JPH0329995Y2 - - Google Patents

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JPH0329995Y2
JPH0329995Y2 JP1983016232U JP1623283U JPH0329995Y2 JP H0329995 Y2 JPH0329995 Y2 JP H0329995Y2 JP 1983016232 U JP1983016232 U JP 1983016232U JP 1623283 U JP1623283 U JP 1623283U JP H0329995 Y2 JPH0329995 Y2 JP H0329995Y2
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JP
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induction motor
inverter
reactor
drive device
current
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JP1983016232U
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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はインバータ出力によつて誘導電動機を
駆動するようになされたインバータによる誘導電
動機駆動装置に関するものである。
一般に、省エネルギー化、省電力化を目的とし
て誘導電動機の可変速運転が採用されることが非
常に多くなつてきており、インバータは、交流電
力を直流変換して得た直流電力を可変周波数、可
変電圧に変換することができ、その変換出力によ
つて上記誘導電動機を可変速運転制御することが
できる。すなわち、インバータはサイリスタまた
はトランジスタの電力半導体により構成され、そ
れら電力半導体のスイツチング動作により可変周
波数、可変電圧の交流電圧を出力して誘導電動機
を可変速運転制御する。
第1図はこの種の従来装置を示すもので、図に
おいて、1はインバータ主回路、2はインバータ
制御回路、3は該制御回路2によつて可変周波
数、可変電圧制御されるインバータ主回路1の出
力によつて可変速運転制御される誘導電動機で、
上記インバータ主回路1からは、例えば第2図に
示される出力が誘導電動機3に供給される(な
お、第2図は出力電圧の1相分の出力波形を示し
ている)。
ところで、上記構成において、誘導電動機3に
印加する電圧は、第2図から理解されるように、
dv/dt値の多きな急俊な電圧を印加することに
たるため、該誘導電動機3は通常の商用電源が印
加されるときに比較して騒音が大きく、また高調
波成分による振動も大きくなつていた。
このような現象に対して、従来はインバータ主
回路1と誘導電動機3との間の各相に、第3図に
示すように、交流リアクトル4を設けて、騒音及
び振動を抑制していた。第4図はこの場合の誘導
電動機3への印加電圧波形で、上記交流リアクト
ル4を設けたことにより第2図に比してdv/dt
値の急俊さが緩和された低減された電圧波形が誘
導電動機3に印加することになる。
しかるに、上記第3図構成では、上記交流リア
クトル4を設けたことによつて、電動機負荷が増
加するとき、または電動機の加減速時には電圧降
下が大きくなり、インバータ出力が低下し、した
がつて、誘導電動機3のすべりが大きくなつて、
この結果、供給電流が増加し電動機3の過熱、イ
ンバータ主回路1の異常停止となる不具合が発生
する虞れがあつた。
そこで本考案は、上記のような従来のものの問
題点を解消するためになされたもので、必要に応
じて電圧降下が発生しないようにして電動機の過
熱及びインバータ過電流によるしや断停止等不具
合の発生するのを防止することができるインバー
タによる誘導電動機駆動装置を提供するものであ
る。
以下、本考案の一実施例を第5,6図に基いて
説明すると、第5図において、5は誘導電動機3
への負荷電流を検出する電流変成器(以下、CT
と称す)、6はインバータ主回路1と誘導電動機
3との間の各相に設けられた交流リアクトル4に
それぞれ並列接続した接点6aを有する電磁接触
器、2はインバータ主回路1の電力半導体をスイ
ツチング制御すると共に、上記CT5による検出
電流値が設定値以上となつた時に電磁接触器6を
励磁させるインバータ制御回路で、該電磁接触器
6の励磁によつてその接点6aは閉成し、したが
つて、この時各交流リアクトル4は短絡されるよ
うになされている。
すなわち、第5図構成においては、通常時は第
3図の従来例と同様にして、インバータ主回路1
と誘導電動機3との間に設けられた交流リアクト
ル4によつて騒音及び振動の発生するのを抑制で
き、他方、電動機負荷が増加し、または加減速制
御時に、第6図に示すように、負荷電流Ifが設定
値以上となつたときには、電磁接触器6がONし
その接点6aにより上記交流リアクトル4を短絡
するようになつているので、これによりインバー
タ出力が低下してトルク不足となることがなく、
電動機の過熱及びインバータの異常停止に陥るこ
とのない駆動装置を得ることができる。なお、第
6図中、Ifは電動機電流のフイードバツク信号
で、平均値表示となつている。また、上記実施例
はインバータ出力電圧波形例として等幅PWM電
圧波形について述べたものであるが、擬似正弦波
PWM電圧波形に対しても上述したのと同様な効
果が得られることはいうまでもない。
以上のように本考案によれば、インバータ出力
を交流リアクトルを介して誘導電動機に供給する
ようにしたインバータによる誘導電動機駆動装置
において、上記誘導電動機への負荷電流を検出す
る電流変成器と、その検出電流値が所定値以上と
なつた時に上記交流リアクトル両端間を短絡する
電磁接触器とを備えたので、通常時は上記交流リ
アクトルの挿入効果によつて騒音や振動の発生す
るのを抑制でき、また、負荷急増時や加減制御時
に負荷電流が設定値以上となつた時には上記交流
リアクトルを短絡するので、インバータ出力が低
下してトルク不足となる虞れがなく、電動機の過
熱及びインバータの異常停止といつた不具合が発
生することがない駆動装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示す回路図、第2図は第1
図におけるインバータ出力波形図、第3図は交流
リアクトルを設けてなる従来装置を示す回路図、
第4図はその出力波形図、第5図は本考案の一実
施例を示す回路図、第6図は第5図動作を説明す
る特性図である。 1……インバータ主回路、2……インバータ制
御回路、3……誘導電動機、4……交流リアクト
ル、6,6a……電磁接触器とその接点、5……
変流器(CT)。なお、図中、同一符号は同一又は
相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インバータ出力を騒音及び振動防止用交流リア
    クトルを介して誘導電動機に供給するようにした
    インバータによる誘導電動機駆動装置において、
    上記誘導電動機への負荷電流を検出する電流変成
    器と、負荷急増時や加減制御時にその検出電流値
    が所定値以上となつた時に上記交流リアクトル両
    端間を短絡する電磁接触器とを備えたことを特徴
    とするインバータによる誘導電動機駆動装置。
JP1623283U 1983-02-07 1983-02-07 インバ−タによる誘導電動機駆動装置 Granted JPS59122798U (ja)

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JPS59122798U JPS59122798U (ja) 1984-08-18
JPH0329995Y2 true JPH0329995Y2 (ja) 1991-06-25

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