JPH07110145B2 - 電圧形インバータ装置 - Google Patents

電圧形インバータ装置

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JPH07110145B2
JPH07110145B2 JP4056457A JP5645792A JPH07110145B2 JP H07110145 B2 JPH07110145 B2 JP H07110145B2 JP 4056457 A JP4056457 A JP 4056457A JP 5645792 A JP5645792 A JP 5645792A JP H07110145 B2 JPH07110145 B2 JP H07110145B2
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JP
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voltage
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output voltage
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真芳 岡本
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交流電動機を可変速制御
する電圧形インバータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例の電圧形インバータ装置を
示すもので、1は交流電源、2は交流電源1を整流する
ための整流回路、3は整流回路2により整流された電圧
を平滑するための平滑コンデンサ、4はトランジスタ等
の可変制御素子で構成されるブリッジ回路、5は交流電
動機である。また6は直流電圧検出回路、7は出力電圧
補正回路、8はパルス幅変調回路、101 は出力電圧指
令、102 は周波数指令、103 は補正後の出力電圧指令で
ある。
【0003】図3において、交流電源1は整流回路2お
よび平滑コンデンサ3を介し、ブリッジ回路4にP,N
間の直流電圧源を供給する。ブリッジ回路4は、パルス
幅変調回路8で演算されるパルス幅変調信号(以下PW
M信号という)により直流電圧源の電圧を三相交流電圧
に変換し、交流電動機5を駆動する。
【0004】パルス幅変調回路8は、補正後の出力電圧
指令103 および周波数指令102 に基づきPWM信号を演
算するが、交流電源1の電圧値の変動によりP,N間の
直流電圧が変化した際にも、出力電圧指令101 を直流電
圧検出回路6の出力により補正し、補正後の出力電圧指
令103 で制御するため、交流電動機5に印加される三相
交流電圧は安定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かくの如き従来装置に
おいては、交流電動機5を減速させる場合交流電動機5
が回生モードとなり、エネルギーがブリッジ回路4を通
し平滑コンデンサ3に蓄積されて直流電圧源の電圧が昇
り、出力電圧補正回路7が入っていると三相交流電圧を
抑えるため交流電動機5内での損失がなく、回生モード
のエネルギーは殆ど平滑コンデンサ3に帰されるため、
直流電圧源の電圧の上昇が著しく過電圧状態に至り易く
なる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するためなされたのであり、交流電動機を減速させる
期間中に直流電圧源が予め設定された値以上となったと
きは、出力電圧補正回路で補正した補正後の出力電圧指
令を、補正前の出力電圧指令に切り換えるようにした出
力電圧指令切替手段を備えてなるものである。
【0007】
【作用】上記解決手段により、交流電動機を減速させる
期間中に直流電圧源が予め設定された値以上になると、
出力電圧補正回路の補正がなくなるため、交流電動機の
回生モードのエネルギーにより直流電圧源が上昇する
と、交流電動機に印加される三相交流電圧も上昇する。
この三相交流電圧が上昇することにより交流電動機は過
励磁状態となるため、交流電動機の内部損失が増大して
平滑コンデンサに蓄積される回生モードのエネルギーが
減り、よって直流電圧源の電圧上昇は鈍り過電圧に至り
にくくなる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の要部構成を示すも
ので、8′はパルス幅変調回路、9は出力電圧指令選択
回路、10は出力電圧指令切替回路である。図中、図3と
同符号のものは同じ機能を有する部分を示す。すなわち
図1の回路図においては、図3におけるパルス幅変調回
路8に代えてパルス幅変調回路8′を備え、また出力電
圧指令選択回路9および出力電圧指令切替回路10が設け
られてなる。
【0009】また、出力電圧指令選択回路9の具体例を
図2に示す。図2において91は比較器、92はANDであ
る。すなわち、比較器91は予め設定された値を与える設
定器部分出力と直流電圧源の電圧値を比較し、AND92
はこの比較器91の出力と交流電動機5を減速させている
期間中を示す減速中信号901 とのAND演算を行うよう
構成される。なお、902 は出力電圧指令の選択信号であ
る。
【0010】さて図1,図2において、交流電動機5を
減速させている期間でないときに、減速中信号901 がオ
フであってAND92出力の選択信号もオフであり、出力
電圧指令選択回路9により補正後の出力電圧指令103 を
用い、パルス幅変調を行うものとなる。よって、交流電
源1 の電圧変動等によりP,N間の直流電圧源に変動が
あった場合でも、交流電動機5に印加される三相交流電
圧は安定している。
【0011】一方、交流電動機5を減速させている期間
で、減速中信号901 がオンとなる。交流電動機5を減速
させている状態で、交流電動機5からの回生モードのエ
ネルギーにより直流電圧源が上昇した場合、予め設定さ
れた値以上となると比較器91の出力がオンとなり、AN
D92の出力である選択信号902 もオンであり、出力電圧
指令切替回路10によって出力電圧指令101 を用い、パル
ス幅変調を行うものとなる。このため、P,N間の直流
電圧源の電圧変動の補正は行われず、過励磁による交流
電動機5内での回生モードのエネルギーが減り、直流電
圧源の電圧上昇が抑えられて過電圧に至りにくくなる。
なお、本実施例はハードウェアによる構成例を示した
が、マイクロコントローラ等によるソフトウェアでも同
様な動作を実現可能なことは勿論である。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、交
流電源の変動等に起因する直流電圧源の電圧変動に対し
ての交流電動機に印加される三相交流電圧を補正を行う
とともに、減速時の回生モードのエネルギーによる直流
電圧源の電圧上昇に対してはその電圧上昇分をそのまま
出力し、三相交流電圧を上昇させることにより交流電動
機内の損失を増大させ、直流電圧源を過電圧状態に至り
にくくした簡便な装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は本発明の一実施例の要部構成を示す回路
図である。
【図2】図2は図1の出力電圧指令選択回路の具体例を
示す回路図である。
【図3】図3は従来例の電圧形インバータ装置の回路図
である。
【0014】
【符号の説明】
2 整流回路 3 平滑コンデンサ 4 ブリッジ回路 5 交流電動機 6 直流電圧検出回路 7 出力電圧補正回路 8 パルス幅変調回路 8′ パルス幅変調回路 9 出力電圧指令選択回路 10 出力電圧指令切替回路 101 出力電圧指令 102 周波数指令 103 出力電圧指令 901 減速中信号 902 選択信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧源の電圧変動を検出して出力電
    圧指令を補正し出力電圧を安定させる電圧補正回路を具
    備する交流電動機を可変速制御する電圧形インバータ装
    置において、前記交流電動機が減速している期間中には
    前記電圧補正回路を介せず、かつ交流電動機を減速して
    いる以外の期間は電圧補正回路を用いる電圧指令切替手
    段を備えてなることを特徴とした電圧形インバータ装
    置。
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WO2006004037A1 (ja) * 2004-07-06 2006-01-12 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki インバータ装置および交流電動機の減速方法
CN104104279B (zh) * 2014-07-29 2016-09-14 深圳市步科电气有限公司 一种变频器控制电机过励磁停机的方法及其装置

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