JPH0638716B2 - 回転体の制御装置 - Google Patents

回転体の制御装置

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JPH0638716B2
JPH0638716B2 JP58173459A JP17345983A JPH0638716B2 JP H0638716 B2 JPH0638716 B2 JP H0638716B2 JP 58173459 A JP58173459 A JP 58173459A JP 17345983 A JP17345983 A JP 17345983A JP H0638716 B2 JPH0638716 B2 JP H0638716B2
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正 吉野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転体の制御装置、特に磁気録画再生装置(以
下VTRという)のキャプスタンモータにおけるモータ
回転数を変化させる場合の回転体の制御装置に関するも
のである。
従来例の構成とその問題点 第1図はVTRの再生時におけるキャプスタンモータの
制御装置のブロック図である。第1図においてキャプス
タン軸1とピンチローラ2の圧着により磁気テープ3を
移送し、キャプスタン軸1に直結されたキャプスタンモ
ータ4に設けられた周波数発電機5(以下FGという)
により得られる信号を第1の分周器6を介してディジタ
ル周期測定回路7に入力し、ディジタル周期測定回路7
の出力を第1のディジタル・アナログ変換回路8(以下
D・A変換回路という)に入力し、キャプスタンモータ
4の回転数に応じた速度系誤差信号を得る。また磁気テ
ープ3に記録されているコントロール信号をコントロー
ルヘッド9で検出し、その出力を第2の分周器10を介
してディジタル位相測定回路11に入力し、基準信号発
生回路12からの基準信号と位相比較し、ディジタル位
相測定回路11の出力を第2のD・A変換回路13に入
力し、磁気テープ3のコンロール信号の基準信号に対す
る位相系誤差信号を得る。こうして得られた速度系及び
位相系誤差信号を混合回路14に入力し、混合誤差信号
を得、この混合誤差信号を補償回路15において利得補
償を行なったのちに、モータ駆動回路16に入力し、キ
ャプスタンモータ4を駆動することにより、磁気テープ
3のテープ速度を制御している。
ところで、VTRの再生時には記録時のテープ送り速度
と同じテープ速度で再生する標準再生以外に、記録時の
テープ送り速度のN倍(N:整数)の高速再生モードが
存在する。その場合キャプスタンモータの制御装置で
は、第1の分周器6においてFG5からの信号をN分周
してディジタル周期測定回路7に入力するとともに、第
2の分周器10において磁気テープ3からのコントロー
ル信号をN分周してディジタル位相測定回路11に入力
し、夫々の誤差出力を第1及び第2のD・A変換回路
8,13を介して混合回路14に入力し、その出力を補
償回路15を介してモータ駆動回路16をへて、キャプ
スタンモータ4を駆動し、磁気テープを通常時のN倍速
のテープ速度で移送する。この場合、第1の分周器6に
おいて2N分周しているため速度系の一巡伝達関数が通
常再生時の1/Nと低くなりテープ走行が不安定になるの
で速度系の一巡伝達関数を補償する必要がある。その場
合、第1図に示す補償回路15で利得補償している。一
般に第1及び第2のD・A変換回路8,13はパルス巾
変調出力(以下PWM出力という)を低域通過フィルタ
で直流電圧に変換しているので、高速再生の場合には補
償回路15で利得を増加するので、PWM出力の搬送波
成分も増巾され、モータ駆動回路16において、モータ
駆動電流が流れない部分が発生するという現象があり、
キャプスタンモータ4の制御性が悪くなり、最悪の場合
には位相制御がかからない状態となり、再生画面におけ
るノイズバーが流れるという問題がある。また一般に補
償回路はアナログ集積回路で構成するため利得値のバラ
ツキがあるという問題もある。
発明の目的 本発明はこのような従来の問題点を解決するものであ
り、高速再生時においても安定な画面を得ることを目的
とする。
発明の構成 本発明はディジタル周期測定回路(またはディジタル位
相測定回路)の出力をディジタルゲイン補正回路を挿入
することにより、高速再生速度に応じて利得を変化させ
ても、PWM出力の搬送波成分は増加しないようにする
ことにより、高速再生時においても安定な再生画像を得
ることができる回転体の制御装置を提供するものであ
る。
実施例の説明 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第2
図は本発明のVTRの再生時におけるキャプスタンモー
タの制御装置のブロック図である。第2図においてキャ
プスタン軸1とピンチローラ2の圧着により磁気テープ
3を移送し、キャプスタン軸1に直結されたキャプスタ
ンモータ4に設けられたFG5により得られる信号を第
1の分周器6を介してディジタル周期測定回路7に入力
し、ディジタル周期測定回路7の出力をディジタルゲイ
ン補正回路21に入力し、第1のディジタルゲイン補正
回路21の出力を第1のD・A変換回路8に入力し、キ
ャプスタンモータ4の回転数に応じた速度系誤差信号を
得る。また磁気テープ3に記録されているコントロール
信号をコントロールヘッド9で検出し、その出力を第2
の分周器10を介してディジタル位相測定回路11に入
力し、基準信号発生回路12からの基準信号と位相比較
し、ディジタル位相測定回路11の出力を第2のディジ
タルゲイン補正回路22に入力し、第2のディジタルゲ
イン補正回路22の出力を第2のD・A変換回路13に
入力し、磁気テープ3のコントロール信号の基準信号に
対する位相系誤差信号を得る。こうして得られた速度系
及び位相系誤差信号を混合回路14に入力し、混合誤差
信号を得、この混合誤差信号をモータ駆動回路16に入
力し、キャプスタンモータ4を駆動することにより、磁
気テープ3のテープ速度を制御している。
第3図に本実施例のディジタルゲイン補正回路の要部回
路ブロック図を示し、第4図に第3図におけるPWM回
路34の出力波形を示す。第3図においてディジタル周
期測定回路7(またはディジタル位相測定回路11)の
ディジタル誤差信号がm(mは正の整数)ビットラッチ
回路31に入力され、mビットラッチ回路31の出力が
n(nは0,±1,±2,………)ビットビットシフト
回路32に入力され、ビットシフト指令回路33の指令
によりmビットの誤差信号をnビットだけビットシフト
を行う。このnビットビットシフト回路32においてデ
ィジタル的にゲイン補正が行われ、ビットシフトを行な
わない場合(n=0)にはゲインは2=1となり、1
ビット桁上げされる場合(n=1)にはゲインは2
2となる。さらにnビットビットシフト回路32のディ
ジタル信号出力をアナログ信号に変換するためPWM回
路34に入力するが、PWM回路34の出力の搬送波信
号に同期させてnビットビットシフト回路32のビット
シフトをn=0とn=1を交互にくり返すことによりゲ
インKは が得られる。
第3図において、ディジタル周期測定回路7からのディ
ジタル周期誤差信号がmビットラッチ回路31において
10ビットラッチされる場合を考えると、例えばディジ
タル周期誤差信号が2進数(0000001100)
(10進数で12)でラッチされ、nビットビットシフ
ト回路32にこの10ビットラッチ誤差信号(0000
001100)が入力され、ビットシフト指令回路33
から指令信号としてゲイン補正が1.5となるように指
令が来た場合、前記10ビットラッチ誤差信号はnビッ
トビットシフト回路32において、 ∴n=0 となるため、ビットシフトしない(2)のディジタル
誤差信号(0000001100)と1ビット左にシフ
トした(2)のディジタル誤差信号(0000011
000)とをPWM回路34に同期して交互にnビット
ビットシフト回路32よりPWM回路34に送り出され
ることとなる。
これにより、平均のディジタル誤差信号は、 となり、ゲイン補正値は、 18÷12=1.5 となり、所望の値を実現することができる。第4図にP
WM回路34の出力波形(ビットシフトをn=0とn=
1とに交互にくり返した場合)を示す。PWM回路34
の出力は低域通過フィルタ35に入力され、アナログ信
号に変換される。第5図にゲイン補正回路の入出力特性
を示し、nビットビットシフト回路32でn=0,n=
1,n=0と1とを交互にくり返す場合のそれぞれのゲ
イン特性を示す。
発明の効果 以上の本発明によれば、VTRの高速再生においてもキ
ャプスタンモータの速度系の一巡伝達関数をディジタル
ゲイン補正回路により、PWM出力の搬送波成分を増巾
することなく補償することにより、キャプスタンモータ
の回転数変動が極めて小さくなるため、高速再生時の再
生画像が極めて安定になるとともに、ディジタル的にゲ
イン補正をするためゲインのバラツキはなく、またディ
ジタル集積回路化に適した回転体の制御装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はVTRの再生時におけるキャプスタンモータの
制御装置の従来例のブロック図、第2図は本発明の一実
施例のVTRの再生時におけるキャプスタンモータの制
御装置のブロック図、第3図は第2図における要部回路
のブロック図、第4図は第3図におけるPWM回路出力
波形の波形図、第5図はディジタルゲイン補正回路の入
出力特性を示す特性図である。 1……キャプスタン軸、2……ピンチローラ、3……磁
気テープ、4……キャプスタンモータ、5……周波数発
電機、6……第1の分周器、7……ディジタル周期測定
回路、8……第1のD・A変換回路、9……コントロー
ルヘッド、10……第2の分周器、11……ディジタル
位相測定回路、12……基準信号発生回路、13……第
2のD・A変換回路、14……混合回路、15……補償
回路、16……モータ駆動回路、21……第1のディジ
タルゲイン補正回路、22……第2のディジタルゲイン
補正回路、31……mビットラッチ回路、32……nビ
ットビットシフト回路、33……ビットシフト指令回
路、34……PWM回路、35……低域通過フィルタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体に設けられた高速検出器より得られ
    る信号を入力するディジタル周期測定回路と、前記ディ
    ジタル周期測定回路の出力を入力するディジタルゲイン
    補正回路と、前記ディジタルゲイン補正回路の出力をデ
    ィジタル・アナログ変換回路を介して入力する回転体駆
    動回路と、前記回転体を駆動するための回転体制御装置
    部とを備え、前記ディジタルゲイン補正回路は前記ディ
    ジタル周期測定回路の出力を入力するmビットラッチ回
    路(mは正の整数)と、前記mビットラッチ回路の出力
    を入力するnビットビットシフト回路(nは0,±1,
    ±2,………)とからなり、ビットシフト指令に基づい
    て前記mビットラッチ回路の出力を前記nビットビット
    シフト回路においてnビットビットシフトさせ、前記n
    ビットビットシフト回路の出力を前記ディジタル・アナ
    ログ変換回路に入力させるとともに、 2(n=0,±1,±2,………) 倍のゲインを持たせることができるようにビットシフト
    指令により前記ディジタル・アナログ変換回路に同期さ
    せてnビットシフト回路をnビットシフトさせることに
    より、ゲイン補正値を所望の値に設定可能にしたことを
    特徴とする回転体の制御装置。
  2. 【請求項2】ディジタルゲイン補正回路のゲインKは (n=0,±1,±2,……) であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    回転体の制御装置。
JP58173459A 1983-09-19 1983-09-19 回転体の制御装置 Expired - Lifetime JPH0638716B2 (ja)

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JPS6066678A JPS6066678A (ja) 1985-04-16
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JPH03289388A (ja) * 1990-03-31 1991-12-19 Sanyo Electric Co Ltd モータサーボ回路のゲイン切換方法
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