JPH0121362Y2 - - Google Patents

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JPH0121362Y2
JPH0121362Y2 JP1984202087U JP20208784U JPH0121362Y2 JP H0121362 Y2 JPH0121362 Y2 JP H0121362Y2 JP 1984202087 U JP1984202087 U JP 1984202087U JP 20208784 U JP20208784 U JP 20208784U JP H0121362 Y2 JPH0121362 Y2 JP H0121362Y2
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motor
voltage
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drive circuit
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Description

【考案の詳細な説明】
技術分野 本考案は、被駆動体をモータによつて駆動し、
このモータは被駆動体の位置と予め定めた設定位
置との偏差に対応した制御信号に応答して付勢さ
れるようにしたモータ制御装置に関する。 背景技術 このようなモータ制御装置は、たとえばラジオ
受信機の組み立て工程においてラジオ受信機に含
まれている可変抵抗や中間周波トランスなどの制
御器における被駆動体を、モータによつて駆動し
て角変位して調整するために必要となる。ラジオ
受信機の故障などに起因して前記被駆動体がその
角変位の範囲における最端位置に達してもさらに
モータによつて駆動され続けると、被駆動体が破
損してしまうおそれが生じる。 考案が解決すべき問題点 本考案の目的は、被駆動体をモータによつて予
め定めた設定位置に高精度でもたらすことができ
るようにするとともに、被駆動体に過大な駆動力
が作用しないようにモータを制御する装置を提供
することである。 問題点を解決するための手段 本考案は、被駆動体の位置に応じて出力状態が
変化する制御器における前記被駆動体をモータに
よつて駆動し、このモータを、被駆動体の位置
と、予め定めた設定位置との偏差に対応した制御
信号に応答して付勢するモータ制御装置であつ
て、 前記被駆動体の位置と予め定めた設定位置との
偏差に対応した制御信号を出力する手段と、 前記制御信号を予め定めた弁別レベルでレベル
弁別する手段と、 前記制御信号のレベルに応答して前記モータの
駆動を電流制御する電流制御駆動回路と、 前記制御信号のレベルに応答して前記モータの
駆動を電圧制御する電圧制御駆動回路と、 前記レベル弁別手段からの出力に応答し、前記
電流制御駆動回路または前記電圧制御駆動回路を
選択的に前記モータに接続するスイツチング手段
とを備え、 前記偏差が前記弁別レベル以上であるとき前記
電流制御駆動回路を前記モータに接続して該モー
タを電流制御し、前記偏差が弁別レベル未満であ
るとき前記電圧制御駆動回路を前記モータに接続
して該モータを電圧制御するようにしたことを特
徴とするモータ制御装置である。 作 用 被駆動体が予め定めた設定位置から大きくずれ
ており、したがつて偏差がレベル弁別手段の弁別
レベル以上であるときには、モータを電流制御す
る。モータが電流制御されることによつて、被駆
動体が変位可能な範囲の最端位置にあつたとして
も、モータによる過大なトルクの発生を防ぐこと
ができ、したがつて被駆動体が破損することが防
がれる。この電流制御における問題は、前記偏差
が小さくなつたとき高精度の位置決めをすること
ができず、いわゆる不感帯が比較的大きいという
ことである。本考案では前記偏差が弁別レベル未
満であり、したがつて被駆動体が予め定めた設定
位置の近傍にあるときにはモータが電圧制御され
る。この電圧制御によればモータによる被駆動体
の変位を予め定めた設定位置に高精度でもたらす
ことが可能である。電圧制御によれば、被駆動体
の変位が阻止されているときには、過大なトルク
を発生する。被駆動体は予め定めた設定位置近傍
においてのみ電圧制御されるので、被駆動体の変
位が阻止されることがなしに、しかもこの電圧制
御では不感帯が小さく、したがつて前述のように
被駆動体を予め定めた設定位置に高精度で到達さ
れることが可能となる。 実施例 第1図は、本考案の一実施例の電気的構成を示
すブロツク図である。ラジオ受信機1には、音量
調整を行なうための可変抵抗2が備えられてい
る。この可変抵抗2の操作片2aを360゜の範囲で
角変位することによつて、増幅回路3に与えられ
る電気信号のレベルを調整することができる。可
変抵抗2には、チユーナ4から受信された放送電
波を復調した音響電気信号が与えられる。このラ
ジオ受信機1の組み立てないし検査工程におい
て、可変抵抗2の操作片2aは直流サーボモータ
5によつて角変位される。ラジオ受信機1の増幅
回路3からの出力は実効値変換回路6に与えら
れ、ライン7からは実効値に対応した直流電圧が
導出される。この実施例では、ライン7の電圧が
たとえば4Vになる予め定めた設定位置になるよ
うにモータ5によつて操作片2aが角変位され
る。操作片2aのこのような設定位置は、操作片
2aの角変位可能な範囲の最端位置からずれた位
置にある。ライン7からの信号は、比較回路8の
一方の入力に与えられる。差動増幅回路8の他方
の入力には、操作片2aの設定位置に対応した基
準電圧設定回路9からの基準電圧が与えられる。
差動増幅回路8は、ライン10に第1式で示され
る電圧V10を導出する。 V10=V6−V9 …(1) ここでV6は、実効値変換回路6からライン7
に導出される電圧であり、V9は基準電圧設定回
路9から導出される電圧である。こうして比較回
路8から導出される電圧V10は、可変抵抗2の
操作片2aの位置と前記設定位置との偏差に対応
した値である。 ライン10からの出力は、抵抗R1を介して演
算増幅回路11の一方の入力に与えられる。演算
増幅回路11の他方の入力は、接地される。演算
増幅回路11は、ライン12から駆動回路13を
介してライン14からモータ5に接続される。駆
動回路13は抵抗15〜20およびトランジスタ
21〜24を含む。ライン12がハイレベルであ
るときトランジスタ21,23が導通し、トラン
ジスタ22,24が遮断する。モータ5にはトラ
ンジスタ23を介して電力が供給される。ライン
12がローレベルであるときにはトランジスタ2
2,24が導通し、トランジスタ21,23は遮
断している。これによつてモータ5にはトランジ
【表】 個別接点29は、抵抗R3を介してライン14
に接続される。もう1つの個別接点30は、抵抗
R4を介してモータ5と抵抗R5との接続点31
に接続される。 そして、演算増幅器11、駆動回路13、ライ
ン14、個別接点29、共通接点28、ライン2
6からなる経路によつて、モータ5の駆動を電圧
制御する電圧制御駆動回路を構成し、演算増幅器
11、駆動回路13、ライン14、モータ5、個
別接点30、共通接点28、ライン26からなる
経路によつて、モータ5の駆動を電流制御する電
流制御駆動回路を構成する。 なお、本実施例では、電圧制御駆動回路および
電流制御駆動回路を形成するに当たり、回路構成
を簡単にするため、演算増幅器11および駆動回
路13は共通化し、モータ5からの帰還経路、す
なわち抵抗R3を介する経路または抵抗R4を介
する経路を変えることによつて実現している。 差動増幅回路8からライン10に導出された信
号はまた、比較回路32の非反転入力端子33に
与えられるとともに、もう1つの比較回路34の
反転入力端子35に与えられる。基準電圧設定回
路36からライン37に導出される弁別レベルを
設定する電圧Vlは比較回路32の反転入力端子
38に与えられ、基準電圧設定回路36aからラ
イン37aに導出される弁別レベルを設定する電
圧−Vlは比較回路34の非反転入力端子39に
与えられる。第2図を参照して、可変抵抗2の操
作片2aを角変位したときにライン10に導出さ
れる制御信号は参照符41で示されている。比較
回路32の反転入力端子38に与えられる弁別レ
ベルは、参照符l1で示される。比較回路34の
非反転入力端子39に与えられる弁別レベルは参
照符l2で示される。これらの端子38,39は
前述のとおりそれぞれライン37,37aに接続
されており、弁別レベルl1,l2の絶対値Vl
は等しく極性は逆である。基準電圧設定回路36
がライン37に導出する電圧は、参照符Vlで示
され、同様に基準電圧設定回路36aがライン3
7aに導出する電圧は参照符−Vlで示される。
比較回路32はライン10の制御信号が弁別レベ
ルl1以上であるときライン31にハイレベルの
信号を与え、それ未満であるときローレベルの信
号を与える。比較回路34は、前記制御信号が弁
別レベルl2以上であるときライン32aにロー
レベルの信号を与え、それ未満であるときハイレ
ベルの信号を与える。弁別レベルl1〜l2の範
囲は、切換えスイツチ27の共通接点28が個別
接点30に導通されてモータ5が電流制御される
ときにおける不感帯よりも大きい値に定められ
る。 ラジオ受信機1の可変抵抗2の操作片2aを操
作して予め定めた設定位置に調整するにあたり、
操作片2aは角変位可能な最端位置にある。この
ときライン10に導出される制御信号は弁別レベ
ルl1,l2以上の値である。したがつて切換え
スイツチ27の共通接点28は個別接点30に導
通している。ライン10の制御信号の極性に対応
して駆動回路13のトランジスタ21,23,2
2,24のスイツチング態様が選択され、モータ
5は制御信号が零となるように、すなわち操作片
2aが予め定めた設定位置に近付くように駆動す
る。このとき抵抗R5に流れる電流をI5とし、
抵抗R5の電圧をV5とするとき第2式が成立す
る。 V5=I5・R5 …(2) また第3式が成立する。 V5=−R2+R4/R1・VA …(3) 第2式および第3式から第4式が成立する。 I5=−R2+R4/R1・R5・VA …(4) ここでライン10における制御信号の電圧を
VAとする。 このようにしてモータ5に流れる電流I5は、
制御信号の電圧VAに比例することが判る。こう
してモータ5は電流制御される。このモータ5に
流れる電流I5は、操作片2aが最適位置にある
状態で、あるいはまた角変位が阻止された状態
で、操作片2aが破損してしまわない比較的小さ
いトルクが発生するように定められる。したがつ
て操作片2aの角変位が阻止されていても電流制
御されているモータ5によつて、その操作片2a
過大なトルクが与えられることが防がれる。 ライン10における制御信号が、弁別レベルl
1,l2未満であるときには切換えスイツチ27
の共通接点28は個別接点29に導通する。この
とき第5式が成立する。 VM=−R2+R3/R1・VA …(5) ここでVMはライン14のモータ5および抵抗
R5の直列回路に印加される電圧である。こうし
て制御信号の電圧VAに比例した電圧VMが、モ
ータ5と抵抗R5との直列回路に与えられて、モ
ータ5が電圧制御される。換言すると、操作片2
aが予め定めた設定位置近傍ではモータ5が電圧
制御され、このとき操作片2aの設定位置付近で
は操作片2aの変位が可能であり、操作片2aの
動きが阻止されることとがなく、したがつて操作
片2aに過大な力が作用することはない。しかも
電圧制御されているモータ5のための制御信号の
不感帯は小さく、したがつて高精度で操作片2a
を設定位置にもたらすことが可能である。 本考案は、可変抵抗2の操作片2aを駆動する
ためだけでなく、たとえばラジオ受信機の中間周
波トランスを駆動したり、あるいはまた、その他
の被駆動体を駆動するために広範囲に実施するこ
とができる。モータ5は、交流電力によつて駆動
されるモータであつてもよく、そのとき電気回路
の一部が当業者に容易に変更される。 効 果 以上のように本考案によれば、被駆動体の位置
が設定位置から大きくずれているときにはモータ
を電流制御し、これによつて被駆動体の変位が阻
止されたとしてもその被駆動体に大きな力が作用
しないようにすることが可能となる。また被駆動
体が設定位置に近付いたときには、モータは電圧
制御され、したがつて高精度で被駆動体を設定位
置にもたらすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の電気回路図、第2
図はその動作を説明するためのグラフである。 1……ラジオ受信機、2……可変抵抗、2a…
…操作片、5……モータ、6……実行値変換回
路、8……差動増幅回路、9,36,36a……
基準電圧設定回路、11……演算増幅回路、13
……駆動回路、27……切換えスイツチ、32,
34……比較回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被駆動体の位置に応じて出力状態が変化する制
    御器における前記被駆動体をモータによつて駆動
    し、このモータを、被駆動体の位置と、予め定め
    た設定位置との偏差に対応した制御信号に応答し
    て付勢するモータ制御装置であつて、 前記被駆動体の位置と予め定めた設定位置との
    偏差に対応した制御信号を出力する手段と、 前記制御信号を予め定めた弁別レベルでレベル
    弁別する手段と、 前記制御信号のレベルに応答して前記モータの
    駆動を電流制御する電流制御駆動回路と、 前記制御信号のレベルに応答して前記モータの
    駆動を電圧制御する電圧制御駆動回路と、 前記レベル弁別手段からの出力に応答し、前記
    電流制御駆動回路または前記電圧制御駆動回路を
    選択的に前記モータに接続するスイツチング手段
    とを備え、 前記偏差が前記弁別レベル以上であるとき前記
    電流制御駆動回路を前記モータに接続して該モー
    タを電流制御し、前記偏差が弁別レベル未満であ
    るとき前記電圧制御駆動回路を前記モータに接続
    して該モータを電圧制御するようにしたことを特
    徴とするモータ制御装置。
JP1984202087U 1984-12-26 1984-12-26 Expired JPH0121362Y2 (ja)

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JP1984202087U JPH0121362Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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JPS61114997U JPS61114997U (ja) 1986-07-21
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