JPH0638516Y2 - ダイヤル信号波形整形回路 - Google Patents

ダイヤル信号波形整形回路

Info

Publication number
JPH0638516Y2
JPH0638516Y2 JP1984007110U JP711084U JPH0638516Y2 JP H0638516 Y2 JPH0638516 Y2 JP H0638516Y2 JP 1984007110 U JP1984007110 U JP 1984007110U JP 711084 U JP711084 U JP 711084U JP H0638516 Y2 JPH0638516 Y2 JP H0638516Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
dial signal
dial
output signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1984007110U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60119159U (ja
Inventor
芳信 久恒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiphone Co Ltd filed Critical Aiphone Co Ltd
Priority to JP1984007110U priority Critical patent/JPH0638516Y2/ja
Publication of JPS60119159U publication Critical patent/JPS60119159U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0638516Y2 publication Critical patent/JPH0638516Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパルス時間幅の時間比の違いにより判別される
電話機のダイヤル信号の波形整形回路に係り、特にダイ
ヤル信号が伝送途上において受けた伝送歪が原因となっ
て起る復号誤りをなくすために、伝送されてきた該ダイ
ヤル信号を波形整形するダイヤル信号波形整形回路に関
する。
従来から第2図に示されたようなダイヤル信号波形整形
回路が知られている。この種波形整形回路は、PAM復調
回路1とコンパレータ2とバス接続回路3とで構成され
ている。まず電話機(図示せず)で発生した第1図
(a)、(b)に示したようなパルス時間幅TH、TLの時
間比TH/TLの違いにより判別される押しボタンダイヤル
信号が、伝送路を経て交換機(図示せず)に入力されて
PAM変調される(第3図3A)。このPAM変調されたダイヤ
ル信号は、第2図に示すように時分割多重伝送路を通っ
てサンプルホールド回路とローパスフィルターとで構成
されるPAM復調回路1に入力され復調される(第3図3
B)。次に復調されたダイヤル信号は、コンパレータ2
により波形整形される(第3図3C)。更に波形整形され
たダイヤル信号は、バス接続回路3を介してデータバス
へ送出される(第3図3D)。このダイヤル信号は、CPU
(中央演算処理装置)によって読み取られ、パルス時間
幅TH、TLの時間比TH/TL(第1図(a)、(b))の違
いによりどのダイヤル信号か判別される。第1図(b)
に示したダイヤル信号は、ダイヤルが6の場合について
のものである。
しかしながら、従来から利用されている波形整形回路
は、PAM復調回路と1つの設定レベルを有するコンパレ
ータとで構成されているために、第4図に示す如くダイ
ヤル信号(4A)が、伝送路でもって積分されたり(4
B)、第5図に示す如くダイヤル信号(5A)が微分され
かつオフセットを生じさせられたり(5B)すると、復号
誤り(第4図4D)、(第5図5D)が発生するという問題
点を有している。
本考案は叙上の問題点に鑑みなされたもので、パルス時
間幅の時間比の違いにより判別されるダイヤル信号が伝
送路で積分されたり、微分されかつオフセットを生じさ
せられたりしたとしても、復号誤りなくダイヤル信号を
再生するダイヤル信号波形整形回路を提供することを目
的とする。
この目的を達成するために本考案のダイヤル信号波形整
形回路によれば、パルス時間幅の時間比の違いにより判
別されるダイヤル信号が伝送路で積分型の伝送歪や微分
型・オフセット型の伝送歪を受けて伝送されてきた当該
ダイヤル信号を波形整形するダイヤル信号波形整形回路
において、PAM変調されたダイヤル信号を復調するPAM復
調回路と、PAM復調回路の出力信号を微分する微分回路
と、微分回路の出力信号の振幅が上限設定レベルよりも
高くなった時に信号出力する上限用コンパレータと、微
分回路の出力信号の振幅が下限設定レベルよりも低くな
った時に信号出力する下限用コンパレータと、上限用コ
ンパレータの出力信号でセットされ、更に下限用コンパ
レータの出力信号でリセットされることにより、波形整
形されたダイヤル信号を出力するフリップフロップ回路
とを具備している。
以下、本考案の好ましい実施例を第6図を参照して詳述
する。
本考案のダイヤル信号波形整形回路は、PAM復調回路4
と微分回路5と上限用コンパレータ6と下限用コンパレ
ータ7とR・Sフリップフロップ回路8とバス接続回路
9とで構成されている。
PAM復調回路4はPAM変調されたダイヤル信号を復調する
ものでサンプルホールド回路とローパスフィルターとで
構成され、その出力端は微分回路5の入力端に接続され
ている。また微分回路5はPAM復調回路4の出力信号を
微分するものであり、その出力端は上限用コンパレータ
6と下限用コンパレータ7の夫々の入力端に接続されて
いる。更に上限用コンパレータ6は微分回路5の出力信
号の振幅が上限設定レベルよりも高くなった時に信号出
力するものであり、その出力端はR・Sフリップフロッ
プ回路8のセット入力Sに接続されている。更にまた下
限用コンパレータ7は微分回路5の出力信号の振幅が下
限設定レベルよりも低くなった時に信号出力するもので
あり、その出力端はR・Sフリップフロップ回路8のリ
セット入力Rに接続されている。そしてR・Sフリップ
フロップ回路8は上限用コンパレータ6の出力信号でセ
ットされ、更に下限用コンパレータ7の出力信号でリセ
ットされることにより波形整形されたダイヤル信号を出
力するものであり、その出力端はバス接続回路9の入力
端に接続されている。このバス接続回路9の出力端はデ
ータバスに接続されている。なお、PAM復調回路4を用
いる理由について付言すると、パルス時間幅の時間比の
違いにより判別されるダイヤル信号(第1図(a)、
(b))をCPU(中央演算処理装置)によって正確に読
み取らせるためには、立上り、立下りの時間が0に近く
なるような矩形波にしておくことが望ましい。PAM変調
されたダイヤル信号は第3図3Aに示すように振幅に応じ
た多数のパルス列であるため、これをこのままCPUに読
み取らせると、誤読になる。したがって、できるだけ元
のダイヤル信号波形に近い状態に戻しておいて、その後
正確さを期すために矩形波に整形する必要がある。この
ためPAM変調されたダイヤル信号波形を元に戻すための
回路としてPAM復調回路4が必要になる。
以上のように構成された本考案の波形整形回路の動作は
次の様である。まず第7図に示すようにダイヤル信号7A
は、伝送途上で積分型の伝送歪や微分型・オフセット型
の伝送歪を受けるのでPAM復調回路4(第6図)で復調
されると第7図の7Bのような積分型波形を呈している。
次にこのダイヤル信号7Bをその立上りエッジと立下りエ
ッジを捕らえて微分回路5(第6図)で微分すると微分
波形7Cが得られる。この時に雑音が埋れてしまう程度の
電位障壁、所謂上限設定レベルと下限設定レベルを設け
ておけば、雑音に影響されることなく微分波形7Cの立上
りエッジと立下りエッジが検出できる。これは上限用コ
ンパレータ6(第6図)と下限用コンパレータ7(第6
図)とに微分された信号(微分波形7C)を入力すること
により実現される。そのために上限用コンパレータ6
(第6図)と下限用コンパレータ7(第6図)の出力に
夫々トリガー信号7Dと7Eが得られる。このトリガー信号
7DはR・Sフリップフロップ回路8(第6図)をセット
し、トリガー信号7EはR・Sフリップフロップ回路8
(第6図)をリセットする。その結果R・Sフリップフ
ロップ回路8(第6図)の出力端には7Fで示されるよう
なダイヤル信号が再生される。そしてこのダイヤル信号
は、バス接続回路9(第6図)によりデータバスへ伝送
される。以上の回路動作は積分型の伝送歪を受けたダイ
ヤル信号についてのものであるが、微分型+オフセット
型の伝送歪を受けたダイヤル信号の場合であっても同様
であり、第8図に示した如くになる。またこのダイヤル
信号は、CPU(中央演算処理装置)によって読み取ら
れ、パルス時間幅TH、TLの時間比TH/TL(第1図
(a)、(b))の違いによりどのダイヤル信号か判別
される。
以上の実施例からも明らかなように本考案のダイヤル信
号波形整形回路によれば、パルス時間幅の時間比の違い
により判別されるダイヤル信号が伝送路で積分型の伝送
歪や微分型・オフセット型の伝送歪を受けて伝送されて
きた当該ダイヤル信号を波形整形するダイヤル信号波形
整形回路において、PAM変調されたダイヤル信号を復調
するPAM復調回路と、PAM復調回路の出力信号を微分する
微分回路と、微分回路の出力信号の振幅が上限設定レベ
ルよりも高くなった時に信号出力する上限用コンパレー
タと、微分回路の出力信号の振幅が下限設定レベルより
も低くなった時に信号出力する下限用コンパレータと、
上限用コンパレータの出力信号でセットされ、更に下限
用コンパレータの出力信号でリセットされることによ
り、波形整形されたダイヤル信号を出力するフリップフ
ロップ回路とで構成したことにより、ダイヤル信号が伝
送路でもって積分型の伝送歪や微分型+オフセット型の
伝送歪を受けても、復号誤りなくダイヤル信号を再現で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は押しボタン式電話機のキー配置図、第1
図(b)は所定のデューティーレシオを持ったダイヤル
信号のタイムチャート、第2図は従来におけるダイヤル
信号波形整形回路、第3図は従来におけるダイヤル信号
波形整形回路の動作を示すタイムチャート、第4図は積
分型の伝送歪を受けて復号誤りを生じた従来におけるダ
イヤル信号波形整形回路の動作を示すタイムチャート、
第5図は微分型+オフセット型の伝送歪を受けて復号誤
りを生じた従来におけるダイヤル信号波形整形回路の動
作を示すタイムチャート、第6図は本考案によるダイヤ
ル信号波形整形回路、第7図は積分型の伝送歪を受けて
も復号誤りを生じない本考案によるダイヤル信号波形整
形回路の動作を示すタイムチャート、第8図は微分型+
オフセット型の伝送歪を受けても復号誤りを生じない本
考案によるダイヤル信号波形整形回路の動作を示すタイ
ムチャートである。 4……PAM復調回路 5……微分回路 6……上限用コンパレータ 7……下限用コンパレータ 8……R・Sフリップフロップ回路(フリップフロップ
回路)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス時間幅(TH、TL)の時間比(TH
    TL)の違いにより判別されるダイヤル信号が伝送路で積
    分型の伝送歪や微分型・オフセット型の伝送歪を受けて
    伝送されてきた当該ダイヤル信号を波形整形するダイヤ
    ル信号波形整形回路において、PAM変調された前記ダイ
    ヤル信号を復調するPAM復調回路(4)と、前記PAM復調
    回路の出力信号を微分する微分回路(5)と、前記微分
    回路の出力信号の振幅が上限設定レベルよりも高くなっ
    た時に信号出力する上限用コンパレータ(6)と、前記
    微分回路の出力信号の振幅が下限設定レベルよりも低く
    なった時に信号出力する下限用コンパレータ(7)と、
    前記上限用コンパレータの出力信号でセットされ、更に
    前記下限用コンパレータの出力信号でリセットされるこ
    とにより、波形整形された前記ダイヤル信号を出力する
    フリップフロップ回路(8)とを具備したことを特徴と
    するダイヤル信号波形整形回路。
JP1984007110U 1984-01-20 1984-01-20 ダイヤル信号波形整形回路 Expired - Lifetime JPH0638516Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984007110U JPH0638516Y2 (ja) 1984-01-20 1984-01-20 ダイヤル信号波形整形回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984007110U JPH0638516Y2 (ja) 1984-01-20 1984-01-20 ダイヤル信号波形整形回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60119159U JPS60119159U (ja) 1985-08-12
JPH0638516Y2 true JPH0638516Y2 (ja) 1994-10-05

Family

ID=30485165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984007110U Expired - Lifetime JPH0638516Y2 (ja) 1984-01-20 1984-01-20 ダイヤル信号波形整形回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0638516Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2559237Y2 (ja) * 1989-01-23 1998-01-14 旭光学工業株式会社 シリアルデータサンプリング信号発生装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58198985A (ja) * 1982-05-17 1983-11-19 Tamura Electric Works Ltd ボタン電話装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60119159U (ja) 1985-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2215545A (en) A direct-conversion receiver
GB2095064A (en) Level-crossing point detection circuit
EP0170454B1 (en) Fsk demodulator
US4455663A (en) Full duplex modems and synchronizing methods and apparatus therefor
JPH0638516Y2 (ja) ダイヤル信号波形整形回路
US4746872A (en) Differential phase shift keying demodulator
US4651107A (en) Demodulator for digital FM signals
EP0245038B1 (en) Discriminating circuit for discriminating color television system
JPS61239740A (ja) 同期信号検出装置
US5625650A (en) Synchronous adder device
JP2769777B2 (ja) パルス幅変調信号のディジタル信号への復調回路
JPH0445298Y2 (ja)
JPS5846597Y2 (ja) パルス信号再生装置
FR2595024A1 (fr) Systeme d'enregistrement de signaux de telecopie compatible avec des signaux de teleimprimeur
JP2952891B2 (ja) Fm復調回路
JP2559495Y2 (ja) タイミング抽出回路
JPH03101432A (ja) データ受信回路
JP2904260B2 (ja) デジタル復調器における受信レベル検出回路
JPH06291689A (ja) 波形整形装置
JPS5855684B2 (ja) Fm信号のパルスカウント方式復調装置
JPS6253551A (ja) 周波数変調されたデイジタルデ−タの復調回路
JP2785932B2 (ja) コマンド受信回路
SU1099417A1 (ru) Цифровой фильтр сигналов телеинформации
JPH04127638A (ja) Fsk復調回路
JP3123245B2 (ja) 復調方法およびその復調方法を用いた復調回路