JPH0638480Y2 - チップ部品の実装治具 - Google Patents
チップ部品の実装治具Info
- Publication number
- JPH0638480Y2 JPH0638480Y2 JP1987190104U JP19010487U JPH0638480Y2 JP H0638480 Y2 JPH0638480 Y2 JP H0638480Y2 JP 1987190104 U JP1987190104 U JP 1987190104U JP 19010487 U JP19010487 U JP 19010487U JP H0638480 Y2 JPH0638480 Y2 JP H0638480Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chip component
- printed board
- positioning hole
- mounting
- jig
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 本考案はプリント板にチップ部品等を半田付け実装する
際に用いる実装治具に関し、 特に部品実装工程における作業効率と信頼性の向上を達
成し得る実装治具の開発を目的とする。
際に用いる実装治具に関し、 特に部品実装工程における作業効率と信頼性の向上を達
成し得る実装治具の開発を目的とする。
本考案は、プリント板にチップ部品等を半田付け実装す
る際に用いる実装治具に関する。
る際に用いる実装治具に関する。
第2図(a)と(b)は従来のチップ部品の実装方法を
工程順に示した要部斜視図であって、第2図(a)はチ
ップ部品実装前の状態を、そして第2図(b)はチップ
部品実装後の状態をそれぞれ示す。
工程順に示した要部斜視図であって、第2図(a)はチ
ップ部品実装前の状態を、そして第2図(b)はチップ
部品実装後の状態をそれぞれ示す。
第2図(a)および(b)に示すように、従来,チップ
部品4をプリント板20に実装する場合は、チップ部品4
を半田ペースト11が印刷されたパッド10上に載置し、周
知のリフロー方式で半田ペースト11を溶融させてチップ
部品4の半田メッキ部4aとプリント板20のパッド10とを
接合する方式がとられていた。
部品4をプリント板20に実装する場合は、チップ部品4
を半田ペースト11が印刷されたパッド10上に載置し、周
知のリフロー方式で半田ペースト11を溶融させてチップ
部品4の半田メッキ部4aとプリント板20のパッド10とを
接合する方式がとられていた。
しかしながら上記従来の方法においては、プリント板20
の熱容量が大きい場合は、半田ペースト11の溶融時にチ
ップ部品4の滑り現象が生じ、チップ部品4が移動して
しまう欠点がある。
の熱容量が大きい場合は、半田ペースト11の溶融時にチ
ップ部品4の滑り現象が生じ、チップ部品4が移動して
しまう欠点がある。
本考案は上記の問題点を解決するためになされたもので
ものである。
ものである。
本考案によるチップ部品の実装治具は、第1図の実施例
図に示すように、前記チップ部品4が遊嵌状態で係入す
る位置決め穴5をその一方の面に装備するとともに、前
記プリント板20を洗浄する洗浄液が流通する流通穴1が
前記位置決め穴5の一部から他方の面に貫通する形で形
成されてなる治具本体15と、前記位置決め穴5の中に位
置決めされたチップ部品4と該治具本体15とを接着する
と共に、前記チップ部品接着手段(以下接着剤と称す
る)3と、によって構成される。
図に示すように、前記チップ部品4が遊嵌状態で係入す
る位置決め穴5をその一方の面に装備するとともに、前
記プリント板20を洗浄する洗浄液が流通する流通穴1が
前記位置決め穴5の一部から他方の面に貫通する形で形
成されてなる治具本体15と、前記位置決め穴5の中に位
置決めされたチップ部品4と該治具本体15とを接着する
と共に、前記チップ部品接着手段(以下接着剤と称す
る)3と、によって構成される。
なお、該接着剤3は、大気に触れている時はたとえ加熱
された状態であっても接着剤として機能し、プリント板
20の洗浄に用いる洗浄液(アルコール)に触れた時には
溶解する材料,例えば共重合ナイロン等で構成される。
された状態であっても接着剤として機能し、プリント板
20の洗浄に用いる洗浄液(アルコール)に触れた時には
溶解する材料,例えば共重合ナイロン等で構成される。
前記治具本体15は、熱に強い接着剤3を介してチップ部
品4に接着されていることから、チップ部品4をプリン
ト板20に半田付け実装する時もチップ部品4を安定的に
保持する。このため、半田ペースト11が溶融してチップ
部品4の位置や姿勢が不安定な状態になった時でも該チ
ップ部品4に“位置ズレ現象や浮き上がり現象”を生じ
させない。
品4に接着されていることから、チップ部品4をプリン
ト板20に半田付け実装する時もチップ部品4を安定的に
保持する。このため、半田ペースト11が溶融してチップ
部品4の位置や姿勢が不安定な状態になった時でも該チ
ップ部品4に“位置ズレ現象や浮き上がり現象”を生じ
させない。
以下実施例図に基づいて本考案を詳細に説明する。
第1図(a)と(b)は本考案の一実施例を工程順に示
した要部側断面図であるが、前記第2図と同一部分には
同一符号を付している。
した要部側断面図であるが、前記第2図と同一部分には
同一符号を付している。
第1図(a)および(b)に示すように、本考案による
チップ部品の実装治具は、前記チップ部品4が遊嵌状態
で係入する位置決め穴5をその一方の面に装備するとと
もに、前記プリント板20を洗浄する洗浄液が流通する流
通穴1が前記位置決め穴5の一部から他方の面に貫通す
る形で形成されてなる治具本体15と、前記位置決め穴5
の中に位置決めされたチップ部品4を該治具本体15に接
着すると共に前記洗浄液によって溶融する接着剤3と、
からなるものである。なお、この接着剤3は、大気に触
れている時や半田付けの熱では溶融せず、プリント板20
の洗浄液に触れた時にのみ溶融する性質のもの(洗浄液
がアルコール系である場合は共重合ナイロン)が使用さ
れる。
チップ部品の実装治具は、前記チップ部品4が遊嵌状態
で係入する位置決め穴5をその一方の面に装備するとと
もに、前記プリント板20を洗浄する洗浄液が流通する流
通穴1が前記位置決め穴5の一部から他方の面に貫通す
る形で形成されてなる治具本体15と、前記位置決め穴5
の中に位置決めされたチップ部品4を該治具本体15に接
着すると共に前記洗浄液によって溶融する接着剤3と、
からなるものである。なお、この接着剤3は、大気に触
れている時や半田付けの熱では溶融せず、プリント板20
の洗浄液に触れた時にのみ溶融する性質のもの(洗浄液
がアルコール系である場合は共重合ナイロン)が使用さ
れる。
以下本考案による実装治具の動作を工程順序に従って説
明する。
明する。
.位置決め穴5の底部に接着剤3を塗布する。
.位置決め穴5内にチップ部品4を挿入する。
これによってチップ部品4は位置決め穴5内において接
着剤3で保持される形となる。
着剤3で保持される形となる。
.治具本体15を矢印方向に移動させてチップ部品4の
半田メッキ部4aをプリント板20上に設けられたパッド10
上に位置決めする。
半田メッキ部4aをプリント板20上に設けられたパッド10
上に位置決めする。
.プリント板20を加熱してパッド10上の半田ペースト
11を溶融させる。これによってチップ部品4の半田メッ
キ部4aとプリント板20のパッド10とは半田付けされる。
11を溶融させる。これによってチップ部品4の半田メッ
キ部4aとプリント板20のパッド10とは半田付けされる。
.チップ部品4の実装が終了すると、治具本体15とプ
リント板20とを図示しない洗浄槽に浸漬する。これによ
って図示しない洗浄液が治具本体の流通穴1から流入し
て接着剤3を溶解する。
リント板20とを図示しない洗浄槽に浸漬する。これによ
って図示しない洗浄液が治具本体の流通穴1から流入し
て接着剤3を溶解する。
.接着剤3が溶解することによって治具本体15はチッ
プ部品4から離脱する。こうしてチップ部品4のプリン
ト板20に対する実装が終了する。
プ部品4から離脱する。こうしてチップ部品4のプリン
ト板20に対する実装が終了する。
なお、上記実施例は、位置決め穴5と流通穴1とが一対
だけ設けられている場合について述べたが、通常これら
はプリント板20上に実装されるチップ部品4の数やその
配置に対応して複数対設ける。
だけ設けられている場合について述べたが、通常これら
はプリント板20上に実装されるチップ部品4の数やその
配置に対応して複数対設ける。
以上の説明から明らかなように本考案によれば、実装工
程中に実装される部品が位置ズレを起こしたり,或いは
浮きを生じるといったことが無いので、部品実装作業の
信頼性が向上する上、作業が著しく容易化される、とい
う顕著な工業的効果がある。
程中に実装される部品が位置ズレを起こしたり,或いは
浮きを生じるといったことが無いので、部品実装作業の
信頼性が向上する上、作業が著しく容易化される、とい
う顕著な工業的効果がある。
第1図(a)と(b)は本考案の一実施例を示す要部側
断面図、 第2図(a)と(b)は従来のチップ部品の実装方法を
示す要部斜視図である。 図中、1は流通穴、 3は接着剤(接着手段)、 4はチップ部品、 4aは半田メッキ部、 5は位置決め穴、 10はパッド、 11は半田ペースト、 15は治具本体、 20はプリント板、 をそれぞれ示す。
断面図、 第2図(a)と(b)は従来のチップ部品の実装方法を
示す要部斜視図である。 図中、1は流通穴、 3は接着剤(接着手段)、 4はチップ部品、 4aは半田メッキ部、 5は位置決め穴、 10はパッド、 11は半田ペースト、 15は治具本体、 20はプリント板、 をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【請求項1】チップ部品(4)をプリント板(20)に半
田付け実装する際に用いる実装治具であって、 前記チップ部品(4)を遊嵌状態で保持する位置決め穴
(5)がその一方の面側に形成され、かつ前記プリント
板(20)を洗浄する洗浄液が流通する流通穴(1)が前
記位置決め穴(5)の一部から他方の面側に貫通する形
で形成されてなる治具本体(15)と、 前記位置決め穴(5)内に位置決めされた前記チップ部
品(4)と該治具本体(15)とを接合するとともに、前
記洗浄液によって溶融するチップ部品(4)の接着手段
(3)と、 によって構成されてなることを特徴とするチップ部品の
実装治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987190104U JPH0638480Y2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | チップ部品の実装治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987190104U JPH0638480Y2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | チップ部品の実装治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0193800U JPH0193800U (ja) | 1989-06-20 |
JPH0638480Y2 true JPH0638480Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=31481100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987190104U Expired - Lifetime JPH0638480Y2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | チップ部品の実装治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638480Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943312Y2 (ja) * | 1979-08-03 | 1984-12-21 | ティーディーケイ株式会社 | 吸着盤駆動機構 |
-
1987
- 1987-12-14 JP JP1987190104U patent/JPH0638480Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0193800U (ja) | 1989-06-20 |
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