JPS6237087A - 交流電動機制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、速度指令電圧等の種々のパラメータを不揮発
性ＲＡＭに記憶させるようにした、交流電動機制御装置
に関する。

（従来技術） 交流電動機は、第５図に示すように、制御回路に指令信
号と、電動機の速度信号Ｗｏ、電流工、電圧Ｖ等の検出
信号とを入力して、その偏差信号により種々の制御が行
なわれている。

このような制御回路を用いて、交流電動機の特性を試験
する際には、精度の良い試験を行なうために安定化電源
が用いられており１例えば第６図に示すような基準電圧
Ｖｒｅｆを調整して誤差増幅器ＡＥの＋側端子に供給す
るものがある。この回路では、基準電圧の調整は、可変
抵抗Ｖｒの手動操作により行なっている。また、速度指
令電圧の設定や速度ループ・電流ループゲイン等の種々
のパラメータ設定にも、手動による調整手段が用いられ
ている。

（発明が解決しようとする問題点） 手動調整手段としては、第７図に示すように回路基板に
他の回路素子や端子等と共にボリュームを取付けるもの
が用いられているが、このようなプリント基板上にボリ
ュームを取付けて回路定数を調整するのは時間がかかる
上に高精度の調整ができないので、電動機の試験調整を
行なう上では、プリント基板上にはできるだけ手動調整
素子は配置しないことが望ましい。

そこで、本発明は、このような従来技術の持つ問題点を
解消しようとするものである。

（問題を解決するための手段） 本発明は、速度指令電圧、速度・電流ループゲイン、回
転数等の電動機の種々の制御特性をパラメータで設定し
て、該設定値をＲＡＭで読み込み、これを転送して予め
記憶する不揮発性ＲＡＭと、電動機の試験時に運転モー
ド及び特性データを入力する入力手段と、該特性データ
が入力されたときに前記不揮発性ＲＡＭに記憶された設
定値から、該制御特性データに対応する設定値を読み出
す制御手段と、制御手段により読み出された設定値と入
力された特性データとの一致を確認する表示手段と、調
整要素をなくすために精密級電圧設定用ＩＣにより安定
化されるレギュレータとを具備することを特徴とする、
交流電動機制御装置を提供することによって、上記のよ
うな調整要素が存在するという問題点を解決するもので
ある。

なお、上記不揮発性ＲＡＭとは電源を切っても記憶内容
が保持されている制御手段とする。

（発明の作用） 本発明は、ＩＣ等を含む制御回路により種々の回路定数
のパラメータ設定を行なう。このため、プリント基板か
らボリュームを除去して、精度の良い交流電動機の制御
性能が行なえる。

（実施例） 以下、図により本発明の実施例について説明する０本発
明は、速度指令電圧、速度Φ電流ループゲイン、回転数
等の種々のパラメータを予め不揮発性ＲＡＭに記憶させ
るものであり、第１図は、本発明の概略のブロック図、
第２図、第３図は、パラメータ設定の説明図である。

パラメータの設定において例えば、速度指令電圧を不揮
発性ＲＡＭに記憶させる場合には、次のように処理する
。

（１）第２図において、パラメータ選択スイッチにより
、速度指令電圧設定モードをセレクトする。

（２）番号スイッチを用いて、外部指令をゼロにして、
正転指令を入力したときの速度指令をＯｒｐｍ’、実際
のモータ回転数がＯｒｐｍになるようにパラメータをセ
ットしてＲＡＭに読み取らせる。また、外部指令を最高
回転指令としたとき（例えば、ｔｏ、ｏｏｏｖ）をモー
タの定格最高回転数として、実際のモータ回転数も最高
回転数になるようにパラメータをセットしＲＡＭに読み
取らせる。

（３）ＲＡＭに読み取られたデータは、不揮発性ＲＡＭ
に転送されて、該不揮発性ＲＡＭに記憶され、記憶内容
は表示管により表示される。このとき、不揮発性ＲＡＭ
には例えば、第３図に示すような特性のデータが記憶さ
れる。

その他のパラメータ設定としては、速度帰還電圧、速度
・電流ループゲイン、回転数等がある。

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迅合を例にとり、第１図のブロック図で説明する。

（１）インプットスイッチＥ３をオンにしてから、モー
ドセレクトスイッチＥ、を押し、入力データをバッファ
を介して伝送し、表示管Ｃ１により、所定モードの設定
を確認する。また、このとき、ＣＰＵはモード対応の設
定値をＲＡＭから読み出しておく。

（２）次に、データスイッチＥ２を押し、データをバッ
ファを介してＣＰＵに伝送し、ＣＰＵの出力により、指
令電圧ｖｌがＲＡＭに記憶されている特性（例えば第３
図の特性）と一致した時点を表示管Ｃ２で確認し、指令
回転数Ｗ１を設定する。

他のパラメータについても、モードセレクトスイッチと
、この各々のモードに対応して最適な制御特性が得られ
るようになるまで、データスイッチを操作して、所定の
設定を行なう（学習制御）。

第４図は、本発明による安定化電源の構成を示すブロッ
ク図である０図に示すように、精密級電圧設定用ＩＣの
出力によりレギュレータを調整する構成としている。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、制御回路のプリ
ント板から１手動調整によるボリュームを除去し、ＩＣ
等を含む制御回路により種々のパラメータ設定を行なう
ようにしたので、ボリュームによる種々の調整を行なう
ことなく精度の良い交流電動機の特性試験が行なえる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第４図は本発明のブロック図、第２図、第３図
は説明図、第５図は一般的な交流電動機の制御装置の回
路図、第６図、第７図は従来例の説明図である。 Ａ・・・ＲＡＭ、Ｂ・・・ＲＯＭ、Ｃ１、Ｃ２・・・表
示管、Ｄ・・・バッファ、Ｅ、・・・モードセレクトス
イッチ、Ｅ２・・・データスイッチ、Ｅ３・・・インプ
ットスイッチ。 特許出願人　　ファナック株式会社 代　　理　　人　　　弁理士　　辻　　　　　　　　實
第３図 第２図 １手尺スイッチ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 速度指令電圧、速度・電流ループゲイン、回転数等の電
   動機の種々の制御特性をパラメータで設定して、該設定
   値をＲＡＭで読み込み、これを転送して電源切断後も記
   憶する不揮発性ＲＡＭと、電動機の試験時に運転モード
   及び特性データを入力する入力手段と、該制御特性デー
   タが入力されたときに前記不揮発性ＲＡＭに記憶された
   設定値から、該特性データに対応する設定値を読み出す
   制御手段と、該制御手段により読み出された設定値を使
   用状況に対応して制御特性を簡単に変更可能な入力手段
   と表示手段を持つこととを具備することを特徴とする、
   交流電動機制御装置。