状物を水
分含有率10%以下となるまで乾燥させ、次いで冷却す
ることなくコーターに投入し、油脂中間層を形成する。
この際コーター内部の温度を油脂の融点より約20〜3
0℃高く保つことが重要である。またこの時の芯部材の
温度は投入前においてコーター内部と同じ程度の温度で
あることが好ましく、コーターに投入する時間は約30
〜300秒が好ましい。これらの温度及び時間の条件に
よって、芯部材に油脂を多量に含浸させることができ
る。この油脂中間層を形成した時点で、粒状物の総重量
に対して最高で20%まで油脂を含有させることができ
る。
次にこの粒状物を必要に応じて変性成分を変性させない
温度まで冷却して前記の変性成分を表面に付着させ、油
脂の融点以下まで冷却して、変性成分を油脂中間層に固
定する。
温度まで冷却して前記の変性成分を表面に付着させ、油
脂の融点以下まで冷却して、変性成分を油脂中間層に固
定する。
最外層の形成に際しては、内部温度を常温以下に保って
いるコーターに該粒状物を30〜180秒投入し、前記
の油脂又は多糖類等を添加する。この場合多糖類は水溶
液とする事ができる。油脂の場合は粒状物が低温状態な
ので、付着すると固化し最外層を形成する。その後、自
然冷却させるか場合によっては急速冷却させる(粉末ド
ライアイスを投入しても良い。)多糖類の場合は、用い
る種類やスプレー装置の能力によって調製する水溶液粘
度は異るが多糖類水溶液をスプレーされた粒どうしが付
着しあわない程度の水溶液粘度に調製する事が好まし
い。さらに細かい霧状にかける事が重要で場合によって
は数回繰返しても良い。乾燥は高温(150℃以上が好
ましい)で、短時間(1〜2分程度)に行う事が重要
で、水分が蒸発している間は品温もそう上がらないので
変性成分の劣化は少ない。
いるコーターに該粒状物を30〜180秒投入し、前記
の油脂又は多糖類等を添加する。この場合多糖類は水溶
液とする事ができる。油脂の場合は粒状物が低温状態な
ので、付着すると固化し最外層を形成する。その後、自
然冷却させるか場合によっては急速冷却させる(粉末ド
ライアイスを投入しても良い。)多糖類の場合は、用い
る種類やスプレー装置の能力によって調製する水溶液粘
度は異るが多糖類水溶液をスプレーされた粒どうしが付
着しあわない程度の水溶液粘度に調製する事が好まし
い。さらに細かい霧状にかける事が重要で場合によって
は数回繰返しても良い。乾燥は高温(150℃以上が好
ましい)で、短時間(1〜2分程度)に行う事が重要
で、水分が蒸発している間は品温もそう上がらないので
変性成分の劣化は少ない。
本発明のペットフードは、変性成分をその有効性を失う
ことなく製造工程及び貯蔵・流通過程において保持する
ことができる。また最外層を油脂層とした場合、脂肪の
含有率が高いので動物の嗜好性が極めて高い。
ことなく製造工程及び貯蔵・流通過程において保持する
ことができる。また最外層を油脂層とした場合、脂肪の
含有率が高いので動物の嗜好性が極めて高い。
以下実施例によって本発明を更に具体的に説明する。
実施例1(ドッグフード) 第1表に示した原料1を混合し、加水して水分含有率2
7%とした後、ブラベンダー社製の一軸型押出機に投入
し、150℃に加熱して粒状に押出し成形した。次いで
この粒状物を120℃のオーブンで乾燥して水分含有率
を10%まで下げ、芯部材を得た。これを冷却すること
なく80℃のコーターに直ちに投入し、60℃に溶解し
た牛脂(タロー)を芯部材100重量部に対して14重
量部の割合で添加して油脂中間層を形成させた。その後
第2表に示す変性成分の粉末剤1を芯部材100重量部
に対して5重量部添加し、変性成分の層を形成し、20
℃まで冷却して固定化した。更に内部温度を常温とした
コーターを使用して、65℃に溶解した牛脂(タロー)
を芯部材100重量部に対して9重量部添加し、ドッグ
フード(実施例1)を得た。
7%とした後、ブラベンダー社製の一軸型押出機に投入
し、150℃に加熱して粒状に押出し成形した。次いで
この粒状物を120℃のオーブンで乾燥して水分含有率
を10%まで下げ、芯部材を得た。これを冷却すること
なく80℃のコーターに直ちに投入し、60℃に溶解し
た牛脂(タロー)を芯部材100重量部に対して14重
量部の割合で添加して油脂中間層を形成させた。その後
第2表に示す変性成分の粉末剤1を芯部材100重量部
に対して5重量部添加し、変性成分の層を形成し、20
℃まで冷却して固定化した。更に内部温度を常温とした
コーターを使用して、65℃に溶解した牛脂(タロー)
を芯部材100重量部に対して9重量部添加し、ドッグ
フード(実施例1)を得た。
同様の工程で、原料(2)及び粉末剤(2)を使用してドッグ
フード(比較例1)を得た。
フード(比較例1)を得た。
実施例1と比較例1のビタミンCの残存率を調べたとこ
ろ、実施例1では92%、比較例1では36%であっ
た。
ろ、実施例1では92%、比較例1では36%であっ
た。
実施例2(キャットフード) 第3表に示した原料(3)を混合、加水し、実施例1と同
様にして芯部材を得た。芯部材を冷却することなく直ち
にコーターに投入し、70℃に溶解したチキンファット
を芯部材100重量部に対して13重量部付着含浸さ
せ、油脂中間層を形成した。次いで直ちに第4表に示し
た粉末剤(3)を芯部材100重量部に対して4重量部付
着させ、変性成分の層を形成した。その後粒状物を常温
まで冷却してから、70℃に溶解した第5表の酸化防止
剤含有水素添加チキンファットを芯部材100重量部に
対して8重量部付着させ、油脂最外層を形成し、キャッ
トフード(実施例2)を得た。
様にして芯部材を得た。芯部材を冷却することなく直ち
にコーターに投入し、70℃に溶解したチキンファット
を芯部材100重量部に対して13重量部付着含浸さ
せ、油脂中間層を形成した。次いで直ちに第4表に示し
た粉末剤(3)を芯部材100重量部に対して4重量部付
着させ、変性成分の層を形成した。その後粒状物を常温
まで冷却してから、70℃に溶解した第5表の酸化防止
剤含有水素添加チキンファットを芯部材100重量部に
対して8重量部付着させ、油脂最外層を形成し、キャッ
トフード(実施例2)を得た。
比較例として、実施例2のキャットフードで油脂最外層
を形成しなかったキャットフード(比較例2)を準備し
た。
を形成しなかったキャットフード(比較例2)を準備し
た。
成猫1個体の前に2つの皿を置き、一方に実施例2、他
方に比較例2のキャットフードを200gずつ置いて、
2種類を同時に与える2者択一のCafeteria
method(カフェテリヤ法)で嗜好性テストを行っ
た。このテストを妊娠していない成猫15個体について
行ったところ、14個体は実施例2のキャットフードを
好み、摂取比率は平均で実施例71.2%、比較例2
8.8%であった。1個体は比較例を好んだ。このこと
から、本発明のペットフードが、猫の嗜好性にに適して
いることがわかる。
方に比較例2のキャットフードを200gずつ置いて、
2種類を同時に与える2者択一のCafeteria
method(カフェテリヤ法)で嗜好性テストを行っ
た。このテストを妊娠していない成猫15個体について
行ったところ、14個体は実施例2のキャットフードを
好み、摂取比率は平均で実施例71.2%、比較例2
8.8%であった。1個体は比較例を好んだ。このこと
から、本発明のペットフードが、猫の嗜好性にに適して
いることがわかる。
実施例3(鳥用ペットフード) 第6表に示す原料(4)から実施例1と同様の方法で芯部
材を作り、芯部材100重量部に対して20重量部のパ
ーム油を均一に塗布し、直ちに第7表の粉末剤(4)を2
重量部付着させた。その後5%のデキストリン水溶液を
20重量部噴霧し、150℃で2分間乾燥して鳥用のペ
ットフードを得た。
材を作り、芯部材100重量部に対して20重量部のパ
ーム油を均一に塗布し、直ちに第7表の粉末剤(4)を2
重量部付着させた。その後5%のデキストリン水溶液を
20重量部噴霧し、150℃で2分間乾燥して鳥用のペ
ットフードを得た。
Claims (2)
- 【請求項1】油脂を吸着している多孔質の芯部材と、該
芯部材を被覆している油脂中間層と、該油脂中間層の外
側に付着している変性しやすい成分の粉末層と、その外
側に付着している多糖類を主成分とする最外層とからな
ることを特徴とするドライタイプのペットフード。 - 【請求項2】油脂を吸着している多孔質の芯部材と、該
芯部材を被覆している油脂中間層と、該油脂中間層の外
側に付着している変性しやすい成分の粉末層と、その外
側に付着している油脂を主成分とする最外層とからなる
ことを特徴とするドライタイプのペットフード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61141181A JPH0638735B2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 多層構造を有するペツトフ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61141181A JPH0638735B2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 多層構造を有するペツトフ−ド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62296847A JPS62296847A (ja) | 1987-12-24 |
JPH0638735B2 true JPH0638735B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=15286031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61141181A Expired - Fee Related JPH0638735B2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 | 多層構造を有するペツトフ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638735B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9844280B2 (en) | 2004-02-03 | 2017-12-19 | Rtc Industries, Inc. | Product securement and management system |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2629003B2 (ja) * | 1987-08-06 | 1997-07-09 | 日清製粉株式会社 | ペツトフードの製造方法 |
US5270064A (en) * | 1991-04-12 | 1993-12-14 | Avian Allure | Encapsulated food product with readily removable capsule |
US6896924B2 (en) * | 2002-09-16 | 2005-05-24 | Angel Hernandez | Two-texture pet food product |
JP5072793B2 (ja) * | 2008-10-07 | 2012-11-14 | ジヤトコ株式会社 | 無段変速機の制御装置及び制御方法 |
JP5341533B2 (ja) * | 2009-01-22 | 2013-11-13 | 日清ペットフード株式会社 | ペットフードの製造方法 |
US10104903B2 (en) | 2009-07-31 | 2018-10-23 | Mars, Incorporated | Animal food and its appearance |
CN102119764A (zh) * | 2010-01-12 | 2011-07-13 | 尤妮佳股份有限公司 | 宠物食品及宠物食品的制造方法 |
MX353943B (es) * | 2011-11-14 | 2018-02-07 | Mars Incorporated Star | Alimentos gratos al paladar y metodos para mejorar la palatabilidad de los alimentos para mascotas. |
US20160366911A1 (en) * | 2013-07-01 | 2016-12-22 | Unicharm Corporation | Pet food and method of producing pet food |
JP5911918B2 (ja) | 2014-06-30 | 2016-04-27 | ユニ・チャーム株式会社 | ペットフードの製造方法 |
RU2699179C2 (ru) * | 2014-07-24 | 2019-09-03 | Марс Инкорпорейтед | Корм для домашних животных длительного хранения |
JP5733709B1 (ja) * | 2014-11-18 | 2015-06-10 | ユニ・チャーム株式会社 | 猫用ペットフードおよびその製造方法 |
EP3256004A1 (en) | 2015-02-13 | 2017-12-20 | Mars, Incorporated | Pet food feeding system |
CA2975219C (en) | 2015-02-16 | 2022-02-22 | Mars, Incorporated | Interlocking kibble |
MX2017013715A (es) | 2015-04-28 | 2018-03-02 | Mars Inc | Proceso de preparacion de un producto de alimento para mascotas humedo esterilizado. |
GB201522304D0 (en) | 2015-12-17 | 2016-02-03 | Mars Inc | Food product for reducing muscle breakdown |
-
1986
- 1986-06-17 JP JP61141181A patent/JPH0638735B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9844280B2 (en) | 2004-02-03 | 2017-12-19 | Rtc Industries, Inc. | Product securement and management system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62296847A (ja) | 1987-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0638735B2 (ja) | 多層構造を有するペツトフ−ド | |
US4542031A (en) | Process for the production of animal feedstuff | |
US4410551A (en) | Gravy forming intermediate moisture pet food | |
AU655041B2 (en) | Encapsulated food product with readily removable capsule | |
US9380802B2 (en) | Coated pet chew product | |
JP5341533B2 (ja) | ペットフードの製造方法 | |
CA2953080C (en) | Method of producing granular pet food | |
AU2014342584A1 (en) | Dry pet food comprising a palatability enhancing coating | |
JP6218521B2 (ja) | ペットフードの製造方法及びペットフード | |
JP2000279129A (ja) | 食物補助剤、これを含む食物製品、及びこれらの使用方法 | |
CN108308411B (zh) | 包被型颗粒小肽饲料添加剂及其制备方法和应用 | |
CA1165614A (en) | Gravy forming intermediate moisture pet food | |
JP5289409B2 (ja) | ペットフード被覆組成物及びこれを使用したセミモイストタイプ又はソフトドライタイプのペットフード | |
CA1103978A (en) | Preparation of non-agglomerated semi-moist pet food | |
JP7164420B2 (ja) | ペットフードの製造方法 | |
CN116322355A (zh) | 用于动物饲料的新颗粒 | |
AU585843B2 (en) | Lipid enrobed fodder rations and manufacture thereof | |
WO1997042836A1 (en) | Dry fish feed and method of preparing same | |
IE46240B1 (en) | Feed supplement for ruminants | |
JPH0453492B2 (ja) | ||
JPS591461B2 (ja) | ドウブツシリヨウノ セイゾウホウ | |
JPH0584041A (ja) | ペツト等の飼料及びその製法 | |
CN111280332A (zh) | 宠物食品的制造方法 | |
CA1277864C (en) | Lipid enrobed fodder rations and manufacture thereof |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |