JPH0638717B2 - 誘導電動機の駆動装置 - Google Patents
誘導電動機の駆動装置Info
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- JPH0638717B2 JPH0638717B2 JP58250915A JP25091583A JPH0638717B2 JP H0638717 B2 JPH0638717 B2 JP H0638717B2 JP 58250915 A JP58250915 A JP 58250915A JP 25091583 A JP25091583 A JP 25091583A JP H0638717 B2 JPH0638717 B2 JP H0638717B2
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- JP
- Japan
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- voltage
- frequency
- induction motor
- commercial power
- ratio
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P27/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage
- H02P27/04—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage
- H02P27/06—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P23/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
- H02P23/0077—Characterised by the use of a particular software algorithm
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- Power Engineering (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、インバータ装置によって誘導電動機を駆動す
る駆動装置に関する。
る駆動装置に関する。
従来例の構成とその問題点 近年、誘導電動機を効率よく、かつ広範囲に回転数制御
することを目的として、インバータにより駆動する構成
が増加している。インバータは、すでに周知のように、
可変周波数,可変電圧の交流電力を供給する装置であ
る。インバータによって、誘導電動機を駆動する場合、
次の関係がある。
することを目的として、インバータにより駆動する構成
が増加している。インバータは、すでに周知のように、
可変周波数,可変電圧の交流電力を供給する装置であ
る。インバータによって、誘導電動機を駆動する場合、
次の関係がある。
Tm:停動トルク V :モータ端子間電圧 F :駆動周波数 K :定数 そして電動機には、いろいろな種類の負荷が接続される
が、トルクをほぼ一定に保った状態で回転数制御を行な
う用途が一般的でありそのためV/F比を一定に保った
状態でFを制御する場合が多い。
が、トルクをほぼ一定に保った状態で回転数制御を行な
う用途が一般的でありそのためV/F比を一定に保った
状態でFを制御する場合が多い。
最適なV/F比は、個々のモータによって異なるが、イ
ンバータを含む総合運転効率が最も良好になるよう選定
される。
ンバータを含む総合運転効率が最も良好になるよう選定
される。
従来のインバータ駆動装置の欠点は、商用電源電圧が変
動すると、それに伴って、上記V/F比が最適点よりず
れることにある。V/F比が大きくなると、電動機は過
励磁状態となり、電流が増加し、効率が低下し、さらに
振動騒音の増大を招く。一方V/F比が小さくなると、
電動機は不足励磁状態となり、その結果トルク不足とな
り、状態によっては停止してしまう場合もある。
動すると、それに伴って、上記V/F比が最適点よりず
れることにある。V/F比が大きくなると、電動機は過
励磁状態となり、電流が増加し、効率が低下し、さらに
振動騒音の増大を招く。一方V/F比が小さくなると、
電動機は不足励磁状態となり、その結果トルク不足とな
り、状態によっては停止してしまう場合もある。
これを防止するため、従来、電動機に印加される電圧
値、あるいは電動機に印加される電圧と電動機に流れる
電流の位相差を検出して、その結果に基づいて、電圧補
正する方法も考案されているが、いずれも、特別な検知
器等を必要とし、高価になっていた。
値、あるいは電動機に印加される電圧と電動機に流れる
電流の位相差を検出して、その結果に基づいて、電圧補
正する方法も考案されているが、いずれも、特別な検知
器等を必要とし、高価になっていた。
発明の目的 本発明の目的は、単純な構成で商用電源電圧が変動して
も、電動機に供給される交流電源のV/F比をほぼ一定
に保ち、電動機を効率よく駆動するインバータ駆動装置
を提供することにある。
も、電動機に供給される交流電源のV/F比をほぼ一定
に保ち、電動機を効率よく駆動するインバータ駆動装置
を提供することにある。
発明の構成 上記目的を達成するために本発明は、商用電源電圧の電
圧検出装置から出力される出力信号の大小に応じて、逆
変換装置の内部にあらかじめ内蔵されている電圧/周波
数比の小大の電圧、周波数発生パターンを選択的に選定
し、運転するもので、低周波領域におけるモータトルク
をほぼ一定に保つものである。
圧検出装置から出力される出力信号の大小に応じて、逆
変換装置の内部にあらかじめ内蔵されている電圧/周波
数比の小大の電圧、周波数発生パターンを選択的に選定
し、運転するもので、低周波領域におけるモータトルク
をほぼ一定に保つものである。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について第1図及び第2図を参
考に説明する。
考に説明する。
同図において、1は商用電源で、ダイオードブリッジ2
および平滑コンデンサ3により、直流電圧に変換され
る。4〜15はそれぞれ6組のトランジスタとダイオー
ドで、3組のブリッジを構成し、CPU19の出力信号
により、増幅器17を介して駆動され、三相誘導電動機
16に可変周波数,可変電圧の交流電力を供給する。な
お第1図中40は整流装置、41は逆変換装置、42は
電圧検出装置、43は周波数指令装置である。
および平滑コンデンサ3により、直流電圧に変換され
る。4〜15はそれぞれ6組のトランジスタとダイオー
ドで、3組のブリッジを構成し、CPU19の出力信号
により、増幅器17を介して駆動され、三相誘導電動機
16に可変周波数,可変電圧の交流電力を供給する。な
お第1図中40は整流装置、41は逆変換装置、42は
電圧検出装置、43は周波数指令装置である。
また20はトランスでその1次側は、商用電源1に接続
され、2次側はダイオード21,コンデンサ22,抵抗
23で構成される整流平滑装置に接続され、商用電源1
の電圧値は直流電圧に変換される。上記直流電圧は、抵
抗24を通して比較器27に接続され、抵抗25,26
で決められる基準値と、その大小関係が判別され、その
結果はCPU19に伝達される。前記CPU19は、そ
の内部にあらかじめ、2種類のV/Fパターンを内蔵し
ており、さらにそれは比較器27の出力信号により選択
され、周波数設定装置18の指令にもつといた、可変周
波数,可変電圧信号を出力する。これをさらに第3図及
び第4図によって説明する。
され、2次側はダイオード21,コンデンサ22,抵抗
23で構成される整流平滑装置に接続され、商用電源1
の電圧値は直流電圧に変換される。上記直流電圧は、抵
抗24を通して比較器27に接続され、抵抗25,26
で決められる基準値と、その大小関係が判別され、その
結果はCPU19に伝達される。前記CPU19は、そ
の内部にあらかじめ、2種類のV/Fパターンを内蔵し
ており、さらにそれは比較器27の出力信号により選択
され、周波数設定装置18の指令にもつといた、可変周
波数,可変電圧信号を出力する。これをさらに第3図及
び第4図によって説明する。
第3図は、誘導電動機16に供給される交流電力の周波
数と電圧の関係を示したものである。CPU19の内部
には、2種類のV/Fパターン31,33及び32,3
4が内蔵されている。31,33はインバータ周波数
(以下単に周波数と称す)f1で、32,34は周波数
f2で飽和する特性である。そして飽和電圧値V1,V
2は、商用電源1の電圧値によって決定される。
数と電圧の関係を示したものである。CPU19の内部
には、2種類のV/Fパターン31,33及び32,3
4が内蔵されている。31,33はインバータ周波数
(以下単に周波数と称す)f1で、32,34は周波数
f2で飽和する特性である。そして飽和電圧値V1,V
2は、商用電源1の電圧値によって決定される。
第4図にこの時のV/F比を示す。V/Fパターン31
または33が選択されると、商用電源1の電圧値が高い
場合にV/F比は35となり、一方電圧値が低い場合に
V/F比は37となる。V/Fパターン32または34
が選択されると、商用電源1の電圧値が高い場合にV/
F比は36となり、一方電圧が低い場合にV/F比は3
8となる。
または33が選択されると、商用電源1の電圧値が高い
場合にV/F比は35となり、一方電圧値が低い場合に
V/F比は37となる。V/Fパターン32または34
が選択されると、商用電源1の電圧値が高い場合にV/
F比は36となり、一方電圧が低い場合にV/F比は3
8となる。
本実施例では、商用電源1の電圧値を、電圧検出装置と
して作用するトランス20によって検出し、さらに比較
器27によって、基準値より、高いか或いは低いか判断
し、基準値より高い場合は、V/Fパターン31を選択
し、一方基準値より低い場合は、V/Fパターン34を
選択し、運転する。これにより、商用電源1の電圧値が
変動してもV/F比35或は38をほぼ一定に保つこと
ができ、誘導電動機16を、過励磁または不足励磁状態
で運転することを避けることができる。またトランス2
0は制御用直流電源を作るものと兼ねることができるの
で、特に検知器等を必要とせず、安価なシステムで、誘
導電動機を効率よく、低騒音,低振動で駆動できる。
して作用するトランス20によって検出し、さらに比較
器27によって、基準値より、高いか或いは低いか判断
し、基準値より高い場合は、V/Fパターン31を選択
し、一方基準値より低い場合は、V/Fパターン34を
選択し、運転する。これにより、商用電源1の電圧値が
変動してもV/F比35或は38をほぼ一定に保つこと
ができ、誘導電動機16を、過励磁または不足励磁状態
で運転することを避けることができる。またトランス2
0は制御用直流電源を作るものと兼ねることができるの
で、特に検知器等を必要とせず、安価なシステムで、誘
導電動機を効率よく、低騒音,低振動で駆動できる。
発明の効果 以上説明したように本発明は、商用電源を整流装置によ
り直流電圧に変換し、さらに逆変換装置により誘導電動
機に可変周波数,可変電圧の交流電力を供給するインバ
ータ装置において、商用電源電圧の電圧検出装置から出
力される出力信号の大小に応じて、逆変換装置の内部に
あらかじめ内蔵されている電圧/周波数比の小大の電
圧、周波数発生パターンを選択的に選定し、運転するも
ので、きわめて簡単な構成であるにもかかわらず商用電
源の電圧が変動しても、一定値以下の周波数領域におい
て、ほぼ一定のV/F比で誘導電動機が駆動でき、高効
率,低騒音,低振動運転の可能なインバータ装置が得ら
れる効果を奏する。
り直流電圧に変換し、さらに逆変換装置により誘導電動
機に可変周波数,可変電圧の交流電力を供給するインバ
ータ装置において、商用電源電圧の電圧検出装置から出
力される出力信号の大小に応じて、逆変換装置の内部に
あらかじめ内蔵されている電圧/周波数比の小大の電
圧、周波数発生パターンを選択的に選定し、運転するも
ので、きわめて簡単な構成であるにもかかわらず商用電
源の電圧が変動しても、一定値以下の周波数領域におい
て、ほぼ一定のV/F比で誘導電動機が駆動でき、高効
率,低騒音,低振動運転の可能なインバータ装置が得ら
れる効果を奏する。
第1図は本発明の駆動装置の構成図、第2図は同駆動装
置の回路図、第3図は本発明のインバータ装置から出力
される電圧対周波数特性図、第4図は本発明のインバー
タ装置から出力される周波数対電圧周波数比特性図であ
る。 1……商用電源、18……周波数設定装置、19……C
PU、27……比較器、40……整流装置、41……逆
変換装置、42……電圧検出装置。
置の回路図、第3図は本発明のインバータ装置から出力
される電圧対周波数特性図、第4図は本発明のインバー
タ装置から出力される周波数対電圧周波数比特性図であ
る。 1……商用電源、18……周波数設定装置、19……C
PU、27……比較器、40……整流装置、41……逆
変換装置、42……電圧検出装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江島 康之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−49693(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】商用電源を整流装置により直流電圧に変換
し、さらに逆変換装置により誘導電動機に可変周波数、
可変電圧の交流電力を供給するインバータ装置を設け、
前記商用電源電圧を電圧検出装置で検出し、この電圧検
出装置の出力信号の大小に応じて、前記逆変換装置の内
部にあらかじめ内蔵されている電圧/周波数比の小大の
電圧、周波数発生パターンを選択的に選定し、周波数設
定装置の出力信号により定められる周波数で、前記誘導
電動機を運転する誘導電動機の駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58250915A JPH0638717B2 (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 誘導電動機の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58250915A JPH0638717B2 (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 誘導電動機の駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60141193A JPS60141193A (ja) | 1985-07-26 |
JPH0638717B2 true JPH0638717B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=17214908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58250915A Expired - Lifetime JPH0638717B2 (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 誘導電動機の駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638717B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6237087A (ja) * | 1985-08-09 | 1987-02-18 | Fanuc Ltd | 交流電動機制御装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5649693A (en) * | 1979-09-28 | 1981-05-06 | Hitachi Ltd | Frequency converter |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP58250915A patent/JPH0638717B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60141193A (ja) | 1985-07-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |