JPH063850Y2 - ゲレンデ整備装置 - Google Patents
ゲレンデ整備装置Info
- Publication number
- JPH063850Y2 JPH063850Y2 JP6599490U JP6599490U JPH063850Y2 JP H063850 Y2 JPH063850 Y2 JP H063850Y2 JP 6599490 U JP6599490 U JP 6599490U JP 6599490 U JP6599490 U JP 6599490U JP H063850 Y2 JPH063850 Y2 JP H063850Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow
- cylinder
- piston
- slope
- slope maintenance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はゲレンデ装備装置に関する。
（従来の技術） 従来ゲレンデ装備装置として雪上自動車によってゲレン
デの凹凸を均すための排雪ブレードを固定して備えたも
のが公知である。従来の排雪ブレードは単に隆起した雪
をゲレンデの端まで押して除雪が行われる。これでは除
雪に大きな動力を必要としかつ作業能率が低いことが欠
点である。
デの凹凸を均すための排雪ブレードを固定して備えたも
のが公知である。従来の排雪ブレードは単に隆起した雪
をゲレンデの端まで押して除雪が行われる。これでは除
雪に大きな動力を必要としかつ作業能率が低いことが欠
点である。
鉄道におけるラッセル車のようにゲレンデの凹凸を削っ
て吹き飛ばす方法の公知である。しかし単に雪を投出す
るだけではゲレンデの整備は能率的に行われることがで
きない。
て吹き飛ばす方法の公知である。しかし単に雪を投出す
るだけではゲレンデの整備は能率的に行われることがで
きない。
（考案の課題） 本考案はゲレンデの整備を能率的にかつ作業容易に行わ
れるゲレンデ整備装置を創造することを課題とする。
れるゲレンデ整備装置を創造することを課題とする。
（課題の解決のための手段） 本考案の課題は実用新案登録請求の範囲に記載された構
成によって解決される。
成によって解決される。
（作用） 本考案によるゲレンデ整備装置は排雪ブレード装置と共
にスノーバケット装置又は降雪機架台が使用される外は
スノーブロワー装置、ロール装置、ウィンチ装置はそれ
ぞれ排雪ブレード装置に代えて取付け部に装着されて使
用されてゲレンデ整備が能率的に行われる。
にスノーバケット装置又は降雪機架台が使用される外は
スノーブロワー装置、ロール装置、ウィンチ装置はそれ
ぞれ排雪ブレード装置に代えて取付け部に装着されて使
用されてゲレンデ整備が能率的に行われる。
（実施例） 第1a図〜第1d図によれば、本考案によるゲレンデ整備装
置を装備した雪上自動車及びゲレンデ整備装置の部分が
示されている。雪上自動車１は車体２の底部にキャタビ
ラ駆動装置３を備え、車体２上には機関装備４及び運転
席５が設けられている。雪上自動車1の前面に後で説明
すフレーム構造のシリンダ・ピストンアセンブリ10を介
して取付け部６が設けられており、取付け部６の正面は
第1b図に示されている。第1c図及び第1d図には排雪ブレ
ード装置７の正面図及び平面図が示されている。排雪ブ
レード装置７は上部にはネット８がそして下部には金属
板からなる排雪ブレード９が設けられており、排雪ブレ
ード９は第1b図に示す取付け部６に取付けられる。
置を装備した雪上自動車及びゲレンデ整備装置の部分が
示されている。雪上自動車１は車体２の底部にキャタビ
ラ駆動装置３を備え、車体２上には機関装備４及び運転
席５が設けられている。雪上自動車1の前面に後で説明
すフレーム構造のシリンダ・ピストンアセンブリ10を介
して取付け部６が設けられており、取付け部６の正面は
第1b図に示されている。第1c図及び第1d図には排雪ブレ
ード装置７の正面図及び平面図が示されている。排雪ブ
レード装置７は上部にはネット８がそして下部には金属
板からなる排雪ブレード９が設けられており、排雪ブレ
ード９は第1b図に示す取付け部６に取付けられる。
車体２のフロント部2aに枢支された上辺のシリンダ・ピ
ストン装置12と、下辺では同様にフロント部2aに枢支さ
れてリンク13が延びており、これに上辺から斜めに延び
ているシリンダ・ピストン装置15のピストンが連結し、
そして前記リンク13に下辺の別のシリンダ・ピストン装
置14が連結されていて両シリンダ・ピストン装置12、14
の他端がそれぞれ前記取付け部６に枢支されて全体とし
て矩形状にシリンダ・ピストンアセンブリ10が形成され
ている。第1a図に示すように前記シリンダ・ピストン装
置12とリンク13とシリンダ・ピストン装置14とで１つの
矩形を形成しかつ矩形の対角線上にシリンダ・ピストン
装置15が接続している。３つのシリンダ・ピストン装置
12、14及び15は取付け部６に取付けられる排雪ブレード
装置７等のゲレンデ整備具を上下方向の旋回（第１図の
矢印A）、及び位置の昇降（第１図の矢印B）を作用す
る。シリンダ・ピストンアセンブリ10は以下に述べるゲ
レンデ整備具の共通の操作装置として作用する。
ストン装置12と、下辺では同様にフロント部2aに枢支さ
れてリンク13が延びており、これに上辺から斜めに延び
ているシリンダ・ピストン装置15のピストンが連結し、
そして前記リンク13に下辺の別のシリンダ・ピストン装
置14が連結されていて両シリンダ・ピストン装置12、14
の他端がそれぞれ前記取付け部６に枢支されて全体とし
て矩形状にシリンダ・ピストンアセンブリ10が形成され
ている。第1a図に示すように前記シリンダ・ピストン装
置12とリンク13とシリンダ・ピストン装置14とで１つの
矩形を形成しかつ矩形の対角線上にシリンダ・ピストン
装置15が接続している。３つのシリンダ・ピストン装置
12、14及び15は取付け部６に取付けられる排雪ブレード
装置７等のゲレンデ整備具を上下方向の旋回（第１図の
矢印A）、及び位置の昇降（第１図の矢印B）を作用す
る。シリンダ・ピストンアセンブリ10は以下に述べるゲ
レンデ整備具の共通の操作装置として作用する。
第2a図〜第2c図はスノーバケット16の正面図、平面図及
び側面図を示し、スノーバケット16は排雪ブレード装置
７に集められた雪を収容してゲレンデの外れに捨てるた
めに役立つ。スノーバケット16は両側の側板17、17とこ
れに接続した縦横の補強材18、19とから成り、補強材18
と19の間にはネット20が張られている。側板17、17の孔
17a及び17bは前記排雪ブレード装置７に枢支されるため
の軸が通される孔及びスノーバケット16を前記軸のまわ
りに旋回させるために取付け部６に装着されるシリンダ
・ピストン装置の取付け用の孔である。
び側面図を示し、スノーバケット16は排雪ブレード装置
７に集められた雪を収容してゲレンデの外れに捨てるた
めに役立つ。スノーバケット16は両側の側板17、17とこ
れに接続した縦横の補強材18、19とから成り、補強材18
と19の間にはネット20が張られている。側板17、17の孔
17a及び17bは前記排雪ブレード装置７に枢支されるため
の軸が通される孔及びスノーバケット16を前記軸のまわ
りに旋回させるために取付け部６に装着されるシリンダ
・ピストン装置の取付け用の孔である。
第3a図〜第3c図はスノーブロワー21の正面図、平面図及
び側面図を示す。ケーシング22内にスクリュー23が回転
可能に装着されており、上方にはブロワーダクト24が図
示の実施例では３つ配列されている。第3b図に示す取付
け座25によって前記取付け部６に取付けられる。スノー
ブロワー21はゲレンデの雪をブロワーで吹き飛ばして除
雪するために役立つ。
び側面図を示す。ケーシング22内にスクリュー23が回転
可能に装着されており、上方にはブロワーダクト24が図
示の実施例では３つ配列されている。第3b図に示す取付
け座25によって前記取付け部６に取付けられる。スノー
ブロワー21はゲレンデの雪をブロワーで吹き飛ばして除
雪するために役立つ。
第4a図及び第4b図は硫安蒔き機の形式のロール装置26で
あり、これによってゲレンデの最終的な仕上げ整備が行
われることができる。農業機械の硫安蒔き機に類似した
形状を有することからそのように称されるが、ゲレンデ
の仕上げ整備のために他の各種の形態のロールも使用さ
れることができる。
あり、これによってゲレンデの最終的な仕上げ整備が行
われることができる。農業機械の硫安蒔き機に類似した
形状を有することからそのように称されるが、ゲレンデ
の仕上げ整備のために他の各種の形態のロールも使用さ
れることができる。
第5a図〜第5c図は降雪機架台27を表わす。降雪機架台27
は溶接構造からなることができる。28は支持形材、29は
支持形材28に固着された取付けフランジ、30は台脚、31
はフックプレートであって、台脚30の両側に固着されて
いるもの、32は降雪機取付け用金具であって台脚30上に
固着されているものを示す。降雪機は降雪量の不足して
いるゲレンデに雪の補充をするために使用される。
は溶接構造からなることができる。28は支持形材、29は
支持形材28に固着された取付けフランジ、30は台脚、31
はフックプレートであって、台脚30の両側に固着されて
いるもの、32は降雪機取付け用金具であって台脚30上に
固着されているものを示す。降雪機は降雪量の不足して
いるゲレンデに雪の補充をするために使用される。
第6a図及び第6b図には取付け部６にに取りつけられるウ
インチ装置35が記載されている。ウィンチ装置35は両側
板37及、ドラム38及び両円板39、ガイドローラ40、ガイ
ドローラ支持ブラケツト41及びロープ42から成る。ウイ
ンチ装置35の駆動装置は省略する。
インチ装置35が記載されている。ウィンチ装置35は両側
板37及、ドラム38及び両円板39、ガイドローラ40、ガイ
ドローラ支持ブラケツト41及びロープ42から成る。ウイ
ンチ装置35の駆動装置は省略する。
（作用法） 本考案によるゲレンデ整備装置により排雪ブレード装置
７を雪上自動車の車体２のフロント部2aに取付けられた
シリンダ・ピストンアセンブリ10によって操作して除雪
作業を行い、更に排雪ブレード装置に付設されたスノー
バケット16を付設の操作装置によって操作して排雪ブレ
ード装置７に集められた雪をゲレンデの外れまで搬送
し、又は排雪ブレード装置７に付設された降雪機架台27
に降雪機を取りつけて降雪機を作動させることができ
る。
７を雪上自動車の車体２のフロント部2aに取付けられた
シリンダ・ピストンアセンブリ10によって操作して除雪
作業を行い、更に排雪ブレード装置に付設されたスノー
バケット16を付設の操作装置によって操作して排雪ブレ
ード装置７に集められた雪をゲレンデの外れまで搬送
し、又は排雪ブレード装置７に付設された降雪機架台27
に降雪機を取りつけて降雪機を作動させることができ
る。
排雪ブレード装置７に代えて取付け部６に取りつけられ
たスノーブロワー21によって雪を吹き飛ばして除雪し、
またロール装置26でゲレンデを均し、ウィンチ装置35を
取りつけてゲレンデの下方の他の雪上自動車をゲレンデ
上方に牽引して引き上げる等の作業を行うことができ
る。その際各装置の着脱は取付け部６において容易に行
うことができる。
たスノーブロワー21によって雪を吹き飛ばして除雪し、
またロール装置26でゲレンデを均し、ウィンチ装置35を
取りつけてゲレンデの下方の他の雪上自動車をゲレンデ
上方に牽引して引き上げる等の作業を行うことができ
る。その際各装置の着脱は取付け部６において容易に行
うことができる。
（考案の効果） ゲレンデの整備が排雪ブレード装置のみならず、これと
スノーバケットとの併用により、又は簡単な操作により
排雪ブレードに代えてスノーブロワー等を取付け部に装
備してゲレンデの状況に応じて一台の雪上自動車で降雪
も含めてあらゆるゲレンデ整備作業を能率的に行うこと
ができる。ウインチ装置によれば別の雪上自動車との連
係によりゲレンデ整備が一層合理的に遂行されることが
できる。
スノーバケットとの併用により、又は簡単な操作により
排雪ブレードに代えてスノーブロワー等を取付け部に装
備してゲレンデの状況に応じて一台の雪上自動車で降雪
も含めてあらゆるゲレンデ整備作業を能率的に行うこと
ができる。ウインチ装置によれば別の雪上自動車との連
係によりゲレンデ整備が一層合理的に遂行されることが
できる。
第1a図は本考案によるゲレンデ整備装置を装備した雪上
自動車の正面図、第1b図は取付け部の正面図、第1c図及
び第1d図には排雪ブレード装置の正面図及び平面図、第
2a図はスノーバケット装置の正面図、第2b図はその平面
図、第2c図は側面図、第3a図、第3b図、第3c図はスノー
ブロワ装置の正面図、平面図、側面図、第4a図及び第4b
図はロール装置の正面図、及び、側面図、第5a図〜第5c
図は降雪機架台の平面図、正面図、側面図、そして第6a
図、第6b図はウインチ装置の正面図及び平面図を示す。 図中符号 ２……車体 ２ａ……フロント部 ６……取付け部 ７……排雪ブレード装置 １０……シリンダ・ピストンアセンブリ １６……スノーバケット ２１……スノーブロワ ２６……ロール装置 ２７……降雪機架台 ３５……ウィンチ装置
自動車の正面図、第1b図は取付け部の正面図、第1c図及
び第1d図には排雪ブレード装置の正面図及び平面図、第
2a図はスノーバケット装置の正面図、第2b図はその平面
図、第2c図は側面図、第3a図、第3b図、第3c図はスノー
ブロワ装置の正面図、平面図、側面図、第4a図及び第4b
図はロール装置の正面図、及び、側面図、第5a図〜第5c
図は降雪機架台の平面図、正面図、側面図、そして第6a
図、第6b図はウインチ装置の正面図及び平面図を示す。 図中符号 ２……車体 ２ａ……フロント部 ６……取付け部 ７……排雪ブレード装置 １０……シリンダ・ピストンアセンブリ １６……スノーバケット ２１……スノーブロワ ２６……ロール装置 ２７……降雪機架台 ３５……ウィンチ装置
Claims (6)
- 【請求項１】シリンダ・ピストンアセンブリ(10)は雪上
自動車の車体(2)のフロント部(2a)に枢支された上辺の
シリンダ・ピストン装置(12)と、同様にフロント部(2a)
に枢支された下辺のリンク(13)に枢支されたシリンダ・
ピストン装置(14)と両シリンダ・ピストン装置(12、14)
の他端とそれぞれ枢支された取付け部(6)とから矩形状
に形成されておりかつこれに更に該矩形の対角線上に別
のシリンダ・ピストン装置(15)が連結されており、取付
け部(6)に排雪ブレード装置(7)が固定されていることを
特徴とするゲレンデ整備装置。 - 【請求項２】排雪ブレード装置(7)にスノーバケット(1
6)が装備された請求項１記載のゲレンデ整備装置。 - 【請求項３】排雪ブレード装置(7)に降雪機架台(27)が
装備された、請求項１記載のゲレンデ整備装置。 - 【請求項４】排雪ブレード装置(7)に代えてスノーブロ
ワ(21)が装備された請求項１記載のゲレンデ整備装置。 - 【請求項５】排雪ブレード装置(7)に代えてロール装置
(26)が装備された請求項１記載のゲレンデ整備装置。 - 【請求項６】排雪ブレード装置(7)に代えてウインチ装
置(35)が装備された請求項１記載のゲレンデ整備装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6599490U JPH063850Y2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | ゲレンデ整備装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6599490U JPH063850Y2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | ゲレンデ整備装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0426214U JPH0426214U (ja) | 1992-03-02 |
| JPH063850Y2 true JPH063850Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31598328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6599490U Expired - Lifetime JPH063850Y2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | ゲレンデ整備装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063850Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001248125A (ja) * | 2000-01-21 | 2001-09-14 | Leitner Spa | スキースロープ製造・整備機用のオーバーヘッドウインチのケーブル牽引力を設定しかつ自動調節するための装置 |
-
1990
- 1990-06-25 JP JP6599490U patent/JPH063850Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001248125A (ja) * | 2000-01-21 | 2001-09-14 | Leitner Spa | スキースロープ製造・整備機用のオーバーヘッドウインチのケーブル牽引力を設定しかつ自動調節するための装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0426214U (ja) | 1992-03-02 |
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